2002 FIFAワールドカップ・決勝トーナメント

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2002 FIFAワールドカップの決勝トーナメント(ノックアウトステージ)は、8組のグループステージの上位2チーム(合計16チーム)が進出し、シングルエリミネーションスタイルのトーナメントを行う。

以下、表記時刻はすべて日本標準時または韓国標準時(共にUTC+9)。

フォーマット[編集]

決勝トーナメントでは、90分(前後半45分)が終了しても同点の場合は、30分(前後半15分)の延長戦を実施する。延長戦はゴールデンゴール方式を採用し、どちらかの得点があった場合はその時点で試合終了となる。延長戦後も同点の場合はPK戦によって勝者を決定する。

進出チーム[編集]

8つのグループのそれぞれ上位2チームが決勝トーナメントに進出する。

決勝トーナメントでは、どの国もラウンド16から準決勝までは同じ国で対戦するように組み合わせが設定されたが、ラウンド16の組み合わせが全てグループA-D(韓国で対戦)とグループE-H(日本で対戦)の組み合わせとなったことから、16ヶ国中8ヶ国はグループステージ終了後に日本から韓国へ(或いはその逆)の移動が必要となった。

グループ グループ1位 グループ2位
A  デンマーク  セネガル
B  スペイン  パラグアイ
C  ブラジル  トルコ
D  韓国  アメリカ合衆国
E  ドイツ  アイルランド
F  スウェーデン  イングランド
G  メキシコ  イタリア
H  日本  ベルギー

トーナメント表[編集]

 
ラウンド16準々決勝準決勝決勝
 
              
 
6月15日 – 西帰浦
 
 
 ドイツ1
 
6月21日 – 蔚山
 
 パラグアイ0
 
 ドイツ1
 
6月17日 – 全州
 
 アメリカ合衆国0
 
 メキシコ0
 
6月25日 – ソウル
 
 アメリカ合衆国2
 
 ドイツ1
 
6月16日 – 水原
 
 韓国0
 
 スペイン (p)1 (3)
 
6月22日 – 光州
 
 アイルランド1 (2)
 
 スペイン0 (3)
 
6月18日 – 大田
 
 韓国 (p)0 (5)
 
 韓国 (延長)2
 
6月30日 – 横浜
 
 イタリア1
 
 ドイツ0
 
6月15日 – 新潟
 
 ブラジル2
 
 デンマーク0
 
6月21日 – 静岡
 
 イングランド3
 
 イングランド1
 
6月17日 – 神戸
 
 ブラジル2
 
 ブラジル2
 
6月26日 – さいたま
 
 ベルギー0
 
 ブラジル1
 
6月16日 – 大分
 
 トルコ0 3位決定戦
 
 スウェーデン1
 
6月22日 – 大阪6月29日 – 大邱
 
 セネガル (延長)2
 
 セネガル0 韓国2
 
6月18日 – 宮城
 
 トルコ (延長)1  トルコ3
 
 日本0
 
 
 トルコ1
 

ラウンド16[編集]

ドイツ vs パラグアイ[編集]

ドイツ
パラグアイ
GK 1 オリバー・カーン キャプテン
RB 22 トルステン・フリンクス
CB 3 マルコ・レーマー 46分に交代退場 46分
CB 2 トーマス・リンケ
LB 21 クリストフ・メッツェルダー 60分に交代退場 60分
RM 19 ベルント・シュナイダー 35分に警告 35分
CM 16 イェンス・イェレミース
CM 13 ミヒャエル・バラック 90+2分に警告 90+2分
LM 17 マルコ・ボーデ
CF 7 オリバー・ノイビル 90+2分に交代退場 90+2分
CF 11 ミロスラフ・クローゼ
交代出場:
MF 15 セバスティアン・ケール 46分に交代出場 46分
DF 4 フランク・バウマン 71分に警告 71分 60分に交代出場 60分
FW 14 ゲーラルド・アサモア 90+2分に交代出場 90+2分
監督
ルディ・フェラー
GK 1 ホセ・ルイス・チラベルト キャプテン
RB 2 フランシスコ・アルセ
CB 18 フリオ・セサル・カセレス
CB 5 セルソ・アジャラ
CB 4 カルロス・ガマーラ
LB 21 デニス・カニサ
CM 15 カルロス・ボネット 84分に交代退場 84分
CM 10 ロベルト・アクーニャ Yellow card 26分 Red card 90+2分
CM 6 スタニスラウス・ストルーウェイスペイン語版 90+1分に交代退場 90+1分
CF 20 ホセ・カルドーソ 50分に警告 50分
CF 9 ロケ・サンタ・クルス 29分に交代退場 29分
交代出場:
FW 11 ホルヘ・ルイス・カンポス英語版 29分に交代出場 29分
MF 14 ディエゴ・ガビラン 84分に交代出場 84分
FW 23 ネルソン・クエバス 90+1分に交代出場 90+1分
監督
イタリアの旗 チェーザレ・マルディーニ
マン・オブ・マッチ
ドイツ イェンス・イェレミース
副審
アンティグア・バーブーダ カーティス・チャールズ
マリ共和国 ドラマーヌ・ダンテ
第4の審判員
スコットランド ヒュー・ダラス英語版

