四無量心

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四無量心(しむりょうしん、サンスクリット語: apramāṇāni,パーリ語: appamaññā)とは、他の生命に対する自他怨親なく平等で、過度の心配などのない、落ち着いた気持ちを持つことをいう。サマタ瞑想(止)の対象である四十業処の一部。[1] 四梵住しぼんじゅう: brahmavihāra)、四梵行しぼんぎょうともいう。

『分別論註』によれば、無量(appamaññā)というは、「対象となる衆生が無数であること」あるいは「対象とする個々の有情について(慈悲の心で)余すことなく完全に満たす」という遍満無量(pharaṇa-appamāṇa)の観点から、このように称する。[2]

脚注[編集]

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  1. ^ ウ・ウェープッラ、戸田忠=訳註『アビダンマッタサンガハ [新装版]』、中山書房仏書林、p.274
  2. ^ 「無量(appamaññā)とは遍満無量(pharaṇa-appamāṇa)により無量である。これらは所縁に関して無量の有情に遍満するから、または一人の有情について残すところなく遍満するから(…)」( 浪花宣明『分別論註 VibhaṅgaṭṭhakathāとVibhaṅgamūlaṭīkā』、平楽寺書店、p.642)
  3. ^ 「無智捨は捨梵住の近敵なり、…過失と功徳とを伺察せざるにことにおいて捨梵住と同類なるが故に。」清浄道論 第九品 南伝大蔵経六十三巻

関連項目[編集]