「機動刑事ジバン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
保護依頼提出:半保護明け一分後の再発。有期では無意味と思われる
ウッソ (会話) による ID:72768549 の版を取り消し
タグ: 取り消し サイズの大幅な増減
49行目: 49行目:
|特記事項= 「[[メタルヒーローシリーズ]]」 第8作
|特記事項= 「[[メタルヒーローシリーズ]]」 第8作
}}
}}
『'''機動刑事ジバン'''』(きどうけいじジバン)は、[[1989年]]([[平成]]元年)[[1月29日]]から[[1990年]](平成2年)[[1月28日]]まで、[[テレビ朝日]]系で全52話が放送された、[[東映]]制作の[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビ番組]]、および作中に登場するヒーローの名称。放送時間は当初毎週日曜9:30 - 10:00であったが、1989年4月2日放送分(第10話)より同8:00 - 8:30(いずれも[[日本標準時|JST]])へと変更された。


「[[メタルヒーローシリーズ]]」の第8作目に当たると共に、年号が[[平成]]になってから最初の作品でもある<ref name="最強98">{{Harvnb|最強戦士列伝|2014|pp=98-99|loc=「総論『ジバン』とは何だったのか?」}}</ref>。
{{Pathnav|スーパー戦隊シリーズ|frame=1}}

{{出典の明記|date=2011年8月12日 (金) 14:01 (UTC)}}
__TOC__{{-}}
{{注意|クレジットなどで確認できない[[スーツアクター]]の役柄を記載する場合には、'''必ず[[Wikipedia:信頼できる情報源|信頼可能な情報源]]からの[[Wikipedia:出典を明記する|出典を示してください]]。'''出典の無い情報については、[[Wikipedia:独自研究は載せない]]に基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります([[プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載について]]での議論に基づく)}}

{| style="float: right; text-align:center; border-collapse:collapse; border:2px solid black; white-space:nowrap;"
== 概要 ==
|-
=== 特徴 ===
|colspan="3" style="background-color:#ffccff; border:1px solid black; white-space:nowrap;"|'''[[スーパー戦隊シリーズ]]'''
本作品は、『[[超人機メタルダー]]』以来となるロボットヒーロー物として制作されている{{efn|ただし、『メタルダー』や後年の『[[特捜ロボ ジャンパーソン]]』のような完全なロボットとは異なり、主人公であるジバンは厳密にはロボットではなく、定義としては[[サイボーグ]]の範疇である{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=457}}<ref name = "画報">{{Cite book |和書 |editor=竹書房/イオン編 |date=1995-11-30 |title=超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み |publisher=[[竹書房]] |pages=195 |id=C0076 |isbn=4-88475-874-9}}</ref>。しかし本作品の挿入歌である『パーフェクトジバン』では「僕らのロボットポリス」と表現されている。}}。また、主人公が表の顔は刑事で、事件が起これば人目につかないようにジバンになるため、変身のシーンはほとんど描写されないがホログラムのような光に包まれて人間態の姿に戻る場合はある<ref name = "画報" />。
|-

|style="border:1px solid black; white-space:nowrap; background-color:#ffccff;"|'''第29作'''
これは[[1987年]]に公開された映画『[[ロボコップ]]』の影響を受けたものであり{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=456}}<ref name = "画報" /><ref name="U158">{{Harvnb|宇宙船158|2017|pp=110-111|loc=[[野中剛]]「SUPER MODE OF TOEI METAL SPIRIT」}}</ref>、その影響はこれ以外にもジバンの機械的な動作や、各種メカニックの描写などにも大きく現れている<ref name="最強98" />{{efn|『ロボコップ』には『[[宇宙刑事ギャバン]]』のデザインも反映されている。東映を通して『ロボコップ』の監督、[[ポール・バーホーベン]]からバンダイの[[村上克司]]にギャバンのデザイン引用の許可を求める手紙が送られており、村上も快諾していた<ref>{{Cite book |和書 |author = 小野塚謙太 |chapter = 12 メタルヒーローの誕生 「俺が"ギャバン"だ!」|dete = 2009-04-10 |title = 超合金の男-村上克司伝-|publisher = [[アスキー・メディアワークス]] |series = アスキー新書105 |pages = 177 |isbn = 978-4-04-867798-1}}</ref>。村上とともに本作品を担当した[[野中剛]]は、村上が『ロボコップ』から大きな影響を受けていたことを証言している<ref name="U158野中">{{Harvnb|宇宙船158|2017|pp=112-113|loc=「[インタビュー][[野中剛]]」}}</ref>。}}{{efn|『全怪獣怪人 下巻』では、前年の『[[電脳警察サイバーコップ]]』への対抗や『[[仮面ライダーBLACK RX]]』との差別化も指摘している{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=456}}。}}。また、随所に『[[エイトマン]]』へのオマージュも含まれている。一方で、電子警察手帳を構えて対バイオロン法を読み上げるなど、時代劇に通じるケレン味のある演出も特徴である<ref name="最強98" />。また、バンダイの担当者であった[[野中剛]]は、当時流行していたテレビドラマ『[[あぶない刑事]]』の雰囲気も目指していたと述べている<ref name="U158" />。
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap;"|[[魔法戦隊マジレンジャー|魔法戦隊<br />マジレンジャー]]

|style="border:1px solid black; white-space:nowrap;"|2005年2月<br /> - 2006年2月
これ以外に特筆すべき点としては、本シリーズの主人公としては初めて、地球の公的機関に所属している設定となっている点や、後半にパーフェクトジバンが登場したことにより投入された大型火器の登場<ref name = "画報" />が挙げられる。また、それまでヒーローが使用する車両は国産メーカーのものが中心だったが、本作品にて[[ゼネラルモーターズ|GM]]の車両が初めて使用された。これらの要素は以降の同シリーズ作品にも多く取り入れられている。
|-

|style="border:1px solid black; white-space:nowrap; background-color:#ffccff;"|'''第30作'''
他に本作品で特筆すべき点は「なりきりアイテム」の好調である<ref name="U158野中" />。メタルヒーローはこれまで巨大変形メカの[[超合金 (玩具)|超合金]]や等身大キャラのフィギュアなどが主力だったが、本作品の「DX電子ポリス手帳」の売上が好調だったことにより、これ以降は登場キャラの持っている小道具が主力になる<ref>{{Cite book|和書|year=2004|month=3|title=宇宙刑事年代記|pages=|author=|publisher=[[徳間書店]]|id=ISBN 4-1973-0103-0}}</ref><ref name="U158野中" />。また、大型武器「オートデリンガー」の売上もクリスマスシーズンに好調となり、以後のシリーズでも中盤での大型武器の登場が恒例となった{{Sfn|宇宙船156|2017|pp=134-135|loc=「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第10回」}}<ref name="U158野中" />{{efn|野中は、後に[[タカラトミー|タカラ]]が『[[電光超人グリッドマン]]』のドラゴニックキャノンを発売するなど他社への影響もあったと述べている<ref name="U158野中" />。一方、可動フィギュア「マルチフォームジバン」は、タカラが前年に発売した『[[電脳警察サイバーコップ]]』の「サイバービットシリーズ」の影響があったとされる<ref name="U158野中" />。}}。
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap;"|'''轟轟戦隊<br />ボウケンジャー'''