デンマーク vs イングランド[編集]

デンマーク
イングランド
GK 1 トーマス・セーレンセン
RB 6 トーマス・ヘルヴェグ 7分に交代退場 7分
CB 4 マルティン・ラウルセン
CB 3 レネ・ヘンリクセン英語版 キャプテン
LB 12 ニクラス・イェンセン
CM 2 スティグ・テフティン英語版 24分に警告 24分 58分に交代退場 58分
CM 7 トーマス・グラヴェセン
RW 19 デニス・ロンメダール
AM 9 ヨン・ダール・トマソン
LW 8 イェスパー・グレンケア
CF 11 エッベ・サンド
交代出場:
DF 20 キャスパー・ベゲルンド 7分に交代出場 7分
MF 14 クラウス・イェンセン 58分に交代出場 58分
監督
モアテン・オルセン
GK 1 デビッド・シーマン
RB 2 ダニー・ミルズ 50分に警告 50分
CB 5 リオ・ファーディナンド
CB 6 ソル・キャンベル
LB 3 アシュリー・コール
RM 7 デビッド・ベッカム キャプテン
CM 8 ポール・スコールズ 49分に交代退場 49分
CM 21 ニッキー・バット
LM 4 トレヴァー・シンクレア
CF 11 エミール・ヘスキー 69分に交代退場 69分
CF 10 マイケル・オーウェン 46分に交代退場 46分
交代出場:
FW 9 ロビー・ファウラー 46分に交代出場 46分
MF 23 キーロン・ダイアー 49分に交代出場 49分
FW 17 テディ・シェリンガム 69分に交代出場 69分
監督
スウェーデンの旗 スヴェン・ゴラン・エリクソン
マン・オブ・マッチ
イングランド リオ・ファーディナンド
副審
ドイツ ハイナー・ミュラー
チェコ エヴゼン・アムラー
第4の審判員
チュニジア ムラード・ダーミ英語版

スウェーデン vs セネガル[編集]

スウェーデン
セネガル
GK 1 マグヌス・ヘドマン
RB 2 オロフ・メルベリ
CB 15 アンドレアス・ヤコブセン英語版
CB 4 ヨハン・ミャルビー キャプテン
LB 16 テディ・ルチッチ
RM 7 ニクラス・アレクサンデション 76分に交代退場 76分
CM 8 アンデシュ・スヴェンソン
CM 6 トビアス・リンデロート
LM 17 マグヌス・スヴェンソン英語版 99分に交代退場 99分
CF 10 マルクス・アルベック 65分に交代退場 65分
CF 11 ヘンリク・ラーション
交代出場:
FW 22 アンドレアス・アンデション英語版 65分に交代出場 65分
FW 21 ズラタン・イブラヒモビッチ 76分に交代出場 76分
MF 18 マティアス・ヨンソン 99分に交代出場 99分
監督
ラーシュ・ラーゲルベック / トミー・セデベリ英語版
GK 1 トニー・シルヴァ
RB 17 フェルディナンド・コリー 73分に警告 73分
CB 13 ラミネ・ディアッタ
CB 4 パペ・マリク・ディオプ英語版 66分に交代退場 66分
LB 2 オマール・ダフ
CM 19 パパ・ブバ・ディオプ
CM 6 アリウ・シセ キャプテン
CM 12 アムディ・ファイェ
RF 7 アンリ・カマラ
CF 18 パペ・ティアウ英語版 94分に警告 94分
LF 11 エル=ハッジ・ディウフ
交代出場:
DF 21 ハビブ・ベイェ 66分に交代出場 66分
監督
フランスの旗 ブルーノ・メツ
マン・オブ・マッチ
セネガル アンリ・カマラ
副審
パラグアイ ミゲル・ジァコムッツィハンガリー語版
カナダ ヘクター・ベルガラ英語版
第4の審判員
ブラジル カルロス・エウジェニオ・シモン

スペイン vs アイルランド[編集]

スペイン
アイルランド
GK 1 イケル・カシージャス
RB 5 カルレス・プジョル
CB 6 フェルナンド・イエロ キャプテン 89分に警告 89分
CB 4 イバン・エルゲラ
LB 3 フアンフラン 62分に警告 62分
RM 21 ルイス・エンリケ
CM 8 ルベン・バラハ 87分に警告 87分
CM 17 フアン・カルロス・バレロン
LM 11 ハビエル・デ・ペドロ 66分に交代退場 66分
CF 7 ラウル 80分に交代退場 80分
CF 9 フェルナンド・モリエンテス 72分に交代退場 72分
交代出場:
MF 16 ガイスカ・メンディエタ 66分に交代出場 66分
MF 14 ダビド・アルベルダ 72分に交代出場 72分
FW 12 アルベルト・ルケ 80分に交代出場 80分
監督
ホセ・アントニオ・カマーチョ
GK 1 シェイ・ギヴン
RB 2 スティーヴ・フィナン
CB 14 ギャリー・ブリーン
CB 5 スティーヴ・ストーントン キャプテン 50分に交代退場 50分
LB 3 イアン・ハート 82分に交代退場 82分
RM 18 ギャリー・ケリー 55分に交代退場 55分
CM 12 マーク・キンセラ
CM 8 マット・ホランド
LM 11 ケヴィン・キルバーン
CF 9 ダミアン・ダフ
CF 10 ロビー・キーン
交代出場:
DF 4 ケニー・カニンガム英語版 50分に交代出場 50分
FW 17 ナイアル・クイン 55分に交代出場 55分
FW 13 デヴィッド・コノリー 82分に交代出場 82分
監督
ミック・マッカーシー
マン・オブ・マッチ
スペイン イケル・カシージャス
副審
スウェーデン レイフ・リンドバーグ
エルサルバドル イゴール・シュラムカハンガリー語版
第4の審判員
スイス ウルス・マイヤー英語版

