IWGPジュニアヘビー級王座

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IWGPジュニアヘビー級王座
詳細
現王者 KUSHIDA
獲得日 2014年7月4日
管理団体 新日本プロレス
創立 1986年2月6日

IWGPジュニアヘビー級王座は、日本プロレス団体である新日本プロレスが管理する王座(タイトル)。新日本プロレス認定の「プロレスリング競技者規約 ・ IWGP各選手権ルール」第二条第二項によって体重100kg未満の選手を対象としている。元来は欧米で使用されているポンドから来ている中で220パウンド(lbs)がウェイトのリミットで近似値99.8kgが根源。

概要[編集]

IWGPジュニアヘビー級王座はIWGPとして認定するタイトルとしては、1985年末に認定されたIWGPタッグ王座に次いで1986年に創設された。

それまでジュニアヘビー級の王座は、1978年1月に藤波辰巳が獲得したWWFジュニアヘビー級王座と、1982年5月に初代タイガーマスクが獲得したNWA世界ジュニアヘビー級王座の2つがあったが、1985年10月末にWWFが新日本との業務提携を解消し、WWFジュニアはWWFインターナショナル・ヘビー級王座ならびにWWFインターナショナル・タッグ王座とともに返上を余儀なくされ、同時にNWA世界ジュニアも返上となり、それに代わるベルトの創設が必要となった。

当時の新日マットは初代タイガーマスク、ダイナマイト・キッド小林邦昭が相次いで新日本を離れ、ジュニアヘビー級の選手層が急激に薄くなった時期で、前述の2本のベルトはザ・コブラヒロ斎藤、さらに全日本プロレスから移籍した越中詩郎により争われていた。1986年の新春シリーズで「IWGPジュニアヘビー級王座決定リーグ戦」が開催され、上位2名による決定戦において ザ・コブラをジャーマン・スープレックス・ホールドにて破り優勝した越中が初代王者となった。

その後、第一次UWFの崩壊で新日マットに出戻り参戦となった高田伸彦(現:高田延彦)と越中の「ジュニア版名勝負数え唄」によってジュニア戦線に注目が集まるようになり、山崎一夫・小林邦昭・馳浩オーエン・ハートらの参戦で人気は不動のものとなった。その後デビューした獣神ライガー(現:獣神サンダー・ライガー)を中心に激闘が展開され、現在まで継承されている。

デザインの改変[編集]

1997年にヘビー級シングルベルトが2代目となり、その後それに合わせてジュニアヘビーシングルベルトも新調され2代目となる、2008年ヘビー級シングルベルトが新調されたのに伴い、ジュニアヘビーシングルベルトも3代目と新調される、なお3代目ベルトはヘビー級シングルベルトを小さくした感じとなっている。

歴代王者[編集]

注:王者が王座返上した場合は、王座決定戦によるタイトル移動。それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。

