内田樹

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内田 樹
生誕 1950年9月30日(63歳)
日本の旗 日本東京都
時代 20世紀の哲学
21世紀の哲学
地域 日本哲学
学派 フランス現代思想研究
研究分野 倫理学人間学
社会思想
文学文芸評論文学理論
公式サイト 内田樹の研究室
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内田 樹(うちだ たつる、1950年9月30日 - )は、日本哲学研究者思想家倫理学者武道家翻訳家神戸女学院大学名誉教授東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学位は修士東京都立大学1980年)。

経歴[編集]

東京都大田区下丸子に生まれ育つ(父は、満鉄、戦時中は政府機関に所属した。戦後、サラリーマンを経て会社を経営し、日中友好協会にも関わった)。1963年大田区立東調布第三小学校を、1967年大田区立矢口中学校卒業1966年東京都立日比谷高等学校に進むが、高校2年で成績が学年最下位になり、のち品行不良を理由に退学処分を受け、ジャズ喫茶でアルバイトをする。しかし家賃も捻出できず、親に謝罪し家に戻った。

大学入学資格検定を経て1969年東京大学入試中止の年に京都大学法学部入学試験に失敗。1年間の浪人生活を経て、1970年に東京大学文科III類入学し、1975年文学部仏文科を卒業。指導教官は菅野昭正

大学時代、畏友竹信悦夫から多大な影響を受けてレヴィナスの研究を志し、東京都立大学大学院に進む。大学院生時代には友人の平川克美とともにまず学習塾を、ついで平川を社長とし自身は取締役として翻訳会社「アーバン・トランスレーション」を経営して成功を収める。1980年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。指導教官は足立和浩1982年4月東京都立大学人文科学研究科博士課程を中退し、東京都立大学人文学部助手となり、1990年から神戸女学院大学文学部助教授[1]。同・総合文化学科教授。私生活では、1989年、一人娘の内田るん[2]をひきとって離婚した。2009年大倉流小鼓能楽師の高橋奈王子と再婚[3]。2010年7月から2012年11月まで平松邦夫大阪市長のもとで特別顧問に就任[4]2011年4月、第3回伊丹十三賞[5]

2011年に同大学教授を退職し、同大学名誉教授合気道7段、居合道三段、杖道三段の武道家でもあり、神戸女学院大学合気道部顧問を務める。専門はフランス現代思想ユダヤ人問題から映画論や武道論まで幅広く、同年11月に東灘区のJR住吉駅前に道場兼能舞台の「凱風館」が完成した[6]

政治的な立場[編集]

自民党と公明党による連立政権である安倍内閣に対して、独裁[7]という強い表現を使って反対の立場を表明している。日本共産党に対して機関紙『赤旗』のインタビューで、「マルクスの教えのもっとも本質的なところ、すなわち「ものごとを根底的にとらえる」という意味でラディカルな政党であってほしい」と期待を表明している[8]

護憲派としての側面[編集]

護憲派であり、共著『9条どうでしょう?』で独自の護憲論を展開した。『すばる』2007年1月号で高橋源一郎矢作俊彦と対談した際、矢作が、有事に現自衛隊法では自衛隊員は銃を撃つこともできない、こういった「あいまいさ」は関東軍と同様で危険だ、という意見に対し、日本人は原理原則が行動原理ではないので、憲法もあいまいなままでよい、という立場を主張した。

保守的側面[編集]

初期の著作より一貫して、自身の経験とレヴィナスの思想をもとにマルクス主義批判(マルクス批判ではない)、学生運動批判、フェミニズム主義批判(フェミニズム批判ではない)を行なっている。『敗戦後論』を巡る中道派の加藤典洋左派高橋哲哉との論争に関して、加藤に対するシンパシーを、一方高橋に対しては強い違和感を表明している。ただし、『諸君!』、『正論』やネット右翼に対しては批判的である[9]

教育問題における立場[編集]

教育/学習については、その効果は予見的に測定不可能である、との立場をとっている。「事後的に有用性が明らかになるモノを先見的に拾っておく」感性について繰り返し述べており、「その教育/学習はどのような効果が見込まれるのか」という問いを厳しく批判している。この観点から、アウトプットの定量を要求する経営主義的な学校運営に反対している。

