代木大和
読売ジャイアンツ | |
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2023年3月11日 京セラドーム大阪 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛媛県四国中央市 |
生年月日 | 2003年9月8日(21歳) |
身長 体重 |
184 cm 92 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2021年 ドラフト6位 |
初出場 | 2023年4月4日 |
年俸 | 630万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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代木 大和(しろき やまと、2003年9月8日 - )は、愛媛県四国中央市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]四国中央市立南小学校1年生の時に軟式野球を始め、四国中央市立川之江南中学校では硬式野球のクラブチームである川之江ボーイズに所属した。
その後明徳義塾高等学校に進学。チームは1年夏に第101回全国高等学校野球選手権大会に出場したが、自身はベンチ外であった。2年時は新型コロナウイルスの影響により公式戦が全て中止となったが、2020年甲子園高校野球交流試合で登板した[2]。同年秋からエースとなり、3年春の第93回選抜高等学校野球大会に出場。仙台育英との1回戦で先発して8回1失点と好投したが、援護がなく敗れた[3]。同年夏の高知大会決勝で高知と対戦し、森木大智に投げ勝ち優勝[4]。第103回全国高等学校野球選手権大会への出場を決めた。同大会では県立岐阜商業との1回戦で先発して6回途中1失点、風間球打擁するノースアジア大明桜との2回戦では5回途中1失点。松商学園との3回戦では2回にソロ本塁打を放ち、投げても3安打完封と投打に活躍した[5]。智辯学園との準々決勝では一塁手として先発出場し、同点の9回表に2試合連続となる勝ち越しのソロ本塁打を放ったが、登板がないままその裏に逆転サヨナラ負けを喫した[6]。
その後、2021年9月15日にプロ志望届を提出[7]。10月11日に行われたドラフト会議にて、読売ジャイアンツから6位指名を受けた[8]。11月17日に契約金3000万円、年俸540万円で仮契約した(金額は推定)[9]。背番号は68[10]。
巨人時代
[編集]2022年は、二軍で4試合に登板し、0勝2敗、防御率5.59を記録[11]。11月25日、10万円増となる推定年俸550万円で契約を更改した[11]。
2023年は10代の投手として球団22年ぶりに開幕一軍を勝ち取った[12]。4月4日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えた[13]。5月17日に登録抹消されるまでに13試合に登板し、0勝0敗、防御率5.40を記録していたが[14]、8月11日に左肘関節鏡視下クリーニング術を受けたことが発表され、シーズンを終えた[15]。11月9日、180万増となる推定年俸730万円で契約を更改した[16]。
2024年、春季キャンプ中の2月21日にライブBP(実戦形式の打撃練習)で左腕に違和感を感じ途中降板し、キャンプを離脱[17]。4月11日に左肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けたことが発表された[18]。9月30日にこの年限りで自由契約となることが発表され[19]、育成選手として再契約する方針であることが報じられた[20]。11月21日に契約更改に臨み[21]、育成再契約を結んだ[22][23]。
選手としての特徴・人物
[編集]ストレートの最速は143km/hであるが、高校時代の監督である馬淵史郎から伝授されたカットボール[12]や、投げ込みで培った制球力などゲームメーク力が光る[24]。
「代木」という名字は珍しく、全国に約50名ほどしかいない[24]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2023 | 巨人 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 76 | 16.2 | 23 | 2 | 6 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 10 | 10 | 5.40 | 1.74 |
通算:1年 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 76 | 16.2 | 23 | 2 | 6 | 0 | 2 | 15 | 0 | 0 | 10 | 10 | 5.40 | 1.74 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | 巨人 | 13 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 13 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2023年4月4日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦(横浜スタジアム)、9回裏に5番手で救援登板・完了、1回無失点[25]
- 初奪三振:2023年4月7日、対広島東洋カープ1回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回裏にマット・デビッドソンから空振り三振
