アビダンマッタ・サンガハ

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アビダンマッタ・サンガハ』(: Abhidhammattha Saṅgaha摂阿毘達磨義論[1])は、仏教分別説部スリランカ仏教大寺派、すなわち今日の南伝上座部仏教に属する僧侶アヌルッダAnuruddha)によって11世紀頃に書かれた、仏教綱要書。題名は、「論(アビダンマ)の集成」といった意味。

上座部仏教圏では、入門的テキストとして用いられている。

構成[編集]

藤本訳 [2]。【戸田訳】[3]

  • 第1章 の分析 【摂心分別】
    : Citta-saṅgaha-vibhāga
  • 第2章 心所(心の中身)の分析 【摂心所分別】
    : Cetasika-saṅgaha-vibhāga
  • 第3章 雑多なものの分析 【摂雑分別】
    : Pakiṇṇaka-saṅgaha-vibhāga
  • 第4章 路(心の生滅)の分析 【摂路分別】
    : Vīthi-saṅgaha-vibhāga
  • 第5章 離路(業と輪廻)の分析 【摂離路分別】
    : Vīthimutta-saṅgaha-vibhāga
  • 第6章 物質の分析 【摂分別】
    : Rūpa-saṅgaha-vibhāga
  • 第7章 まとめという分析 【摂集分別】
    : Samuccaya-saṅgaha-vibhāga
  • 第8章 縁起の分析 【摂縁分別】
    : Paccaya-saṅgaha-vibhāga
  • 第9章 業処の分析 【摂業処分別】
    : Kammaṭṭhāna-saṅgaha-vibhāga

日本語訳[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ しょうあびだつまぎろん。近代における日本の漢訳タイトル。『南伝大蔵経』 第65巻
  2. ^ 藤本 2013, §目次.
  3. ^ ウ・ウェープッラ, 戸田忠 2013, §目次.

関連項目[編集]

外部リンク[編集]