日本大学鶴ヶ丘高等学校
ナビゲーションに移動
検索に移動
日本大学鶴ヶ丘高等学校 | |
---|---|
![]() | |
過去の名称 |
東京畜産工芸学校 東京畜産工芸高等学校 東京獣医畜産大学附属高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人日本大学 |
校訓 |
自主創造 真剣力行 和衷協同 |
設立年月日 | 1935年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
特進コース 普通コース |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 13682E |
所在地 | 〒168-0063 |
東京都杉並区和泉2-26-12 北緯35度40分23.7秒東経139度39分11.6秒 | |
外部リンク | 公式サイト |
![]() ![]() |
日本大学鶴ヶ丘高等学校(にほんだいがくつるがおかこうとうがっこう)は、東京都杉並区和泉に所在する日本大学付属の私立高等学校。設置者は学校法人日本大学。
略称は「日大鶴ヶ丘」。愛称は「鶴」「鶴高(在校生呼び名)」「日鶴(にっつる)」。
目次
概観[編集]
1951年に日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)併設校として創立。創立当初より男女共学校。現時点での進学率は現役進学率95%、日本大学への進学率60%。校訓として「自主創造」「真剣力行」「和衷共同」の三つを定め、それに基づく文武両道を目標に掲げている。
校名の由来[編集]
前身の旧農獣医学部は鶴ヶ久保(現世田谷区上馬1丁目)という土地にあったものの、「窪」という印象が暗く消極的であることから「いのち長く、生々発展すること」という願いを込めて「丘」に変更[1]した。移転後の現在もその名を継続して使用している。
音楽科・美術科[編集]
1968年に設置から1985年の募集停止までの19年間にわたり存在した。現在の特進棟(6号館)と図書館がそれぞれ当時の美術科の校舎と音楽科の校舎の位置にあたる。現在でも特進棟には美術科で使用していた教室が残っており、当時の絵の具の跡が残されている。[1]
沿革[編集]
- 1935年10月 - 世田谷区下馬町で、東京高等獣医学校の附属校である東京畜産工芸学校として開校。
- 1949年 - 学制改革により東京獣医畜産大学附属高等学校に改称。
- 1951年 - 東京獣医畜産大学が日本大学農獣医学部(当時)として吸収合併されたのに伴い、農獣医学部併設校となり日本大学鶴ヶ丘高等学校に改称。
- 1954年5月 - 世田谷区下馬より杉並区和泉の現在地に学校移転
- 1963年6月 - 光生学園高等学校を吸収合併。校舎1号館竣工
- 1964年4月 - 校舎2号館竣工
- 1964年9月 - 総合グランド取得
- 1966年9月 - 校舎3号館及び体育館竣工
- 1968年 - 芸術課程(音楽科・美術科)を設置
- 1974年5月 - 20周年記念館竣工(温水プール・武道館)
- 1976年8月 - 研修館竣工
- 1979年3月 - 研修寮(現至誠寮)改築
- 1985年 - 芸術課程(音楽科・美術科)募集を停止
- 1989年3月 - 図書館竣工
- 1990年 - 野球部が夏の甲子園に初出場
- 2008年 - 野球部が夏の甲子園で18年ぶり2回目の出場
- 2012年3月 - グラウンド研修館新築
- 2013年3月 - 総合グラウンド改修工事(人工芝化)
- 2014年 - 野球部が夏の甲子園で6年ぶり3回目の出場
- 2017年 - アルペンスキー関東大会で48回連続出場
教育課程[編集]
入学時からコース制を採用し、コース別授業で進路選択を行う。
- 普通コース
- 付属高校としての特色を生かしながら、日本大学推薦・一般入試等に対応できる学力の養成を目的として編成。原則として日本大学各学部への内部進学を希望する生徒が対象。
- 普通・一般受験コース
- 普通コースに在籍しつつ日本大学以外への進学を希望する生徒を対象としたコース。在籍生徒は特進コースと同様にセンター試験対応の授業を受けることができる。主に難関私大への進学を目指す。
- 特進コース
- 日本大学各学部への内部進学を希望しない生徒を対象に、難関私立大学や国公立大学への進学を対象とするコース。応用力養成やセンター試験対応など本格的な受験への学習・進路指導を行う。
学校行事[編集]
- 4月
- 新入生オリエンテーション(1年)
- 全学年対象 基礎学力到達度テスト(旧称:標準学力テスト)
- 5月
- 1学期中間試験
- 校外授業(2年、3年)
- 6月
- 鶴ヶ丘祭(文化祭)
- 英語スピーチコンテスト
- 芸術鑑賞教室
- 7月
- 8月
