ray (アルバム)

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ray
L'Arc〜en〜Cielスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニュー・ウェーヴ
ポップス
ロック
時間
レーベル Ki/oon Records
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
岡野ハジメ
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン
  • 週間12位(15th Anniversary〜、オリコン)
  • 1999年7月度月間2位(オリコン)
  • 1999年度年間7位(オリコン)
  • 歴代アルバムランキング68位(オリコン)
  • 登場回数22回(オリコン)
ゴールドディスク
  • 2ミリオン(日本レコード協会
  • L'Arc〜en〜Ciel アルバム 年表
    HEART
    1998年
    ark
    ray
    1999年
    ectomorphed works
    2000年
    『ray』収録のシングル
    1. HONEY
      リリース: 1998年7月8日
    2. 花葬
      リリース: 1998年7月8日
    3. 浸食 〜lose control〜
      リリース: 1998年7月8日
    4. snow drop
      リリース: 1998年10月7日
    テンプレートを表示

    ray』(レイ) は、L'Arc〜en〜Cielの7作目のアルバム。1999年7月1日発売。発売元はKi/oon Records

    解説[編集]

    6thアルバム『ark』と同時発売したアルバム。本作品は日本の他、台湾香港タイマレーシアシンガポールフィリピンアジア7ヶ国においてリリースされている[1]

    アルバムタイトルは本作より先にタイトルが決まっていた『ark(=箱舟)』から連想し、「箱舟に乗って何処に向かうか」をメンバーで考え、語呂も良かったことから『ray(=光)』に決まった[2]

    発売日が木曜なのはこの年に囁かれていた「地球最期の日」に合わせたものであり、ノストラダムス大予言の日にアルバム2枚同時リリース!」という宣伝がなされた。2枚合わせて収録曲が22曲に及ぶ為、tetsuyaは「選曲と曲順を決めるのに難航した[3]」と述べており、決めるのに3日ほど掛かったと述懐している[3]

    最大のヒットシングルとなった「HONEY」を始め、「花葬」「snow drop」「浸食 〜lose control〜」と話題になった3枚同時発売シングルを含む、4曲のシングル作品を収録。ちなみに、ラルクが日本テレビ系音楽番組『FUN』に出演した際に松任谷正隆から「『ark』と『ray』のどちらが自信作か」を尋ねられ、hydeyukihiroがこちらの作品を選んだ。

    本作と『ark』の6曲目にはyukihiro作曲のインストゥルメンタルがそれぞれ収録されている。インストが収録されているオリジナルアルバムはこの2作のみである。

    オリコンアルバムチャートでが2週連続1,2フィニッシュを飾っている (1位『ark』、2位『ray』)。1999年7月15日付の週間オリコンアルバムチャートでは、約149万枚を売り上げて2位を獲得し、週間最高2位となったアルバムの中では歴代最高の初動売上を保持している。

    初回限定盤は、スーパーピクチャーレーベルディスク、スペシャルパッケージ仕様。

    2006年12月13日にはバンド結成15周年記念に行われた「L'Anniversary」の一環で、『ark』と共に当時のシングル曲のミュージック・ビデオメイキング映像、関係者のインタビュー、コンサートの舞台裏やテレビ朝日系列で放送されていた『稲妻!ロンドンハーツ』でのライブを収録したDVDを付属した『15th Anniversary Expanded Edition』がリリースされた。

    収録曲[編集]

