スバ経 (中部)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

スバ経[1](スバきょう、: Subha-sutta, スバ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第99経。『須婆経』(すばきょう)[2]、『鸚鵡経』(オウムきょう)[3]とも。

なお、長部の第10経にも『スバ経』という同名の経典がある。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第152経「鸚鵡経」がある。

釈迦が、青年スバ(須婆)に仏法を説く。

構成[編集]

登場人物[編集]

場面設定[編集]

ある時、釈迦はサーヴァッティー舎衛城)のアナータピンディカ園祇園精舎)に滞在していた。

そこに若い婆羅門であるスバ(須婆)が訪れ、出家者と在家者の違いを問う。釈迦はどちらであろうと善行・悪行の果報があると説く。

スバは婆羅門たちが唱える五つの実践を述べる。釈迦は根拠無く信じることを諌め、五蓋五欲四禅四無量心などを説いていく。

スバは法悦し、三宝への帰依を誓う。帰り道にその話を聞いたジャーヌッソーニも、釈迦を讃える。

日本語訳[編集]

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典[編集]

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』
  3. ^ 『原始仏典』中村

関連項目[編集]

外部リンク[編集]