「プティア」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
6行目: 6行目:
[[マリア湾]]と[[パガサイ湾]]とにはさまれ、[[オトリュス山]]{{enlink|Mount Othrys}}の麓に位置する。
[[マリア湾]]と[[パガサイ湾]]とにはさまれ、[[オトリュス山]]{{enlink|Mount Othrys}}の麓に位置する。


[[ミュルミドーン人]]の故地とされ、『[[イーリアス]]』の主人公で[[トロイア戦争]]の英雄[[アキレウス]]の故郷である。
[[ミュルミドーン人]]の故地とされ、『[[イーリアス]]』の主人公で[[トロイア戦争]]の英雄[[アキレウス]]の故郷である。


==神話==
==神話==

2018年11月4日 (日) 07:36時点における版

古代テッサリアの地図

プティーアΦθία / Phthíaあるいは プティエーΦθίη / Phthíē) は、古代ギリシャテッサリアの最南部。プティオーティスΦθιῶτις / Phthiôtis)とも呼ばれる。

マリア湾パガサイ湾とにはさまれ、オトリュス山 (Mount Othrysの麓に位置する。

ミュルミドーン人の故地とされ、『イーリアス』の主人公でトロイア戦争の英雄アキレウスの故郷でもある。

神話

ギリシア神話では、アイアコスゼウスアイギーナの子)によって建設された。アイアコスの子がプティア王ペーレウスであり、ペーレウスとテティスの子がアキレウスである。ミュルミドーン人はアイアコスの祈りによって生まれた氏族とされ、アキレウスに率いられてトロイア戦争で活躍した。

別の神話では、デウカリオーンプロメテーウスプロノイエの子)がプティア王であったと記述がある。

関連項目