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ポリュボーテース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブリュゴスの画家英語版が紀元前475年から470年頃に描いた巨人ポリュボーテースとポセイドーンの戦い。アッティカ赤絵式キュリクス

ポリュボーテース古希: Πολυβώτης, Polybōtēs)は、ギリシア神話巨人で、ギガースの1人である。長母音を省略してポリュボテスとも表記される。

ギガントマキアーのさい、他のギガースとともにオリュンポスの神々と戦ったが、ポリュボーテースはコース島に逃げた。しかしポセイドーンが追いかけて来て、コース島の一部を削り取ってポリュボーテースに投げつけ、ポリュボーテースは押しつぶされて死んだ。またこのときポセイドーンが投げつけたのは後にニーシューロンと呼ばれたという[1]。なお、パウサニアスによればポセイドーンはケローネー岬を投げつけたらしい[2]

脚注

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  1. ^ アポロドーロス、1巻6・2。
  2. ^ パウサニアス、1巻2・4。

参考文献

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