1Q84

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
1Q84
著者 村上春樹
発行日 BOOK1: 2009年5月30日
BOOK2: 2009年5月30日
BOOK3: 2010年4月16日
発行元 新潮社
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 BOOK1: 554
BOOK2: 501
BOOK3: 602
公式サイト 村上春樹の最新長編小説
『1Q84』|新潮社
コード BOOK1: ISBN 978-4-10-353422-8
BOOK2: ISBN 978-4-10-353423-5
BOOK3: ISBN 978-4-10-353425-9
Portal.svg ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

1Q84』(いちきゅうはちよん)は、村上春樹長編小説

概要[編集]

10歳のとき黙って手を握り合い心を通わせた青豆と天吾がそのまま別れ別れになり、20年後の1984年4月に個別に1Q84年の世界に入り込み、さまざまな出来事、試練に遭遇したのち、12月に再会、手に手を携えて1984年の世界に戻る物語。これは黙って手を握り合った10歳の孤独な少年少女が別れて20年後に結ばれる、という恋愛小説の一つの極致であると言える。2人がそれぞれ「殺人」や「新人賞候補作品のゴーストライター」という犯罪行為ないしは不正行為を行う際の心理描写や、それらと関係を生ずる新興宗教団体「さきがけ」の成立事情・現況、さらには「さきがけ」のリーダーと青豆の会話などを通して、倫理・善悪では律しきれない人間存在や宗教なるものの根源を問う作品になっている。

出版[編集]

単行本[編集]

本書は村上春樹の新作書き下ろしとして新潮社から刊行され、2010年4月までに3部が出版されている。第1部 (BOOK 1) と第2部 (BOOK 2) が2009年5月27日に東京都心の大型書店で先行発売、同29日に全国で発売された。その後、第3部 (BOOK 3) が2010年4月に発売された。BOOK1とBOOK2が2009年11月に第63回「毎日出版文化賞 文学・芸術部門」を受賞した。元々第3部 (BOOK 3) は、当初2010年夏に出版される予定[1]となっていたが、その後、予定は早められて2010年4月16日に発売された[2]。2013年、英訳版は国際IMPACダブリン文学賞にノミネートされた。

表紙に明記されているタイトル名は以下のようになっている。なお、"Q"の読みがローマ字で表記される"kyū"ではなく英単語"kewpie"(キューピー)と同じ"kew"([kjuː])となっている。

  • 1Q84 <ichi-kew-hachi-yon> a novel BOOK 1<4月-6月>
  • 1Q84 <ichi-kew-hachi-yon> a novel BOOK 2<7月-9月>
  • 1Q84 <ichi-kew-hachi-yon> a novel BOOK 3<10月-12月>

文庫本[編集]

文庫本は 2012年6月、BOOK 1、BOOK 2、BOOK 3 をそれぞれ前編と後編とに分け、全6冊として新潮文庫より出版された。

執筆の動機と背景[編集]

執筆の動機として、ジョージ・オーウェルの近未来小説『1984年』を土台に、近過去の小説を書きたいと以前から思っていたが[3]、それとは別に、地下鉄サリン事件について『アンダーグラウンド』と『約束された場所で』に書いた後も、裁判の傍聴を続け、事件で一番多い8人を殺し逃亡した、林泰男死刑囚に強い関心を持ち、「ごく普通の、犯罪者性人格でもない人間がいろんな流れのままに重い罪を犯し、気がついたときにはいつ命が奪われるかわからない死刑囚になっていた——そんな月の裏側に一人残されていたような恐怖」の意味を自分のことのように想像しながら何年も考え続けたことが出発点となった。そして「原理主義やある種の神話性に対抗する物語」を立ち上げていくことが作家の役割で「大事なのは売れる数じゃない。届き方だと思う」と述べた[3]

執筆の背景はカオスのように混沌とした冷戦後の世界で起きた1995年阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件、2001年9.11事件に言及した上で、村上は語っている。

「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなものです。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。オウム真理教は極端な例だけど、いろんな檻というか囲い込みがあって、そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる」

