小松純也

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小松 純也(こまつ じゅんや、1967年2月22日 - )は、日本のテレビプロデューサー演出家劇作家

フジテレビジョン(以下フジテレビと略)編成制作局バラエティー制作センター部長を経て、フジテレビ社員のまま出向で共同テレビジョン(共テレ)へ異動、同社第2制作部長・プロデューサーとなる。

2019年3月31日にフジテレビを退社し、株式会社スチールヘッド代表取締役[1]。 兄は中国文学者小松謙

来歴・人物

兵庫県西宮市出身。大阪星光学院卒業後、京都大学文学部に進学する。在学中「劇団そとばこまち」に在籍し俳優放送作家として活動した。

1990年京都大学卒業[2]後、1990年フジテレビ入社。TBSに入社した植田博樹と合田隆信は京都大学の同期である。入社後は第二制作部・佐藤義和班に所属していた。

タモリ明石家さんまダウンタウンSMAP笑福亭鶴瓶ウッチャンナンチャン他大物タレントとの関係が深く、演出を担当することが多い。

フジテレビのマスコットキャラクター「ラフくん」を制作。

2005年7月からバラエティ制作センターから編成部に異動。バラエティ最後の仕事として「FNS ALL-STARS あっつい25時間テレビやっぱ楽しくなければテレビじゃないもん!」の総合演出を担当した。

2009年6月、編成部からバラエティ制作センターに再び異動し企画統括担当部長などを務めた。

2012年6月28日付でスカパーJSAT出向し、編成部主幹。2014年6月27日付で復社し、編成制作局バラエティー制作センター部長に就任した。

2015年から共同テレビに出向、第2制作部長の立場ながら制作現場に復帰。

2019年3月31日にフジテレビを退社。株式会社スチールヘッドを設立、代表取締役となる。

コント番組を多くヒットさせた実績から「90年代のテレビコントとは小松純也の世界である」(戸部田誠[3] と評されるが、他ジャンルの番組も多く企画・演出。ヒット作も多い。

共同テレビ出向当時、フジテレビ社員にも関わらず、NHKTBSテレビなど他局でレギュラー番組を複数企画・制作。Amazonプライム・ビデオなど配信メディアでもシリーズ番組を制作していた。単発番組を除き、放送局社員がここまで公然と局をまたいで活動した例は他に無い。

なお、独立後も共同テレビが制作に携わるこれらの番組のプロデュースを引き続き務めている。

フジテレビ入社後も劇団そとばこまちキューブプロデュース公演を中心に劇作家・舞台演出家として断続的に活動している。

担当番組

プロデューサー
演出
企画・監修

過去に担当していた番組

ディレクター・演出
プロデューサー
企画・編成・監修・制作
その他

音楽

ゲーム

舞台

受賞歴

脚注

関連項目

外部リンク