鈴木康平

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K-鈴木(鈴木 康平)
オリックス・バファローズ #30
K-suzuki(30).jpg
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県鎌ケ谷市
生年月日 (1994-01-21) 1994年1月21日(28歳)
身長
体重
186 cm
92 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2017年 ドラフト2位
初出場 2018年5月19日
年俸 1700万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

K-鈴木(ケイ・すずき)こと鈴木 康平(すずき こうへい[2]1994年1月21日 - )は、千葉県鎌ケ谷市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学生時代に鎌ヶ谷ライオンズへ所属、6年時に主将を務めた。中学生時代には陸上部で活動するかたわら、鎌ヶ谷シニアで野球を続けた。

千葉明徳高校への進学後は、2年の春からベンチ入りを果たした。3年夏の千葉県大会では2回戦で強豪・専大松戸と対戦。上沢直之と投げ合い、延長11回を終えても6-6と決着がつかず、大会規定により引き分け再試合になった。翌日の再試合にも先発で登板する(上沢はこの日2番手でリリーフ登板)が、2-5で敗北した。在学中の全国大会出場はなかった。卒業後に地元の国際武道大学へ進学。千葉県大学野球のリーグ戦で、通算16勝を挙げた。4年春に最多奪三振、秋は最多勝[3]。大学卒業後に日立製作所へ入社すると、入社1年目から日本選手権大会で登板。翌年に催された第88回都市対抗野球大会でも、チームの本大会出場に貢献した。

2017年のNPBドラフト会議で、オリックス・バファローズから2巡目で指名[4]。契約金8,000万円、年俸1,200万円(金額は推定)というで入団した[5]。背番号は30。チームには名前が全く同じ読みの鈴木昂平(すずきこうへい)が在籍するため、球団は「K-鈴木」という登録名にすることを球団から打診された。"K"は名前のローマ字表記(Kohei)の頭文字に由来しているが、自身が「こだわっている」という三振の略称にも当たることから、この打診を快諾した[6][7]

オリックス時代[編集]

2018年は春季キャンプを一軍で過ごすも[8]公式戦の開幕は二軍で迎えた。5月15日に一軍初昇格を果たすと[9]同19日の埼玉西武ライオンズ戦の8回表に救援投手としてプロ初登板。1回を無失点に抑えたものの2四球が絡んで2死満塁のピンチをつくるなど制球に苦しみ[10]、翌20日に登録抹消。7月12日のフレッシュオールスターゲームでは7回表に登板し、1イニングを無失点に抑えた[11]。7月21日に一軍へ再昇格するも[12]同28日に登録抹消、その後二軍で先発調整となり8月21日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦でプロ初先発[13]。4回4失点で勝敗はつかず[14]、翌22日にこの年3度目の登録抹消。9月29日に中継ぎとして一軍登録されたが[15]、ルーキーイヤーは一軍で4試合(1先発)の登板に終わった。ウエスタン・リーグ公式戦では26試合の登板で3勝4敗(1完投)・防御率2.85をマーク。前半戦に救援、後半戦に先発で実戦経験を積み[16]、通算投球イニング88回1/3でリーグ2位の79奪三振を記録した[17]。シーズン終了後に参加したフェニックスリーグでは10月19日の試合に先発すると、KBOハンファ・イーグルス打線を相手に6回を無安打無失点、9奪三振と好投[18]。秋季キャンプをはさんで参加した台湾でのアジアウインターリーグでも、NPBウエスタン・リーグ選抜チームの一員として、通算3試合の登板(2試合の先発)で防御率1.15を記録した[19]

2019年は開幕ローテーション入りを目指したが[20]二軍でシーズンをスタート。二軍戦5試合の登板で防御率0.77と結果を残し、4月28日の西武戦でシーズン初登板初先発[21]。7回118球、5安打5奪三振無失点と力投するも救援陣が逆転を許しプロ初勝利とはならず[22]、5月11日の楽天戦でも7回無失点と好投した直後に救援陣が逆転を許し、なかなか勝ち星に恵まれなかった[23]。シーズン4試合目の先発登板となった5月18日の西武戦でようやくプロ初勝利を挙げた[24]。この年は19試合全てに先発登板し、4勝6敗・防御率4.31を記録。102回1/3の投球回数はチーム内では山岡泰輔山本由伸に次いで3番目に多く、オフに1,300万円増となる推定年俸2,200万円で契約を更改[25]。更改後の記者会見では、鈴木昂平が戦力外通告を経て二軍野手コーチ補佐に転身する2020年以降もK-鈴木という登録名の使用を続けることを発表した[26]