「物語というのは、そういう『精神的な囲い込み』に対抗するものでなくてはいけない。目に見えることじゃないから難しいけど、いい物語は人の心を深く広くする。深く広い心というのは狭いところには入りたがらないものなんです」

— (毎日新聞インタビュー、2008年5月12日[4]より)

なお、村上は1997年、『アンダーグラウンド』を上梓した直後、地下鉄サリン事件をベースにした小説の可能性について読者からの質問に以下のように答えている。

「いつかもっとずっと先に、この仕事で得たものが、僕自身の遺跡として(あるいは)出てくるかもしれません。でもそれはほんとうに先のことです。僕はこの本の取材をとおして、人生を大きく変えられてしまった人々の姿を数多く見てきました。言葉にならないほどの切望や哀しみが、そこにはありました。僕はそれをたとえ一部でも、自分のものとして抱え込むことになりました。ある意味では彼らの声は僕の声であり、僕の声は彼らの声であるのです。

僕はその人たちの身に起こったことを、そんなにかんたんに自分の『材料』にしてしまいたくないのです。たとえ生のかたちでないにせよ。僕にとっての小説というのは、そういうものではないような気がするのです。その気持ちはわかっていただけますでしょうか? - At 1:19 PM 97.3.19」[5]

ニューヨーク・タイムズ』2011年10月23日号が行ったインタビューに対し、著者は、本書は短編小説「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」(1981年)から派生した作品であると答えている。「基本的には同じ物語です。少年と少女が出会い、離ればなれになる。そしてお互いを探し始める。単純な物語です。その短編をただ長くしただけです」[6]

あらすじ[編集]

2人の主人公、天吾と青豆は孤独な10歳の少年少女として、誰もいない放課後の小学校の教室で黙って手を握り目を見つめ合うが、そのまま別れ別れになる。

そして相思いながら互いの消息を知ることなく長年月が過ぎた1984年4月、2人は個別にそれまでの世界と微妙に異なる1Q84年の世界に入り込む。さまざまな出来事、試練に遭遇したのち、12月になって20年ぶりの再会を果たし、1984年の世界に戻ったところで物語は終わる。

スポーツインストラクターの青豆は、とある老婦人の考えに共鳴して、女性をDVで苦しめる男たちを暗殺する仕事を引き受ける。彼女は人間の身体の微妙な部分を捉える優れた能力をもっており、首の後ろのあるポイントに細い針を突き刺すことで、心臓発作に酷似した状況で人間を殺害することができる。青豆がそのような殺人行為をするようになった背景には、無二の親友を自死で失った過去が関係している。しかし、1984年4月にその仕事のひとつをやり終えたあたりから、青豆は自分がそれまでの現実とは微妙に異なった世界「1Q84年」に入り込んでいるらしいことに気づく。

一方、予備校の講師として数学を教える天吾は、小説家を目指して新人賞のために小説を書きつづけている。応募していくなかで知り合った編集者の小松とも親しくなり、小松から無署名のコラム書きや新人賞応募作の下読みなどの仕事を与えられる。天吾は新人賞応募作のなかから、「ふかえり」という少女の書いた『空気さなぎ』という小説を見出し、小松に強く推薦する。小松は天吾に『空気さなぎ』をリライトすることを勧め、作品内容に魅せられた天吾はそれを引き受け、完成させる。『空気さなぎ』は新人賞を得て爆発的に売れるが、いつしか天吾は周囲の現実の世界がそれまでとは微妙に異なって天に月が2つ浮かぶ『空気さなぎ』の虚構の世界そっくりに変貌していることを知る。

かくして個別に「1Q84年の世界」に入り込んだ2人は、それぞれが同じ「さきがけ」という宗教団体に関わる事件に巻き込まれていく。

BOOK1、BOOK2では、スポーツインストラクターであると同時に暗殺者としての裏の顔を持つ青豆を描いた「青豆の物語」と、予備校教師で小説家を志す天吾を主人公とした「天吾の物語」が交互に描かれる。

BOOK3では2つの物語に加え、青豆と天吾を調査・探索する牛河を主人公とした「牛河の物語」が加わる。

登場人物[編集]

人物造形[編集]

