ノンフィクション

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ノンフィクション英語:non-fiction) とは、史実や記録に基づいた文章や映像などの創作作品。また、その形態。ドキュメンタリーインタビューなど多肢にわたる。製作上の綿密な調査や取捨選択など作成者の独自色が出る。

日本では雑誌記事の分類としてノンフィクションという言葉は使われていたが、概念として一般に認知されるようになったきっかけは筑摩書房1960年4月から月刊で刊行を始めた全50巻の『世界ノンフィクション全集』である。その後の1970年文藝春秋の「大宅壮一ノンフィクション賞」と1979年講談社の「講談社ノンフィクション賞」によって広く知られるようになったと言われる。現代文学のジャンルとしてルポルタージュ文学が定着していたアメリカに対して、日本では日中戦争など戦争や事件があると、出版社が作家を現地に派遣して現地報告を書かせるのが主流であり、文学としては低く見られていた。こうした作家の余技としてでなく、ノンフィクション・ライターが登場するようになったのは1960年代から1970年代にかけてである。雑誌社系の週刊誌の登場で、チーム取材による特集記事が需要が生まれ、文学者の余技ではない無名のライターによるノンフィクションの記事が成立した[1]

主なノンフィクションの賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 立花隆 『ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊』 文藝春秋、2007年1月、28-35頁。ISBN 978-4-16-368680-6

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