泉圭輔
福岡ソフトバンクホークス #53 | |
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基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 石川県金沢市 |
生年月日 | 1997年3月2日(22歳) |
身長 体重 |
187 cm 82 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト6位 |
初出場 | 2019年4月16日 |
年俸 | 800万円 (2019年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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泉 圭輔(いずみ けいすけ、1997年3月2日 - )は、石川県金沢市出身[1]のプロ野球選手(投手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
目次
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
金沢市立三馬小学校3年生の時に「三馬クラブ」で軟式野球を始め、金沢市立清泉中学校では同校の軟式野球部に所属する[1]。
高校は石川県立金沢西高等学校に進学。1年生の夏からベンチ入りを果たす[2]。エースピッチャーとなった2年生の夏の第95回選手権石川大会[3]、2年生の秋の秋季石川大会のともに3回戦進出が最高で[4]、甲子園出場の経験は無い。3年生の夏の第96回選手権石川大会は、2回戦で遊学館高校に4対3で敗れる[5]。
大学は金沢星稜大学に進学。1年生の秋季リーグからベンチ入りし3勝を挙げる[2]。3年生の秋季リーグでは5勝をマークし、最多勝と敢闘賞を獲得する[2]。4年生の春季リーグ・対高岡法科大学戦において、完封勝利を挙げ注目される[6]。北陸大学リーグでは、通算で30試合に登板し、18勝5敗、防御率1.78の成績を残した[2]。
2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスからドラフト六巡目指名され[7]、11月11日、金沢市内のホテルにて入団交渉を行い、契約金4,000万円、年俸800万円(金額は推定)で契約合意に達し[8]、12月6日、福岡市内のホテルで入団発表会見が行われた[9]。
背番号は53。
プロ入り後[編集]
2019年、開幕一軍選手登録は果たせなかったが[10]、二軍公式戦(ウエスタン・リーグ)において4試合に登板で、1勝0敗、防御率0・00と結果を残し、4月16日に一軍昇格[11]。同日、ZOZOマリンスタジアムで行われた対ロッテ戦において、8回裏に3番手で登板し、打者3人に対し2つの奪三振を記録する好投で、一軍公式戦初登板を飾った[12]。
同年4月22日、東京ドームでの対オリックス戦において、プロ入り初勝利を飾った。
選手としての特徴[編集]
- 高校時代は最速140km/hのストレートだったが、大学入学後に投げ方が似ていると言われ、武田翔太の投球フォームを参考にし[13]、同時に下半身中心のウエイトトレーニングを行い、4年生の秋季リーグ戦で最速147km/hを計測する[1]。上記の一軍公式戦初登板の際に、プロ入り自己最速の149km/hを記録した[12]。2019年4月29日、対日本ハムファイターズ戦において151km/hを記録し自己最速を更新した[14]。
- 長身から投げ下ろすストレートは角度十分。多彩な変化球も器用に操るセンスも光る[15]。
人物[編集]
- 大学2年生まで野球の傍らで、すき家でアルバイトをしていた[1]。
- グラブには「Grab a chance」と刺繍を入れている。これは乃木坂46の12枚目シングル『太陽ノック』の歌詞である。[16]。
- 5歳のころアイドルに目覚め、モーニング娘。のライブに行く。小学校時代はAKB48に夢中になり、今は乃木坂46のファン。金沢星稜大時代は握手会のために関東、大阪、名古屋と全国を駆け回った。[14]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2019 | ソフトバンク | 14 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 80 | 18.1 | 17 | 1 | 8 | 0 | 1 | 18 | 0 | 1 | 5 | 4 | 1.96 | 1.36 |
通算:1年 | 14 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 80 | 18.1 | 17 | 1 | 8 | 0 | 1 | 18 | 0 | 1 | 5 | 4 | 1.96 | 1.36 |
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2019 | ソフトバンク | 14 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 14 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2019年度シーズン終了時
記録[編集]
- 投手記録
- 初登板:2019年4月16日、対千葉ロッテマリーンズ4回戦(ZOZOマリンスタジアム)、8回裏に3番手で救援登板・完了 1回無失点
- 初奪三振:同上、8回裏に加藤翔平から空振り三振
- 初勝利:2019年4月22日、対オリックス・バファローズ4回戦(東京ドーム)、6回裏に2番手で救援登板、2回無失点
- 初ホールド:2019年4月24日、対オリックス・バファローズ5回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、7回表に二番手で救援登板、2/3回無失点
- 初先発登板:2019年5月30日、対オリックス・バファローズ12回戦(京セラドーム大阪)、3回2失点で勝敗つかず
背番号[編集]
- 53 (2019年 - )
登場曲[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d “環境激変、全国無縁の147キロ右腕泉「プロ1本」”. 日刊スポーツ (2018年10月24日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ a b c d “選手データ 福岡ソフトバンクホークス 泉圭輔 プロフィール”. 週刊ベースボールONLINE. 2019年4月9日閲覧。
- ^ “第95回全国高校野球選手権石川大会 寺井―金沢西(3回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2013年7月21日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “秋季石川大会(2013年)遊学館―金沢西(3回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2013年9月22日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “第96回全国高校野球選手権石川大会 遊学館―金沢西(2回戦)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2014年7月17日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “金沢星稜大初のプロへ 北陸の長身右腕・泉「地方の意地見せたい」金沢星陵大・泉圭輔投手”. スポニチ Sponichi Annex (2018年10月24日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “ソフトB6位・泉、牛丼パワーで球速アップ? 素材型147キロ右腕”. 西日本スポーツ (2018年10月26日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “ソフトBドラ6泉圭輔、入団合意”. 西日本スポーツ (2018年11月12日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “2018/12/06(木) 選手 新入団会見レポ。1位甲斐野投手の背番号は20”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2018年12月6日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “1位甲斐野ら/ソフトバンク開幕1軍メンバー”. 日刊スポーツ (2019年3月28日). 2019年4月17日閲覧。
- ^ “ソフトバンク泉が初1軍昇格「フワフワしてますね」”. 日刊スポーツ (2019年4月16日). 2019年4月17日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク泉「むちゃくちゃ緊張」初登板1回0封”. 日刊スポーツ (2019年4月16日). 2019年4月17日閲覧。
- ^ “ソフトBドラ6泉「武田フォーム」を参考 球速7キロアップ”. 西日本スポーツ (2018年12月7日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ a b “ソフトBドラ6泉、強運星 平成ラストいただき!! 同点許した直後に勝ち越し”. 西日本スポーツ (2019年4月30日). 2019年4月30日閲覧。
- ^ “2018年ドラフト ソフトバンク指名選手一覧”. 西日本スポーツ (2018年10月23日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “ソフトBドラ6泉、座右の銘「Grab a chance」”. 西日本スポーツ (2019年1月19日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2019年4月9日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 個人年度別成績 泉圭輔 - NPB.jp 日本野球機構
- 53 泉 圭輔 選手名鑑 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
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