村上は刊行直後のインタビューで「ほぼすべての登場人物に名前を付け、一人ずつできるだけ丁寧に造形した。その誰が我々自身であってもおかしくないように」と答えている[3]

登場人物[編集]

青豆(青豆雅美)
高級スポーツクラブ勤務のインストラクター。30歳を迎えようとしている。「証人会」の熱烈な信者の家庭に育つが、11歳のとき信仰を捨てて両親と決別、叔父に引き取られる。10歳の時に黙って手を握り合って別れた天吾をずっと思い続けている。スポーツの才能で奨学金を得て体育大学で学ぶ。スポーツクラブでは特に筋肉マッサージを得意とし、その指先は身体機能を左右する微妙なポイントを瞬時に見分けることができる。そして、人の首筋の一点を探り当ててそこに細い針を落とすことによって、瞬時にしてその人に心臓発作と酷似した死を与える技を持っており、過去にすでに無二の親友をDVで自死させた夫をその技で殺害した経験を持つ。クラブで受け持った老婦人とのつき合いを通して、青豆はしだいに「さきがけ」を巡る事件の渦に巻き込まれていく。
天吾(川奈天吾)
予備校の数学教師。青豆と同じく30歳を迎えようとしている。少年時より数学、ドラム演奏、柔道で優れた才能を示し、高校・大学は父親から離れて柔道でのスポーツ特待生で自立。今は小説家を目指して執筆中。自分の出生についての疑問などで孤独をかこつ。10歳の時に黙って手の握り合って別れた青豆をずっと思い続けている。編集者小松の勧めで新人賞応募作品「空気さなぎ」のリライトをし、「さきがけ」をめぐる事件に巻き込まれていく。
小松祐二
文芸雑誌の編集者。40歳前後。天吾の才能を評価し、無署名のコラム書きや新人賞応募作の下読みなどの仕事を与える。新人賞応募作品「空気さなぎ」を強く推してきた天吾にリライトしてさらに完全な小説にすることを勧め、その成功により、思わぬ「さきがけ」をめぐる事件に巻き込まれていく。
ふかえり(深田絵里子)
小説「空気さなぎ」の作者。17歳。両親とともにコミュニティ「さきがけ」内で育つが、10歳のときに逃亡して、父の友人・戎野のもとに身を寄せる。黒くて長い髪をもち、美しい顔立ちをしている。ディスレクシア(識字障碍)があり、長い物語や外国語の歌をまるごと暗記してしまう能力(サヴァン症候群)を持つ。また霊的能力があり、時に普通では知り得ない事柄を感知する。 宗教法人「あけぼの」を生む機縁をつくる。
深田保
ふかえりの父。学者であったが、七十年安保にむけての大学闘争に飛び込み、大学から事実上解雇された。そして手元の元学生10人ばかりと家族とともに「タカシマ塾」に入ってシステムのノウハウを得た後、独立して農業コミューン「さきがけ」を作る。そして武闘派を分離した後、「さきがけ」はいつか宗教法人になり、深田の消息が消えてしまう。
戎野隆之(センセイ)
文化人類学者。60台半ば。深田と同じ大学・学部で教鞭を執っており、深田とは親交があった。大学闘争の時期に大学を去り、現在は株取引で経済的な成功を収めている。7年前に「さきがけ」を逃亡してきたふかえりを預かり、青梅線二俣尾駅が最寄りの山奥で一人娘のアザミと3人で生活している。小説「空気さなぎ」の出版を利用して深田の消息を知る手段を探る。
