1Q84
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| 1Q84 | |
|---|---|
| 著者 | 村上春樹 |
| 発行日 | 2009年5月30日 |
| 発行元 | 新潮社 |
| ジャンル | 小説 |
| 国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 形態 | 上製本 |
| ページ数 | BOOK1: 554 BOOK2: 501 |
| 公式サイト | 村上春樹の最新長編小説 『1Q84』|新潮社 |
| BOOK1: ISBN 978-4-10-353422-8 BOOK2: ISBN 978-4-10-353423-5 |
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目次 |
[編集] 概要
正式なタイトルは
- 1Q84<ichi-kew[1]-hachi-yon> a novel BOOK 1<4月-6月>
- 1Q84<ichi-kew-hachi-yon> a novel BOOK 2<7月-9月>
2009年5月[2]、書き下ろしとして新潮社から刊行された[3][4]。2009年11月に第63回「毎日出版文化賞 文学・芸術部門」を受賞した。
第3部が2010年夏に出版される予定[5]。
[編集] 執筆の動機と背景
執筆の動機として、ジョージ・オーウェルの未来小説『1984年』を土台に、近い過去の小説を書きたいと以前から思っていたが[6][7]、それとは別に、地下鉄サリン事件について『アンダーグラウンド』と『約束された場所で』に書いた後も、裁判の傍聴を続け、事件で一番多い8人を殺し逃亡した、林泰男死刑囚に強い関心を持ち、「ごく普通の、犯罪者性人格でもない人間がいろんな流れのままに重い罪を犯し、気がついたときにはいつ命が奪われるかわからない死刑囚になっていた――そんな月の裏側に一人残されていたような恐怖」の意味を自分のことのように想像しながら何年も考え続けたことが出発点となった。そして「原理主義やある種の神話性に対抗する物語」を立ち上げていくことが作家の役割で「大事なのは売れる数じゃない。届き方だと思う」とのべた[7]。
背景として、カオス的な状況に陥った冷戦後の世界に関する認識があった。その予兆は1995年の阪神大震災と地下鉄サリン事件にあり、2001年の9.11事件後に顕在化した。「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなものです。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうと耐えられない。オウム真理教は極端な例だけど、いろんな檻というか囲い込みがあって、そこに入ってしまうと下手すると抜けられなくなる」「物語というのは、そういう『精神的な囲い込み』に対抗するものでなくてはいけない。目に見えることじゃないから難しいけど、いい物語は人の心を深く広くする。深く広い心というのは狭いところには入りたがらないものなんです」[8]。
なお、村上は1997年、『アンダーグラウンド』を上梓した直後、地下鉄サリン事件をベースにした小説の可能性について読者からの質問に以下のように答えている。 「いつかもっとずっと先に、この仕事で得たものが、僕自身の遺跡として(あるいは)出てくるかもしれません。でもそれはほんとうに先のことです。僕はこの本の取材をとおして、人生を大きく変えられてしまった人々の姿を数多く見てきました。言葉にならないほどの切望や哀しみが、そこにはありました。僕はそれをたとえ一部でも、自分のものとして抱え込むことになりました。ある意味では彼らの声は僕の声であり、僕の声は彼らの声であるのです。
僕はその人たちの身に起こったことを、そんなにかんたんに自分の『材料』にしてしまいたくないのです。たとえ生のかたちでないにせよ。僕にとっての小説というのは、そういうものではないような気がするのです。その気持ちはわかっていただけますでしょうか? - At 1:19 PM 97.3.19」[9]