|style="border:1px solid black; white-space:nowrap;"|2006年2月<br /> - 2007年2月
初期案のネーミングは「未来刑事デッカー」、「デッカル」でどちらも放送直前の児童誌{{Full|date=2016年4月}}に載ったことがある。
|-

|style="border:1px solid black; white-space:nowrap; background-color:#ffccff;"|'''第31作'''
=== 放映時間の変更 ===
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap;"|[[獣拳戦隊ゲキレンジャー|獣拳戦隊<br />ゲキレンジャー]]
前述の通り、本作品では放送期間中に放送時間が変更されている。これは[[1989年]]春の改編において、報道・政治討論番組『[[サンデープロジェクト]]』が立ち上げられたことに伴う編成枠の見直しが実施されたもので、それまで10:30 - 11:00に設定されていた[[朝日放送テレビ|ABC]]制作ドキュメント枠が1時間前倒しされ、それに押し出される形で本作品も8:00 - 8:30へと放送時間が変更された。結果、それまで『[[題名のない音楽会]]』を挟んで分断されていた8:30より放送のABC制作アニメ枠(同時期に『[[新ビックリマン]]』へ移行)とは放送時間が連続し、テレビ朝日系では日曜8時台が子供向けの時間帯、9時台以降は大人向けの時間帯と明確に確立された。
|style="border:1px solid black; white-space:nowrap;"|2007年2月<br /> - 2008年2月

|}
ただし、クロスネット局であった[[青森放送]](RAB)と[[テレビ大分]](TOS)の2局では放送時間の変更は行われず、この体制はRABでは『ソルブレイン』放映時の[[青森朝日放送]](ABA)開局前まで、TOSでは『ジャンパーソン』放映時の[[大分朝日放送]](OAB)開局まで続いた。またフルネット局でも[[広島ホームテレビ]]などのように、地元スポンサーなどの関係で既存のローカル番組を移動できず、同様に遅れネットとなった局も一部にあった。これら遅れネットで放送した局では時間移動後もスポンサーは同じだったが、クレジットはクロスネット局・遅れネット局から出していた。
{{基礎情報 テレビ番組

| 番組名 = 轟轟戦隊ボウケンジャー
ABCでは[[全国高校野球選手権大会中継|夏の高校野球]]の中継時期を迎えると、そちらを優先しなければならないため、前作『[[世界忍者戦ジライヤ]]』以降[[仮面ライダーシリーズ|平成仮面ライダーシリーズ]]に至るまで、日曜日に4試合が行われる週は[[放送休止]]を余儀なくされている。しかも当時は別時間帯での振替放送という救済措置が行われておらず、休止された回はそのまま飛ばされていた。
| ジャンル = [[特撮]][[テレビドラマ]]

| 放送時間 = 日曜 7:30 - 8:00
== あらすじ ==
| 放送分 = 30
セントラルシティ署の青年[[刑事]]・田村直人は、犯罪組織バイオロンに襲われた五十嵐博士、孫のまゆみを救うために命を落とした。だが彼は、“ジバンプロジェクト”の被験者に選ばれ、[[サイボーグ]]として蘇った。普段は同僚たちと共に平刑事を装って捜査にあたっている直人は、ひとたびバイオロンの悪事を嗅ぎつけるや、銀色のボディに包まれた機動刑事ジバンに姿を変え、バイオロンと戦うこととなる。
| 放送期間 = [[2006年]][[2月19日]] - [[2007年]][[2月11日]]

| 放送回数 = 全49
== 登場人物 ==
| 放送国 = {{JPN}}
=== セントラルシティ署 ===
| 制作局 = [[テレビ朝日]]
; {{読み仮名|田村直人|たむら なおと}} / 機動刑事ジバン
| 企画 =
: [[主人公]]。[[1965年]][[9月2日]]生まれの24歳。本籍は[[長崎県]][[長崎市]]{{efn|11話にて直人の警察手帳にそのように明記されている。}}。一人称は「僕」{{efn|ただし、51話のマッドガルボ戦と、最終話のドクターギバ戦では「俺」になっていた。}}。セントラルシティ署に勤務する刑事で、正義感が人一倍強い性格からバイオロンに襲われていた五十嵐博士とその孫まゆみを助けようとしてウニノイドに生身で挑み、命を落とす。瀕死の五十嵐博士が施した改造手術により機動刑事ジバンとして蘇ったが、完成直後に五十嵐博士が亡くなってしまったために満足な調整を受けていない。よって、いつ機能停止に陥るかも分からないが、それでも彼は消える事の無い正義の心から警視庁秘密捜査官警視正としてバイオロンと戦うことを誓った。普段の刑事としての彼は、捜査に支障が生じない範疇でドジを起こし、[[昼行灯]]を装う面がある。非番の時には子供たちの野球のコーチを引き受けるなど、地域からの評判も高い好青年。洋子の誕生日プレゼントを用意することなどから、彼女に気がないわけでもないようである。両親を殺された後、行方不明の妹を捜して警察官の道を選んだが、信じていた柳田に妹が五十嵐博士の孫として生きていたことを隠匿されていた事実にショックを受ける。
| 製作総指揮 =
: バイオロン壊滅後、散っていった仲間たちの墓参りを済ませ、平和を守るための旅に出る。
| 監督 = [[諸田敏]] 他
; {{読み仮名|片桐 洋子|かたぎり ようこ}}
| 演出 =
: セントラルシティ署における直人の先輩刑事。直人より年下である。かなりの行動派であり、愛銃は[[コルトガバメント]]。拳銃の腕は確かなもので、清志郎曰く「セントラルシティ署でも随一」。マスク程度なら難なく倒せる上、愛銃以外の銃器の扱いにも長けている。車(白のマツダRX-7)の運転はかなり乱暴。[[ポニーテール]]に[[ミニスカート]]あるいは[[ボディコン]]の格好であることが多く、ピストルを撃つ際に少しスカートを捲り上げる(腰を低くするため){{efn|その際流れるテーマ曲らしきものは、『[[巨獣特捜ジャスピオン]]』の挿入歌「いつの日平和が」の伴奏部分を編集したものとなっている。}}。直人がジバンであることは知らないが、自らが危機に陥った場合には直人を呼ぶほど彼を頼りにしている。最終話で実兄だと知った後のまゆみが"お兄ちゃん"と呼んでジバンに抱きついたことで直人がジバンだと気がついた{{efn|12話でも直人がジバンでないかと疑ったが、この時は思い過ごしだと思っている。}}。
| 原作 = [[八手三郎]]
; {{読み仮名|村松清志郎|むらまつ きよしろう}}
| 脚本 = [[會川昇]] 他
: 捜査課長代理。自称エリートでシティボーイだが、実は地方(秋田)出身。直人に先輩風を吹かせているが、かなりのおっちょこちょいな上調子に乗りやすく、バイオロン側は「ダメ刑事」と呼んでいる。第24話ではバイオロンとの戦いで負傷した膝をジバンから秘密裏に治療された{{efn|ジバンのボディにも使われているスーパーセラミック製の人工関節を移植された。}}ことから、自分がジバンであると勘違いした。洋子に好意を寄せているが相手にされていない。大抵、ドジを踏んで敵に捕まったり、頓珍漢な意見を披露したりする役がお決まりではあるが、どうしようもないダメ刑事というわけではなく、敢然と悪と戦う場面も存在する。ジバンに絶対の信頼を置いている。妹(アコ)がおり、劇中に登場する。趣味は釣りで、出張先にまで釣り道具を持っていくほど。
| プロデューサー = [[シュレック・ヘドウィック]]・八木征志 (テレビ朝日)<br />[[日笠淳]]・[[宇都宮孝明]](東映)<br />矢田晃一(東映AG)
; {{読み仮名|坂東武子|ばんどう たけこ}}
| 出演者 = [[高橋光臣]]<br />[[齋藤ヤスカ]]<br />[[三上真史]]<br />[[中村知世]]<br />[[末永遥]]<br />[[出合正幸]]<br />[[斉木しげる]]<br />[[大高洋夫]]<br />[[山崎真実]] 他
: 捜査課長。規律正しい話し方が特徴。初期のみの出演。
| ナレーター = [[太田真一郎]]
; {{読み仮名|松本美智代|まつもと みちよ}}
| 音声 = [[ステレオ放送]]
: 捜査課事務員。直人に気がある模様。
| 字幕 =