メキシコ vs アメリカ[編集]

メキシコ
アメリカ
GK 1 オスカル・ペレス・ロハス
CB 5 マヌエル・ヴィドリオスペイン語版 37分に警告 37分 46分に交代退場 46分
CB 4 ラファエル・マルケス キャプテン Red card 88分
CB 16 サルバドール・カルモナスペイン語版 84分に警告 84分
RM 21 ヘスース・アレジャーノスペイン語版
CM 18 ホアン・ロドリゲス英語版
CM 6 ヘラルド・トラード 78分に交代退場 78分
CM 11 ブラウリオ・ルナスペイン語版
LM 7 ラモン・モラーレススペイン語版 28分に交代退場 28分
CF 9 ハレド・ボルヘッティ
CF 10 クアウテモク・ブランコ 70分に警告 70分
交代出場:
FW 15 ルイス・エルナンデス 67分に警告 67分 28分に交代出場 28分
MF 13 シヒフレド・メルカードスペイン語版 46分に交代出場 46分
MF 8 Alberto García Aspe 81分に警告 81分 78分に交代出場 78分
監督
ハビエル・アギーレ
GK 1 ブラッド・フリーデル 83分に警告 83分
CB 22 トニー・サネー英語版
CB 23 エディ・ポープ 26分に警告 26分
CB 3 グレッグ・バーホルター 53分に警告 53分
RM 10 クラウディオ・レイナ キャプテン
CM 4 パブロ・マストローニ 47分に警告 47分 90分に交代退場 90分
CM 21 ランドン・ドノバン
CM 5 ジョン・オブライエン
LM 7 エディ・ルイス
CF 15 ジョシュ・ウォルフ英語版 50分に警告 50分 59分に交代退場 59分
CF 20 ブライアン・マクブライド 79分に交代退場 79分
交代出場:
MF 8 アーニー・スチュワート 59分に交代出場 59分
MF 13 コビ・ジョーンズ 79分に交代出場 79分
DF 16 カルロス・リャモサ英語版 90分に交代出場 90分
監督
ブルース・アリーナ
マン・オブ・マッチ
アメリカ合衆国 ランドン・ドノバン
副審
ポルトガル カルロス・マトス
オーストリア エゴン・ベロイターハンガリー語版
第4の審判員
オランダ ヤン・ウェヘレーフ英語版

ブラジル vs ベルギー[編集]

ブラジル
ベルギー
GK 1 マルコス
CB 3 ルシオ
CB 4 ロッキ・ジュニオール
CB 5 エジミウソン
RWB 2 カフー キャプテン
LWB 6 ロベルト・カルロス 28分に警告 28分
CM 19 ジュニーニョ・パウリスタ 57分に交代退場 57分
CM 8 ジウベルト・シウバ
AM 11 ロナウジーニョ 81分に交代退場 81分
AM 10 リバウド 90分に交代退場 90分
CF 9 ロナウド
交代出場:
MF 17 デニウソン 57分に交代出場 57分
MF 15 クレベルソン 81分に交代出場 81分
MF 7 リカルジーニョ 90分に交代出場 90分
監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ
GK 1 ヘールト・デ・フリーガー
RB 15 ジャッキー・ペータース英語版 72分に交代退場 72分
CB 16 ダニエル・ファン・ブイテン
CB 6 ティミー・シモンス
LB 5 ニコ・ファン・ケルクホーフェン英語版
RM 22 ムボ・ムペンザ
CM 18 イヴ・ファンデルヘーゲ英語版 24分に警告 24分
CM 10 ヨハン・ワレム
LM 8 バルト・ホール
CF 11 ヘルト・ヴェルハイエン英語版
CF 7 マルク・ヴィルモッツ キャプテン
交代出場:
FW 9 ヴェスレイ・ソンク 72分に交代出場 72分
監督
ロベール・ヴァサイジュ英語版
マン・オブ・マッチ
ブラジル リバウド
副審
ベラルーシ ユーリ・デュパノフ
モルディブ モハマド・サイード
第4の審判員
日本 上川徹

日本 vs トルコ[編集]

