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(しん)(パーリ語:byāpāda、英語:ill-will)は、仏教が教える煩悩のひとつ。瞋恚(しんに)ともいう。(自分)に背くことがあれば必ず怒るようなである。仏教で人間の諸悪・苦しみの根源と考えられている三毒三不善根のひとつ。また、瞑想修行を邪魔する5つの煩悩、五蓋のうちの2番目の煩悩である。


瞋恚を断つ方法としては、パーリ仏典(Pali Canon)中部(Majjhima Nikāya)の62番目の経典である大ラーフラ教誡経(Mahārā­hu­lovāda­sutta)に例が示されている。この中で、釈迦は息子の羅睺羅(ラーフラ)に以下のように説いている。

Mettaṃ, rāhula, bhāvanaṃ bhāvehi. Mettañhi te, rāhula, bhāvanaṃ bhāvayato yo byāpādo so pahīyissati.[1]

ラーフラ、慈悲の瞑想を深めなさい。というのも、慈悲の瞑想を深めれば、ラーフラ、どんな瞋恚も消えてしまうからです。


脚注・出典[編集]


関連項目[編集]