[編集] 『1Q84』現象
発売前から予約が殺到し、発売直後から純文学としては異例の売れ行きを見せ[3]、書籍取次大手「トーハン」の週間ランキングでは、2009年7月14日時点で総合部門で7週連続1位を記録した[4]。 刊行前、「予断を持たずに読んでほしい」との村上の意向と、前作『海辺のカフカ』発表の際に「内容を知らずに作品を読みたい」という読者からの意見を受けた新潮社によりティーザー広告となった[10][11]ことも出足の好調に結びついたようだが、新潮社の広報担当者は「各巻50万部を超えたあたりから『1Q84』現象とも言うべき社会現象になったことが大きい」と説明する[4]。 現象は、作品中の音楽や小説、村上の過去の作品の売り上げにも波及効果をもたらしている[4]。
[編集] あらすじ
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
スポーツインストラクターであり、同時に暗殺者としての裏の顔を持つ青豆を主人公とした「青豆の物語」と、予備校教師で小説家を志す天吾を主人公とした「天吾の物語」が交互に描かれる。
10歳の時に出会って、離ればなれになった青豆と天吾は、この世界で自分一人で生きていく孤独に耐えながら、リアリティの感じられない日々を暮らしていた。しかし、1984年に2人とも同じ組織に対する活動にそれぞれが巻き込まれていく。そして、青豆は現実とは微妙に異なっていく不可思議な1984年を「1Q84年」と名付ける。
[編集] 登場人物・団体等
[編集] 人物造形
村上は刊行直後のインタビューで「ほぼすべての登場人物に名前を付け、一人ずつできるだけ丁寧に造形した。その誰が我々自身であってもおかしくないように」と答えている[7]
[編集] 青豆の物語
- あおまめ
- 29歳~30歳。
- スポーツインストラクター。自由が丘のアパートで一人暮らし。
- 一度自分で決めたルールはしっかり守る。いくぶん頑固で、怒りっぽい。ストイックで自己完結型。
- 左乳房の方が右乳房より大きくてかたちがいびつ。
- 千葉県市川市の小学校で3年から4年のとき天吾と同級生。給食の前にはいつも大きな声でお祈りを捧げ、クラスメートからはほぼ黙殺されていた。
- 両親は『証人会』の信者で、青豆も幼少期は毎週日曜日に母と二人で戸別の宣教をさせられるなど信者になるように育てられた。父はエンジニア。4歳年上の兄も信仰をまもって生活していた。
- 10歳の時に信仰を捨てることを宣言すると、母は口をきかなくなり、必要なことはメモに書いてよこすようになった。やがて東京に住む叔父夫婦に引き取られ、その後家族との交流はない。
- 中学高校とソフトボールを生き甲斐として、その競技にしがみつくように生きた。投手で4番打者で投打の中心選手。都立高校ソフトボール部でチームメイトの大塚環が生まれて初めての親友となった。インターハイに出場し、環とともに関東選抜チームのメンバーにも選ばれた。
- 私立の体育大学から勧誘され特別な奨学金を得て、家賃免除の学生寮に入り、中心選手としてソフトボールを続けた。
- 学業面でも「できるだけ多くの知識と専門技術を身につけておきたかった」ので、スポーツ医学、マーシャルアーツを熱心に学んだ。ボーイフレンドは作らなかった。
- 環とは無二の親友であり続け、週に一度は会って食事をした。
- 環が暴力的に処女を失ったとき、「個人的な制裁を加える」として、相手の男の部屋を徹底的に破壊した。
- 社会人チームを持つ会社に就職し、代々木八幡の会社の寮に入り、競技を続ける。
- 26歳の時、環の自死を機に退社し、ソフトボールをやめ、スポーツクラブのインストラクターとなる。周到な計画と準備を経た1年後、環にDVを繰り返していた元夫を殺害する。以来周期的に激しい性欲に襲われるようになる。それまでは処女だった。
- 泣く事がほとんどないが(そう言う事で泣く自分に腹を立てる)、あゆみが死んだ時や環が死んだ時はとめどなく泣いた。