日本 0 – 1 トルコ
レポート ダヴァラ 12分にゴール 12分
日本
トルコ
GK 12 楢﨑正剛
CB 3 松田直樹
CB 17 宮本恒靖 キャプテン
CB 16 中田浩二
RM 20 明神智和
CM 21 戸田和幸 45分に警告 45分
CM 7 中田英寿
CM 5 稲本潤一 46分に交代退場 46分
LM 18 小野伸二
CF 9 西澤明訓
CF 14 三都主アレサンドロ 46分に交代退場 46分
交代出場:
FW 11 鈴木隆行 46分に交代出場 46分
MF 22 市川大祐 46分に交代出場 46分 86分に交代退場 86分
MF 8 森島寛晃 86分に交代出場 86分
監督
フランスの旗 フィリップ・トルシエ
GK 1 リュシュテュ・レチベル
RB 5 アルパイ・オザラン 21分に警告 21分
CB 3 ビュレント・コルクマズ
LB 20 ハカン・ウンサル英語版
CM 4 ファティフ・アキイェル英語版
CM 8 トゥガイ・ケリモール
CM 18 エルギュン・ペンベ英語版 44分に警告 44分
RW 22 ウミト・ダヴァラ 74分に交代退場 74分
AM 10 ユルドゥライ・バシュテュルク 90分に交代退場 90分
LW 11 ハサン・シャシュ 85分に交代退場 85分
CF 9 ハカン・シュキュル キャプテン 90分に警告 90分
交代出場:
MF 15 ニハト・カフヴェジ 74分に交代出場 74分
FW 14 タイフール・ハヴチュ英語版 85分に交代出場 85分
FW 17 イルハン・マンスズ 90分に交代出場 90分
監督
シェノル・ギュネシュ
マン・オブ・マッチ
トルコ アルパイ・オザラン
副審
ポーランド マチェイ・ヴィエルツボウスキ
ニュージーランド ポール・スミス
第4の審判員
イングランド グラハム・ポール

韓国 vs イタリア[編集]

この試合は、主審のバイロン・モレノの複数のジャッジが物議を醸した。

前半5分にはイタリアDFクリスティアン・パヌッチがペナルティエリア内で韓国FW薛琦鉉を倒したとしてペナルティーキックの判定を与え(これは安貞桓のキックをジャンルイジ・ブッフォンが防いで得点ならず)、後半27分には韓国FW黄善洪がイタリアMFジャンルカ・ザンブロッタの臀部に足裏を見せるレッドカードに相当するようなタックルをした(このプレーでザンブロッタは交代を余儀なくされた)ものの黄善洪に警告すら出さず、延長前半15分にはイタリアFWフランチェスコ・トッティがペナルティエリア内で相手に倒されたプレーを「トッティのシミュレーション」と判断して2枚目のイエローカードを提示、さらには延長後半5分にはイタリアMFダミアーノ・トンマージゴールデンゴールを挙げたように見えたプレーをオフサイドの判定で取り消し、最終的に韓国FW安貞桓のゴールデンゴールで韓国がイタリアを破りアジア勢36年ぶりの準々決勝進出をもたらす結末となった[1][2][3][4][5][6][7]

イタリアに不利になるジャッジが立て続けに続いた内容(特にトッティへの2枚目のイエローカード判定)は試合直後から猛烈に批判され[2]、イタリアを意図的に敗退させる為のジャッジだったのではないかとの声が挙がった[8]ほか、監督のジョバンニ・トラパットーニは主催国の一方がトーナメントに残るように企てられたFIFAによる陰謀ではないかとの発言を残している[9]。FIFA会長のゼップ・ブラッターはトンマージのオフサイド判定は副審による「事故」のようなものだとしてモレノのジャッジを批判したものの、「イタリアが敗退したのは、主審や副審が意図的ではなく人為的なミスを犯したからだけではない。イタリアは守備と攻撃の両方でミスを犯した」と述べてFIFAによる陰謀論を否定している[5][10]

トッティへの2枚目のイエローカードと、トンマージのオフサイド判定についてはFIFAが設立100周年を記念して企画されたDVD「FIFA FEVER」内でワールドカップ史上に残る誤審10選の2つに取り上げられている[11]が、モレノ自身は2022年4月のガゼッタ・デロ・スポルトによるインタビューで、自身の明確なミスジャッジは黄善洪にレッドカードを出さなかったことだけだったとした上で「(この試合の)自己採点をするなら(10点満点で)8.5」「韓国対イタリア戦は、レフェリー人生最高の試合の1つ」と述べている[7]

韓国 2 – 1 (延長) イタリア
レポート
韓国
イタリア
GK 1 李雲在
CB 4 崔眞喆 115分に警告 115分
CB 20 洪明甫 キャプテン 83分に交代退場 83分
CB 7 金泰映 17分に警告 17分 63分に交代退場 63分
RM 22 宋鐘國 80分に警告 80分
CM 6 柳想鐵
CM 5 金南一 68分に交代退場 68分
LM 10 李榮杓
RF 21 朴智星
CF 19 安貞桓
LF 9 薛琦鉉
交代出場:
FW 18 黄善洪 63分に交代出場 63分
FW 14 李天秀 99分に警告 99分 68分に交代出場 68分
FW 16 車ドゥリ 83分に交代出場 83分
監督
オランダの旗 フース・ヒディンク
GK 1 ジャンルイジ・ブッフォン
RB 2 クリスティアン・パヌッチ
CB 15 マルク・ユリアーノ
CB 3 パオロ・マルディーニ キャプテン
LB 4 フランチェスコ・ココ 4分に警告 4分
RM 19 ジャンルカ・ザンブロッタ 72分に交代退場 72分
CM 17 ダミアーノ・トンマージ 55分に警告 55分
LM 6 クリスティアーノ・ザネッティ 59分に警告 59分
AM 10 フランチェスコ・トッティ Yellow card 22分 Yellow-red card 103分
CF 21 クリスティアン・ヴィエリ
CF 7 アレッサンドロ・デル・ピエロ 61分に交代退場 61分
交代出場:
MF 8 ジェンナーロ・ガットゥーゾ 61分に交代出場 61分
MF 16 アンジェロ・ディ・リービオ 72分に交代出場 72分
監督
ジョバンニ・トラパットーニ
マン・オブ・マッチ
大韓民国 安貞桓
副審
アルゼンチン ホルヘ・ラッタリーノ
ハンガリー フェレンツ・セーケイ
第4の審判員
モロッコ モハメド・カザズ英語版

