木谷高明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
きだに たかあき
木谷 高明
木谷 高明
2010年11月、「アニメ・フェスティバル・アジア」にて
本名 木谷 高明(きだに たかあき)
別名義 キッダーニ男爵
生年月日 1960年6月6日(54歳)
出生地 日本の旗 石川県金沢市
国籍 日本の旗 日本
職業 実業家
ジャンル ゲームテレビアニメ
主な作品
ゲーム

テレビアニメ


OVA


アニメーション映画


実写映画


ミュージカル


書籍

  • 『煽動者――徹底プロモーション仕掛人の哲学』(著)

木谷 高明(きだに たかあき、1960年6月6日 - )は、日本実業家石川県金沢市出身[1]株式会社ブシロード代表取締役社長(初代、株式会社ブシロードグループパブリッシング代表取締役社長(初代)。ブシロードレスリングなどではキッダーニ男爵(きっだーにだんしゃく)名義での活動も行っている。

株式会社ブロッコリー代表取締役社長(初代)、有限会社ナカ企画代表取締役社長(初代))[2]新日本プロレスリング株式会社取締役会長などを歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

武蔵大学経済学部卒業。1984年山一證券に入社。アメリカ勤務などをこなす。同世代の勉強会である透水会の初代会長。同僚に鮎川純太がいた。

ブロッコリー創業後[編集]

1994年山一を退社。同年3月25日ベンチャー企業のブロッコリーを設立。当初はイベント運営を主な業務とし、1994年~1998年には同人誌即売会コミックキャッスルを開催。1996年にはキャラクターグッズ販売店ゲーマーズの1号店を開店。「DC(デジタルキャラクター)マーケット」のキャッチフレーズを掲げ、キャラクタービジネスを中心にアニメゲームなど多角的に展開した。1998年に始まるデ・ジ・キャラットのヒットで業績を伸ばし、2001年にはJASDAQ上場を果たした。

しかし急激な事業拡大が祟り、2000年には赤字転落。2003年タカラの支援を受け傘下に入った。2005年5月26日、木谷は社長を辞任、代表取締役社長から代表取締役会長兼最高開発責任者となり、コンテンツ開発機能の強化を行うとされた[3]2006年10月19日、ブロッコリーの代表権を返上し取締役会長・最高開発責任者となり、経営は現経営陣に一任し、企画開発・プロデュースに専念するとされた[4]2007年4月26日付で、取締役会長・最高開発責任者を辞任、自ら創業したブロッコリーの経営から完全に離れた[5]

ブシロード創業後[編集]

2007年5月、カードゲーム商品等を手がける会社として株式会社ブシロードを設立、代表取締役社長に就任。社名の由来は、ブロッコリー時代に自ら主導で企画しながら諸事情で映像化が果たせなかった『熱風海陸ブシロード』にちなんでいる。小説版の執筆や世界観設定・監修を担当していた吉田直は2004年に既に他界していたため、吉田の両親に対し「どうか、新会社の名に直君の作品名を下さい」[6]と直接相談し、了承をもらったうえで命名している。

2012年1月、自身が所有するブシロードグループパブリッシングを通じて、ユークスから新日本プロレスリングの全株式を5億円で取得した。それにともない、谷口行規の後任として、新日本プロレスリング取締役会長に就任した[7]。2012年2月には新日本プロレスリングより第三者割当増資を引き受け、発行済み株式23.3%を保有する株主にもなった。なお、2013年9月24日に会長を辞任を発表し[8]、以後は新日本に対しては一切口を出さずバックアップに専念する予定であることを宣言している。

2013年12月31日、社名の由来となった『熱風海陸ブシロード』が特別番組としてテレビアニメ化され、木谷にとっての10年越しの悲願を果たした(完成に合わせて吉田の実家を訪問し、墓前報告を行っている)。

シンガポールに転勤[編集]

2014年8月より、ブシロードTCG及び日本のエンタメを東南アジアや世界に広げるため、3年程シンガポールを拠点に活動する予定である[9]

人物[編集]

