中部 (パーリ)

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中部(ちゅうぶ、: Majjhima Nikāya, MN, マッジマ・ニカーヤ)とは、仏教パーリ語経典経蔵を構成する「五部」(: Pañca Nikāya, パンチャ・ニカーヤ)の内の、第2番目の「部」(nikāya, ニカーヤ)のこと。中編の経典を集めた領域である。

漢訳仏典における『阿含経』の内の『中阿含経』(ちゅうあごんぎょう)に相当する。

構成[編集]

中部は、基本10経を一束にして「品」(vagga, ヴァッガ)とし、それを5つ合わせた約50経を「篇」(paṇṇāsa, パンナーサ)として、それを3つ合わせた約150経(152経)で構成される[1]

日本語訳[編集]

全訳[編集]

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1-4』(9-11巻) 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典1-4』(第4-7巻)中村元監修 春秋社
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)』(全6巻)片山一良訳 大蔵出版

部分訳[編集]

マハー(大)ハッティパドーパマ経(象跡喩大経) [MN28]

  • 『世界の名著1 バラモン教典, 原始仏典 』「象の足跡のたとえ」中央公論社

チューラ(小)マールキヤ経(摩羅迦小経) [MN63]

  • 『世界の名著1 バラモン教典, 原始仏典 』「毒矢のたとえ」中央公論社

アングリマーラ経(鴦掘摩経) [MN86]

  • 『世界の名著1 バラモン教典, 原始仏典 』「兇賊の帰依」中央公論社

アッサラーヤナ経(阿摂惒経) [MN93]

  • 『世界の名著1 バラモン教典, 原始仏典 』「階級の平等」中央公論社

バフダートゥカ経(多界経) [MN115]

  • 『世界の名著1 バラモン教典, 原始仏典 』「種々の界」中央公論社

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リン ク[編集]