サラバンド

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サラバンド(仏語: sarabande、伊語: サラバンダsarabanda)とは、3拍子による荘重な舞曲である。小節内部の2拍めと3拍めがしばしば結合され、(たとえば4分の3拍子の場合には)二分音符の代わりに、付点四分音符と八分音符を組み合わせたリズムが多用されることが特徴的である。これは、ダンスにおいて引きずるようなステップに対応するのだと言われてきた。サラバンドの特徴ある荘重なリズムは、聞き手にとっては非常に再認識しやすい。その他の目立った特徴としては、次のような点が挙げられる。

  • 重々しい3拍子のリズム(しばしば2分の3拍子)
  • 4小節単位の小楽節2つからなる8小節分の大楽節
  • 開始小節に先立ってアウフタクトがおかれる場合もある

サラバンドが初めて言及されたのは中米においてである。1539年にフェルナンド・グスマン・メヒアがパナマで書いた詩の中で、「サラバンダ」(zarabanda)と呼ばれるダンスが言及されている。どうやらこのダンスは、スペイン植民地で人気があり、これが大西洋を渡ってスペインにもたらされた(逆輸入された)らしい。1583年になると、スペインでは猥褻性を理由に禁止されたが、同時代(例えばセルバンテスロペ・デ・ヴェガら)の文学作品にはしばしば言及されている。17世紀初期には荒々しく急速だったが、後に遅く荘重なものになった。

アルマンドクーラントジーグと共にバロック音楽組曲を構成する基本的な舞曲の一つである。

19世紀末以降の近代音楽では、バロックを回顧する趣向・あるいは新古典主義的な作風により復活した。グリーグの『ホルベアの時代から』(1884・85年)、サティの『3つのサラバンド』(1887年)、ドビュッシーの『ピアノのために』(1894-1901年)といった例がある。

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