- 勤め先のスポーツクラブで老婦人と知り合い、自らの殺人の過去を告白し、『柳屋敷』ファミリーの一員として、暗殺を担当するようになり、「連続殺人者」「法的には疑問の余地なく犯罪者」[12]となった(4人殺害[13])。
- 女主人(マダム、老婦人)
- 70代半ば。
- 麻布の高台にある『柳屋敷』に住んでいる。戦前に華族のもとに嫁いだ、有名な財閥の娘。戦後まもなく夫と死別したのち、株式運用や土地売買に卓越した才能をみせ、財をなした。政財界に太い人脈を持っている。
- 珍しい蝶を飼育している。「網」が嫌い。
- 白髪を短くカットしている。
- 青豆がスポーツインストラクターをしているスポーツクラブに入会しており、青豆に興味を持ち個人レッスンを依頼している。
- 夫からDVを受けていた娘は妊娠6ヶ月で自殺。それを機に私財を投じて暴力被害を受けた女性の保護活動を行うとともに、加害男性に対し、非合法的な手段を含む報復を行っている。一人息子とはうまくいっていない。
- 自分が指示する暗殺行為を、個別の復讐のためではなく、より広汎な正義のために、禍根を断ち切る行動として正当化している。「私たちは正しいことを行ったのです」が口癖。
- タマル(田丸健一)
- 40歳前後。
- 『柳屋敷』で女主人のボディーガードをしている。かつて自衛隊のレンジャー部隊に所属していた。空手の高位有段者。前科はない。
- スキンヘッド、口髭、グレーのスーツ、白いシャツ、グレーのシルク・タイ、コードバンの靴、両耳に銀のピアス。
- 趣味は機械いじりとプログレッシブ・ロックのレコード収集。チェーホフを愛する。
- 若い美容師のボーイフレンドと麻布の一角で暮らしている。
- 樺太で終戦の前年に生まれた。両親は労働者として送られてきた朝鮮人で、終戦後、日本に帰れなくなった(「在樺コリアン」参照)。一歳だったタマルは日本人帰国者に託されて北海道に渡った。それ以来両親とは会っていない。その後、カトリック系の孤児のための施設に入れられ、かたちだけの養子縁組をして日本国籍をとった。元の名は「朴」としかわからない。14歳の時に孤児院を逃亡し、以来ずっと一人で生きてきた。
- 大塚環
- 26歳になる直前に自死。
- 青豆の親友。高校時代にソフトボール部でチームメイトとなりそれ以来の親交を持つ。
- 家庭は裕福で社会的地位もあったが、両親が極めて不仲で、父はいつも家におらず、母はしばしば錯乱状態に陥り、弟とともにネグレクトされていた。
- 頭が良く、視野が広く、心が温かく、ユーモアの感覚もそなわり、学業においては努力家で、弁も立った。
- 病的な「面食い」で好きになる男はいつも甘い顔立ちの内容空疎な男たち。
- 弁護士を目指し私立大学の法学部に進む。一年生の時、デートレイプで処女を喪う。のち大学院に進むが24歳で結婚を機に家庭に入る。夫からDVを受けていた。
- あゆみ(中野あゆみ)
- 青豆より4歳年下。
- 警察官。父や兄も警察官。親戚にも警察官が多い。バーで飲んでいる青豆に声を掛け、親しい友人となる。人当たりが良く、交渉術に長ける。
- 丸顔・ややぽっちゃり・胸が大きい。
- 子供の頃、叔父と兄に性的虐待を受けていた。兄に比べ自分は母に愛されていないと感じていた。
- 男性に対する深い恐怖心とは裏腹に、自虐的な性行動をとることがある。
- 深山(みやま)
- 40歳前後。
- 中東諸国での設備投資に関するスペシャリスト。彼から執拗なDVを受けていた妻が『柳屋敷』のセーフハウスに保護され、彼は青豆によって暗殺される。青豆はなんども「ネズミ野郎」[14]と心の中で呼んでいた。
- つばさ
- 10歳。
- 『さきがけ』から逃亡し、ひどい格好で駅に寝泊まりしているところを保護され、あちこちたらい回しにされた末、『柳屋敷』のセーフハウスに送られてきた。性的被害の痕跡が認められる。やがて再び失踪。
- 深田保
- 40代の後半から50代前半。
- ふかえりの父親。
- 戎野と同じ大学・学部の学者だったが、大学闘争に参加したため解雇される。
- その後タカシマ塾で共同生活のノウハウを学び、「さきがけ」を組織した。