| データ放送 =
=== ジバンを取り巻く人々 ===
| OPテーマ = 「[[轟轟戦隊ボウケンジャー/冒険者 ON THE ROAD|轟轟戦隊ボウケンジャー]]」<br />歌:[[山田信夫 (歌手)|NoB]]
; {{読み仮名|五十嵐健三|いがらし けんぞう}}
| EDテーマ = 「[[轟轟戦隊ボウケンジャー/冒険者 ON THE ROAD|冒険者 ON THE ROAD]]」<br />歌:[[サイキックラバー]]
: ジバンの開発者。1924年生まれの65歳。対バイオロン用兵器製造計画「JIBAN PROJECT」を密かに進めていた。しかし、その兵器すなわちジバンはサイボーグであり、非人道的と感じた彼は、仮に志願者が現れたとしても中止するつもりでいた。だが、バイオロンに襲われた時に自分と大切な孫娘のまゆみを守るために命を落とした青年を死なせたくないという思いから、自らも重傷の身である中で直人に手術を行うが、その後間も無く力尽き、ジバンの活動する姿を見ることは無かった。また、国立科学アカデミーバイオ研究所の所長でもあり、その施設においてドクターギバ(ギバノイド)を誕生させてしまう。結果論であるが、ジバンとドクターギバの両方の誕生に深い係わりを持つ人物であり、その意味ではこの物語のキーパーソンであると言える。実はまゆみは養子であり、血の繋がりは無い。
| 外部リンク = http://www.tv-asahi.co.jp/bouken/
; {{読み仮名|五十嵐まゆみ|いがらし まゆみ}}
| 外部リンク名 = 公式サイト(テレビ朝日)
: 直人がジバンだという秘密を知る少女。五十嵐博士の孫娘でジバン誕生に立ち会った。手術が成功し完成したにも関わらず初起動に失敗したジバンだったが、最後は彼女の一筋の涙がジバンを稼動に導いた。また、破壊されたジバンを甦らせるための「鍵」を持つ。序盤においてジバンの助手的な役割を担っていたが、第17話・第18話でバイオロンの作戦によって失踪、記憶を失う。以降は直人とは離れ離れとなり、早川良との逃避行を経てバイオロンに捕らわれてしまう。また第50話において、行方不明になっていた直人の妹であることが明らかになる。しかし、その事実を知る唯一の存在になった柳田が隠していたことで危うく兄妹だと知らぬまま別れそうになってしまう。
| 特記事項 = 「[[スーパー戦隊シリーズ]]」 第30作
; {{読み仮名|柳田誠一|やなぎだ せいいち}}
}}
: 第11話より登場。1935年生まれの54歳。警視庁秘密調査室統括責任者であり、五十嵐博士の助手としてジバン計画にも携わっていた。最初は直人をジバンにすることに反対したが、五十嵐博士の熱意に負けてサポートを行いジバンを誕生させる。直人にいつまで生きられるかわからないことを告げつつ、五十嵐博士の遺志を継ぎバイオロンと戦うことを諭し、直人に警視正の階級を与えた。その後も立場上常時ではないもののジバンをサポートし、ジバン及び直人の良き補佐役である一方、19話ではバイオロンの元となる生命体が入った瓶と引き換えに少女をマッドガルボに人質にされた際も、それを渡せばバイオロンの謎を解明できないと瓶を渡さないなど非情な一面もある。第51話でジバン基地を犠牲にしてバイオロンの本拠地を突き止めた後基地の崩壊に巻き込まれ、直人に後を託して息絶える。
: 直人が両親亡き後の唯一の肉親である妹を捜していることを、そして五十嵐まゆみが直人の妹だと知りながら養父母である五十嵐夫妻の心情のみを優先したため、いつ絶命するかもしれない直人に妹のことを隠匿していた。五十嵐夫妻の心を思い遣れと直人の苦しみを無視した発言をしたが、一方で長く妹を捜し続けていた彼の心を踏み躙ったことを後悔していたため、死に際に兄妹を引き裂きかけた罪を謝罪した。
; ボーイ
: ジバン基地全般を管理する第6世代コンピュータ。後にハリーの体に移植されハリーボーイとなる。
; ハリー
: 後のハリーボーイ。ハリーは板倉博士が開発した第6世代コンピュータ内蔵で、世界60カ国語以上を話すマスコットロボット。初登場は第5話。平和主義な性格で戦いによる解決を全面否定していたが、バイオロンに捕らえられた板倉博士を救出するために電気ショックで戦い一度は機能停止するも、メモリーチップが無事であったために修理されて再登場。再び機能停止に追い込まれた後ボーイと合体してハリーボーイとなり、失踪したまゆみに代わって助手的な役割も担うことになった。だが第51話で、柳田同様ジバン基地と運命を共にした。

