今村信貴

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今村 信貴
読売ジャイアンツ #45
Giants imamurara45.JPG
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府四條畷市
生年月日 (1994-03-15) 1994年3月15日(24歳)
身長
体重
180 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 ドラフト2位
初出場 2013年9月16日
年俸 2,600万円(2019年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

今村 信貴(いまむら のぶたか、1994年3月15日 - )は、大阪府四條畷市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。読売ジャイアンツ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学1年から投手として野球を始める。四條畷南中時代は、生駒シニアに所属。

太成学院大高等学校では、1年時の秋からエースとなる。2年時の秋に大阪大会ベスト8に進出し注目され、「近畿No.1左腕」の異名を取るようになる[2]。3年時の夏は、初戦の守口東高戦で5回参考ながらノーヒットノーランを達成。しかし、4回戦の金光大阪高戦で8回14安打7失点と打ち込まれ敗退[3]。夏の大会後も練習を続け、入学時に120km/h台だったストレートが149km/hまで伸びた[4]

2011年10月27日、プロ野球ドラフト会議で将来性を見込まれ、読売ジャイアンツから2位指名を受けた。

巨人時代[編集]

2012年イースタン・リーグで14試合に登板し、3勝1敗、防御率2.63[5]。8月30日のイースタン・リーグ、対北海道日本ハムファイターズ戦(読売ジャイアンツ球場)では2与四死球、1奪三振の内容でリーグ史上21人目のノーヒットノーランを達成[6]

2013年もファームで経験を積み、21試合登板で10勝3敗、防御率3.45。最優秀投手を獲得した[7]。9月16日に一軍初昇格すると、同日の対広島東洋カープ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で一軍初出場、初登板で初先発。5回6安打1失点で勝敗はつかなかった[8]。優勝決定の翌日、9月23日の対広島戦(東京ドーム)に先発し、6回7安打2失点の内容で、プロ入り初勝利をあげた[9]。なお、巨人で10代左腕投手の勝利は1938年川上哲治(18歳1ヶ月)・1939年中尾輝三(19歳3ヶ月)に次いで3人目[10]

2014年は主にシーズン前半に先発で2勝を挙げた。

2015年は1年目以来3年ぶりに一軍登板がなかった。

2016年は開幕からローテ入りし、5月までに2勝を挙げたものの5月7日の中日ドラゴンズ戦ではダヤン・ビシエドに一イニング2本のホームランを浴びるなど好不調の波が激しく、6月11日の福岡ソフトバンクホークス戦で4回途中7失点と打ち込まれ翌12日に二軍落ちした。8月に一軍復帰し、8月18日の中日戦でプロ初の2桁奪三振を奪うなどしたものの、3勝4敗、防御率も5.59だった。

2017年はシーズンのほとんどを二軍で過ごし、イースタンリーグでは最多勝(9勝)、最多奪三振(92)、最高勝率(.692)の三冠に輝き(防御率は吉田侑樹に次ぐ2位)[11]力は見せたものの、一軍登板は3試合に終わった。11月25日から台湾で開催されるアジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBイースタン選抜に選出される[12]

2018年はシーズン当初は二軍スタートだったものの、一軍の先発に抜擢され、楽天戦で2年ぶりの白星をマーク。8月5日の中日戦では自身初の完封勝利を挙げた。シーズンでは自己最多の6勝をマークし、ヤクルトとのクライマックスシリーズでは初戦の先発に抜擢された。[13]

選手としての特徴[編集]

球持ちがよくキレのある[14]最速149kmのストレート[15]、80km/h台の超スローカーブで緩急をつけ[16]シンカー気味に落ちるフォークを決め球とする[17]。本人は「僕はコントロールで生きていく投手」だとし、「スライダーチェンジアップでもう少し簡単にストライクをとれるようにしたい」と述べている[18]。入団時の山下哲治スカウト部長は「星野伸之のようなタイプ」と評した[19]