老婦人(緒方静恵、マダム)
70代を迎えた女性。麻布の高台にある「柳屋敷」に住んでいる。戦後まもなく夫を死別したあとも、事業経営の才で財産を殖やした。スポーツクラブで青豆を知り、家で出張個人レッスンを受けている。彼女には娘を夫からのDVが原因の自死で失った過去があり、私財を投じてDVに悩む女性の保護活動を行うとともに、加害男性に対し非合法を含む各種手段で隠密に報復を施している。
タマル(田丸健一)
「柳屋敷」のセキュリティ担当。かつて自衛隊レンジャー部隊にいたこともあり、空手の高位有段者。前科はない。樺太へ労働者として送られた朝鮮人の息子として終戦の前年に生まれ、1歳のとき日本人帰国者に託されて北海道に渡った。それ以後 両親と会わず、孤児院で形だけの養子縁組で日本国籍を取り、14歳で孤児院を逃亡。
大塚環
青豆の高校のソフトボールのチームメイトで無二の親友だったが、結婚後 夫のDVに悩まされ、26歳になる直前に自殺。
あゆみ(中野あゆみ)
青豆より4つ年下の婦人警察官。家族や親戚にも警察官が多い。バーで飲んでいる青豆に声をかけ、親しい友人となる。青豆には大塚環いらい初めて自然な好意を感じた相手。2人はチームを組んで、バーで男を物色するようになる。
天吾の父
東北地方の貧農の三男として生まれ、満蒙開拓団に参加。ソ連軍の侵攻で日本に逃げ帰る。そのあとNHKの集金の仕事を始め、成績優秀で正規集金職員となって、日曜ごとに天吾を集金に連れ回す。定年退職後、天吾の父はアルツハイマー型認知症で、南房総千倉にある施設に入る。  
天吾の年上ガールフレンド(安田恭子)
天吾より10歳年上。既婚で小学生の娘が2人いる。毎週1回、金曜日に天吾の部屋へ来て念入りにセックスを行う。
女性教師(太田俊江)
天吾が小学校3年生から6年生の時の担任。公正で心のあたたかい人柄。天吾が父に日曜日の集金に付いていくことを拒絶して家を追い出されたとき、一晩泊めて、さらに天吾の父を説得してくれた。
牛河(牛河利治、福助頭)
弁護士。「さきがけ」の表に出ない仕事を請け負ってこなしている。40台半ばとおぼしく、頭頂部が扁平で、全体的に特徴的な雰囲気をもっている。小説「空気さなぎ」に関して天吾への接近を計り、リーダーに会わせる前の青豆の身元調査をし、リーダーの不審死の後 姿を消した青豆をねばり強く探索する。
穏田(おんだ、坊主頭)
リーダーの身辺警護を行う「さきがけ」のセキュリティ全般の責任者。背が低く坊主頭。いつも背の高いポニーテールの男を従えて行動する。
安達クミ
天吾の父が入院している千倉の病院の看護婦。23歳。認知症が進んだ天吾の父を親しみを持って看護している。天吾の父が死んだ後、火葬につき合い、納骨もしておいてあげると申し出る。そして「ここは天吾くんがいつまでも居る場所ではない」と言って、天吾が千倉の町を離れるのを見届ける。
大村、田村
安達クミの同僚の看護婦。 