教育行政については、一貫して政治や政治家は教育に関わるべきではないとする立場をとっている。それは学校教育という制度が非常に惰性の強い制度であって急激な変更はなじまないと考えている。つまり政治家が替わるごとに教育に急激な変化が起こるのは決して良いものではないという考えである。大阪市長特別顧問に就任した際の記者会見において平松市長に対してこう述べている。「私が市長にお願いしたいことが一つあります。一つだけです。それは地方自治体の首長は教育行政に関与して欲しくないということです[10]」。この“政治が教育行政に関わりすぎるべきではない”という点において、大阪維新の会の教育政策には批判的である[11]

公立中学校での武道の必修化について

公立中学校での武道の必修化については内田樹は反対の立場である[12]。それは、その目的が礼節や愛国心を身につけるためという功利的なものだからである。礼儀正しく振る舞うのは手段であり目的ではない、武道の必修かでは手段と目的が逆転しており武道に対する敬意を欠いている、と主張する。

愛国心及び君が代起立問題[編集]

国家は私事であり擬制であるという意味で幻想である、という考えである[13]。本質的に恣意的な構築物である国家に服従を強制すべきできないと考えている。その恣意的な「つくりもの」の国家を遠い昔からそこにあった自然物のように敬うことができるというのは市民的成熟の一つであるとする。そのため、国旗国歌に対して敬意を抱けない人間はただ市民的未成熟の段階にあり、彼らに起立などを強制し、それに反するものは処罰をするということに反対している[14]

格差社会論批判[編集]

格差社会論を一貫して批判し続けている。格差社会は裏返せば拝金主義であり、金のことなど気にしなければ良い、と主張している[15]

特に内田が問題視するのは朝日新聞の「ロスト・ジェネレーション」論を始めとする、「ロスト・ジェネレーション」と「団塊の世代」の世代間格差を問題視する論であり、内田は格差社会論は全てこのような「資源の不当な収奪への異議申し立て」であると定義し[16]、こうした議論については徹底的な批判を加えている。その論法は教育論におけるそれと同様、「ロスト・ジェネレーション」の内面が「ロスト・ジェネレーション」の問題を創り出しているというものである[17]

学力低下論[編集]

同学齢集団内の競争というシステムが、「他人のパフォーマンスを下げる」という相対優位の戦略を取らせると主張している。学力低下問題では大学の入学定員の多さが学力低下の一因であるという指摘を認めず、逆に「大学教育によって高校までの教育の不完全さを補っているのだ」との論陣を張った[18]。ただ、教育問題については、以前は現場の教員の指導能力に教育問題の元凶を求める論調が強かったが、講演会などによって現場の教員との交流が始まった後は、むしろ教育行政や保護者・児童・生徒の教育観を問題視する立場にシフトしている。教育行政がリアリスティックに「勉強すれば金になる」というイデオロギーによって政策を決定し、それを親も教師もメディアも政治家も賛同しているからであると主張する[19]。安倍政権が成立させた教育関連三法案には断固反対の態度を貫いた他、中央教育審議会文部科学省の施策には批判的ことが多い。因みに、自身は博士号・Dr.・Ph.D等は、有していない。

「地球温暖化で何か問題でも?」[編集]

内田は、地球温暖化問題については、池田清彦の説に依拠し、大気中の二酸化炭素濃度上昇と温暖化の関係は実証されていないと考えている。やがて地球は再び氷河期に向かうのでそれほど怯えていない、という意味のことをブログで述べている。現在の温暖化問題は、「現状と違うこと」が起こると困る「政府」が必要以上に騒いでいるだけかもしれない、と主張している[20]

ブログ[編集]

「内田樹の研究室」というブログを運営している。著書の多くは、このブログのテキストを編集者がテーマ別に編集したものである。

『ためらいの倫理学』など初期の著作は、ブログに移行する前にサイト(1998年開設)に掲載された文章が収録されている。『ためらいの倫理学』は、編集者(冬弓舎の内浦亨)が内田のサイトのテキストを発見したことから刊行された(初版は1200部であった)。

かつては、ブログにはコメント機能が設けられており、しばしば主張への批判や反論も書き込まれていたが、本人からの反批判や再反論は少なかった。これについて内田は、「どちらが正しいかは読んだ人の判断に任せる」との立場を取っていた。

