コンテンツにスキップ

人間界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

人間界(にんげんかい、: manuṣya)は、人間がいる世界のこと。

仏教における人間界

[編集]
仏教用語
人間界
パーリ語 manussa
サンスクリット語 मनुष्य
(IAST: manuṣya)
中国語 人道, 人界
日本語 人間界
(ローマ字: Ningenkai)
テンプレートを表示

仏教における人間界とは、迷界欲界六道、また十界の中の1つの世界にして、地獄から数えて第5番目に位置する。また三善道[1]の1つ。過去世において、五戒(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)、また中品十善善因を修した者が生れる場所とされる。

ストーリーにおける人間界

[編集]

小説漫画アニメ映画などのストーリーにおいて、人間のいる世界(現世、この世)とは別の世界(異世界、パラレルワールド)を取り扱った作品の場合、その世界に対して人間のいる世界を「人間界」と表現することがある。

脚注

[編集]
  1. ^ 三善趣とも言う。修羅道、人間道、天界道のことを指す。詳しくは、六道一覧を参照。

関連項目

[編集]