2020年は開幕ローテーション入りを果たしたが[27]、6月24日の千葉ロッテマリーンズ戦で3回5失点と結果を残せず[28]、翌25日に登録抹消となり1試合で先発ローテーションを外れた。7月9日に中継ぎとして一軍に再登録されるも[29]同18日に抹消。田嶋大樹が発熱による体調不良で先発を回避すると代役として8月8日のロッテ戦で先発を務めたが[30]、4回途中7失点でノックアウトを喫し[31]、再び二軍でリリーフ調整となった。11月3日に一軍登録され[32]、翌4日の楽天戦でプロ初ホールドを記録したものの、この年は8試合(2先発)の登板に留まり、オフに550万円減となる推定年俸1,650万円で契約を更改した[33]

2021年は中継ぎとして4月23日に一軍登録されると[34]、5月15日の楽天戦でプロ初セーブを挙げた[35]。五輪による中断期間を経て後半戦の開幕は二軍スタートとなったが、9月7日に一軍再昇格を果たした[36]。再昇格後はホールドが付かない場面での登板が中心となったが[37]、この年は救援一本に絞り、レギュラーシーズンでは自己最多の34試合に登板し、1勝0敗2ホールド2セーブ・防御率3.03を記録[38]。ポストシーズンでもメンバー入りを果たし、日本シリーズでは1試合に登板し、1イニングを三者連続三振に抑える好投を見せた[39]。オフに500万円増となる推定年俸2,150万円で契約を更改した[40]

選手としての特徴・人物[編集]

力強いストレートを武器としており、社会人時代の最速は154km/h[5]、プロ入り後は2021年5月25日の横浜DeNAベイスターズ戦、7回の先頭打者伊藤光への5球目で158km/hを計測している[41]。変化球はカーブスライダーカットボールフォークを操る[42][43]

愛称は「K[44]

2020年1月、神奈川県出身で国際武道大の後輩である1歳年下の一般女性と結婚した[45]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2018 オリックス 4 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 42 7.1 11 3 9 0 0 2 0 0 9 7 8.59 2.73
2019 19 19 0 0 0 4 6 0 0 .400 451 102.1 100 15 49 0 3 88 4 0 56 49 4.31 1.46
2020 8 2 0 0 0 0 2 0 1 .000 78 13.2 23 4 14 0 1 10 0 0 17 16 10.54 2.71
2021 34 0 0 0 0 1 0 2 2 1.000 164 38.2 34 2 14 0 1 28 3 0 15 13 3.03 1.24
2022 14 0 0 0 0 0 1 0 2 .000 51 12.0 12 3 3 0 0 13 2 0 9 9 6.75 1.25
通算:5年 79 22 0 0 0 5 9 2 5 .357 786 174.0 180 27 89 0 5 141 9 0 106 94 4.86 1.55
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2018 オリックス 4 1 1 0 0 1.000
2019 19 5 10 0 2 1.000
2020 8 2 2 0 0 1.000
2021 34 3 2 0 0 1.000
2022 14 1 1 0 0 1.000
通算 79 12 16 0 2 1.000
  • 2022年度シーズン終了時

記録[編集]

初記録
投手記録
  • 初登板:2018年5月19日、対埼玉西武ライオンズ7回戦(ほっともっとフィールド神戸)、8回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初奪三振:同上、8回表に金子侑司から空振り三振
  • 初先発登板:2018年8月21日、対東北楽天ゴールデンイーグルス18回戦(楽天生命パーク宮城)、4回4失点で勝敗つかず
  • 初勝利・初先発勝利:2019年5月18日、対埼玉西武ライオンズ8回戦(京セラドーム大阪)、5回2/3を3被安打1失点
  • 初ホールド:2020年11月4日、対東北楽天ゴールデンイーグルス23回戦(京セラドーム大阪)、7回表に4番手で救援登板、1回無失点
  • 初セーブ:2021年5月15日、対東北楽天ゴールデンイーグルス7回戦(ほっともっとフィールド神戸)、9回表1死に7番手で救援登板・完了、2/3回無失点
打撃記録

背番号[編集]