人物像
メガネスーツ七三分けがトレードマークで、イベントやラジオ番組によく出演する。
イベント等で木谷に名刺を下さいと言うと名刺がもらえる。理由は「会社の宣伝」という意味と「色々な方々に憶えてもらいたい」という願いが込められている。
既婚、家族構成は妻と1男2女の三児。
2012年4月9日に行われた、ダルビッシュ有のデビューマウンドでもあるアメリカ大リーグシアトル・マリナーズテキサス・レンジャーズの試合の始球式を務めた。これはブシロードが2012年からレンジャーズの本拠地レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントンのバックネット裏広告を展開することになった為である。
趣味・嗜好
プロレス、特にWWE (WWF) とPRIDEのファンで時間を見つけては海外まで行く程である。
酒豪であるが、大の甘党でもあり、特に和菓子、チョコレート等が好物である。
交友
あかほりさとると親交が深く、月刊コミックブレイド2012年11月号より連載中の『業界偉人伝 ジンカン ~人の間はおもしろく生きる~ 木谷高明物語』では脚本を担当している。
長島☆自演乙☆雄一郎と交流があり、2010年には木谷の誕生日パーティーと長島の壮行会が合同で開催された[10]
別名
ブシロードレスリング」では、黒の帽子仮面で正体を隠し、「キッダーニ男爵」を名乗ってリングに登場することが多い。プロレスの試合中はセコンドを務めているが、相手側陣営から「あれ、木谷社長だろ」[11]と指摘されることもある。自身が企画を担当する『ヴァンガードTV』においても、いつもどおりの衣装で木谷として出演することもあれば、正体を隠してキッダーニ男爵として出演することもあった[12]。同番組中において、レギュラー出演者の森嶋秀太より、木谷とキッダーニ男爵が同一人物であることが明かされた[13]
新日本プロレスでは、木谷会長としては登場するが、キッダーニ男爵は本興行では一切登場しない。
若手声優の発掘
ブロッコリー代表取締役時代に沢城みゆき井口裕香と言った当時若手の声優を自社企画の作品に抜擢している。両名揃って現役の一線で活躍している。

作品[編集]

ゲーム[編集]

2010年、シャーロック・ホームズ博物館にて

テレビアニメ[編集]

2010年11月、「アニメ・フェスティバル・アジア」にて

OVA[編集]

2010年11月、「アニメ・フェスティバル・アジア」にて

Webアニメ[編集]

テレビドラマ[編集]

アニメーション映画[編集]

実写映画[編集]

ミュージカル[編集]

著書[編集]

出演[編集]

ラジオ[編集]

レギュラー出演

ゲスト出演

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 木谷高明の初の著書「煽動者 ~徹底プロモーション 仕掛人の哲学~」
  2. ^ 資産管理会社として設立した同社はのちに株式会社ブシロードグループパブリッシングとなる。
  3. ^ ブロッコリー代表取締役の異動に関するお知らせ2005年4月19日
  4. ^ ブロッコリー代表取締役の異動に関するお知らせ2006年10月19日
  5. ^ ブロッコリー取締役の辞任に関するお知らせ2007年4月18日
  6. ^ 木村誠『ブシロード製トレーディングカードゲーム:ヴァイスシュヴァルツ(2007〜2010)2011年3月31日
  7. ^ 「新日本プロレスがブシロードに全株式売却」『新日本プロレスがブシロードに全株式売却/主要ニュース速報/デイリースポーツonline神戸新聞社2012年2月1日
  8. ^ 新役員人事決定のお知らせ”. 新日本プロレス (2013年9月25日). 2013年9月25日閲覧。
  9. ^ 本人のtwitterより” (2014年8月5日). 2014年8月5日閲覧。
  10. ^ 西又葵「長島☆自演乙☆雄一郎壮行会with木谷高明50th Birthday」『長島☆自演乙☆雄一郎壮行会with木谷高明50th Birthday | miety's LifeDiva2010年6月5日
  11. ^ 「ブシロードレスリング〜長島☆自演乙☆雄一郎プロレスデビュー戦〜」『スポーツナビ|格闘技|速報』ワイズ・スポーツ。
  12. ^ 木谷高明企画、伊東雅司・櫻井たつし構成、和泉大樹演出『ヴァンガードTV』BSジャパン2011年6月12日
  13. ^ 木谷高明企画、伊東雅司・櫻井たつし構成、和泉大樹演出『ヴァンガードTV』BSジャパン、2011年6月19日

関連人物[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『ゲーム・声優・アニメーション業界就職年鑑』'97年度版、ノアール出版、1996年ISBN 9784931396029
  • オトナアニメ編集部・前田久編著『あかほりさとる全書――“外道”が歩んだメディアミックスの25年』洋泉社2012年ISBN 9784800300003

外部リンク[編集]

ビジネス
先代:
谷口行規
新日本プロレスリング会長
2012年 - 2013年
次代:
菅林直樹
先代:
(新設)
ブシロードグループパブリッシング社長
初代:2011年 -
次代:
(現職)
先代:
(新設)
ブシロード社長
初代:2007年 -
次代:
(現職)
先代:
(新設)
ブロッコリー会長
初代:2005年 - 2007年
次代:
(廃止)
先代:
(新設)
ブロッコリー最高開発責任者
初代:2005年 - 2007年
次代:
(廃止)
先代:
(新設)
ナカ企画社長
初代:2002年 - 2011年
次代:
(廃止)
先代:
(新設)
ブロッコリー社長
初代:1994年 - 2005年
次代:
吉田眞市