意味がなければスイングはない
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『意味がなければスイングはない』(いみがなければすいんぐはない)は村上春樹の初めての音楽評論集。季刊オーディオ専門誌『ステレオサウンド』の2003年春号から2005年夏号に掲載され、2005年11月文藝春秋より刊行された。2008年12月文春文庫として文庫化。
[編集] タイトルの意味
ジャズのピアノ奏者デューク・エリントンの作品『スイングがなければ意味はない(It Don't Mean a Thing If It Ain't Got That Swing)』をもじったものである。ただの言葉遊びではなく、どうしてそこに「スイング」というものが生まれてくるのか、優れた本物の音楽として成り立たせているその「何か」について、自分なりの言葉で追求してみたかったと述べている。
[編集] 内容
クラシック、ジャズ、ロック、フォークなど幅広いジャンルのアーティスト達を取り上げている。手持ちのLP/CDコレクションに加え、自叙伝/伝記などの情報を交えながら、アーティストが生きた時代背景とともに詳細な評論を試みている。本書には、ページ数の都合上雑誌に掲載されなかった部分も含まれており、村上をして「時間をかけ、手間をかけ、根性を入れて書いた」と言わしめる内容になっている。 また、音楽感や世界観に少なからず個人的偏向があることは否めないものの、音楽的共感みたいなものを分かち合うことができたら、それにまさる喜びはないと述べている。
[編集] 掲載アーティスト
- シダー・ウォルトン
- ブライアン・ウィルソン
- シューベルトのピアノ・ソナタ
- スタン・ゲッツ
- ブルース・スプリングスティーン
- ゼルキンとルービンシュタイン
- ウィントン・マルサリス
- スガシカオ
- フランシス・プーランク
- ウディー・ガスリー
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