準々決勝[編集]

イングランド vs ブラジル[編集]

イングランド
ブラジル
GK 1 デビッド・シーマン
RB 2 ダニー・ミルズ
CB 5 リオ・ファーディナンド 86分に警告 86分
CB 6 ソル・キャンベル
LB 3 アシュリー・コール 80分に交代退場 80分
RM 7 デビッド・ベッカム キャプテン
CM 21 ニッキー・バット
CM 8 ポール・スコールズ 75分に警告 75分
LM 4 トレヴァー・シンクレア 56分に交代退場 56分
CF 10 マイケル・オーウェン 79分に交代退場 79分
CF 11 エミール・ヘスキー
交代出場:
MF 23 キーロン・ダイアー 56分に交代出場 56分
FW 20 ダリウス・ヴァッセル 79分に交代出場 79分
FW 17 テディ・シェリンガム 80分に交代出場 80分
監督
スウェーデンの旗 スヴェン・ゴラン・エリクソン
GK 1 マルコス
CB 3 ルシオ
CB 5 エジミウソン
CB 4 ロッキ・ジュニオール
RWB 2 カフー キャプテン
LWB 6 ロベルト・カルロス
CM 15 クレベルソン
CM 8 ジウベルト・シウバ
AM 11 ロナウジーニョ Red card 57分
AM 10 リバウド
CF 9 ロナウド 70分に交代退場 70分
交代出場:
FW 20 エジウソン 70分に交代出場 70分
監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ
マン・オブ・マッチ
ブラジル リバウド
副審
カナダ ヘクター・ベルガラ英語版
モルディブ モバメド・サイード
第4の審判員
アラブ首長国連邦 アリ・ブジサイム

ドイツ vs アメリカ[編集]

ドイツ
アメリカ
GK 1 オリバー・カーン キャプテン
CB 2 トーマス・リンケ
CB 15 セバスティアン・ケール 66分に警告 66分
CB 21 クリストフ・メッツェルダー
RM 22 トルステン・フリンクス
CM 19 ベルント・シュナイダー 60分に交代退場 60分
CM 8 ディートマー・ハマン
LM 6 クリスティアン・ツィーゲ
AM 13 ミヒャエル・バラック
CF 7 オリバー・ノイビル 80分に交代退場 80分
CF 11 ミロスラフ・クローゼ 88分に交代退場 88分
交代出場:
MF 16 イェンス・イェレミース 68分に警告 68分 60分に交代出場 60分
MF 17 マルコ・ボーデ 80分に交代出場 80分
FW 20 オリバー・ビアホフ 88分に交代出場 88分
監督
ルディ・フェラー
GK 1 ブラッド・フリーデル
CB 22 トニー・サネー英語版
CB 23 エディ・ポープ 41分に警告 41分
CB 3 グレッグ・バーホルター 70分に警告 70分
DM 4 パブロ・マストローニ 69分に警告 69分 80分に交代退場 80分
RM 2 フランキー・ヘイダック 65分に交代退場 65分
CM 10 クラウディオ・レイナ キャプテン 68分に警告 68分
CM 5 ジョン・オブライエン
LM 7 エディ・ルイス 40分に警告 40分
CF 20 ブライアン・マクブライド 58分に交代退場 58分
CF 21 ランドン・ドノバン
交代出場:
FW 11 クリント・マティス英語版 58分に交代出場 58分
MF 13 コビ・ジョーンズ 65分に交代出場 65分
MF 8 アーニー・スチュワート 80分に交代出場 80分
監督
ブルース・アリーナ
マン・オブ・マッチ
アメリカ合衆国 クラウディオ・レイナ
副審
イングランド フィリップ・シャープ
サウジアラビア アリ・アル・タリフィ
第4の審判員
オーストラリア マーク・シールド

スペイン vs 韓国[編集]