内田の著書の多くは、ブログの再編集により成り立っているため、類似のエピソードないしは同じ主張が複数の本に採録されている。内田は、このことについて、名人落語家の十八番(5代目古今亭志ん生の「火焔太鼓」)のようなものと主張している[21]。特に映画「エイリアン」についてフェミニズム論、映画論などテーマを変えて何度も論じているが、これも火焔太鼓のようなものと述べている[22]

「書くことの目的が生計を立てるではなく、一人でも多くの人に自分の考えや感じ方を共有してもらうこと」との考えから、ネット上での公開物については「著作権放棄」の考えを示しており、剽窃での出版すら容認する発言をしている[23]これはロラン・バルトの「作者の死」に着想を得ていると思われる[24]。一方、講演については謝礼が必要(ノーギャラは仕事の価値を認めていない)としている[25]

コラムニストの加藤嘉一によると、現代日本人を理解するテキストとして、中国の大学では、ルース・ベネディクト著『菊と刀』とともに『日本辺境論』が親しまれているという[26]。内田は、はじめから中国や韓国の読者に読まれることを前提として、本書を書したと述べている。

著書[編集]

単著[編集]

タイトル 出版社 出版年月 ISBN 備考
および文庫版
01 『ためらいの倫理学』 冬弓舎 2001年 ISBN 4925220020 角川文庫 ISBN 4043707010
02 『レヴィナスと愛の現象学』 せりか書房 2001年 ISBN 4796702369 文春文庫 ISBN 4167801485
03 『「おじさん」的思考』 晶文社 2002年 ISBN 4794965303 角川文庫 ISBN 4043707053
04 『期間限定の思想―「おじさん」的思考2』 晶文社 2002年 ISBN 4794965494 角川文庫 ISBN 4043707061
05 『寝ながら学べる構造主義』 文春新書 2002年 ISBN 4166602519
06 『女は何を欲望するか?』 径書房 2002年 ISBN 4770501803 角川oneテーマ21 ISBN 4047100900
07 『子どもは判ってくれない』 洋泉社 2003年9月 ISBN 4896917596 文春文庫 ISBN 978-4167679910
08 『映画の構造分析』 晶文社 2003年 ISBN 4794965753 文春文庫 ISBN 4167801256
09 『私の身体(からだ)は頭がいい』 新曜社 2003年5月 ISBN 4788508478 文春文庫 ISBN 4167717441
10 『疲れすぎて眠れぬ夜のために』 角川書店 2003年5月 ISBN 4048838199 角川文庫 ISBN 4043707037
11 『他者と死者』 海鳥社 2004年 ISBN 4874154980 文春文庫 ISBN 4167801493
12 『死と身体』 医学書院 2004年 ISBN 4260333666
13 『街場の現代思想』 NTT出版 2004年 ISBN 4757140754 文春文庫 ISBN 4167717735
14 『知に働けば蔵が建つ』 文藝春秋 2005年 ISBN 4163677003 文春文庫 ISBN 4167753138
15 『街場のアメリカ論』 NTT出版 2005年 ISBN 475714119X 文春文庫 ISBN 4167773686
16 『先生はえらい』 ちくまプリマー新書 2005年1月 ISBN 4480687025
17 『私家版・ユダヤ文化論』 文春新書 2006年 ISBN 4166605194 第6回小林秀雄賞受賞
18 『態度が悪くてすみません』 角川oneテーマ21 2006年 ISBN 4047100323
19 『狼少年のパラドクス』 朝日新聞出版 2007年2月 ISBN 4023303771 改題『街場の大学論』角川文庫 2010年10月 ISBN 4043707045
20 『下流志向』 講談社 2007年 ISBN 4062138271 講談社文庫 ISBN 4062763990
21 『村上春樹にご用心』 アルテスパブリッシング 2007年 ISBN 4903951006
22 『もういちど村上春樹にご用心』 2010年 ISBN 4903951375 『村上春樹にご用心』の増補版の色が濃く、同書と重複する文章が多い。
23 『街場の中国論』 ミシマ社 2007年6月 ISBN 4903908003 増補版 ミシマ社 2011年2月 ISBN 4903908259
24 『ひとりでは生きられないのも芸のうち』 文藝春秋 2008年 ISBN 4163696903 文春文庫 ISBN 4167801159
25 『昭和のエートス』 バジリコ 2008年 ISBN 4862381189 文春文庫 ISBN 4167838087
26 『こんな日本でよかったね』 バジリコ 2008年 ISBN 4862380964 文春文庫 ISBN 4167773074
27 『街場の教育論』 ミシマ社 2008年11月 ISBN 4903908100
28 『日本辺境論』 新潮新書 2009年 ISBN 4106103362 2010年度新書大賞受賞
29 『邪悪なものの鎮め方』 バジリコ 2010年1月 ISBN 486238160X 文春文庫 ISBN 4167900157
30 『街場のマンガ論』 小学館 2010年4月 ISBN 4778037170 小学館文庫 ISBN 9784094060218
31 『街場のメディア論』 光文社新書 2010年8月 ISBN 4334035779
32 『武道的思考』 筑摩選書 2010年10月 ISBN 4480015078
33 『最終講義』 技術評論社 2011年6月 ISBN 4774147095
34 『うほほいシネクラブ 街場の映画論』 文春新書 2011年 ISBN 4166608266
35 『呪いの時代』 新潮社 2011年11月 ISBN 4103300116 新潮文庫 ISBN 4101260613
36 『街場の読書論』 太田出版 2012年4月 ISBN 4778312880
37 『僕の住まい論』 新潮社 2012年7月 ISBN 4103300124
38 『街場の文体論』 ミシマ社 2012年7月 ISBN 4903908364
39 『修業論』 光文社新書 2013年7月 ISBN 4334037542
40 『内田樹による内田樹』 140B 2013年9月 ISBN 4903993183
41 『街場の憂国論』 晶文社 2013年10月 ISBN 4794968116
42 『日本の身体』 新潮社 2014年05月 ISBN 4103300132
43 『街場の共同体論』 潮出版 2014年06月 ISBN 4267019800


共著・編著[編集]

タイトル 共著者 出版社 出版年月 ISBN 備考
および文庫版
01 『映画は死んだ』 松下正己 いなほ書房 1999年 ISBN 479520599X 新版 ISBN 4434034871
02 『現代思想のパフォーマンス』 難波江和英 松柏社 2000年 ISBN 4881989324 光文社新書 ISBN 433403277X
03 『大人は愉しい』 鈴木晶 冬弓舎 2003年 ISBN 4925220063 ちくま文庫 ISBN 4480423559
04 『東京ファイテイングキッズ』 平川克美 柏書房 2004年 ISBN 4760126252 朝日文庫 ISBN 4022615311
05 『14歳の子を持つ親たちへ』 名越康文 新潮新書 2005年 ISBN 4106101122
06 『身体(からだ)の言い分』 池上六朗 毎日新聞社 2005年 ISBN 4620317314
07 『健全な肉体に狂気は宿る』 春日武彦 角川oneテーマ21 2005年 ISBN 4047100064
08 『いきなりはじめる浄土真宗―インターネット持仏堂1』 釈徹宗 本願寺出版社 2005年 ISBN 4894167778 角川ソフィア文庫 ISBN 4044089043
09 『はじめたばかりの浄土真宗―インターネット持仏堂2』 釈徹宗 本願寺出版社 2005年 ISBN 4894167786 角川ソフィア文庫 ISBN 4044089051
10 『東京ファイティングキッズ・リターン』 平川克美 バジリコ 2006年 ISBN 4862380344 文春文庫 ISBN 4167773376
11 『身体(からだ)を通して時代を読む―武術的立場』 甲野善紀 バジリコ 2006年 ISBN 4862380034 文春文庫 ISBN 4167773988
12 『身体知―身体が教えてくれること』 三砂ちづる バジリコ 2006年 ISBN 4862380050 講談社プラスアルファ文庫
ISBN 4062813947
13 『9条どうでしょう』 小田嶋隆
平川克美
町山智浩
毎日新聞社 2006年 ISBN 4620317608 ちくま文庫 ISBN 4480429948
14 『逆立ち日本論』 養老孟司 新潮選書 2007年 ISBN 4106035782
15 『合気道とラグビーを貫くものー次世代の身体論』 平尾剛 朝日新書 2007年 ISBN 4022731648
16 『大人のいない国 成熟社会の未熟なあなた』 鷲田清一 プレジデント社 2008年 ISBN 4833418886 文春文庫 ISBN 4167838540
17 『橋本治と内田樹』 橋本治 筑摩書房 2008年 ISBN 4480814981 ちくま文庫 ISBN 4480428488
18 『現代霊性論』 釈徹宗 講談社 2010年 ISBN 4062159546 講談社文庫 ISBN 4062775166
19 『現代人の祈り-呪いと祝い』 釈徹宗
名越康文
サンガ 2010年 ISBN 4904507592 サンガ新書
ISBN 4904507975
20 『おせっかい教育論』 鷲田清一
釈徹宗
平松邦夫
140B 2010年 ISBN 4903993108
21 『沈む日本を愛せますか』 高橋源一郎 ロッキング・オン 2010年 ISBN 4860520939 文春文庫
ISBN 4167901102
22 『どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?』 2012年 ISBN 4860521080
23 『若者よ、マルクスを読もう』 石川康宏 かもがわ出版 2010年6月 ISBN 4780303605 角川ソフィア文庫 ISBN 4044086125
24 『大津波と原発』 中沢新一
平川克美
朝日新聞出版 2011年5月 ISBN 4022508744
25 『身体で考える。』 成瀬雅春 マキノ出版 2011年6月 ISBN 4837671594
26 『橋下主義(ハシズム)を許すな!』 山口二郎
香山リカ
薬師院仁志
マキノ出版 2011年11月 ISBN 482841651X
27 『原発と祈り』 名越康文
橋口いくよ
メディアファクトリー 2011年12月 ISBN 4840143269
28 『大人の作法』 名越康文
橋口いくよ
メディアファクトリー 2013年3月 ISBN 4840151261
29 『本当の仕事の作法』 名越康文
橋口いくよ
メディアファクトリー 2014年3月 ISBN 4040663500
30 『嘘みたいな本当の話
日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト』
高橋源一郎共選
浅井愛編
イースト・プレス 2011年6月 ISBN 4781606237
31 『嘘みたいな本当の話 みどり
日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト』
2012年6月 ISBN 4781608000
32 『日本の文脈』 中沢新一 角川書店 2012年1月 ISBN 404110078X
33 『辺境ラジオ』 名越康文
西靖
140B 2012年9月 ISBN 4903993132
34 『荒天の武学』 光岡英稔 集英社新書 2012年12月 ISBN 4087206718
35 『評価と贈与の経済学』 岡田斗司夫 徳間書店 2013年2月 ISBN 4198635676
36 『脱グローバル論』 中島岳志
小田嶋隆
講談社 2013年6月 ISBN 4062184273
37 『聖地巡礼 ビギニング』 釈徹宗 東京書籍 2013年8月 ISBN 4487806380
38 『能はこんなに面白い!』 観世清和 小学館 2013年9月 ISBN 4093883114
39 『一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』 中田考 集英社新書 2014年02月 ISBN 4087207250
40 『街場の五輪論』 小田嶋隆
平川克美
朝日新聞出版 2014年02月 ISBN 4022511486
41 『街場の憂国会議』 小田嶋隆
想田和弘ほか計8名
晶文社 2014年05月 ISBN 4794968140


ムック・アンソロジー
! タイトル 共著者 出版社 出版年月 ISBN 備考
および文庫版
『生きる意味を教えてください-命をめぐる対話』 田口ランディ バジリコ 2008年 ISBN 4862380727
『この国はどこで間違えたのか』 小熊英二 徳間書店 2012年11月 ISBN 4198635099
『医療につける薬 内田樹・鷲田清一に聴く』 岩田健太郎
鷲田清一
筑摩選書 2014年06月 ISBN 4480015965
『英語教育は何のため?』 江利川春雄 ひつじ書房 2014年7月 ISBN 4894767279

翻訳[編集]

  1. レヴィナス『困難な自由―ユダヤ教についての試論』(国文社 1985年、抄訳)ISBN 9784772000925
  2. レヴィナス『超越・外傷・神曲―存在論を超えて』合田正人共編訳(国文社 1986年)
  3. ノーマン・コーン『シオン賢者の議定書(プロトコール)―ユダヤ人世界征服陰謀の神話』(ダイナミックセラーズ 1986年)
  4. レヴィナス『タルムード四講話』(国文社 1987年)
  5. ジェフリー・メールマン『巨匠たちの聖痕―フランスにおける反ユダヤ主義の遺産』(国文社 1987年)
  6. ベルナール=アンリ・レヴィ『フランス・イデオロギー』(国文社 1989年)
  7. レヴィナス『タルムード新五講話―神聖から聖潔へ』(国文社 1990年)
  8. レヴィナス『暴力と聖性―レヴィナスは語る』(国文社 1991年)
  9. レヴィナス『モーリス・ブランショ』(国文社 1992年)
  10. サロモン・マルカ『レヴィナスを読む』(国文社 1996年)
  11. レヴィナス『観念に到来する神について』(国文社 1997年)
  12. 『ユダヤ教―過去と未来』R.アロン,A.ネエール,V.マルカ(ヨルダン社 1998年)
  13. コリン・デイヴィス『レヴィナス序説』(国文社 2000年)
  14. 『ヒチコック×ジジェク』スラヴォイ・ジジェク編 鈴木晶共訳(河出書房新社 2005年)

ダウンロード・コンテンツ[編集]

USTREAMアーカイブ[編集]

後に『大津波と原発』中沢新一,平川克美(朝日新聞出版 2011年)として出版される。

脚注[編集]

特記なき物は全て本人ブログ。

  1. ^ 内田樹おもいつき的研究史
  2. ^ ラヴラヴ企画のブログ(内田るんのブログ)
  3. ^ 刻々是好刻(大倉流小鼓方十六世宗家大倉源次郎公式ブログ)
  4. ^ 内田 樹氏を市長特別顧問に委嘱します 大阪市公式ホームページ
  5. ^ 伊丹十三賞に内田樹氏 時事通信2011年4月21日
  6. ^ みんなの家。(「凱風館」建設の記録) - ほぼ日刊イトイ新聞(設計者の光嶋裕介が「建築家一年生の初仕事」として刊行。(ISBN 978-4903951560))
  7. ^ これを「独裁」と呼ぶのです。 しんぶん赤旗日曜版 2014年3月16日
  8. ^ しんぶん赤旗 2013年5月31日
  9. ^ 特にネット右翼や行動する保守に対しては「自称情報強者だが、その実態は自分の見たくない・知りたくない情報は全て陰謀論の名の下に切り捨て、同様のジャンク情報だけが集まる場に入り浸る情報難民」と評している。朝日新聞2011年9月13日「私の紙面批評」。
  10. ^ 平松さんの支援集会で話したこと
  11. ^ 平松さんの支援集会で話したこと 今日は維新の会が提案した教育基本条例案の理論的な難点を指摘していきたいと思っていますが、最大の問題点は、この条例案は「学校教育というのは非常に惰性の強いシステムであって、頻繁な変更になじまない」という現場の人間にとっての常識を理解していないということです。
  12. ^ 潮 2013年2月号「親と子の居場所はどこにあるのか」84頁。
  13. ^ 「リアリスト」に未来はあるか?
  14. ^ 「リアリスト」に未来はあるか?
  15. ^ 「格差社会って何だろう」
  16. ^ 格差社会論(再録)参照。湯浅誠など、世代間格差に言及しない形で格差社会論を展開している論者についての内田の評価は不明。
  17. ^ 「東京でお仕事」
  18. ^ 「一億総学力低下時代」
  19. ^ 利益誘導教育の蹉跌 日本の子どもたちが学習意欲を失ったのは、「勉強すれば、金になる」という利益誘導のロジックが学校教育を覆い尽くしたせいである。親たちも、教師たちも、メディアも、政治家も、みんな同じことを言った。
  20. ^ 「地球温暖化で何か問題でも?」
  21. ^ 「生きて迎えた夏休み」
  22. ^ 本人著『映画の構造分析―ハリウッド映画で学べる現代思想』晶文社、p10-11
  23. ^ 「書物について」
  24. ^ 『寝ながら学べる構造主義』P131 文春新書、2002年発行
  25. ^ 「配偶者の条件」
  26. ^ 加藤嘉一の「だったら、お前がやれ!Ⅱ」思考停止のニッポンをぶった切る

外部リンク[編集]