作品設定[編集]

証人会
青豆の両親が所属する宗教団体。キリスト教の分派で、終末論を説き、布教活動を熱心に行い、聖書に書いてあることを字義通りに実行する。輸血を一切認めない。証人会の家では子供も歩けるようになれば、布教活動に携わることを求められる。3歳くらいから主に母と一緒に歩いて、家を一軒一軒まわり、「洪水の前」という小冊子を配り、証人会の教義を説明する。神のことを「お方さま」と呼ぶ。類似の宗教団体は短編小説『神の子どもたちはみな踊る』にも登場する。「エホバの証人」を連想させる[7]
タカシマ塾
農業と酪農で生計を立てている組織。規模は全国的であり、私有財産を認めていない。 深田保らはここで「さきがけ」を立ち上げるためのノウハウを身につける。「ヤマギシ会」を連想させる[7]
さきがけ
山梨県にある宗教団体。1974年に深田保を中心に組織されたコミューンを母体とする。財産の共有制を退けた彼らの共同体は、じきに武装闘争を目指す派閥と農業などの社会生活を行う穏健派とに別れる。残った「さきがけ」穏健派もいつの頃からか社会との交わりを避けるようになり、1979年に宗教法人の認可を受け、ついにはカルト集団となる。
あけぼの
1976年に「さきがけ」から分かれた武闘派。1981年に警察と銃撃戦を行い、それを機に組織は実質的には解体している。
リトルピープル
山梨の森の中で教団リーダーの娘が見たもの。時に「彼ら」と呼ばれる。詳細は不明。「偉大な兄弟(ビッグブラザー)」との対比。
作者によると「神話的なアイコン(象徴)として昔からあるけれど、言語化できない。非リアルな存在として捉えることも可能かもしれない。神話というのは歴史、あるいは人々の集合的な記憶に組み込まれていて、ある状況で突然、力を発揮し始める。例えば鳥インフルエンザのような、特殊な状況下で起動する、目に見えないファクターでもある。あるいはそれは単純に我々自身の中の何かかもしれない。」(【『1Q84』への30年】村上春樹氏インタビュー[3]
パシヴァとレシヴァ
パシヴァ は「彼ら」の声を聴き、レシヴァ はそれを受け入れて周囲に伝える。宗教団体「さきがけ」は「ふかえり」をパシヴァ、その父、深田保をレシヴァとして成立した。 英語のperceive(知覚する)、receive(受け入れる)に由来する。
マザとドウタ
ドウタはマザの分身。「彼ら」により空気さなぎとともにその中に作られる。ドウタが目を覚ますと、その印に天に2つめの月が現れる。マザ・「ふかえり」は自分のドウタを後に残して「さきがけ」から逃亡した。 
柳屋敷 