    1. 死の灰
      明るい曲調を得意とするtetsuyaの作品としては珍しく、ハードで退廃的な曲で、本作の方向性を示している。
    2. It's the end
      • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      プレイステーション用ソフト『グランディア』CMソング。
      レコーディングではyukihiroがタンバリンを使用しているが、ライブではhydeがタンバリンを持って歌っている。
      『ark』、『ray』発売直後となる1999年7月2日テレビ朝日系番組『ミュージックステーション』ではこの曲が歌われた。2015年に行われたライブ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO」において、1999年に開催されたコンサートツアー「1999 GRAND CROSS TOUR」以来16年ぶりにライブで披露された。
    3. HONEY
      • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      10thシングル。3枚同時発売シングルのひとつ。3枚の中では最も売れ、ラルクの中でも最大のヒット曲。
    4. Sell my Soul
      • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      本作収録の「いばらの涙」とは同時に作られたため、両曲は双子だとhydeは語っている。1999年に開催されたコンサートツアー「1999 GRAND CROSS TOUR」以降、長らくライブで演奏されていなかったが、2008年に行われたコンサートツアー「TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜」で約9年ぶりに演奏された。
    5. snow drop [ray mix]
      • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      13thシングルのアルバムバージョン。tetsuyaがシングルのミックスをあまり気に入っておらず、シングルバージョンと比べるとベース音が弱くなっている[3]
      また、アルバムが夏の発売だったため、夏らしくアレンジしたとも述べている。
    6. L'heure
      • 作詞・作曲:yukihiro / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      インストゥルメンタル。タイトルはフランス語で読みは「ルー」で、「時間・時間帯」という意味。
      曲中でも終始、フランス語で男女の会話が入っている。主な会話の内容は「退屈だからセックスでもしようよ」等[4]
      また、yukihiroによるリミックスバージョンも制作され、リミックスアルバム『ectomorphed works』に「l'heure (quiet afternoon mix)」として収録された。
    7. 花葬
      • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      11thシングル。3枚同時発売シングルのひとつ。当初は「HONEY」のカップリング曲として製作された。
    8. 浸食 〜lose control〜
      • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      12thシングル。3枚同時発売シングルのひとつ。変拍子が盛り込まれた楽曲となっており、作曲者であるkenは「曲出しの時、いくらテンポを説明しても全然みんなに伝わらなかった」と述べている。
    9. trick
      • 作詞・作曲:yukihiro / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      yukihiroがL'Arc〜en〜Cielで初めて作詞した曲で全英語詞となっている。また、yukihiroはギターでも参加している。
      本楽曲と本作に収録されている「L'heure」は、yukihiroがバンド加入前に制作していた楽曲である[5]。また、後年にyukihiroはこの2曲に関し、「以前在籍していたバンドでは採用されなかった楽曲だったからアルバムに入って嬉しかった[5]」と述べている。
      ライブではメンバーがパートチェンジしながら演奏することが多く、2003年に行われたライブ「Shibuya Seven days 2003」では、メンバー4人が交互にボーカルを担当し、yukihiroのボーカルパートではkenがドラムを担当している。2006年2015年2018年のライブではメンバー全員がギターを担当し、ボーカルを交互に担当するバージョンで披露された。
      また、yukihiroによるリミックスバージョンも製作され、19thシングル「NEO UNIVERSE/finale」およびリミックスアルバム『ectomorphed works』にそれぞれ別バージョンが収録された。
    10. いばらの涙
      • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      テレビ朝日系ドラマ『青い鳥症候群』イメージソング。
      イントロのギターによるアルペジオと、激しいロック調のサビが印象的な曲。2007年に行われたホールツアー「Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!」の秋田県民会館公演で、演奏予定が一切無かったが急遽演奏された。また、ライブではhydeとkenのツインギター構成で披露されていたが、2012年に行われたライブツアー「WORLD TOUR 2012」、「20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL」ではイントロをピアノアレンジにしてからは、hydeはギターパートを担当せずハンドマイクのみで歌唱するようになった[6]
    11. the silver shining
      • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano
      当時のL'Arc〜en〜Cielとしては珍しく歌詞のほとんどが英詞のバラードで、この曲の後にアルバム『ark』の頭に戻るイメージで本作の最後に収録された[4]
      1999年に開催されたコンサートツアー「1999 GRAND CROSS TOUR」では曲の雰囲気をさらに出すため、日没時間を計算して演奏された。
      仮タイトルは曲のイメージとなったロックバンド、U2に因んで「U3」と付けられた。

    15th Anniversary Expanded Edition[編集]

    結成15周年記念でリリースされたDVD付の企画盤。CD収録曲は全てオリジナル盤と同内容で、リマスタリング等はされていない。

    CD[編集]

    1. 死の灰
    2. It's the end
    3. HONEY
    4. Sell my soul
    5. snow drop [ray mix]
    6. L'heure
    7. 花葬
    8. 浸食 〜lose control〜
    9. trick
    10. いばらの涙
    11. the silver shining

    DVD[編集]

    1. recollection 1
    2. making of the "HONEY" music video
    3. 死の灰 @ ロンドンハーツ (1999.06.20 O.A.)
    4. recollection 2
    5. Sell my Soul @ ロンドンハーツ(1999.06.06 O.A.)
    6. making of the "snow drop" music video
    7. recollection3
    8. making of the "浸食 〜lose control〜" music video
    9. recollection 4
    10. documentary on "1999 GRAND CROSS TOUR"(1999.08.22)

    参加ミュージシャン[編集]

    死の灰
    It's the end
    • ken:キーボード・プログラミング
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • yukihiro:タンバリンシェイカー
    HONEY
    • ken:タンバリン
    Sell my Soul
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • 佐々木真理ピアノ
    snow drop [ray mix]
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • tetsu:バッキングボーカル
    • ken:タンバリン
    L'heure
    • Sylvie:"Fille"
    • Stephan:"Garçon"
    • 斎藤仁:キーボード

    花葬
    • ken:キーボード・プログラミング
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    浸食 〜lose control〜
    • ken:キーボード・プログラミング
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    trick
    • yukihiro:ギター、キーボード・プログラミング、"Check-Tai"
    • 岡野ハジメ:"Check-Tai"
    • 斎藤仁:"Check-Tai"、Pro Tools
    • Datchy:"Check-Tai"
    いばらの涙
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    the silver shining
    • ken:キーボード・プログラミング、タンバリン
    • 岡野ハジメ:キーボード・プログラミング
    • 斎藤仁:キーボード・プログラミング
    • tetsu:バッキングボーカル

    収録ベストアルバム[編集]

    関連事項[編集]

    脚注[編集]

    1. ^ L'Arc〜en〜Ciel-Pieces
    2. ^ ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッドF』2012年2月10日放送回より
    3. ^ a b c リットーミュージック社『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』」2010年
    4. ^ a b ラジオ番組『やまだひさしのラジアンリミテッド』1999年6月24日放送回より
    5. ^ a b ROCKIN'ON JAPAN』2004年3月号、ロッキング・オン
    6. ^ 国立霞ヶ丘陸上競技場公演を除いたすべての公演の1曲目で披露されている。