- 打撃記録
- 初打席・初安打:2023年4月16日、対中日ドラゴンズ6回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、5回表に鈴木博志から左前安打[26]
背番号
[編集]- 68(2022年 - 2024年)
登場曲
[編集]- 「GO HARD」TWICE(2023年 - )
脚注
[編集]- ^ 「巨人 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月22日閲覧。
- ^ 「一球速報」『baseball.omyutech.com』。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「仙台育英・伊藤19人斬りで辛勝「これが馬淵監督」」『日刊スポーツ』2021年3月19日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「決勝敗退泣き叫ぶ 高知の154キロ右腕・森木 甲子園届かず」『デイリースポーツ』2021年7月28日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「【甲子園】明徳義塾・代木大和が3安打完封 高知県勢最多春夏62勝」『スポーツ報知』2021年8月25日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「【甲子園】明徳義塾 9回に代木大和が勝ち越し本塁打もサヨナラ負け」『スポーツ報知』2021年8月27日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「今夏甲子園出場の明徳義塾・代木大和投手ら8人プロ志望届 合計113人」『日刊スポーツ』2021年9月16日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】巨人6位指名で明徳義塾・代木大和「制球力魅力の大型左腕」」『日刊スポーツ』2021年10月11日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「【巨人】ドラフト6位の明徳義塾・代木大和が仮契約「球界を代表するような投手になりたい」」『スポーツ報知』2021年11月17日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「【巨人】ドラ2山田龍聖は「28」、ドラ3赤星優志は「31」新入団17選手の背番号が発表」『スポーツ報知』2021年12月8日。2021年12月10日閲覧。
- ^ a b 「【巨人】代木大和10万円増 来季は飛躍の1年へ「まずは初勝利を目標にやっていきたい」」『日刊スポーツ』2022年11月25日。2024年1月6日閲覧。
- ^ a b 「大きな財産になる1軍での奮闘 2年目左腕・代木の成長が楽しみ」『スポニチ Sponichi Annex』2023年5月20日。2024年1月6日閲覧。
- ^ 「【巨人】高卒2年目の代木大和 プロ初登板は無失点も「あのフォアボールが僕の課題」とどん欲さ見せる」『日テレNEWS』2023年4月5日。2024年1月6日閲覧。
- ^ 「【巨人】 代木大和、術後初めて捕手を座らせて初ブルペン「順調にきています」8月に左肘のクリーニング手術」『スポーツ報知』2023年11月14日。2024年1月6日閲覧。
- ^ 「【巨人】2年目左腕の代木大和、左肘関節鏡視下クリーニング術で今季絶望」『日刊スポーツ』2023年8月11日。2024年1月6日閲覧。
- ^ 「【巨人】代木大和が180万円アップで更改「呼ばれた場所でしっかり活躍できるように」」『日刊スポーツ』2023年11月9日。2024年1月6日閲覧。
- ^ 「【巨人】代木大和が故障班合流 21日にライブBPを途中降板」『スポーツ報知』2024年2月24日。2024年4月11日閲覧。
- ^ 「【巨人】代木大和が左肘トミー・ジョン手術」『スポーツ報知』2024年4月11日。2024年4月11日閲覧。
- ^ 「来季の契約について」『読売巨人軍公式サイト』2024年9月30日。2024年9月30日閲覧。
- ^ 「巨人、菊田拡和ら8人に戦力外通告 石田隼都&代木大和は自由契約」『サンスポ』2024年9月30日。2024年10月12日閲覧。
- ^ 「丸選手、オコエ選手、山﨑伊投手、平内投手ら15名が契約更改」『読売巨人軍公式サイト』2024年11月21日。2024年11月23日閲覧。
- ^ 「入退団情報 - プロ野球」『スポーツナビ』。2024年11月28日閲覧。
- ^ 「【巨人】2024年契約更改一覧」『スポーツ報知』2024年11月2日。2024年11月28日閲覧。
- ^ a b 「全国に50人の珍名左腕巨人6位「代木」仮契約 投球術など積極的聞き込み」『日刊スポーツ』2021年11月17日。2021年12月10日閲覧。
- ^ 「【巨人】19歳代木大和が1軍デビューで1回無失点の好投 原監督「堂々とオープン戦通りの投球」」『スポーツ報知』2023年4月4日。2023年4月4日閲覧。
- ^ 「【巨人】19歳左腕の代木大和が二刀流の活躍 プロ初打席の初球で初安打 明徳義塾で通算11発」『日刊スポーツ』2023年4月16日。2023年4月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 代木大和 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手プロフィール - 読売ジャイアンツ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE