橋本治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

文学
File:Lit.jpg
ポータル
各国の文学
記事総覧
出版社文芸雑誌
文学賞
作家
詩人小説家
その他作家
お知らせ
このテンプレート解説ページができました。使用されるべき記事が決まりましたので一度ご確認ください。

橋本 治(はしもと おさむ、男性、1948年昭和23年)3月25日 - )は、小説家評論家随筆家

目次

[編集] 来歴・人物

東京都杉並区出身。アイスクリーム屋の息子に生まれる。大学在学中に、「とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」というコピーを打った東京大学駒場祭のポスターで注目される。イラストレーターを経て、 1977年小説桃尻娘』(第29回小説現代新人賞佳作)を振り出しに、文筆業に転じる。該博な知識と独特な文体を駆使して評論家随筆家として活躍する一方、古典文学の現代語訳・二次創作にもとりくむ。

1984年度のフジテレビのイメージキャラクターをおかわりシスターズと共につとめた事がある。

小林秀雄賞(第6回より)の選考委員を務めている。

新著『日本の行く道』では、子供がいじめで自殺するようになり、「自助努力」を強制する思いやりのない社会ができたのは、産業革命に端を発する経済発展が原因だとし、「産業革命前に戻せばいい」(それが無茶なら60年代前半に戻して)「超高層ビルをなくす」という主張をしている。[1]

[編集] 学歴

[編集] 主な作品

[編集] 小説

  • 桃尻娘(講談社、1978)のちに講談社文庫
  • 暗野(ブラックフィールド)北宋社 1981 のち河出文庫
  • その後の仁義なき桃尻娘 講談社 1983 のち文庫
  • ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかの殺人事件 徳間書店 1983 のち文庫
  • 帰ってきた桃尻娘 講談社 1984 のち文庫
  • サイモン&ガーファンクルズ・グレイテスト・ヒッツ+1 大和書房 1984 のちちくま文庫
  • 大戦序曲 河出書房新社 1985 のち文庫
  • 無花果少年(ボーイ)と瓜売小僧 講談社 1985 のち文庫
  • 愛の矢車草 新潮文庫オリジナル 1987 のちちくま文庫
  • ハイスクール八犬伝 1-8 徳間書店 1987-91
  • 無花果少年と桃尻娘 講談社 1988
  • 鞦韆(ぶらんこ)白夜書房 1988 のち新潮文庫、ちくま文庫
  • 愛の帆掛舟 新潮文庫 1989 のちちくま文庫
  • 雨の温州蜜柑姫(おみかんひめ)講談社 1990
  • 流水桃花抄 掌篇小説集 河出書房新社 1991 のち文庫
  • 月食(戯曲) 河出書房新社 1994
  • 桃尻娘プロポーズ大作戦 河出文庫 1995
  • 花物語 さべあのま絵 集英社 1995
  • 三日月物語 毎日新聞社 1996
  • 橋本治小説集成 1-6 河出書房新社 1997
  • 平安女絵巻 女賊 集英社 1998
  • つばめの来る日 角川書店 1999 のち文庫
  • 蝶のゆくえ(集英社、2004)のち文庫
  • Ba-bahその他 筑摩書房 2006
  • 夜 集英社、2008

[編集] 評論・エッセイ

  • 花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 北宋社 1979-81 のち河出文庫
  • 秘本世界生玉子 北宋社 1981 のち河出文庫
  • よくない文章ドク本 大和書房 1982 のち徳間文庫
  • 熱血シュークリーム 上 北宋社 1982
  • 蓮と刀 男はなぜ男を恐がるのか 作品社 1982 のち河出文庫
  • 極楽迄ハ何哩 河出書房新社 1983 のち徳間文庫
  • 革命的半ズボン主義宣言 冬樹社 1984 のち河出文庫
  • とうに涅槃をすぎて 徳間文庫 1984
  • 根性 朝日出版社(週刊本) 1985 のち徳間文庫
  • 合言葉は勇気 筑摩書房 1985 のち文庫
  • デビッド100コラム 冬樹社 1985 のち河出文庫
  • 親子の世紀末人生相談 フィクション・インク 1985 「青空人生相談所」 ちくま文庫
  • ヴィヴィッドボーイのカリキュラム パルコ出版局 1985
  • ロバート本 作品社、1986 のち河出文庫
  • 完本 チャンバラ時代劇講座 徳間書店 1986
  • 恋愛論 講談社文庫オリジナル、1986 のちSB文庫
  • 問題発言 1-2 思想の科学社 1987-88
  • アストロモモンガ ネスコ 1987 のち河出文庫
  • 貞女への道 主婦の友社 1987 のち河出文庫、ちくま文庫
  • オイディプス燕返し!! 蓮と刀・青年篇 河出書房新社 1987
  • 虹のヲルゴオル 大和書房 1988 のち講談社文庫
  • ぼくたちの近代史 主婦の友社 1988 のち河出文庫
  • 風雅の虎の巻 作品社 1988 のち講談社文庫、ちくま文庫
  • 橋本治雑文集成パンセ 1-7 河出書房新社 1989-90 のち文庫
  • 男の編み物、橋本治の手トリ足トリ 河出書房新社 1989
  • さまざまなエンディング 主婦の友社 1990
  • 江戸にフランス革命を! (青土社)1990 のち中公文庫
  • ’89 (マドラ出版)1990 のち河出文庫
  • 武器よさらば 橋本治書簡集 1972-1989 弓立社 1990
  • 恋の花詞集 歌謡曲が輝いていた時 (音楽之友社)1990 のちちくま文庫
  • 義経伝説 河出書房新社 1991
  • 青春つ-のはなに? 集英社文庫 1991
  • ナインティーズ 小学館 1991 のち河出文庫
  • 橋本治の思考論理学 マドラ出版 1992 (夜中の学校 2)
  • シンデレラボーイシンデレラガール 河出文庫 1992
  • 源氏供養 中央公論社 1993-94 のち文庫
  • ぼくらのsex 集英社 1993 のち文庫
  • ぬえの名前 岩波書店 1993 のち幻冬舎文庫
  • 貧乏は正しい! ぼくらの東京物語 (小学館)1994、のち小学館文庫
  • 絶滅女類図鑑 文芸春秋 1994 のち文庫
  • 浮上せよと活字は言う 中央公論社 1994 のち平凡社ライブラリー
  • 美男へのレッスン 中央公論社 1994
  • 秋夜 小論集 中央公論社 1994
  • 生きる歓び 角川書店 1994 のち文庫
  • 宗教なんかこわくない! (マドラ出版、1995)のちちくま文庫
  • ぼくらの最終戦争 小学館 1995 のち文庫
  • 春宵 小論集 中央公論社 1995
  • 「広告批評」の橋本治 マドラ出版 1995
  • ひらがな日本美術史 1-7 新潮社 1995-2007
  • 幕末の修羅絵師国芳 新潮社 1995 (とんぼの本)
  • ぼくらの資本論 貧乏は正しい! 小学館 1996 のち文庫
  • ぼくらの未来計画 小学館 1996 のち文庫
  • 無意味な年無意味な思想 マガジンハウス 1997
  • 橋本治の明星的大青春 集英社文庫 1997
  • 橋本治の男になるのだ 1997 ゴマブックス 「これも男の生きる道」ちくま文庫
  • ハシモト式古典入門 1997 ゴマブックス 「これで古典がよくわかる」ちくま文庫
  • 消えた言葉 アルク新書 1998
  • 冬暁 小論集 中央公論社 1998
  • 夏日 小論集 中央公論社 1998
  • ああでもなくこうでもなく (マドラ出版、2000)
  • 天使のウインク 中央公論新社 2000
  • 二十世紀 (毎日新聞社、2001)のちちくま文庫
  • 橋本治が大辞林を使う 三省堂 2001
  • さらに、ああでもなくこうでもなく マドラ出版 2001
  • 「わからない」という方法 (集英社新書 2001年)
  • 大江戸歌舞伎はこんなもの 筑摩書房 2001 のち文庫
  • 三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮社、2002)のち文庫
  • 「日本が変わってゆく」の論(ああでもなくこうでもなく 3) マドラ出版 2002
  • 人はなぜ「美しい」がわかるのか ちくま新書 2002
  • シネマほらセット 河出書房新社 2004
  • いま私たちが考えるべきこと 新潮社 2004 のち文庫
  • 戦争のある世界(ああでもなくこうでもなく 4) マドラ出版 2004
  • 上司は思いつきで物を言う (集英社新書 2004年)
  • ちゃんと話すための敬語の本 ちくまプリマー新書 2005
  • 勉強ができなくても恥ずかしくない 1-3 ちくまプリマー新書 2005
  • ひろい世界のかたすみで マガジンハウス 2005
  • 乱世を生きる市場原理は嘘かもしれない (集英社新書 2005年)
  • 橋本治という行き方―What a way to go!― (2005年 朝日新聞社)
  • 失楽園の向こう側 小学館文庫 2006
  • 権力の日本人(双調平家物語ノート 1) 講談社 2006
  • このストレスな社会!(ああでもなくこうでもなく 5)マドラ出版 2006
  • 小林秀雄の恵み (新潮社、2007)
  • 日本の行く道 (集英社新書 2007年)
  • いちばんさいしょの算数 1-2 ちくまプリマー新書、2008

[編集] 古典の現代語訳など

  • 桃尻語訳 枕草子全3巻(河出書房新社、1987-88)のち文庫、※NHK教育まんがで読む古典」の脚本も担当
  • 絵本 徒然草 河出書房新社 1990 のち文庫
  • 窯変源氏物語 1~14(中央公論社、1991-93)のち文庫
  • 古事記 少年少女古典文学館(1) 講談社 1993
  • 笛吹童子(痛快世界の冒険文学(北村寿夫原作)講談社 1998
  • 『双調 平家物語』1~15(中央公論新社、1998-2007)
  • 仮名手本忠臣蔵 ポプラ社 2003 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 1)
  • 桃尻語訳百人一首 海竜社 2003
  • 義経千本桜 ポプラ社 2005 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 2)
  • 菅原伝授手習鑑 ポプラ社 2007 (橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻 3)

[編集] イラスト

  • 『橋本治画集』マドラ出版 1991
  • 『橋本治歌舞伎画文集 - かぶきのよう分からん』演劇出版社 1992

[編集] 共著

[編集] 作詞

  • 「悲しみよようこそ」(パンタ『KISS』所収)
  • 「恋のクレセント・ムーン」(パンタ『KISS』所収)

[編集] 受賞歴

[編集] 外部リンク


[編集] 参考

  1. ^ 毎日新聞 2008.1.4夕刊「本の現場」