  • 30(2018年 - )

登録名[編集]

  • K-鈴木(けいすずき、2018年 - )

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2022年11月17日閲覧。
  2. ^ https://www.buffaloes.co.jp/team/player/detail/2021_30.html 球団公式ページ選手名鑑の"ふりがな"欄には「けいすずき(すずき こうへい)」と表記されている。
  3. ^ 週刊ベースボール増刊 大学野球2015各季リーグ戦決算号 ベースボールマガジン社
  4. ^ “オリックス2位は日立製作所・鈴木康平”. 日刊スポーツ. (2017年10月26日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710250000044.html 2018年2月10日閲覧。 
  5. ^ a b “オリックス2位鈴木康平が仮契約「結果を出したい」”. 日刊スポーツ. (2017年11月15日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711150000566.html 2018年2月10日閲覧。 
  6. ^ “オリックス・ドラフト2位鈴木、登録名「K-鈴木」へ 三振にこだわり、160キロ出す”. デイリースポーツ online. (2017年11月16日). https://www.daily.co.jp/baseball/2017/11/16/0010736427.shtml 2019年5月6日閲覧。 
  7. ^ “オリックスD2・鈴木、登録名「K-鈴木」だ!ファン感で公表”. サンケイスポーツ. (2017年11月27日). https://www.sanspo.com/article/20171127-PPQJ32DO4FMNPKOMXZICIQFIDU/ 2019年5月6日閲覧。 
  8. ^ “オリックスがキャンプ組み分け発表 ドラフト1位田嶋ら新人4人が1軍スタート”. Full-Count. (2018年1月27日). https://full-count.jp/2018/01/27/post104213/ 2019年2月4日閲覧。 
  9. ^ 中日岡田、日本ハム近藤ら登録/15日公示”. 日刊スポーツ (2018年5月15日). 2021年10月6日閲覧。
  10. ^ オリックスK鈴木0封も…悔し満塁ホロ苦デビュー”. 日刊スポーツ (2018年5月19日). 2021年10月6日閲覧。
  11. ^ 2018年7月12日(木)弘前 【フレッシュオールスターゲーム】 ウエスタン・リーグ vsイースタン・リーグ投打成績 NPB日本野球機構
  12. ^ オリックス沢田が右内腹斜筋損傷、1年目K鈴木昇格”. 日刊スポーツ (2018年7月21日). 2021年10月6日閲覧。
  13. ^ オリックスK鈴木21日プロ初先発「緊張感ない」”. 日刊スポーツ (2018年8月20日). 2021年10月6日閲覧。
  14. ^ オリックスK鈴木、プロ初先発は4回4失点KO”. 日刊スポーツ (2018年8月21日). 2021年10月6日閲覧。
  15. ^ 中日浅尾、野本ら登録、阪神糸井ら抹消/29日公示”. 日刊スポーツ (2018年9月29日). 2021年10月6日閲覧。
  16. ^ “オリックスのドラフト2位ルーキーK-鈴木の現在地 悔しい1年目とアジアWLへの決意”. Full-Count. (2018年11月22日). https://full-count.jp/2018/11/22/post253485/ 2019年2月4日閲覧。 
  17. ^ 2018年度 ウエスタン・リーグ リーダーズ(投手部門)奪三振NPB日本野球機構
  18. ^ “オリックスK-鈴木圧巻6回0封9K「勝負できた」”. 日刊スポーツ. (2018年10月19日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810190000701.html 2019年2月4日閲覧。 
  19. ^ “盤石の梅野雄吾(ヤクルト)に復活の今永昇太(DeNA)。ウインターリーグで躍動した若手投手たち”. 週刊野球太郎. (2019年1月14日). https://yakyutaro.jp/r.php?hash=1Ihux 2019年2月4日閲覧。 
  20. ^ オリックスK-鈴木「今年はマジで」先発ローテ入り”. 日刊スポーツ (2019年1月20日). 2021年10月6日閲覧。
  21. ^ “オリックスK-鈴木が一軍昇格、28日西武戦先発へ”. 日刊スポーツ. (2019年4月25日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201904250001011.html 2019年11月6日閲覧。 