- 現在は音信不通。
[編集] 天吾の物語
- 天吾(川奈 天吾)
- 29歳~30歳。
- 数学の予備校教師の傍ら、小説家となるべく小説を執筆している。 『空気さなぎ』のゴーストライターを務める。
- 世間的にはまったくの無名だが、編集者の小松からは評価されており、雑誌の穴埋め記事などの依頼を受け執筆している。
- 小学生の頃から数学の神童と言われ、運動能力も高く、高校・大学は経済的に自立するため柔道によるスポーツ特待生進学をして寮生活を送った。
- 母は天吾が生まれてすぐ死んだと聞かされたが、1歳半の時に父親ではない男に抱かれる母親のイメージに悩まされ続ける。
- 毎週日曜日に父親と一緒にNHK受信料の集金ルートをまわらされていたが、小学校5年生のときに拒絶。
- 小松祐二
- 40歳前後。
- 雑誌編集者。天吾の才能を評価し、雑誌の記事執筆の仕事などを紹介している。
- 天吾に、新人賞に応募された小説『空気さなぎ』をリライトするように依頼する。
- ふかえり(深田絵里子)
- 17歳。
- 「さきがけ」リーダーの娘。『空気さなぎ』の作者。
- 両親とともにコミューンで育つが、10歳の時に逃亡。
- 黒く長い髪を持ち、美しい顔立ちをしている。疑問符のないしゃべり方をする。
- ディスレクシア(読字障害)がある。また、長い物語や外国語の歌をまるごと暗記してしまう能力をもち、天吾からサヴァン症候群ではないかと考えられている。
- 一度も生理がない。
- 戎野隆之(センセイ)
- 60代半ば。
- 1960年代、深田保と同じ大学・学部で教鞭を執っていたことで古くから親交があった元「気鋭の」文化人類学者。
- 大学闘争の時期に大学を去り、現在は株取引で経済的な成功を修めている。
- 7年前、さきがけから逃亡してきたふかえりを預かり、二俣尾の山奥で一人娘のアザミと3人で生活している。東京に出た際は、信濃町のマンションに寝泊まりしている。
- 妻は10年前、交通事故で死亡。
- 年上のガールフレンド(安田恭子)
- 40歳前後。天吾のセックスフレンドで、天吾より10歳年上。
- 既婚、小学生の女の子が二人。天吾との不倫関係はここ1年ほど。
- 古いジャズに詳しい。特にクラリネット奏者バーニー・ビガードを愛する。
- 天吾の父
- 60代半ば。
- 東北地方の貧農の三男として生まれ、満蒙開拓団に参加。
- ソビエト連邦の満州侵攻を事前に察知し、侵攻と同時に日本に逃げ帰る。
- 日本に引き揚げてからは満州での知人の伝でNHKの集金の仕事をしていた。
- 定年後、アルツハイマー型認知症となり、千倉町にある施設に入った。
- 女性教師
- 天吾が小学校5年生の時の担任。当時30代半ばで独身。
- 分厚いめがねをかけていて、美人とは言えないが公正で心の温かい人柄。普段は無口で温厚だが、いったん怒り出すと誰にもとめられなかった。天吾が父に日曜日に集金に付いていくことを拒絶し、家を追い出された際、一晩泊めて、さらに父を説得してくれた。高校二年生の時、ブラスバンドのコンクール(天吾は代役としてヤナーチェックの『シンフォニエッタ』でティンパニを担当)で再会したが名前を思い出せなかった。
- 予備校秘書
- 31歳。
- 天吾の勤める予備校の理事長秘書。肩書きは秘書だが有能な女性で経営の実務をほぼ処理していた。美人とはいえないが、スタイルがよく、服装のセンスがすばらしく、アニエス・ベーの麻のジャケットを颯爽と着こなしている。
- 牛河(牛河利治)
- 40代半ばにみえるが、32歳から56歳までどの年齢といわれても受け入れるしかない。
- 財団法人新日本学術芸術振興会 専任理事。
- 背が低く、歯並びが悪く、背骨が妙な角度に曲がっている。
- 天吾に急遽、助成金を申し出る。
- 『ねじまき鳥クロニクル』に登場する牛河と酷似している。
- 予備校秘書は、天吾とのやりとりを聞いて、「メフィストの出てくる話みたい」と言った。
[編集] 共通項目
- 証人会