この試合は、ガマル・ガンドゥール率いる審判団の下した2つのゴール取り消し判定が試合結果に大きな影響を及ぼした。

後半3分、スペインのフリーキックをMFルベン・バラハが合わせてゴールを決めたかのように見えたが、ガンドゥールはスペインにシャツを引っ張った行為があったとしてゴールを取り消し。さらに延長前半2分には右サイドを突破したFWホアキン・サンチェスのクロスからFWフェルナンド・モリエンテスがヘディングシュートを決めたかのように見えたが、今度はホアキンのクロスの前にボールがゴールラインを割っていたとして再びゴールを取り消す(リプレイ映像を見る限り、ボールはゴールラインを割っているように見えなかった)。この結果、試合は延長を含めた120分間でスコアレスに終わり、PK戦の末韓国が準決勝進出を決めた[12]。試合後、スペインFWイバン・エルゲラは激昂して「ここで起こったことは(審判団による)強盗だ」と叫びながら審判団に詰め寄り、仲間に引き留められる事態となった[13]

韓国が決勝トーナメントで2試合続けて「疑惑の判定」で勝ち上がったことについて、デイリー・テレグラフは記事の冒頭で「警告: 韓国を応援するな。彼らにはワールドカップの準決勝に出場する権利はない」「記録は嘘で、この大会は茶番劇に堕ちた」と激しい論調で断じた[13]。また、試合から19年後の2021年6月22日にはスペインのスポーツ紙「AS」の公式Instagramが「19年前の今日、スペインは物議を醸しているアル=ガンドゥールの判定により韓国のW杯で敗退した」との文章を添えてこの試合の写真3枚を投稿すると、多くの反響が寄せられた[14]。なお、この試合の2つのゴール取り消し判定もFIFA設立100周年記念DVD「FIFA FEVER」内でワールドカップ史上に残る誤審10選の2つに取り上げられている[11]

スペイン
韓国
GK 1 イケル・カシージャス
RB 5 カルレス・プジョル
CB 6 フェルナンド・イエロ キャプテン
CB 20 ミゲル・アンヘル・ナダル
LB 15 エンリケ・ロメロ
RM 22 ホアキン・サンチェス
CM 4 イバン・エルゲラ 93分に交代退場 93分
CM 17 フアン・カルロス・バレロン 80分に交代退場 80分
CM 8 ルベン・バラハ
LM 11 ハビエル・デ・ペドロ 53分に警告 53分 70分に交代退場 70分
CF 9 フェルナンド・モリエンテス 111分に警告 111分
交代出場:
MF 16 ガイスカ・メンディエタ 70分に交代出場 70分
MF 21 ルイス・エンリケ 80分に交代出場 80分
MF 19 シャビ 93分に交代出場 93分
監督
ホセ・アントニオ・カマーチョ
GK 1 李雲在
CB 4 崔眞喆
CB 20 洪明甫 キャプテン
CB 7 金泰映 90分に交代退場 90分
RM 22 宋鐘國
CM 5 金南一 32分に交代退場 32分
CM 6 柳想鐵 52分に警告 52分 60分に交代退場 60分
LM 10 李榮杓
RF 21 朴智星
CF 19 安貞桓
LF 9 薛琦鉉
交代出場:
MF 13 李乙容 32分に交代出場 32分
FW 14 李天秀 60分に交代出場 60分
FW 18 黄善洪 90分に交代出場 90分
監督
オランダの旗 フース・ヒディンク
マン・オブ・マッチ
大韓民国 李雲在
副審
ウガンダ アリ・トムサンゲ
トリニダード・トバゴ マイケル・ラグーナス
第4の審判員
クウェート サード・マネ英語版

セネガル vs トルコ[編集]

セネガル 0 – 1 (延長) トルコ
レポート イルハン 94分にゴールデンゴール 94分
セネガル
トルコ
GK 1 トニー・シルヴァ
RB 17 フェルディナンド・コリー
CB 13 ラミネ・ディアッタ
CB 4 パペ・マリク・ディオプ英語版
LB 2 オマール・ダフ 12分に警告 12分
CM 19 パパ・ブバ・ディオプ
CM 6 アリウ・シセ キャプテン 63分に警告 63分
CM 15 サリフ・ディアオ
RF 7 アンリ・カマラ
CF 11 エル=ハッジ・ディウフ
LF 10 カリロウ・ファディガ英語版
監督
フランスの旗 ブルーノ・メツ
GK 1 リュシュテュ・レチベル
RB 4 ファティ・アキエル英語版
CB 5 アルパイ・オザラン
CB 3 ビュレント・コルクマズ
LB 18 エルギュン・ペンベ英語版
RM 22 ウミト・ダヴァラ
CM 8 トゥガイ・ケリモール
LM 21 エムレ・ベロゾール 22分に警告 22分 91分に交代退場 91分
AM 10 ユルドゥライ・バシュテュルク
AM 11 ハサン・シャシュ
CF 9 ハカン・シュキュル キャプテン 67分に交代退場 67分
交代出場:
FW 17 イルハン・マンスズ 87分に警告 87分 67分に交代出場 67分
FW 6 アリフ・エルデム英語版 91分に交代出場 91分
監督
シェノル・ギュネシュ
マン・オブ・マッチ
トルコ ハサン・シャシュ
副審
アルゼンチン ホルヘ・ラタリーノ
パラグアイ ミゲル・ジャコムッツィ
第4の審判員
フランス ジル・ヴェイシエール英語版

準決勝[編集]

ドイツ vs 韓国[編集]

