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サールナート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サールナート
歴史的都市
ダーメーク・ストゥーパ
サールナートの位置(インド内)
サールナート
サールナート
サールナートの位置(ウッタル・プラデーシュ州内)
サールナート
サールナート
座標:座標: 北緯25度22分52秒 東経83度01分17秒 / 北緯25.38111度 東経83.02139度 / 25.38111; 83.02139
Country インドの旗 インド
ウッタルプラデーシュ
地区 ヴァーラーナシー
Languages
  公用語 ヒンズー語
等時帯 IST
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サールナートヒンディー語: सारनाथ、Sārnāth、英語: Sarnath)は、インドウッタル・プラデーシュ州にある地名[1]ヴァーラーナシー(ベナレス)の北方約10kmに位置する。仏教四大聖地のひとつ。

現サールナートは、釈迦悟りを開いた後、鹿が多く住む林(旧訳「施鹿林」、新訳「鹿野苑」)の中で初めて教えを説いた初転法輪の故地とされる。鹿野苑(ろくやおん、: mṛgadāva)はリシパタナとも呼ばれる[2]。リシパタナ(: ṛṣi-patana)とは「聖仙の集まるところ」の意で、『解深密経』などでは「仙人堕処」(仙人の落ちる所)と誤訳され、『雑阿含経』などでは「仙人住処」(仙人の住む所)と訳されている(patana の語基である動詞根 √pat には「落ちる」という意味があるが、植木雅俊はこの場合「〜に入る」の意味に解釈するべきであると指摘している[3]。一方、中村元はパタナには現代ヒンディー語でも飛行場の意味に使われることがあり、仙人の飛行場の意味であるとしてしている)

鹿野苑だったとされる場所は現在はインド政府によって整理され遺跡公園になっている。その周辺からは「サールナート仏」と呼ばれる仏像が多数出土し、最高傑作とも評される「初転法輪像」がサールナート考古博物館英語版に収蔵されている。

名所

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インドの国章アショーカの獅子柱頭から取られた

世界遺産

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世界遺産 サールナートの古代仏教遺跡
インド
英名 Ancient Buddhist Site of Sarnath
仏名 Site bouddhiste ancien de Sarnath
面積 8.05 ha
(緩衝地帯 72.2 ha)
登録区分 文化遺産
登録基準 (3), (6)
登録年 2026年
第48回世界遺産委員会
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

2026年の第48回世界遺産委員会世界遺産リストに登録された。

登録基準

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この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。

交通

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サールナート公園地区の南西端にあたる公園地区入り口から東方への一直線道路の先、約1.5kmの位置にインド鉄道のサーナス駅があり、サーナス駅からは徒歩圏である。サーナス駅は、次駅のヴァーラーナシー・シティー駅を経由して、最寄りの最大都市であるヴァーラーナシーの中心駅であるヴァーラーナシー・ジャンクション駅と結ばれている。ヴァーラーナシー・ジャンクション駅には、ニューデリーとを8時間で結ぶ高速列車のバンデバラト・エクスプレスが停車する。

脚注

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出典

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  1. アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、238ページ、2011年、ISBN 978-4-88282-780-1
  2. 『岩波 仏教辞典 第2版』 岩波書店、2002年、「鹿野苑」の項。
  3. 植木雅俊 『仏教、本当の教え』 中央公論新社〈中公新書〉、2011年、117-118頁。

関連項目

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