- 青豆の両親が所属する宗教団体。キリスト教の分派で、終末論を解き説き、布教活動を熱心におこない、聖書に書いてあることを字義通りに実行する。輸血を一切認めない。証人会の家では子供も歩けるようになれば、布教活動に携わることを求められる。3歳くらいから主に母親と一緒に歩いて、家を一軒一軒まわり、「洪水の前」という小冊子を配り、証人会の教義を説明する。神のことを「お方さま」と呼ぶ。類似の宗教団体は短編小説『神の子どもたちはみな踊る』にも登場する。
- タカシマ塾
- 農業と酪農で生計を立てている組織。規模は全国的であり、私有財産を認めていない。
- 深田保らはここで「さきがけ」を立ち上げるためのノウハウを身につける。
- さきがけ
- 山梨県にある宗教団体、1970年代初頭に深田保を中心に組織された。私有財産を認める。最初のうちは社会運動的なコミューンを形成していたが、武装闘争を目指す派閥と農業などの社会生活を行う穏健派とに別れる。残った「さきがけ」穏健派もいつの頃からか社会との交わりを避けるようになり、ついにはカルト集団となる。
- リトルピープル
- ――山梨の森の中で教団リーダーの娘が見た「リトル・ピープル」とは?読者に手渡される最大の謎だが。
- 神話的なアイコン(象徴)として昔からあるけれど、言語化できない。非リアルな存在としてとらえることも可能かもしれない。神話というのは歴史、あるいは人々の集合的な記憶に組み込まれていて、ある状況で突然、力を発揮し始める。例えば鳥インフルエンザのような、特殊な状況下で起動する、目に見えないファクターでもある。あるいはそれは単純に我々自身の中の何かかもしれない[7]。
- 空気さなぎ
- パシヴァとレシヴァ
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 単行本
- BOOK1 ISBN 978-4-10-353422-8
- BOOK2 ISBN 978-4-10-353423-5
[編集] 作品に言及したインタビュー記事
- 【『1Q84』への30年】読売新聞
- 【僕の小説は、混沌とした時代に求められる】クーリエ ジャポン 2009年07月号 - エル・パイス紙(スペイン)のヘスス・ルイス・マンテイーリャ記者によるインタビューの村上公認日本語訳
- 【僕にとっての<世界文学>そして<世界>】毎日新聞2008.5.12新作は大長編に
- 【物語は世界共通言語】信濃毎日新聞2008.3.30
- 【村上春樹 「成長」を目指して、成しつづけて――村上春樹インタビュー 聞き手―古川日出男】「モンキービジネス 2009 Spring vol.5 対話号」 ISBN 978-4-86332-141-0
[編集] 書評等
- 朝日新聞 2009年6月7日 評・鴻巣友季子(翻訳家)
- 読売新聞 2009年6月8日 評・小野正嗣(作家、明治学院大学専任講師)、福岡伸一(分子生物学者、青山学院大教授)
- 毎日新聞 2009年6月14日 評・沼野充義(ロシア・ポーランド文学者、東京大学人文社会系研究科教授)
- 産経新聞 2009年6月14日 評・河合祥一郎(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
- 中日新聞・東京新聞 2009年6月14日 評・菅野昭正(文芸評論家)
- 北海道新聞 2009年6月14日 評・黒古一夫(文芸評論家)
- 毎日新聞 2009年6月19日 評・清水良典(文芸評論家、愛知淑徳大学文化創造学部教授)、中西寛(国際政治学者、京都大学大学院法学研究科教授)、松永美穂(ドイツ文学者、早稲田大学文学学術院教授)
- 朝日新聞 2009年6月23日 評・赤坂真理(小説家)、亀山郁夫(ロシア文学者、東京外国語大学学長)、森達也(ドキュメンタリー作家、早稲田大学客員教授、明治大学客員教授)
- 群像2009年8月号~〈特集〉ムラカミハルキを10倍楽しむ[17]
- 文学界2009年8月号~〈特集〉村上春樹「1Q84」を読み解く[18]
- 村上春樹『1Q84』をどう読むか 河出書房新社編集部 ISBN 978-4-309-01933-8――35人の論考[19]