=== 犯罪組織バイオロン ===
ドクター・ギバ率いる犯罪組織で、日本征服のために様々な犯罪を行っている。劇中の台詞から日本各地に支部を持っていることが分かる他、世界各国の犯罪組織とも繋がりを持っている。

; ドクター・ギバ
: 数々のバイオノイドを作り出して犯罪を起こす、犯罪組織バイオロンの首領。普段はコーカソイド系の中年男性のような姿をしているが、首は360度回転し取り外すことが可能で、その下には白い異形の頭部が隠されておりナメクジと似ている。後述のギバノイドの姿では首領だけあって戦闘能力はやはり高く、ジバンの3大メカを次々と大破させ、オートデリンガーの直撃にも耐えるだけの強靭さも見せ付けた。
: その正体は、五十嵐博士が所長を務めていた国立科学アカデミーバイオ研究所の廃液処理場から発生した何らかの物質などが意志を持ち誕生した'''ギバノイド'''で、いわば全てのバイオノイドたちの始祖に当たる。ショック波を伝播させる蔦と触手を伸ばす。頭部の広がった部分とその上の目からは光線を放つ。またこの時の姿は骸骨を思わせるようなフォルムとなっており、上記の人間態の頭部を外した状態とは異なったデザインとなっている(どちらが本当の姿かは最後まで不明)。いささか激情家で、『自分という存在を産み出しながら無責任である』という理由で人間に対して異常なまでの憎悪を抱き、生命の価値を認めず、人間に味方するバイオノイドにも容赦しないが、時たま自分が招いた失策を認められず部下に八つ当たりするなど、人間臭い一面やユーモラスな部分を見せることがある。基本的には文明を破壊せずに征服することを好むが、まれに破壊活動を含む作戦を実行することもある。最終話では「バイオロン帝国」を築き上げ、人類を抹殺する野望を語った。まゆみを人質に取り、基地を自爆させて飛行船で脱出しミサイルで全世界を攻撃しようとするも、ジバンに阻止された末飛行船の墜落と共に死亡した。
: ギバ、ギバノイドとも雨宮慶太がデザインを担当<ref name="奇165">{{Harvnb|奇怪千蛮|2017|p=165}}</ref>{{efn|人間態時の異形の頭部のみ、篠原保がデザインを担当<ref name="奇165" />。}}。ギバも含め、バイオロンの主要なキャラクターは意図的に逆を狙う形で、本来ヒーローや正義側に用いられることの多い「白」を基調としたカラーリングで統一されている<ref name="奇190193">{{Harvnb|奇怪千蛮|2017|pp=190-193|loc=「DESIGNER INTERVIEW 06 雨宮慶太」}}</ref>。また廃棄物から誕生した生命体という怪人のコンセプトは、後に雨宮が監督として携わった『[[仮面ライダーZO]]』のドラス及びネオ生命体にもそのまま受け継がれている。
:
; マーシャ
: 女性型の人工生物。ドクター・ギバの側近であり、普段は白と赤を基調とした服を着用した、若い女性の姿で諜報活動に従事する。明るくミーハーな性格で、[[パリコレクション|パリコレ]]の洋服を好む一面も垣間見せるが、人間に対しては非情な態度を見せる。'''バトルマーシャ'''と呼ばれる、白とオレンジを基調とした戦闘形態にも変身でき鋭い爪とビーム鞭を武器とする。最終話で、マッドガルボと運命を共にするように命令されたにもかかわらずカーシャと共に逃げ帰ったため、怒りを買い殺される。
: 人間態の衣装、バトルマーシャとも雨宮慶太がデザインを担当<ref name="奇166">{{Harvnb|奇怪千蛮|2017|p=166}}</ref>。
; カーシャ
: 女性型の人工生物。マーシャと同様に普段は諜報活動に従事し、'''バトルカーシャ'''と呼ばれる戦闘形態にも変身できるが、人間態の衣装は白と緑基調、バトルカーシャ時の体色は白と青といった差異も見られる。[[ティファニー]]の宝石を好むなどミーハーな性格もマーシャに近いが、バイオロンに対する忠誠はマーシャよりやや薄いらしく、クイーンコスモの夢見る女だけの帝国の話を聞いた時は憧れを示した。最期はマーシャと共に、ドクター・ギバに始末された。
: 人間態の衣装、バトルカーシャとも雨宮慶太がデザインを担当<ref name="奇166" />。
; ブビ
: ドクター・ギバに作られた人工生物。木の切り株のような姿をしており、巨大化能力を持つ。バイオロン基地でのカーシャとマーシャのおしゃべりを煙たがっており、「うるさい、うるさい」が口癖。捕虜となったまゆみとの交流を経て改心し、バイオロン壊滅後はムクと共に五十嵐家で暮らすようになる。
: デザインは雨宮慶太が担当<ref name="奇168">{{Harvnb|奇怪千蛮|2017|p=168}}</ref>。
; ムク
: ブビと同じく人工生物。毛むくじゃらで鳥の雛のような身体に鋭いくちばし、ネズミのような手とカタツムリのような触角を有している。3匹が一組で行動し、ブビの後に続いてしゃべることが多い。ブビ同様にまゆみとの交流を経て改心し、バイオロン壊滅後は五十嵐家で暮らすようになる。
: デザインは雨宮慶太が担当<ref name="奇168" />。
; マッド・ガルボ
: 第17話より登場。ジバンに敗退を重ねたドクター・ギバが、対ジバン用として生み出した'''ジバンキラー'''で、ジバンと同等もしくはそれ以上の能力を有する「バイボーグ」と呼ばれる無機生物である。その開発思想を反映してか、全体的なシルエットやフォルムもジバンに近似したものとなっている。見かけは男性を思わせる姿だが、備わっている人格や声は女性のものであり、第33話で人間に化けた際も女性の姿を取っている。
: 鋭い水晶状の刃を持つ剣やダイダロスファイヤーをも防ぐ盾、肩に内蔵されたバイオバズーカや胸部より伸びるガルボアンカーなど、様々な武器を装備しているほか、{{読み仮名|'''黒牙'''|くろきば}}呼ばれるバイカンと同性能のサイドカーを所有している。その身体は80%が金属、20%が有機物質から形成されており、唯一ジバンエンドをまともに受けても倒れず、一度はジバンを瀕死状態に追い込んだこともあるなど、尋常ではない耐久度や戦闘能力を発揮する。
: 基本的には任務を何よりも優先して遂行する生真面目な性格であるが、完全に戦闘特化型として作られた故に情に欠け非常に冷酷で、かつ執念深い性質の持ち主でありジバンを抹殺するために様々な策を巡らす。また人間という生物自体を見下しており、ジバンに対しても「体のほかの部分は完全にメカに改造されているが、脳だけはもとの田村直人だ。考えること感じることやること全てが、下らん人間と同じ」と激しく憎悪している。
: 第34話にて宇宙生物の力でパワーアップし、最終的には盗み出したジバン計画の設計図を元に、自身の体表を機械で覆うことでジバンと瓜二つな姿と、全てにおいてジバンを上回る性能を持つ同型のサイボーグに変貌を遂げる。最終決戦ではジバンに仲間たちの幻影を見せ油断を誘おうとするも、心を鬼にした彼の前では無力であり幻影ごと叩き切られ目論みは失敗。それでもなおマクシミリアンソードにも耐え抜くタフさを見せるが、最後はパーフェクトジバンのファイナルキャノンの前に敗北した。
: デザインは雨宮慶太が担当<ref name="奇167">{{Harvnb|奇怪千蛮|2017|p=167}}</ref>{{efn|各種武装のデザインは篠原保が担当<ref name="奇167" />。}}。雨宮によればマッドガルボが女声であることは彼自身の意図によるものではなく、もう少し正統派の悪にして欲しかったと後に語っている<ref name="奇190193" />。
; バイオノイド
: ドクター・ギバの作り出す怪物群。海底工場で『怪物の元』を生成し、それを持ち帰りギバの研究所でバイオ怪物を作るという工程が採られている<ref>ケイブンシャの大百科385『機動刑事ジバン』より引用{{要ページ番号|date=2016年4月}}</ref>が、研究所のゴミ捨て場から偶然誕生した者もいる。後に、第48話で所在地を突きとめたジバンにより海底工場は爆破されている。
: 非常に生物的な外見を有するが、何らかの道具を改造して作られたり、兵器を装備もしくは融合させるなど、機械的・無機的な要素も含んだ個体も存在する。またモチーフとなるものは動植物を始め多岐にわたるが、物語初期に登場した個体を中心に、必ずしもモチーフをそのままに反映した訳ではない外見の個体も散見される。人間、特に子供の肉が好物である他、黒焦げのパンを気にせず食べる者もいた。
: 殆どの個体は人間に化ける能力をもち、人間社会に潜伏して工作活動や諜報活動に従事する場合もあり、中には物語の始まる5年前から活動していた個体も存在する。しかし、汗をかかなかったり指紋がないなど、普通の人間と異なる特徴を持つ。性格や知能に関しては個体差があり、時には強烈な個性を持つ個体や、生体材料に含まれた因子の影響などが原因で良心に目覚めて悪事を躊躇する個体もいる。
; マスク
: 戦闘員。黒いズボンにジャンパー、それにマスクと全身黒づくめの出で立ちが特徴で、拳銃やライフルで武装し軍用車両を駆ることもある。言葉を話し人間の姿に化けることもできるが、並みの制服警官こそ圧倒するものの清志郎には負けるなど、その戦闘能力は必ずしも高くはない。
: デザインは雨宮慶太が担当<ref name="奇168" />。