牽制球クイックモーションも評価が高い[20][21]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2013 巨人 3 3 0 0 0 1 1 0 0 .500 69 17.0 18 2 4 0 0 14 0 0 4 4 2.12 1.29
2014 13 5 0 0 0 2 1 0 1 .667 172 36.1 47 9 14 0 2 19 3 0 29 25 6.19 1.68
2016 16 14 0 0 0 3 4 0 0 .429 346 77.1 87 11 36 0 2 60 3 0 49 48 5.59 1.58
2017 3 1 0 0 0 0 2 0 0 .000 34 6.1 12 1 3 0 1 6 0 0 5 4 5.68 2.37
2018 13 13 1 1 1 6 2 0 0 .750 328 77.0 80 8 26 0 3 51 2 0 34 33 3.86 1.38
NPB:5年 48 36 1 1 1 12 10 0 1 .545 949 214.0 244 31 83 0 8 150 8 0 121 114 4.79 1.53
  • 2018年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 65 (2012年 - 2013年)
  • 45 (2014年 - )

登場曲[編集]

巨人ファンだった亡き親友との思い出の曲を使用している[22]

▪︎「Get Myself Back」安室奈美恵(2018年-)※安室奈美恵引退日に合わせて。

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 巨人 - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2018年11月21日閲覧。
  2. ^ 【巨人2位】今村信貴 伸びしろたっぷりの未完の左腕”. スポニチ Sponichi Annex (2011年10月27日). 2011年12月14日閲覧。
  3. ^ 太成学院大高・今村7失点散る/大阪大会 nikkansports.com 2011年7月28日
  4. ^ 巨人2位今村「頭真っ白」/ドラフト nikkansports.com 2011年10月27日
  5. ^ 巨人投手陣は「WBC後」も死角なし。飛躍する高卒2年目左腕、今村信貴。4/4 NumberWeb 2013年3月14日
  6. ^ 巨人の今村 2軍の日本ハム戦でノーヒットノーランスポーツニッポン 2012年8月30日配信
  7. ^ イースタン・リーグ3位で全日程終了 今村投手が最高勝率賞巨人球団公式サイト2013年9月30日配信
  8. ^ 【巨人】今村5回1失点上々1軍デビューニッカンスポーツ2013年9月16日配信
  9. ^ a b V決定から一夜…巨人に新星誕生 2年目・今村がプロ初勝利スポーツニッポン 2013年9月23日配信
  10. ^ Vの巨人に新星 19歳今村プロ初勝利デイリースポーツ 2013年9月23日
  11. ^ 2017年度 イースタンリーグ ファーム成績
  12. ^ a b 2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)NPBメンバー一覧”. NPB.jp (2017年11月17日). 2017年11月19日閲覧。
  13. ^ 巨人・今村、あすCS初登板初先発へ「今までやってきたことをやるだけ」
  14. ^ 巨人投手陣は「WBC後」も死角なし。飛躍する高卒2年目左腕、今村信貴。3/4 NumberWeb 2013年3月14日
  15. ^ 巨人2位今村「頭真っ白」/ドラフト
  16. ^ 今今村、80キロ台“魔球カーブ”披露!CS当確ランプ点灯 スポーツ報知 2013年10月3日
  17. ^ 巨人今村6回1失点 あるぞ日本S先発 nikkansports.com 2013年10月3日
  18. ^ 今村、1月は村田塾!沖縄自主トレ帯同で配球学ぶ スポーツ報知 2013年11月6日
  19. ^ 巨人ドラ2今村 武器はスローカーブ nikkansports.com 2011年11月16日
  20. ^ 巨人今村6回1失点 あるぞ日本S先発 nikkansports.com 2013年10月3日
  21. ^ 巨人CSの秘密兵器?19歳今村プロ初勝利 nikkansports.com 2013年9月24日
  22. ^ “V2巨人に新星!今村、熱投6回2失点プロ1勝”. SANSPO.COM (サンケイスポーツ). (2013年9月24日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20130924/gia13092405060004-n2.html 2013年9月24日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]