作品中の音楽[編集]

これまでの村上の小説の中でもとりわけクラシック音楽の比重が強い[8]

CD化[編集]

本作に出てくるクラシック音楽EMIミュージック・ジャパンからCD化された。[10][11]

単行本[編集]

BOOK1 ISBN 978-4-10-353422-8
BOOK2 ISBN 978-4-10-353423-5
BOOK3 ISBN 978-4-10-353425-9

翻訳[編集]

翻訳言語 翻訳者 発行日 発行元
英語 ジェイ・ルービン(BOOK1、BOOK2)
フィリップ・ガブリエル(BOOK3)
2011年9月18日 (BOOK1)、同日 (BOOK2)
2011年9月25日 (BOOK3)
ランダムハウス(英国)
Knopf(米国)
ドイツ語 Ursula Gräfe 2010年10月 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2011年10月 (BOOK3)
DuMont Buchverlag Gmbh
フランス語 Hélène Morita、Yôko Miyamoto 2011年8月25日 (BOOK1)、同日 (BOOK2)
2012年3月1日 (BOOK3)
Belfond
イタリア語 ジョルジョ・アミトラーノ 2011年11月8日 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2012年10月16日 (BOOK3)
Einaudi
スペイン語 Gabriel Álvarez Martínez 2011年2月 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2011年10月 (BOOK3)
Tusquets Editores
カタルーニャ語 Jordi Mas López 2011年2月 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2011年10月 (BOOK3)
Edicions Empúries
ポルトガル語 Maria João Lourenço,
Maria João da Rocha Afonso
2011年11月 (BOOK1)、2012年3月 (BOOK2)
2012年9月10日 (BOOK3)
Casa das Letras(ポルトガル)
Lica Hashimoto 2012年11月1日 (BOOK1)、2013年3月1日 (BOOK2)
2013年11月28日 (BOOK3)
Alfaguara(ブラジル)
オランダ語 ヤコバス・ウェスタホーヴェン 2010年6月25日 (BOOK1)、同日 (BOOK2)
2011年2月17日 (BOOK3)[14]
Atlas
デンマーク語 Mette Holm 2011年9月29日 (BOOK1)、2011年10月 (BOOK2)
2012年8月29日 (BOOK3)
Klim
ノルウェー語 Ika Kaminka 2011年 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2012年 (BOOK3)
Pax forlag
スウェーデン語 Vibeke Emond 2011年 (BOOK1)、2011年 (BOOK2)
2011年 (BOOK3)
Norstedts
フィンランド語 Aleksi Milonoff 2013年4月11日 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2013年10月11日 (BOOK3)
Tammi
ポーランド語 Anna Zielińska-Elliott 2010年10月27日 (BOOK1)、2011年2月9日 (BOOK2)
2011年11月 (BOOK3)
Muza
チェコ語 Tomáš Jurkovič 2012年10月25日 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
2013年10月25日 (BOOK3)
Odeon
ハンガリー語 Erdős György (BOOK1)
Erdős György, Nagy Anita (BOOK2)
Nagy Anita (BOOK3)
2011年11月 (BOOK1)
2011年11月 (BOOK2)
2012年4月 (BOOK3)
Geopen Könyvkiadó Kft.
ルーマニア語 Iuliana Oprina, Florin Oprina 2011年 (BOOK1)、2011年 (BOOK2)
2012年 (BOOK3)
Polirom
セルビア語 Nataša Tomić 2010年 (BOOK1)、2010年 (BOOK2)
2011年 (BOOK3)
Geopoetika
ギリシア語 Αργυρακη Μαρία 2012年10月25日 (BOOK1)、2012年10月25日 (BOOK2)
2013年4月18日 (BOOK3)
Ψυχογιός
ロシア語 Dmitry Viktorovich Kovalenin 2011年 (BOOK1)、2011年 (BOOK2)
2012年8月 (BOOK3)
Eksmo
エストニア語 Margis Talijärv 2013年12月 (全1巻: BOOK1からBOOK2)
未完 (BOOK3)
Varrak
ラトビア語 Ingūna Beķere 2012年3月 (BOOK1)、2012年4月 (BOOK2)
2013年 (BOOK3)
Zvaigzne ABC
リトアニア語 Ieva Susnytė 2011年 (BOOK1)、2011年 (BOOK2)
2011年 (BOOK3)
Baltos lankos
ウクライナ語 Ivan Petrovych Dzyub 2009年11月12日 (BOOK1)、2010年9月17日 (BOOK2)
2011年4月22日 (BOOK3)[15][16][17][18][19]
Folio(Фоліо
トルコ語 Hüseyin Can Erkin 2012年 Doğan Kitap
ヘブライ語 Einat Cooper 2011年 (BOOK1)、2011年 (BOOK2)
2012年 (BOOK3)
Keter Publishing House
韓国語 梁潤玉(ヤン・ユンオク) 2009年8月25日 (BOOK1)、2009年9月8日 (BOOK2)
2010年7月27日 (BOOK3)
文学トンネ
中国語
(繁体字)
頼明珠 2009年11月13日 (BOOK1)、同日 (BOOK2)
2010年10月5日 (BOOK3)
時報文化台湾香港マカオ
中国語
(簡体字)
施小煒 2010年5月22日 (BOOK1)、2010年6月1日 (BOOK2)
2011年1月1日 (BOOK3)
南海出版公司(中国大陸
ベトナム語 Lục Hương 2012年 (BOOK1)、2012年 (BOOK2)
2013年4月12日 (BOOK3)
Nhã Nam
その他の言語と翻訳権がある発行元
ガリシア語Galaxia) / スロベニア語Mladinska Knjiga) / トルコ語Doğan Kitapçılık) / 他 [20]

作品に言及したインタビュー記事[編集]

  • 【『1Q84』への30年】読売新聞 2009.6.16-18
  • 【僕の小説は、混沌とした時代に求められる】クーリエ ジャポン 2009年07月号 - エル・パイス紙(スペイン)のヘスス・ルイス・マンテイーリャ記者によるインタビューの村上公認日本語訳
  • 【僕にとっての<世界文学>そして<世界>】 新作は大長編に 毎日新聞2008.5.12
  • 【物語は世界共通言語】信濃毎日新聞2008.3.30
  • 【村上春樹 「成長」を目指して、成しつづけて——村上春樹インタビュー 聞き手—古川日出男】「モンキービジネス 2009 Spring vol.5 対話号」 ISBN 978-4-86332-141-0
  • 【The Fierce Imagination of Haruki Murakami】ニューヨーク・タイムズ 2011年10月23日号

書評等[編集]

参考文献[編集]