=== その他 ===
; クイーンコスモ
: 第28話よりバイオロンとは別の敵対勢力として登場。月にて誕生した謎の女性型生命体で、ドクター・ギバと同様に人間を嫌悪している。また、自分を世界一の美女と自負しており、服や宝石などの美しい物に異常に執着する一面も持っている。
: 固有の能力として、強力な「ムーンパワー」を使う。ムーンパワーは直接的な破壊力を発揮する以外にも物体を宙に浮かせ移動させたり、人間に触れて生気を吸い取り、花を枯れさせたり、人間の心を洗脳し凶暴性を高め襲わせたり、さらには騎士のような分身・ゴーレムコスモを作り出せるなど、かなり万能な能力として描写されている。初登場時はマッドガルボのビームすら平然と防ぎ、直後の反撃で撤退せしめた。
: その正体は月に投棄された廃棄物から誕生した'''怪物コスモ'''とよばれる生命体で、マクシミリアンソードをも弾く岩石状の強固な身体を持ち、常に浮遊している。破壊光線や溶解液を武器とするほか、ジバンの電子機器(特に視覚)を狂わせる虫も用いる。
: 当初はカガワ博士が採取した宇宙生物を取り戻しに地球に現れ、この宇宙生物を巡ってジバンだけでなくバイオロンとも敵対していたが、やがてジバン打倒のために手を組む。最終的には再度バイオロンと袂を分かち、地球にて自分の仲間とともに「女だけの帝国」を建国しようと画策。最後は、怪物コスモとなってジバンと戦うも、パーフェクトジバンの前に倒された。
: デザインは篠原保が担当<ref name="奇168" />。
; {{読み仮名|早川 良|はやかわ りょう}}
: 第20話より登場。26歳{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=462}}。
: 北海道美術大学の大学院生だったが、半年前にバクハノイドが起こした美術品爆破事件の現場に偶然居合わせたことから、容疑者として追われている。自身の無実を証明するため、警察の目から逃れると同時に犯人を追い掛けていた。その途上で記憶喪失になったまゆみを助けたことから、彼女と行動を共にするようになった。
: 元美大院生ということもあって芸術品や美術品に関する思い入れは大変強い。特に愛着して止まないのはモナリザで、「僕の女神だ」と劇中で言い切っている。特殊な戦闘能力を持たない一般人の身でありながらそれらを傷つけようとする者を許さず、相手がバイオロンでも立ち向かう勇気を持つ。
: 前述の理由から生活は苦しく金銭的にも不自由で、車中泊を繰り返すことで日々を凌いでいた。そんな暮らしの中でもまゆみには精一杯優しく接し、思慕を置かれる間柄となる。第46話にてクイーンコスモに捕われたまゆみを救うために命を賭け、壮絶な最期を遂げる。遺体は直人の手によって河原に埋葬された。

== 機動刑事ジバン ==
セントラルシティ署の刑事・田村直人がサイボーグ化された警視庁秘密捜査官。階級は[[警視正]]。サイボーグではあるが比較的、人間の時と大差ない生活ができるようである{{efn|例えば、劇中においてまゆみとアイスを食べるシーンがあり、また麻酔ガスを噴きかけられて意識を失うなど。}}。