- 部活動夏期合宿
9月
- 第3学年 基礎学力到達度テスト(旧称:日本大学付属高等学校等統一テスト)
- キャリアガイダンス(1年)
- 10月
- 11月
- 体育祭(非公開)
- 12月
- 2学期期末試験
- スキー学校(希望者対象)
- 2月
- 3年生を送る会
- 芸術鑑賞
- 3月
- 学年末試験
- イースタープログラム(ケンブリッジ大学)
部活動[編集]
体育系[編集]
- アメリカンフットボール部…全国高校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦にて優勝(1987年・1990年)
- 野球部…全国高等学校野球選手権大会出場(第72回 1990年、第90回 2008年、第96回 2014年) 優勝 3回 準優勝 3回 計3回出場。
- スキー部(アルペンスキー)…関東大会出場(~2017年 48回連続出場) 全国大会出場(2010年)
- 水泳部
- 陸上競技部
- サッカー部
- バスケットボール部(男子)
- バスケットボール部(女子)
- バレーボール部(男子)
- バレーボール部(女子)
- バドミントン部
- テニス部
- ソフトテニス部(男子)
- ソフトテニス部(女子)
- 弓道部
- ゴルフ部
文化系[編集]
- 放送部…全国大会出場(2007年・2008年・2009年・2010年)、全国高校生映画コンクール 最優秀作品賞(グランプリ)受賞(2014年)
- 演劇部
- 写真部
- サイエンス部
- 情報部
- 英語部
- 吹奏楽部
- バトントワリング部
- カラーガード部
- 茶・華道部
- 料理部
- 書道部
- ダンス同好会
交通[編集]
著名な出身者[編集]
- 清水章吾 - 俳優 - 1961年3月卒
- 綿引勝彦 - 俳優 - 1964年3月卒
- 高田美和 - 女優 - 1965年3月卒
- 湯原昌幸 - 歌手、タレント - 1965年3月卒
- あおい輝彦 - 俳優、歌手 - 1966年3月卒
- 岩城滉一 - 俳優 - 1969年3月卒
- 杉浦日向子 - 漫画家、江戸風俗研究家- 1977年3月卒
- 長谷川諭 - 俳優 、堀越高校へ転校
- 笠松美樹 - 作曲家、女性歌手グループ「シュガー」のメンバー - 1979年3月卒
- 角松敏生 - シンガーソングライター、音楽プロデユーサー - 1979年3月卒
- 村岡敏英 - 政治家 - 1979年3月卒
- ケラリーノ・サンドロヴィッチ - 俳優、劇作家、脚本家、演出家、映画監督、ミュージシャン - 1981年3月卒
- 2代目三波伸介 - コメディアン - 1983年3月卒
- 秋山菜津子 - 俳優 - 1983年3月卒
- 本城聡章 - ミュージシャン(筋肉少女帯)- 1983年3月卒
- 内田雄一郎 - ミュージシャン(筋肉少女帯)- 1984年3月卒
- みのすけ - 俳優、ミュージシャン - 1984年3月卒
- 長谷有洋 - 声優 - 1984年3月卒
- 広部俊明 - 水中探検家、水中カメラマン - 1985年3月卒
- DJ TSUYOSHI - テクノミュージシャン - 1987年3月卒
- 中川幸太郎 - 作曲家、テレビドラマ「牡丹と薔薇」「冬の輪舞」(東海テレビ・フジテレビ系)などの音楽 - 1987年3月卒
- 中川俊直 - 衆議院議員 - 1990年3月卒
- 田中良和 - 実業家、「GREE」創業者- 1995年3月卒
- 堀江慶 - 俳優、映画監督 - 1997年3月卒
- 本多麻衣 - モデル - 2008年3月卒
- 松井龍哉 - ロボットデザイナー - 1987年3月卒
- 古本新乃輔 - 俳優 - 1988年3月卒
- 川江美奈子 - シンガーソングライター - 1990年3月卒
- 池尻泰顔 - 右翼活動家
- 鶴田忍 - 俳優
- 美樹克彦 - 音楽プロデューサー
- 内田理央 - 女優、ファッションモデル、グラビアモデル
- 松本花奈 - 映画監督、女優 - 2017年3月卒
スポーツ[編集]
- 今泉幸雄 - 元プロ野球選手
- 三浦真一郎 - 元プロ野球セ・リーグ審判員 - 1965年3月卒
- 大古誠司 - バレーボール、ミュンヘンオリンピック金メダリスト - 1966年3月卒
- 森田淳悟 - バレーボール、ミュンヘンオリンピック金メダリスト、「ひとり時間差攻撃」を考案 - 1967年3月卒
- 佐野稔 - フィギュアスケート - 1974年3月卒
- 佐伯夕利子 - サッカー指導者
- 坂本竜一 - プロ野球・西武ライオンズの元投手、音楽家の坂本龍一と同姓同名の選手として話題になった - 1993年3月卒
- 石川高大 - 元サッカー選手 - 2002年3月卒
関連項目[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
|