PLAY (安室奈美恵のアルバム)
『PLAY』 | ||||
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安室奈美恵 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2005年 - 2007年 日本 | |||
ジャンル | R&B[2]・ダンス・ポップ[2] | |||
時間 | ||||
レーベル |
avex trax[1] avex China / 中国唱片上海公司[1] SMエンタテインメント[1] avex taiwan[1] | |||
プロデュース |
安室奈美恵 Nao'ymt T.Kura & michico | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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安室奈美恵 アルバム 年表 | ||||
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『PLAY』収録のシングル | ||||
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ミュージック・ビデオ | ||||
「CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK」 - YouTube 「Baby Don't Cry」 - YouTube 「FUNKY TOWN」 - YouTube 「Hide & Seek」 - YouTube 「Hello」 - YouTube |
『PLAY』(プレイ)は、安室奈美恵の8枚目のオリジナルアルバムで、2007年6月27日にavex traxから発売された。
解説
[編集]前作『Queen of Hip-Pop』以来、約2年ぶりとなったオリジナルアルバム。2007年6月27日にCD+DVD(ジャケットA)、CD(ジャケットB)の2パターンでリリース。韓国でも同時リリース。2007年第1弾の「Baby Don't Cry」などシングル曲4曲(「White Light」、「人魚」を除く)を含む全12曲収録。
2012年6月27日にPLAYBUTTONが限定生産盤として発売された。
同年9月16日にデビュー20周年を記念して、CD(ジャケットB)が期間限定スペシャルプライス盤として再発売された(12月25日までの期間限定発売)。
上記以外にもシングルからは、2006年の「CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK」、ライブのオープニングナンバーとして定着している「Violet Sauce」をアルバム・バージョンで収録。DVDにはシングル曲3曲のPVに加え、「Hide & Seek」、「Hello」のPVを収録。他にも特典映像として、自身が大ファンというCGアニメ「The World of GOLDEN EGGS」(ザ・ワールド・オブ・ゴールデン・エッグス)とのスペシャル・コラボで実現したスペシャル・ムーヴィーを収録。安室サイドからの熱烈オファーで実現したこのコラボ映像では、自身をモチーフに作られた新キャラ“安邑(アムラ)”役で声優にも初挑戦している。また、CDのみの形態は初回限定盤のみ特典として、“PLAY オリジナル ポリスバッジ・ステッカー”と題したステッカーが封入された。
コンセプト
[編集]アルバムのコンセプトは“遊び好きな大人の街”。ジャケットやブックレット、リード曲「Hide & Seek」の最新PVでコスプレに初挑戦し、先行シングル「FUNKY TOWN」からインスパイアされたという「コンセプトに沿った架空の街に合う人物たちを登場させ、攻撃的なイメージにしたい」との自身のアイディアから“ムチ”をキーアイテムに使用。本作のプロデュースは、前作同様、T.Kura・michico夫妻にNao'ymtが参加。キャッチコピーは、“R&B/Hip-Hop”を軸に独自のスタイルで自由に遊んだ安室奈美恵のニュー・スタイルを感じ取れるアルバム”。
リリースマーケティング、プロモーション
[編集]アルバム曲「Top Secret」は、日本テレビの深夜枠で同年5月24日からスタートしたアメリカのドラマ「プリズン・ブレイク」のシーズン2日本版テーマソングとして発売前からオンエア。また、前作ではTVパフォーマンスのプロモーションはなかったものの、今作では約1年ぶりに出演した「ミュージックステーション」を皮切りに、各音楽番組で「Hide & Seek」や「Hello」を披露した。その他、MTVの6月度“artist of the month”に選出され、特集番組が組まれた。「Hide & Seek」のPVで、SPACE SHOWER Music Video Awards 08のBEST FEMALE VIDEO(女性ソロ最優秀ビデオ)、MTV Video Music Awards Japan 2008のBest R&B Video(最優秀R&Bビデオ)を受賞した。
発売記念企画として、ニッポン放送「オールナイトニッポン」で初のラジオパーソナリティを担当し6月16日にファン100人を招待して公開収録を行った。この模様は6月25日(月)深夜1時から「安室奈美恵のオールナイトニッポン」としてオンエアされた。他にも発売週の7月1日には、千葉県浦安市舞浜のヘリポートに格納庫特設ステージを設け、「TSUTAYA」での購入者を限定対象としたシークレット・ライヴを開催。アルバムのコンセプトである近未来の街と攻撃的なイメージに合わせて同所が選出され、約2万通の応募の中から抽選で300組ペア600人を無料招待し、“PLAY”仕様のヘリコプター3台に囲まれたステージで収録曲5曲をパフォーマンスした。また2日から“PLAY”キャンペーンと題して、“PLAY”仕様のラッピングバスが全国4都市(札幌・名古屋・大阪・福岡)を走った。
本作を引っさげて同年8月〜翌年2月までホール65本と自身最多公演数となる日本横断ツアー『namie amuro PLAY tour 2007-2008』を開催し、14万5,000人を動員。2008年4月には台湾で4年ぶりのアジア公演『namie amuro PLAY MORE!! in Taipei』を開催した。
チャート成績
[編集]エイベックスによると、発売日までに初回50万枚を出荷。オリコン調べによると、初動セールスで前作を上回り、4thアルバム『GENIUS 2000』(2000年)以来、実に7年5ヶ月ぶりに首位を獲得。同時に、グループ出身の女性アーティストによる最多首位アルバム獲得数を6作に更新し、歴代1位タイ記録(岡村孝子:元あみん)に並んだ。2週目も首位をキープし、7月度の月間ランキングでも首位を獲得。2007年間ランキングでは15位を記録した。
累計出荷枚数は67.4万枚(2008年3月末現在)[3]。累計売上枚数は54.3万枚。
収録曲
[編集]CD・PLAYBUTTON
[編集]- Hide & Seek - [4:36]