そのボディはジバンファイバー製で、並大抵の火器などではまるで歯が立たない。力は鉄骨も持ち上げ、スピードは[[サラブレッド]]並み。動力は電気エネルギーであり、長時間の戦闘には不向きで、エネルギー切れに陥りそうになったこともある。また、射撃に関しては秀でているが、剣術に関しては秀でてるとは言い難い。

普段は直人として生活しており、必要に応じて自在にジバンに変身する。この変身プロセスの詳細には作中殆ど触れられておらず、全編通しての明確な変身シーン自体も、第11話でジバンとして初起動してから直人の姿に戻る際と、第51話にてマスクの襲撃に立ち向かいながら青白い光に包まれて変身した際のみに留まっており、大抵の場合は直人の姿で物陰に隠れたのち、ジバンとして出てくるという描写がなされる程度である。

洋子、清志郎などの署内関係者はもとより、敵組織のバイオロンにも正体を知られないようにしていたため、ジバンとして活動する際には直人自ら行方をくらましたり、敵の襲撃に遭って生死不明となったのち、ジバンとして敵の前に登場することが多かった{{efn|他には、洋子や清志郎が敵の襲撃で気絶したのを見計らって姿を消し、ジバンとなって現れることがあった(第42話など)。}}。また第25話では、[[オーギュスト・ロダン|ロダン]]の[[考える人 (ロダン)|考える人]]の銅像になり済まし、その身体を破って敵の前に現れるイレギュラーな登場も果たした。

; 造形
: それまでのメタルヒーローシリーズでは部分的に用いられていた[[繊維強化プラスチック|FRP]]が、ジバンでは全身に使われている<ref name="宇148" /><ref name="宇149">{{Harvnb|宇宙船149|2015|pp=124-125|loc=「特別対談 小松義人×[[前澤範]]×野中剛」}}</ref>。これにより全体的な見栄えが良くなった<ref name="宇149" />一方、パーツが大型化し、手足が長くないと全体のバランスが悪くなるという問題があったが、本作品でメインを演じた[[横山一敏]]は長身のためバランスが良く、[[バンダイ]]で玩具開発を担当していた[[野中剛]]は手応えを感じたという<ref name="宇148" />。
: またパーツをピン留めする必要があるため着脱には時間がかかり、アクションもしづらいものとなっている<ref name="宇148" /><ref name="宇149" />。

=== 基本武装 ===
下記の武装の他、左胸の「☆」マークが表示されているパネルから様々な光線を発することができ、被害者の身体に付着した薬剤を熱線で蒸発させたり、バイオノイドの触手を分解・消滅させて拘束を解いたりといった用途に用いられている。なお、この部分はジバンの心臓部でもあり、第34話でマッドガルボがジバンを倒した際にはこの部分に剣を突き刺してパネルを破壊し、とどめを刺している。

; マクシミリアン TYPE-3
: ジバンの右腿に収納されている3種類に変形する武器。オープニング映像でのみ、左手首の甲を右の拳でスタンプのように叩くと飛び出すシークエンスが描写されている。
:; マクシミリアンスティック
:: マクシミリアン TYPE-3 の基本形態である[[十手]]。高圧電流のディスクローズショックを放つ。通常はこの状態で収納されている。
:; マクシミリアンガン
:: マクシミリアン TYPE-3 が変形した光線銃。通常の破壊光線の他、人間に化けたバイオノイドの正体を暴くサーチバスター、マクシミリアンの全エネルギーを放出して大ダメージを与える'''ラストシューティング'''という光線も発射可能。
:; マクシミリアンソード
:: マクシミリアン TYPE-3 が変形した剣。エネルギーを集めることで光り輝く必殺武器になる。敵に突進してすれ違いざまに斬りつけ、振り向きざまに縦斬りを決める'''ジバンエンド'''(序盤ではすれ違いざまに胴切りのみ)、ジャンプして降下しながら剣を振り下ろす'''ジバンハーケンクラッシュ'''、ダイダロスで飛行しながら敵を斬る'''ジバンフライングクラッシュ'''という必殺技があり、ジバンエンドが最も多用された。
:
; 電子手帳
: ジバンの腹部に収納されている電子手帳。ジバンの身分証明書であり、名乗りを上げる際に提示する他、1から9までの3桁の暗証番号の入力により専用マシンやダイダロスを呼ぶ(「1→5→3」のコードでたいていのメカを呼び寄せる{{efn|玩具「DX電子ポリス手帳」では「1→5→3」でレゾン、「4→2→6」でバイカン、「4→5→3」でスパイラスを呼ぶことができるとされている。}})。
: 元々は単独での玩具化の予定はなかったため、固有名称が存在しない<ref name="U158野中" />。しかし、劇中で印象的な演出がなされたことで電子手帳を含めた廉価版玩具「機動刑事セット」が予想以上の売上となり、その後『DX電子ポリス手帳』として単独商品化された<ref name="U158野中" />。そのため、初期装備でありながら玩具発売は番組中盤の7月であった<ref name="U158野中" />。
; マルチワーカー
: ジバンの右腕に内蔵されており、使用時にせり出してくるドリル。大型の針・ニードリルやハイパービームを発射可能。バイオノイドとの格闘戦の際、一種の暗器として威力を発揮した。パーフェクトジバンに強化改造後は使用されていない。
; グリップガン
: ジバンの左腕に内蔵されているワイヤー付き手錠。作中未使用。
; 高機動システムウェポン ダイダロス
: 第12話から登場した新兵器であり、空を飛ぶ事が出来る新ユニット。普段はレゾンのトランクに格納されており、電子手帳で呼び出すことでジバンの元に飛んでくる新装備。背中に装着する飛行ユニットと2連装ビーム砲の2種類の使い方が可能であり、ビーム砲モードのダイダロスボンバードは、ビルのワンフロアも一撃で破壊する必殺光線'''ダイダロスファイヤー'''を発射する。飛行ユニットは、宇宙遊泳に使われる有人機動ユニット(MMU)を連想させるフォルムである。第34話でダイダロスファイヤーをサイノイドに破られ、35話でパーフェクトジバンに強化された後は、専ら飛行ユニットとして用いられることが多くなった。

=== パーフェクトジバン ===
第34話でマッドガルボとサイノイドに敗れ完全に破壊され機能停止したジバンが、3つの新兵器を得て強化復活を果たした姿。これらの武器は、いずれも使用時にジバンの元に自動的に転送されて装備される。これらの要素によりノーマルのジバンと比較して50%のパワーアップを果たしている。それ以外に外見の変化は無いが、装甲も強化されたらしく、当初は強化されたサイノイドの攻撃にもびくともしなかった{{efn|36話ではパワーアップしたにもかかわらずゴーレムコスモに極端に苦戦しており、他のバイオノイドとマッドガルボの攻撃に相変わらず苦戦している。}}。