  22. ^ 西武、4連勝で貯金1 オリは救援陣が1回6四球、K-鈴木のプロ初勝利消える”. ベースボールキング (2019年4月28日). 2021年10月6日閲覧。
  23. ^ オリK-鈴木、また7回零封の快投降板後にプロ初勝利消滅…救援陣が逆転許す”. Full-Count (2019年5月11日). 2021年10月6日閲覧。
  24. ^ “K-鈴木プロ1勝、好投実らずオーナー激怒の過去も”. 日刊スポーツ. (2019年5月18日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201905180000930.html 2019年11月6日閲覧。 
  25. ^ オリックスK鈴木1300万増も「ふがいない1年」”. 日刊スポーツ (2019年12月5日). 2021年10月6日閲覧。
  26. ^ “オリックスK-鈴木「そのままで」登録名変えず勝負”. 日刊スポーツ. (2019年12月5日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201912050000670.html 2019年12月5日閲覧。 
  27. ^ オリックス開幕は山岡、2戦目は田嶋、3戦目に山本”. 日刊スポーツ (2020年6月12日). 2021年10月6日閲覧。
  28. ^ オリックス西村監督「球数多い」先発K-鈴木に苦言”. 日刊スポーツ (2020年6月24日). 2021年10月6日閲覧。
  29. ^ ソフトバンク岩崎、DeNA高城ら抹消/9日公示”. 日刊スポーツ (2020年7月9日). 2021年10月6日閲覧。
  30. ^ オリックスK鈴木がロッテに雪辱を誓う 6月にKO”. 日刊スポーツ (2020年8月7日). 2021年10月6日閲覧。
  31. ^ オリックスK-鈴木、4回持たず降板「申し訳ない」”. 日刊スポーツ (2020年8月8日). 2021年10月6日閲覧。
  32. ^ 3日の公示 オリは初昇格のドラ2紅林弘太郎ら大量6人を登録、中日は根尾ら3人登録”. Full-Count (2020年11月3日). 2021年10月6日閲覧。
  33. ^ オリックスK-鈴木 550万円減「悔しい気持ち」”. 日刊スポーツ (2020年12月7日). 2021年10月6日閲覧。
  34. ^ オリックス宮城大弥が急性胃腸炎で出場登録抹消、代役K-鈴木が今季初昇格”. 日刊スポーツ (2021年4月23日). 2021年10月6日閲覧。
  35. ^ オリックス ピンチで若手ブルペン陣躍動 K―鈴木がプロ初セーブ、8回村西も好投”. Sponichi Annex (2021年5月16日). 2021年10月6日閲覧。
  36. ^ DeNAが宮国椋丞を登録 ヤクルトは奥川恭伸を登録/7日公示”. 日刊スポーツ (2021年9月7日). 2021年10月6日閲覧。
  37. ^ オリ救援陣が奮闘 無失点リレーで白星呼び込む 2番手・K―鈴木が流れ呼び込む今季初勝利”. Sponichi Annex (2021年10月8日). 2021年12月15日閲覧。
  38. ^ 【2021主力選手通信簿|オリックス】投手“五冠“を達成した山本以外にも宮城、宗ら若手が台頭!<SLUGGER>”. THE DIGEST (2021年12月7日). 2021年12月15日閲覧。
  39. ^ 上沢直之と並ぶ11年度の千葉を代表する大型右腕・鈴木康平が日本シリーズ初登板”. 高校野球ドットコム (2021年11月23日). 2021年12月15日閲覧。
  40. ^ 【オリックス】K-鈴木は500万増の2150万円 来季は「ホールド最低30を」抑えもやりたい”. 中日スポーツ (2021年12月15日). 2021年12月15日閲覧。
  41. ^ 2021年5月25日 DeNA vs オリックス 一球速報 : スポーツ報知”. スポーツ報知 (2021年5月25日). 2021年10月6日閲覧。
  42. ^ オリックスK-鈴木家族の前で7回0封も白星ならず”. 日刊スポーツ (2019年4月28日). 2021年10月6日閲覧。
  43. ^ オリックス・K―鈴木 逆転開幕ローテーション入りへ猛アピール”. Sponichi Annex (2020年3月18日). 2021年10月6日閲覧。
  44. ^ 30 K-鈴木 選手名鑑2019|オリックス・バファローズ” (日本語). オリックス・バファローズ オフィシャルサイト. 2022年1月8日閲覧。
  45. ^ オリックスK鈴木、一般女性と結婚”. nikkansports.com (2020年1月27日). 2020年1月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]