ドイツ
韓国
GK 1 オリバー・カーン キャプテン
RB 22 トルステン・フリンクス
CB 5 カルステン・ラメロウ
CB 2 トーマス・リンケ
LB 21 クリストフ・メッツェルダー
RM 19 ベルント・シュナイダー 85分に交代退場 85分
CM 8 ディートマー・ハマン
CM 13 ミヒャエル・バラック 71分に警告 71分
LM 17 マルコ・ボーデ
CF 11 ミロスラフ・クローゼ 70分に交代退場 70分
CF 7 オリバー・ノイビル 85分に警告 85分 88分に交代退場 88分
交代出場:
FW 20 オリバー・ビアホフ 70分に交代出場 70分
MF 16 イェンス・イェレミース 85分に交代出場 85分
FW 14 ゲーラルド・アサモア 88分に交代出場 88分
監督
ルディ・フェラー
GK 1 李雲在
CB 4 崔眞喆 56分に交代退場 56分
CB 20 洪明甫 キャプテン 80分に交代退場 80分
CB 7 金泰映
RM 22 宋鐘國
CM 6 柳想鐵
CM 21 朴智星
LM 10 李榮杓
RF 16 車ドゥリ
CF 18 黄善洪 54分に交代退場 54分
LF 14 李天秀
交代出場:
FW 19 安貞桓 54分に交代出場 54分
DF 15 李敏成 90分に警告 90分 56分に交代出場 56分
FW 9 薛琦鉉 80分に交代出場 80分
監督
オランダの旗 フース・ヒディンク
マン・オブ・マッチ
ドイツ ミヒャエル・バラック
副審
フランス フレデリック・アルノー
チェコ エヴゼン・アムラー
第4の審判員
フランス ジル・ヴェイシエール英語版

ブラジル vs トルコ[編集]

ブラジル
トルコ
GK 1 マルコス
CB 3 ルシオ
CB 4 ロッキ・ジュニオール
CB 5 エジミウソン
RM 2 カフー キャプテン
CM 15 クレベルソン 85分に交代退場 85分
CM 8 ジウベルト・シウバ 41分に警告 41分
LM 6 ロベルト・カルロス
RF 20 エジウソン 75分に交代退場 75分
CF 9 ロナウド 68分に交代退場 68分
LF 10 リバウド
交代出場:
FW 21 ルイゾン 68分に交代出場 68分
MF 17 デニウソン 75分に交代出場 75分
DF 13 ベレッチ 85分に交代出場 85分
監督
ルイス・フェリペ・スコラーリ
GK 1 リュシュテュ・レチベル
RB 4 ファティ・アキエル英語版
CB 5 アルパイ・オザラン
CB 3 ビュレント・コルクマズ
LB 18 エルギュン・ペンベ英語版
DM 8 トゥガイ・ケリモール 59分に警告 59分
RM 22 ウミト・ダヴァラ 74分に交代退場 74分
CM 10 ユルドゥライ・バシュテュルク 88分に交代退場 88分
LM 21 エムレ・ベロゾール 62分に交代退場 62分
CF 11 ハサン・シャシュ 90分に警告 90分
CF 9 ハカン・シュキュル キャプテン
交代出場:
FW 17 イルハン・マンスズ 62分に交代出場 62分
MF 13 ムジー・イゼット 74分に交代出場 74分
FW 6 アリフ・エルデム英語版 88分に交代出場 88分
監督
シェノル・ギュネシュ
マン・オブ・マッチ
ブラジル ロナウド
副審
ポーランド マチェイ・ヴィエジュボフスキ
エルサルバドル イゴール・シュラムカ
第4の審判員
アメリカ合衆国 ブライアン・ホール英語版

3位決定戦[編集]

韓国 2 – 3 トルコ
レポート
韓国
トルコ
GK 1 李雲在
CB 6 柳想鐵
CB 20 洪明甫 キャプテン 46分に交代退場 46分
CB 15 李敏成
RM 22 宋鐘國
CM 21 朴智星
CM 10 李榮杓
LM 13 李乙容 23分に警告 23分 65分に交代退場 65分
RF 9 薛琦鉉 79分に交代退場 79分
CF 19 安貞桓
LF 14 李天秀
交代出場:
DF 7 金泰映 46分に交代出場 46分
FW 16 車ドゥリ 65分に交代出場 65分
MF 8 崔兌旭 79分に交代出場 79分
監督
オランダの旗 フース・ヒディンク
GK 1 リュシュテュ・レチベル 83分に警告 83分
RB 4 ファティ・アキエル英語版
CB 5 アルパイ・オザラン
CB 3 ビュレント・コルクマズ
LB 18 エルギュン・ペンベ英語版
RM 22 ウミト・ダヴァラ 76分に交代退場 76分
CM 8 トゥガイ・ケリモール 50分に警告 50分
CM 10 ユルドゥライ・バシュテュルク 86分に交代退場 86分
LM 21 エムレ・ベロゾール 41分に交代退場 41分
CF 9 ハカン・シュキュル キャプテン
CF 17 イルハン・マンスズ
交代出場:
MF 20 ハカン・ウンサル英語版 41分に交代出場 41分
MF 7 オカン・ブルク 76分に交代出場 76分
MF 14 タイフール・ハヴチュ英語版 86分に交代出場 86分
監督
シェノル・ギュネシュ
マン・オブ・マッチ
トルコ ハカン・シュキュル
副審
サウジアラビア アリ・アル・タリフィ
カナダ ヘクター・ベルガラ
第4の審判員
メキシコ フェリペ・ラモス英語版