パーフェクトジバンになってからも強化武装の一つであるダイダロスは使用でき、第42話において4つの武器をフル装備した状態で戦ったことがある。

DVD第4巻の同梱パンフレットには、作中未登場だったパーフェクトジバンの強化系に当たる「ストロングジバン」が記載されている。ストロングジバンは、次作品『[[特警ウインスペクター]]』のファイヤーのマックスキャリバーとウォルターのディスライダー、肩バルカン砲を装備している。


; オートデリンガー
『'''轟轟戦隊ボウケンジャー'''』(ゴーゴーせんたいボウケンジャー)は、[[2006年]]([[平成]]18年)[[2月19日]]から[[2007年]](平成19年)[[2月11日]]まで[[テレビ朝日]]系列で毎週日曜7:30 - 8:00 ([[日本標準時|JST]]) に全49話が放送された、[[東映]]制作の[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]、および劇中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
: ジバン最強の大型火器。弾丸を高速連射し、敵の掃討に威力を発揮するサブマシンガンモードと、ダイダロスの30倍以上の破壊力を誇る最強必殺技'''ファイナルキャノン'''モードの2種類のモードがある。最終話で破壊されている。プロップは後にグレーのペイントを施され、東映Vシネマ作品『[[女バトルコップ]]』の「ニュートロンマグナム」に流用された。
; ニードリッカー
: 右腕に装着する大型ドリル。先端から光線を照射したりする事も可能。ジバンが一度敗北を喫したサイノイドの角を容易く破壊するほどの硬度を持つ。最終話前で取り外された。
; パワーブレーカー
: 左腕に装着する大型シールド。先端に強力なパワーハンドが付いている。パワーハンドで敵を捕獲し、[[万力]]のように絞め上げたり、遠方へ投げ飛ばしたり出来る。こちらも最終話前で取り外された。


== キャスト ==
=== メカニック ===
どのメカもスケルトンブラックカラーを基調とし、非常に多くの電飾が施されているのが特徴である。3機とも第6世代のコンピューターを搭載されており、機械間では信号音で会話を使うが、人間と同じく会話までこなし、感情もある。またこれらは、ジバンと意識がシンクロしており、ジバンが機能停止すると、これらのメカも機能停止してしまう。実際にジバンが破壊された直後、ジバン基地に格納されていた3機とも動かなくなったという描写がなされている(第35話)。
第30作記念作品であることから過去のスーパー戦隊出演者も多く出演している<ref name="宇宙船YB07" />。
最終話で3機とも破壊される。
; レゾン
: 全長:4950mm / 全幅:1840mm / 全高:1550mm / 最高速度:800km/h
: ジバンが事件現場に向かう際、最も頻繁に使用される専用パトカー。その装備は「防御」に重点が置かれている。
: ストラチオガリクソンマークIIターボチャージャーエンジンを搭載した左ハンドル車として設計されており、右側のシートにはジバンを収容するための緊急避難装置が配備され、第34話ではマッドガルボに破壊されたジバンを回収し車内に収容している。武装として、バンパーにレーザーレールガンを内蔵している他、ジバンがパーフェクトジバンに強化されてからは、オートデリンガーをドアの上に装備できるようにもなった。
: 作中では暴力禁止を訴えるハリーに捜査の協力を拒否され、さらに機内に花火を投げかけられて見失った際、怒りを露わに仕事を投げ出そうとした一幕も見られた。
: 撮影用車両のベース車は[[ゼネラルモーターズ|GM]]の[[ポンティアック・トランザム#第3世代|ポンティアック・トランザム]]<ref name="U158野中" />。ボンネット部分にはLEDが使用された<ref name="U158野中" />。
; バイカン
: ジバン専用のオートバイで、その装備は「攻撃」に重点が置かれている。
: 車より小回りが利く特性上、状況によってレゾンと使い分けされるのだが、大抵はレゾンが使用されるため影が薄い。ノーズ部分にバルーガ砲を装備している。
; スパイラス
: 飛行型のバイオノイドを追撃する際に使用される、最高速度マッハ0.8で飛行するステルス[[垂直離着陸機|VTOL]]戦闘機。レーザーバルカンが武器。


=== その他のメカニック ===
=== レギュラー・準レギュラー出演者 ===
; ジバン蘇生装置  
* 明石暁 / ボウケンレッド(声) - [[高橋光臣]]
: 第35話に登場。基地の位置が暴かれ破壊された際のリスクを考慮し、メインコンピュータの中に蘇生方法は記されておらず、五十嵐博士の墓標に仕込まれた隠しスイッチに、まゆみが持つペンダントを差し込むことで隠し扉が開くようになっている。扉の内部には五十嵐博士が作り上げた成長型コンピュータが収められている。劇中では、破壊されたジバンの切断された左腕を瞬く間に再生・接合し、同時に致命傷となった心臓部の傷も修復した。
* 伊能真墨 / ボウケンブラック(声) - [[齋藤ヤスカ]]

* 最上蒼太 / ボウケンブルー(声) - [[三上真史]]
=== 対バイオロン法 ===
* 間宮菜月(リリーナ) / ボウケンイエロー(声) - [[中村知世]]
犯罪組織バイオロンを取り締まるために「国家上層部」が取り決めた法。ジバンはバイオロンと戦う際、[[#基本武装|電子警察手帳]]を見せて、対バイオロン法を抵抗するバイオロンに対し、[[ミランダ警告|第1条から第2条補足までの条文を読み上げ]]、[[死刑|抹殺]]するのが毎回のパターンである。ジバン1個人に著しく強大な権力を与える法律である。
* 西堀さくら / ボウケンピンク(声) - [[末永遥]]

* 高丘映士 / ボウケンシルバー(声) - [[出合正幸]] (17 - 49)
; 第1条
* 牧野森男 - [[斉木しげる]] (2 - 49)
: 機動刑事ジバンはいかなる場合でも、[[令状]]なしに[[犯人]]を[[逮捕]]することができる
* 大神官ガジャ / ガジャドム(声) - [[大高洋夫]]
; 第2条
* 創造王リュウオーン(声・人間の姿) - [[森田順平]] (2 - 47)
: 機動刑事ジバンは相手がバイオロンと認めた場合、自らの判断で犯人を処罰することができる
* 風のシズカ / 風のスーパーシズカ(声) - [[山崎真実]] (3 - 49)
: (補則)場合によっては抹殺することも許される
; 第3条
: 機動刑事ジバンは人間の生命を最優先とし、これを顧みない、あらゆる命令を排除することができる
; 第5条
: 人間の信じる心を利用し、悪のために操るバイオロンと認めた場合、自らの判断で処罰することができる
; 第6条
: 子どもの夢を奪い、その心を傷つけた罪は特に重い
; 第9条
: 機動刑事ジバンはあらゆる生命体の平和を破壊する者を、自らの判断で抹殺することができる