- 作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
- 今作のリード曲
- エイベックス・グループ・ホールディングス「ミュゥモ」CMソング
- Full Moon - [3:57]
- 作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
- CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK - [3:46]
- 作詞:michico
作曲:T.Kura & michico
編曲:T.Kura - 31stシングル
- ドワンゴ「イロメロミックスDX」CMソング
- エイベックス・グループ・ホールディングス「ミュゥモ」CMソング
- 作詞:michico
- It's all about you - [4:12]
- 作詞:michico
作曲:T.Kura & michico
編曲:T.Kura
- 作詞:michico
- FUNKY TOWN - [3:48]
- 作詞:michico
作曲:T.Kura, L.L.Brothers, michico
編曲:T.Kura - 33rdシングル
- ユニリーバ・ジャパン「新リプトン リモーネ」CMソング
- 作詞:michico
- Step With It - [3:47]
- 作詞:michico, L.L.Brothers
作曲:T.Kura & michico, L.L.Brothers
編曲:T.Kura
- 作詞:michico, L.L.Brothers
- Hello - [3:42]
- 作詞:Angie Irons & michico
作曲:T.Kura & Angie Irons
編曲:T.Kura - エイベックス・グループ・ホールディングス「ミュゥモ」CMソング
- 作詞:Angie Irons & michico
- Should I Love Him? - [4:25]
- 作詞:michico
作曲:T.Kura & michico
編曲:T.Kura
- 作詞:michico
- Top Secret - [4:30]
- Violet Sauce (Spicy) - [4:01]
- Baby Don't Cry - [5:21]
- Pink Key - [4:40]
- 作詞・作曲・編曲:Nao'ymt
- ユニリーバ・ジャパン「リプトン シフォン ミルクティー」CMソング
DVD
[編集]- Hide & Seek (VIDEO CLIP) - [4:36]
- CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK (VIDEO CLIP) - [3:49]
- 監督:武藤真志
振付:Shawnette Heard
- 監督:武藤真志
- FUNKY TOWN (VIDEO CLIP) - [3:44]
- 監督:内野政明
振付:黒須洋壬(THE CONVOY)
- 監督:内野政明
- Hello (VIDEO CLIP) - [3:40]
- 監督:川村ケンスケ
振付:Akiko
- 監督:川村ケンスケ
- Baby Don't Cry (VIDEO CLIP) - [5:26]
- 監督:武藤真志
- BONUS CONTENTS
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- NAMIE AMURO × The World of GOLDEN EGGS SPECIAL MOVIE GUSHIケン バンド feat. 安室奈美恵 (曲名:「民族音楽と電子音楽の未だかつてない何か」) [7:18]
- クリエーティブディレクター:臺佳彦
監督:文原聡
- クリエーティブディレクター:臺佳彦
- NAMIE AMURO × The World of GOLDEN EGGS SPECIAL MOVIE GUSHIケン バンド feat. 安室奈美恵 (曲名:「民族音楽と電子音楽の未だかつてない何か」) [7:18]
参加ミュージシャン
[編集]- Additional Musician
- T.KURA:All Instruments (#3〜8)
- Nao'ymt:All Instruments (#1,2,9,11,12)、Additional Vocals (#1,12)
- 竹内朋康:Guitar (#10)
- MICHICO:Additional Vocals (#3,5,6,7,8)
- HIROMI:Additional Vocals (#1,9,11,12)
- LL BROTHERS:Additional Vocals (#5,6,8)
- サム・ソルター:Additional Vocals (#3)
- WARNER:Additional Vocals (#5)
- ORITO:Additional Vocals (#8)
- TIGER:Additional Vocals (#8)
- Ring:Additional Vocals (#12)
- Jun:Additional Vocals (#12)
発売形態
[編集]形態 | 発売日 | 品番 | ジャケット | 備考 |
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CD+DVD | 2007年6月27日 | AVCD-23342/B | ジャケットA | 一部で「初回限定DVD付」と誤って表記されているが、通常流通品(永続販売)であり、初回限定盤ではない。 |
CD | AVCD-23343 | ジャケットB | 初回限定盤のみポリスバッジステッカー封入。 | |
2012年9月16日 | AVCD-38609 | 期間限定スペシャルプライス盤。 | ||
PLAYBUTTON | 2012年6月27日 | AQZD-50739 | ジャケットA | 限定生産盤。 |
関連DVD
[編集]- ライブDVD/Blu-ray『namie amuro PLAY tour 2007』(DVD:2008年2月27日、Blu-ray:2010年12月15日)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h “Release group “PLAY” by 安室奈美恵” (英語). MusicBrainz. 2020年2月22日閲覧。
- ^ a b Adam Greenberg. “Play - Namie Amuro Songs, Reviews, Credits” (英語). AllMusic. 2020年2月22日閲覧。
- ^ “エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2008年3月期連結業績説明資料” (PDF). エイベックス (2008年5月16日). 2008年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月21日閲覧。