  • 群像2009年8月号 - 〈特集〉ムラカミハルキを10倍楽しむ[21]
  • 文学界2009年8月号 - 〈特集〉村上春樹「1Q84」を読み解く[22]
  • 村上春樹『1Q84』をどう読むか 河出書房新社編集部 ISBN 978-4-309-01933-8——35人の論考[23]
  • 村上春樹の『1Q84』を読み解く 村上春樹研究会 ISBN 978-4-7817-0032-8

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 村上春樹氏:「1Q84」を語る 単独インタビュー(1) 「来夏めどに第3部」”. 毎日新聞社 (2009年9月17日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月17日閲覧。
  2. ^ 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 2. (2010年1月1日) 
  3. ^ a b c d 『1Q84』への30年 村上春樹氏インタビュー(上)”. 読売新聞 (2009年6月16日). 2009年6月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月16日閲覧。
  4. ^ 村上春樹氏インタビュー 僕にとっての<世界文学>そして<世界>(3/4ページ)”. 毎日新聞 (2008年5月12日). 2009年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月23日閲覧。
  5. ^ 夢のサーフシティー朝日新聞社、1998年7月、アンダーグラウンド・フォーラム1 ISBN 978-4022572547
  6. ^ “The Fierce Imagination of Haruki Murakami”. The New York Times. (2011年10月23日). http://www.nytimes.com/2011/10/23/magazine/the-fierce-imagination-of-haruki-murakami.html 2014年6月13日閲覧。 
  7. ^ a b 河出書房新社編集部・編『村上春樹『1Q84』をどう読むか』、2009年7月、p.21、p.59、p.149、p.153、p.164など
  8. ^ 村上春樹さんによる7年ぶりの長編小説「1Q84」に登場する音楽”. HMV ONLINE (2009年5月29日). 2010年6月28日閲覧。
  9. ^ 【村上春樹「1Q84」】BOOK3を読んでしまった人のためのCD・書籍ガイド”. 47NEWS (2010年4月17日). 2010年8月9日閲覧。
  10. ^ 『1Q84』に登場するクラシック曲をほぼすべて網羅したコンピ『ヤナーチェク:シンフォニエッタ〜小説に出てくるクラシック〜』”. CD Journal.com (2009年7月21日). 2010年11月10日閲覧。
  11. ^ 『1Q84 BOOK3』をより楽しむためのクラシック・コンピレーション”. BARKS (2010年7月2日). 2010年11月10日閲覧。
  12. ^ フォトジャーナリスト
  13. ^ 写真ストックの代理店
  14. ^ uitgeverijatlas.nl
  15. ^ Книга 1Q84 (978-966-03-4981-0)
  16. ^ Нова книжка Муракамі Х. «1Q84»!
  17. ^ [1]
  18. ^ [2]
  19. ^ Folio.com.ua
  20. ^ 1Q84”. Curtis Brown. 2010年11月10日閲覧。
  21. ^ 〈座談会〉村上春樹『1Q84』をとことん読む安藤礼二× 苅部直×松永美穂×諏訪哲史//〈評論〉温かい日本茶を飲むまでに——『1Q84』を読む小山鉄郎
  22. ^ 加藤典洋「桁違い」の小説//清水良典〈父〉の空位//沼野充義読み終えたらもう200Q年の世界//藤井省三『1Q84』の中の「阿Q」の影——魯迅と村上春樹
  23. ^ 加藤典洋/内田樹/森達也/島田裕巳/川村湊/沼野充義/四方田犬彦/斎藤環/新元良一/安藤礼二/五十嵐太郎/平井玄/上野俊哉/大森望×豊崎由美/永江朗 /清水良典/岩宮恵子/石原千秋/小沼純一/鴻巣友季子/武田徹/鈴村和成/越川芳明/佐々木敦/千野帽子/栗原裕一郎/水越真紀/可能涼介/小澤英実 /速水健朗/円堂都司昭/佐々木中/竹内真/上田麻由子

関連項目[編集]

この小説の題名のパロディで、『1084(to-san-ya-yo) two beat MANZAI2(1月‐3月)』(2010年、ネコ・パブリッシング)という著作を「材止泰衛ことビートたけし」名義で発表している。
『IQ84』(アイキューはちじゅうよん)というタイトルのカセットブックを1984年に出版

外部リンク[編集]