決勝[編集]

ドイツ 0 – 2 ブラジル
レポート ロナウド 67分にゴール 67分79分
ドイツ
ブラジル
GK 1 オリバー・カーン captain
CB 2 トーマス・リンケ
CB 5 カルステン・ラメロウ
CB 21 クリストフ・メッツェルダー
RM 22 トルステン・フリンクス
CM 8 ディートマー・ハマン
CM 16 イェンス・イェレミース 77分に交代退場 77分
LM 17 マルコ・ボーデ 84分に交代退場 84分
AM 19 ベルント・シュナイダー
CF 11 ミロスラフ・クローゼ 9分に警告 9分 74分に交代退場 74分
CF 7 オリバー・ノイビル
交代出場:
FW 20 オリバー・ビアホフ 74分に交代出場 74分
FW 14 ゲーラルド・アサモア 77分に交代出場 77分
MF 6 クリスティアン・ツィーゲ 84分に交代出場 84分
監督:
ルディ・フェラー
GK 1 マルコス
CB 3 ルシオ
CB 5 エジミウソン
CB 4 ロッキ・ジュニオール 6分に警告 6分
RM 2 カフー captain
CM 8 ジウベルト・シウバ
CM 15 クレベルソン
LM 6 ロベルト・カルロス
AM 11 ロナウジーニョ 85分に交代退場 85分
CF 10 リバウド
CF 9 ロナウド 90分に交代退場 90分
交代出場:
MF 19 ジュニーニョ・パウリスタ 85分に交代出場 85分
MF 17 デニウソン 90分に交代出場 90分
監督:
ルイス・フェリペ・スコラーリ
副審
スウェーデン レイフ・リンベリ
イングランド フィリップ・シャープ英語版
第4の審判
スコットランド ヒュー・ダラス

試合方式

  • 試合時間90分(前後半45分)
  • 延長戦の場合は30分(前後半15分)
  • 同点の場合はPK戦
  • 選手交代は3人まで

出典[編集]

  1. ^ World Cup: 25 stunning moments … No21: Italy lose to South Korea in 2002”. The Guardian (2014年6月1日). 2017年11月12日閲覧。
  2. ^ a b “Fifa investigates Moreno”. BBC News. (2002年9月13日). http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/2255952.stm 
  3. ^ Tonelli, Matteo (2002年6月18日). “Corea del Sud-Italia 2–1” (Italian). la Repubblica. http://www.repubblica.it/diretta/online/coreita/ 2015年1月29日閲覧。 
  4. ^ Ingle, Sean (2002年6月18日). “South Korea 2 - 1 Italy”. The Guardian. 2017年11月12日閲覧。
  5. ^ a b Soccer Referees on Run, and They Can't Hide”. The New York Times (2002年6月21日). 2023年1月9日閲覧。
  6. ^ Mura, Gianni (2002年6月19日). “Gli errori degli azzurri” (Italian). la Repubblica. http://www.repubblica.it/online/mondiali2002/murauno/murauno/murauno.html?ref=search 2018年1月20日閲覧。 
  7. ^ a b 弓削高志 (2022年6月18日). “〈W杯史に残る誤審劇〉韓国vsイタリアから20年…「レフェリー人生最高の試合の1つ」忌み嫌われた審判モレノが認めない“2つのミス””. Number Web. 2023年1月9日閲覧。
  8. ^ Angry Italy blame 'conspiracy'”. Soccernet (2002年6月19日). 2006年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年8月6日閲覧。
  9. ^ Ghosh, Bobby (2002年6月24日). “Lay Off the Refs”. Time. オリジナルの2010年2月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100210141434/http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,265485,00.html 2010年4月28日閲覧。 
  10. ^ “Blatter condemns officials”. BBC News. (2002年6月20日). http://news.bbc.co.uk/sport3/worldcup2002/hi/other_news/newsid_2055000/2055828.stm 2023年1月9日閲覧。 
  11. ^ a b 田邊雅之 (2004年12月2日). “日韓W杯の誤審疑惑をFIFAが公式認定?”. Number Web. 2023年1月9日閲覧。
  12. ^ “Korean dream lives on”. BBCスポーツ. (2002年6月22日). http://news.bbc.co.uk/sport3/worldcup2002/hi/matches_wallchart/spain_v_south_korea/default.stm 2017年11月13日閲覧。 
  13. ^ a b Hayward, Paul (2006年6月23日). “Korean miracle spoilt by refereeing farce”. デイリー・テレグラフ (London). https://www.telegraph.co.uk/sport/football/international/3029872/Korean-miracle-spoilt-by-refereeing-farce.html 2017年11月13日閲覧。 
  14. ^ 「史上最大の強盗」 日韓W杯の“誤審騒動”、スペイン紙回顧に反響「怒りと痛みを引き出した」”. Football ZONE (2021年6月25日). 2023年1月9日閲覧。