  • 第27代から第29代まではジュニア8冠王座、第29代から第31代まではジュニア7冠王座。
  • 第36代王者は右腕骨折のため王座返上、シコシスを暫定王者に認定。
  • 第45代王者は、11人参加のニュージャパン・ランボー(2分時間差入場のバトルロイヤル)で王座決定戦が行われ、優勝してのタイトル獲得。
レスラー 戴冠回数 防衛回数 獲得日付 獲得した場所(対戦相手・その他)
初代 越中詩郎 1 1 1986年2月6日 両国国技館ザ・コブラ
第2代 高田伸彦 1 6 1986年5月19日 後楽園ホール
第3代 越中詩郎 2 2 1986年9月19日 福岡スポーツセンター、負傷のため王座返上
第4代 小林邦昭 1 1 1987年8月20日 両国国技館、高田伸彦
第5代 馳浩 1 3 1987年12月27日 両国国技館
第6代 オーエン・ハート 1 1 1988年5月27日 宮城県スポーツセンター
第7代 越中詩郎 3 6 1988年6月24日 大阪府立体育会館
第8代 馳浩 2 0 1989年3月16日 横浜文化体育館
第9代 獣神ライガー 1 2 1989年5月25日 大阪城ホール
第10代 佐野直喜 1 2 1989年8月10日 両国国技館
第11代 獣神サンダー・ライガー 2 1 1990年1月31日 大阪府立体育会館
第12代 ペガサス・キッド 1 0 1990年8月19日 両国国技館
第13代 獣神サンダー・ライガー 3 2 1990年11月1日 日本武道館、王座返上
第14代 保永昇男 1 2 1991年4月30日 両国国技館、獣神サンダー・ライガー
第15代 獣神サンダー・ライガー 4 0 1991年6月12日 日本武道館
第16代 野上彰 1 1 1991年8月9日 両国国技館
第17代 保永昇男 2 1 1991年11月5日 日本武道館
第18代 獣神サンダー・ライガー 5 3 1992年2月8日 札幌中島体育センター
第19代 エル・サムライ 1 3 1992年6月26日 日本武道館
第20代 ウルティモ・ドラゴン 1 1 1992年11月22日 両国国技館
第21代 獣神サンダー・ライガー 6 5 1993年1月4日 東京ドーム、左足首骨折のため王座返上
第22代 保永昇男 3 6 1994年9月27日 大阪城ホールワイルド・ペガサス
第23代 金本浩二 1 2 1995年2月19日 両国国技館
第24代 サブゥー 1 1 1995年5月3日 福岡ドーム
第25代 金本浩二 2 2 1995年6月14日 日本武道館、米国テネシー州、海外防衛
第26代 獣神サンダー・ライガー 7 2 1996年1月4日 東京ドーム
第27代 ザ・グレート・サスケ 1 5 1996年4月29日 東京ドーム
第28代 ウルティモ・ドラゴン 2 7 1996年10月11日 大阪府立体育会館、4度海外防衛
第29代 獣神サンダー・ライガー 8 4 1997年1月4日 東京ドーム
第30代 エル・サムライ 2 0 1997年7月6日 真駒内アイスアリーナ
第31代 大谷晋二郎 1 5 1997年8月10日 ナゴヤドーム
第32代 獣神サンダー・ライガー 9 8 1998年2月7日 札幌中島体育センター
第33代 金本浩二 3 3 1999年3月17日 広島サンプラザ
第34代 ケンドー・カシン 1 1 1999年8月28日 神宮球場
第35代 獣神サンダー・ライガー 10 1 1999年10月11日 東京ドーム
第36代 フベントゥ・ゲレーラ 1 0 1999年11月29日 米国コロラド州、王座返上
第37代 獣神サンダー・ライガー 11 3 1999年12月6日 米国ウィスコンシン州シコシス
第38代 高岩竜一 1 2 2000年7月20日 北海道立総合体育センター
第39代 田中稔 1 2 2000年10月29日 神戸ワールド記念ホール
第40代 成瀬昌由 1 1 2001年7月20日 札幌ドーム
第41代 ケンドー・カシン 2 2 2001年10月8日 東京ドーム、新日本離脱のため王座返上
第42代 田中稔 2 3 2002年2月16日 両国国技館、垣原賢人
第43代 金本浩二 4 6 2002年7月19日 北海道立総合体育センター
第44代 タイガーマスク (4代目) 1 4 2003年4月23日 広島サンプラザホール、王座返上
第45代 邪道 1 1 2003年10月13日 東京ドーム、時間差バトルロイヤルで優勝
第46代 ヒート 3 11 2003年12月14日 名古屋レインボーホール
第47代 タイガーマスク(4代目) 2 3 2005年1月4日 東京ドーム
第48代 ブラック・タイガー(4代目) 1 1 2005年10月8日 東京ドーム
第49代 タイガーマスク(4代目) 3 1 2006年2月19日 両国国技館
第50代 金本浩二 5 1 2006年5月3日 福岡国際センター
第51代 4 4 2006年12月24日 後楽園ホール
第52代 田口隆祐 1 4 2007年7月6日 後楽園ホール
第53代 井上亘 1 3 2007年12月8日 大阪府立体育会館・第二競技場、王座返上
第54代 タイガーマスク(4代目) 4 0 2008年7月8日 後楽園ホール、プリンス・デヴィット
第55代 ロウ・キー 1 1 2008年9月21日 神戸ワールド記念ホール
第56代 タイガーマスク(4代目) 5 4 2009年1月4日 東京ドーム
第57代 ミスティコ 1 2 2009年8月15日 両国国技館
第58代 タイガーマスク(4代目) 6 0 2009年11月8日 両国国技館
第59代 丸藤正道NOAH 1 5 2010年1月4日 東京ドーム
第60代 プリンス・デヴィット 1 7 2010年6月19日 大阪府立体育会館
第61代 飯伏幸太DDT 1 2 2011年6月18日 大阪府立体育会館、左肩脱臼のため王座返上
第62代 プリンス・デヴィット 2 4 2011年9月19日 神戸ワールド記念ホール、KUSHIDA
第63代 ロウ・キー 2 1 2012年5月3日 福岡国際センター
第64代 飯伏幸太(DDT) 2 2 2012年7月29日 後楽園ホール
第65代 ロウ・キー 3 0 2012年10月8日 両国国技館
第66代 プリンス・デヴィット 3 4 2012年11月11日 大阪府立体育会館
第67代 飯伏幸太 3 4 2014年1月4日 東京ドーム
第68代 KUSHIDA 1 2014年7月4日 後楽園ホール

主な記録[編集]

  • 最多戴冠回数:11回 - 獣神サンダー・ライガー(獣神ライガー含む)(第9, 11, 13, 15, 18, 21, 26, 29, 32, 35, 37代)
  • 最多連続防衛:11回 - ヒート(第46代王者時代)
  • 最多通算防衛:31回 - 獣神サンダー・ライガー(獣神ライガー含む)
  • デビュー最短戴冠記録:1年10ヶ月 - 馳 浩(第5代王者時代)

外部リンク[編集]