吉川大幾

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吉川 大幾
読売ジャイアンツ #68
Yoshikawa daiki.jpg
中日時代(2013年)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府大阪市天王寺区
生年月日 (1992-08-21) 1992年8月21日(25歳)
身長
体重
176 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 二塁手三塁手遊撃手外野手
プロ入り 2010年 ドラフト2位
初出場 2012年9月13日
年俸 1,360万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

吉川 大幾(よしかわ だいき、1992年8月21日 - )は、読売ジャイアンツに所属するプロ野球選手内野手)。大阪府大阪市天王寺区出身。

経歴[編集]

小学校からソフトボールを始め、6年時に助っ人として野球の試合に出場し、中学ではナガセタイガースボーイズに所属し投手遊撃手として野球をプレー。

PL学園高等学校進学後は1年秋から1番・中堅手のポジションを獲得し、2年夏には大阪大会で1大会5本塁打をマーク、2年春夏の甲子園出場に貢献。2年秋からは主将に就任し、遊撃手に転向。

2010年のドラフト会議中日ドラゴンズから2位指名を受け入団。背番号は同じPL学園の先輩で同じ内野手で尚且つ憧れの人物でもある立浪和義が付けていた3を継承することとなった[2]

ルーキーイヤーである2011年から春季キャンプを一軍練習地である北谷公園野球場で経験。辻発彦総合コーチから「高校時代の俺よりも上手い」と言われていた。ファームでは遊撃手としてプレーしたが、126打席で打率.190と苦しんだ。フェニックスリーグからは二塁手にも挑戦する。

2012年からはスイッチヒッターに挑戦する。7月12日には投打を「右投げ右打ち」から「右投げ両打ち」に変更し、セントラル・リーグに届け出たと発表された。9月11日に一軍初昇格。9月13日横浜DeNAベイスターズ戦で代打としてプロ初出場を果たし、篠原貴行から勝ち越し左前適時打を放ってプロ初打席で初安打と初打点をマークした。

中日時代は打てなさ過ぎた上に立浪の番号を付けていたため、試合中には「立浪の番号返せ」と観客席から辛辣なヤジが飛んで来たことがあった[3]

2014年10月30日に球団(落合GM)から戦力外通告を受けた[4]。「練習態度が悪かった事などが谷繁元信兼任監督の逆鱗に触れ、中日をクビになった」とも囁かれたが、東京スポーツのインタビューに対しては「気を抜いてやったことは一切ないです」などと、これを否定する発言をしている[5]。尚、吉川は戦力外通告を受けるとは思っていなかったため、落合からは打撃指導をして貰えるための呼び出しだと思っていた事をバース・デイで告白している[3]。その後11月14日読売ジャイアンツと契約を結んだ。年俸550万円で、背番号は68[6]

2015年は、8月4日のヤクルト戦で腰痛で欠場した坂本勇人の代役ショートとしてスタメン出場し適時打を放ちヒーローインタビューを受け[7]。また同月14日には古巣中日戦でも適時打を放つなど自己最多の47試合に出場した。

2016年は、前年をさらに上回る50試合に出場したが、ほとんどが守備固めや代走での出場だった。

2017年は、ルーキーイヤー以来6年ぶりに一軍出場がなかった。二軍では82試合に出場し打率.238、1本塁打20打点12盗塁だった。

選手としての特徴[編集]

50メートル走5秒9の俊足、遠投115メートルの強肩を武器とし、バッティングでは抜群のリストの強さを誇る[8]バランスのとれた素材。長打力もあり、打球を広角に打ち分ける技術を持ち、中日時代には将来の立浪2世と呼ばれていた[9]

高めの球に強いハイボールヒッター[10]で、中学3年時に野球塾で個別指導を受けた村上隆行からは「インハイを打てるバッターになれ」と言われていた[11]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2012 中日 3 2 2 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .500 .500 .500 1.000
2013 15 15 12 4 3 0 0 0 3 0 1 0 3 0 0 0 0 5 0 .250 .250 .250 .500
2014 16 17 14 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 1 0 0 2 0 .000 .067 .000 .067
2015 巨人 47 60 56 11 14 5 1 0 21 4 3 0 2 0 2 0 0 15 1 .250 .276 .375 .651
2016 50 56 51 7 9 0 0 0 9 1 1 2 2 0 3 0 0 14 0 .176 .222 .176 .398
NPB:5年 131 150 135 24 27 5 1 0 34 6 5 2 9 0 6 0 0 37 1 .200 .234 .252 .486
  • 2017年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]


二塁 三塁 遊撃 外野
















































2013 7 8 10 0 3 1.000 - 2 1 2 0 0 1.000 2 1 0 0 0 1.000
2014 9 7 7 0 1 1.000 - 5 1 10 0 4 1.000 -
2015 17 12 24 1 5 .973 26 7 24 2 3 .939 2 4 8 0 1 1.000 -
2016 12 17 33 2 7 .962 24 4 10 0 1 1.000 8 0 9 0 1 1.000 -
通算 45 44 84 3 16 .977 50 11 34 2 4 .957 17 6 29 0 6 1.000 2 1 0 0 0 1.000
  • 2017年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 3 (2011年 - 2014年)
  • 68 (2015年 - )

登場曲[編集]

  • 「Break Free ft. Zedd」Ariana Grande(2015年 - 2016年)
  • 「おまえに。」ハジ→(2016年)
  • 「Yell」 AAA(2017年-)

脚注[編集]

  1. ^ 巨人 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2016年12月1日閲覧。
  2. ^ 中日D2・吉川、背番号「3」継承に緊張”. 2010年12月13日閲覧。SANSPO.COM
  3. ^ a b http://news.livedoor.com/article/detail/10586008/
  4. ^ 来季の契約について中日球団公式サイト2014年10月30日配信
  5. ^ 巨人入り吉川を直撃 練習態度悪くてクビは本当か?「一度ついたイメージ変えられなかった」 - 東京スポーツ(2014年11月12日 14時00分)
  6. ^ 【巨人】吉川、背番「68」目指すぞ尚広「見て盗む」Yahoo!ニュース2014年11月15日配信
  7. ^ 坂本代役の吉川大当たり打「引け取らない」原監督 日刊スポーツ2015年8月5日配信
  8. ^ 2010ドラフト 有力候補選手一挙紹介 『アマチュア野球』第29号、日刊スポーツ出版社、2010年、雑誌66835-98、22-23項。
  9. ^ ドラフト会議速報 Vol.2”. 2010年10月29日閲覧。中日ドラゴンズ 公式サイト
  10. ^ 大阪No.1野手はオレだ!『アマチュア野球』第29号、日刊スポーツ出版社、2010年、雑誌66835-98、64-67項。
  11. ^ 吉川大機の打撃理論 『野球小僧』8月号増刊 『高校野球小僧』2010年夏号、白夜書房、雑誌18802-8、124-129項。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]