東静岡駅
東静岡駅 | |
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駅舎 | |
ひがししずおか Higashi-shizuoka | |
◄*草薙 (3.5 km) (2.5 km) 静岡► | |
所在地 | 静岡市葵区長沼584-2 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 東海道本線 |
キロ程 | 177.7 km(東京起点) |
電報略号 | ヒシ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅[1]) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
8,618人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1998年(平成10年)10月30日[1] |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
* この間に静岡貨物駅有り(東京起点 176.7km)。 |
東静岡駅(ひがししずおかえき)は、静岡県静岡市葵区長沼にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
東海道線に並行してすぐ脇を東海道新幹線が通過する。また、駅の傍らに東海道新幹線の柚木留置線及び柚木保守基地、西方に静岡車両区がある。
歴史
- 1998年(平成10年)10月30日 - 東海旅客鉄道(JR東海)により、東海道本線静岡貨物駅と静岡駅の間に新設開業[1]。
- 1999年(平成11年)3月13日 - 静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)オープン。
- 2008年(平成20年)3月1日 - TOICAのサービス開始。
同地には1967年より貨物駅の日本国有鉄道東静岡駅(1993年、静岡貨物駅に改称、約1km東京方に移転)が置かれていた。その移転縮小に伴う跡地再開発「東静岡地区新都市拠点整備事業」の一環として、旅客駅である当駅が開設された。
現在は南口、北口周辺の再開発が進められている。空き地が目立っている現状であるが、区画整理による立ち退きが行われたためである。高層(タワー)マンションの建設・宅地分譲ほか、急ピッチで開発が進行中である。
また2013年7月1日、駅の静岡寄りに、国道1号と南幹線を結ぶ東静岡大橋がに開通した。同駅の南北を繋ぐ道路は、かつては駅西側の柚木地下道及び東寄りの静岡貨物駅を跨ぐ長沼大橋の他に無く、その間が約1.5kmも離れており、交通の隘路となっていた他、自転車の通行にも不便であった。車椅子対応のエレベーターは開通からおよそ半年ほど遅れて整備が完了した。
現在北口西側の相川鉄工工場跡に三菱地所が商業施設を計画し、2012年1月に着工した。2013年4月12日、MARK IS 静岡が開業した。
まちづくり三法により郊外への大型店出店が規制される中、駅前かつ道路事情も良い纏まった開発余地が残されている東静岡地区は開発業者の注目を集めており、上記の商業施設計画などにより全国的にも珍しい商業地の地価上昇地区となっている。
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ホーム。2010年3月撮影。
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駅西方を望む。まだ東静岡大橋はない。2009年12月撮影。
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東静岡大橋。右奥に駅舎が見える。2015年12月撮影。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。駅の南北を東海道新幹線を跨いでつなぐ橋上駅舎を備える[1]。構内北口の南北自由通路にオートウォーク(動く歩道)がある[2]。この南北自由通路は深夜は閉鎖され、通行する事は出来ない。また自転車の通行も禁止されている。
東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、静岡駅が当駅を管理している。みどりの窓口・エクスプレス券売機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■東海道本線 | 上り | 沼津・熱海方面[3] |
2 | ■東海道本線 | 下り | 静岡・浜松方面[3] |
旧東静岡貨物駅の再開発地域に建設されている。操車場を廃して貨物駅としての機能を東側に移し、下り本線を上り本線側に寄せている為、ホームが静岡駅側に向かってすぼまった形状となっている。本屋側のホームは幅が大きく取られており、隣接する静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)でのイベント等開催時の混雑にも対応できるようになっている。トイレは、改札口を入った先の南側及び、南口、北口の階段下にバリアフリー対応の施設が設けられている。
利用状況
年度 | 一日平均 乗車人員 |
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1999年 | 4,631 |
2000年 | 5,139 |
2001年 | 5,368 |
2002年 | 5,741 |
2003年 | 6,367 |
2004年 | 6,461 |
2005年 | 6,327[4] |
2006年 | 6,330[4] |
2007年 | 6,425[4] |
2008年 | 6,668[4] |
2009年 | 6,787[4] |
2010年 | 7,886 |
2011年 | 7,144 |
2012年 | 7,232 |
2013年 | 8,618 |
「静岡県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は右の通りである。
駅周辺
北口(葵区側)
- 長沼駅 - 静岡鉄道静岡清水線(途中かなり細い路地を通るのでわかりづらいが、順路には公設、静岡鉄道両者が設置した案内看板が複数ある)
- 国道1号
- NTTドコモ東海静岡ビル
- バンダイホビーセンター - 上記の静岡鉄道長沼駅前
- 医療法人社団リラ 溝口病院
- 静岡県自動車学校
- 静岡工科自動車大学校
- 静岡産業技術専門学校
- 静岡県護国神社
- 静岡県立科学技術高等学校
- MARK IS 静岡(マークイズ静岡)
南口(駿河区側)
- 静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)
- タミヤサーキット
- 静岡大学(静岡キャンパス)
- 静岡聖光学院中学校・高等学校
- 静岡県草薙総合運動場
- 静岡競輪場
- 曲金遺跡 - 静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)駐車場の土地で発見された弥生時代の遺跡で、水田跡等が発掘された。2009年3月に発掘調査が終了。
バス路線
北口
- 高速バス
- 路線バス
- しずてつジャストライン
- 国道東静岡清水線(東静岡駅ー清水駅)
- しずてつジャストライン
南口
- 高速バス
- ジェイアール東海バス、京王バス東
- 渋谷・新宿ライナー静岡号 渋谷・新宿行
- WILLER EXPRESS西日本
- WILLER EXPRESS 京都・大阪行(夜行)
- ジェイアール東海バス、京王バス東
- 路線バス
その他
- 2010年7月24日より2011年3月27日まで、駅北側の東静岡広場(市有地)にて「模型の世界首都 静岡ホビーフェア[5]」(主催・静岡市)が開催。シンボルキャラクターとして実物大ガンダムが設置されていた。ギミック等の演出がされる展示は2011年1月10日までだったが、ホビーフェアの閉幕後4月1日までは解体されなかったため、遠巻きながら見学することは出来た。[6]。(なお、解体は4/2に開始され、4/8までに展示ステージ以外の部品の解体と搬出が完了。展示ステージの解体も4月11日から開始され4月20日に完了した。
なおホビーフェア開催の影響で駅南口と北口のロータリーにある数台分の停車スペースは閉幕まで閉鎖されていた。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル』第49巻第3号、電気車研究会、1999年3月、85頁。
- ^ 東日本大震災発生後、国内の原子力発電所が稼働を停止したことに伴う夏場の電力需要の問題から、現在はオートウォークはフェンスを設置したうえで停止措置が取られたままとなっている。現状で稼働再開の見込みは立っていない。
- ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
- ^ a b c d e 第8回静岡市統計書(平成22年版)
- ^ 模型の世界首都 静岡ホビーフェア
- ^ RG 1/1 GUNDAM PROJECT[リンク切れ]