- 村上春樹の『1Q84』を読み解く 村上春樹研究会 ISBN 978-4-7817-0032-8
- NHK クローズアップ現代 2009年7月14日 村上春樹“物語”の力 ゲスト:松田哲夫(編集者)
- 朝日ニュースター ニュースの深層 2009年7月20日『1Q84』が意味するもの ゲスト:小森陽一(国文学者・東京大学大学院教授)司会:金慶珠(東海大学国際学科准教授)
- NHK BS2 週刊ブックレビュー 評・船曳建夫(文化人類学者・東京大学大学院教授)
[編集] 脚注
- ^ "kyū"ではなく"kew"。英単語"kew"の発音は"cue"と同じ。
- ^ 都心の大型書店で「先行発売」されたのが5月27日、マスコミに発表された「全国発売日」は5月29日、奥付けに印刷された「発行日」は 5月30日。
- ^ a b "村上春樹さん新作、都心で発売 5年ぶりに、ファン次々と". 共同通信 (2009-5-27). 2009年5月27日 閲覧。
- ^ a b c d "【イチから分かる】『1Q84』現象 200万部超え勢い衰えず". 産経新聞 (2009-7-22). 2009年7月22日 閲覧。
- ^ "村上春樹氏:「1Q84」を語る 単独インタビュー(1) 「来夏めどに第3部」". 毎日新聞社 (2009-9-17). 2009年9月17日 閲覧。
- ^ 『ねじまき鳥クロニクル』第1部と第2部(1994年4月発行)の時代設定も1984年。
- ^ a b c d "【『1Q84』への30年】村上春樹氏インタビュー(上)". 読売新聞 (2009-6-16). 2009年6月16日 閲覧。
- ^ "村上春樹氏インタビュー 僕にとっての<世界文学>そして<世界>(3/4ページ)". 毎日新聞 (2008-5-12). 2009年7月23日 閲覧。
- ^ 『村上朝日堂 夢のサーフシティー~アンダーグラウンド・フォーラム1』 朝日新聞社、1998年。ISBN 978-4022572547。
- ^ "謎だらけ!村上春樹の最新作「1Q84」とは". Walkerplus (2009-5-15). 2009年6月1日 閲覧。
- ^ "村上春樹氏新刊「異例の出足」の裏側-「事前に内容を知りたくない」". 市ケ谷経済新聞 (2009-5-30). 2009年6月1日 閲覧。
- ^ BOOK2-P100
- ^ 環の夫、貸金庫にあるふたつの札束、「これまでに三人の男を殺している女」1-p348、深田保
- ^ 村上春樹が翻訳したトルーマン・カポーティの小説『ティファニーで朝食を』にも主人公の女性が「ずぶずぶのネズミ野郎」と叫ぶシーンがある。
- ^ フォトジャーナリスト
- ^ 写真ストックの代理店
- ^ 〈座談会〉村上春樹『1Q84』をとことん読む安藤礼二×苅部直×松永美穂×諏訪哲史//〈評論〉温かい日本茶を飲むまでに――『1Q84』を読む小山鉄郎
- ^ 加藤典洋「桁違い」の小説//清水良典〈父〉の空位//沼野充義読み終えたらもう200Q年の世界//藤井省三『1Q84』の中の「阿Q」の影――魯迅と村上春樹
- ^ 加藤典洋/内田樹/森達也/島田裕巳/川村湊/沼野充義/四方田犬彦/斎藤環/新元良一/安藤礼二/五十嵐太郎/平井玄/上野俊哉/大森望×豊崎由美/永江朗 /清水良典/岩宮恵子/石原千秋/小沼純一/鴻巣友季子/武田徹/鈴村和成/越川芳明/佐々木敦/千野帽子/栗原裕一郎/水越真紀/可能涼介/小澤英実 /速水健朗/円堂都司昭/佐々木中/竹内真/上田麻由子
[編集] 関連項目
- ジョージ・オーウェル『1984年』
- レオシュ・ヤナーチェク『シンフォニエッタ』
- アントン・チェーホフ
- 平均律クラヴィーア曲集-『1Q84』は「バッハの平均律クラビーア曲集のフォーマットに則(のっと)って、長調と短調、青豆と天吾の話を交互に書こう」として書かれた[1]。作中にも登場する。
[編集] 外部リンク
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