== キャスト ==
=== レギュラー・準レギュラー ===
* 田村直人 / 機動刑事ジバン(声):[[日下翔平]]
* 五十嵐まゆみ:[[間下このみ]]
* 片桐洋子:[[榎田路子]]
* 村松清志郎:[[小西邦夫]]
* 坂東武子捜査課長:[[渡辺マリ]]
* 松本美智代:[[岡崎ゆきえ]]
* 五十嵐健三博士:[[伊豆肇]]
* 五十嵐俊一:[[岸本功]]
* 五十嵐静江:[[太地琴恵]]
* 柳田誠一:[[石濱朗]]
* 早川良:[[小林良平]]
* ドクター・ギバ:[[レオ・メンゲッティ|レオ・メンゲティ]]
* マーシャ / バトルマーシャ(声):[[河合亜美]]
* カーシャ / バトルカーシャ(声):[[古川明美]]
* クイーンコスモ、ゴーレムコスモ:[[朝倉陽子]]


=== 声の出演 ===
=== 声の出演 ===
* ミスター・ボイス - [[田中信夫]] (2 - 49)
* ボ[[伊倉一恵]]
* ハリー / ハリーボーイ:[[溝口綾]]
* 大剣人ズバーン - [[堀秀行]] (29 - 49)
* ドクター・ギバ(吹き替え):[[飯塚昭三]]
* 竜人兵ジャリュウ - [[西脇保]] (2 - 49)
* ブビ:[[神山卓三]](第1 - 38話)、[[大山豊 (俳優)|大山豊]](第39 - 52話)
* 闇のヤイバ - [[黒田崇矢]] (3 - 46)
* ムク:太地琴恵
* 幻のゲッコウ - [[銀河万丈]] (3 - 49)
* マッドガルボ:[[弥永和子]]
* 怒りの鬼神ガイ / クエスター・ガイ - [[三宅健太]] (17 - 42)
* ナレーター:[[大平透]]
* 大いなる獣レイ / クエスター・レイ - [[鈴木千尋 (声優)|鈴木千尋]] (17 - 42)
* ナレーション、ボウケンジャーの各種アイテムの音声 - [[太田真一郎]]


=== 主なゲスト出演者 ===
=== 主なゲスト出演者 ===
* 東都工科大学理事長:[[岩城力也]](第1話)
括弧内の数字は出演回。放映リストに記載されているものは除く。
* 警視庁捜査一課刑事・池田:[[栗原敏]](第2話)
* 山谷一正 - [[井田國彦]] (3)
* 怪力銀行強盗・中川:[[加地健太郎]](第2話)
* 会長 - [[大木史朗]] (3)
* 篠原ユキ:[[湯原弘美]](第4話)
* 柾木紫郎 - [[村上裕亮]] (4, 18)
* 篠原コウイチ:佐藤功(第4話)
* キョウコ - [[繁田美貴]] (4)
* 板倉博士:[[宮寺康生]](第5話)
* キャスター - [[上田晴美]] (4)
* 影山:[[伴大介|伴直弥]](第6話)
* 香川慈門 - [[清水紘治]] (7)
* 村上ミコ:[[中野美穂]](第7話)
* 唐物屋和子 - [[松金よね子]] (9, 10, 33)
* ミコの兄・健太:[[内田崇吉]](第7話)
* 少年時代の伊能真墨 - [[加藤将太]] (9)
* 小林:[[沼田爆]](第8話)
* 怪盗セレネー - [[麗奈 (女優)|柳沢なな]] (13)
* 徳丸社長:[[平野稔]](第8話)
* ミリア - [[碇由貴子]] (14)
* レポーター:[[松本梨香]](松本利香名義)(第9話)
* 水の民の長老・マギ - [[マイク真木]] (15, 16)
* 天童博士:[[立原博]](第10話)
* 水の民ラギ - [[柴木丈瑠]] (15, 16)
* 二階堂 : [[西尾徳]](第13話)
* ケイ - [[東山麻美]] (19, 20, 41, 42, 48)
* 立原修一郎:[[吉田淳]](第15話)
* 高丘漢人 - [[渡洋史]] (19, 20, 40)
* アナウンサーの声:[[木村修]](第20話)
* 少年時代の映士 - 佐々木海志 (20)
* ユリの母:[[幸田直子]](第21話)
* 鳥羽祐二 - [[窪寺昭]] (23)
* 漫画家志望・星山:[[小野寺丈]](第23話)
* 少年 - [[神谷涼太]] (24)
* 川本メイ:[[国実百合]](第26話)
* 怪女クロリンダ - [[クノ真季子]] (26)
* 水着コンテスト司会者:[[西村智博]](第26話)
* 五十嵐半蔵 - [[不破万作 (俳優)|不破万作]] (29)
* 竜千之丞:[[東千代之介]](第30話)
* 子供たち - ボウケンジャーキャンペーンの当選者 (30)
* 竜小太郎:[[竜小太郎]](第30話)
* 島田浩介 - [[坂本真]] (32)
* 山地学:[[橋本巧]](第31話)
* 菜月(リリーナ)の父 - [[土屋圭輔]](33,34)
* カガワ博士:[[柳沢紀男]](第34話)
* 菜月(リリーナ)の母 - [[たなかえり]](33, 34)
* アナウンサーの声:[[岸野一彦]](第35話)
* 所長 - [[藤田清二]] (35)
* ロックバンド"キングス"のボーカリスト・シミキン:[[石渡譲]](第42話)
* 丹原敏郎 - [[森下哲夫]] (37)
* ひろきの母:[[藤生聖子|藤木聖子]](第44話)
* 若林マネージャー - [[能見達也]] (37)
* 小学校教師:[[岩淵俊宣]](第45話)
* 未夢 - [[秦瑞穂|秦みずほ]] (38)
* 子供時代の映士 - [[上田拓未]] (40)
* イヴ - [[秋山莉奈]] (43)
* 少女(レオナ){{efn|最終話のエンディングクレジットではミスター・ボイス名義。}} - [[菅野莉央]] (47 - 49)


=== スーツアクター ===
=== スーツアクター ===
* 機動刑事ジバン(アップ)<ref name="宇148" />:[[金田憲明]]
* ボウケンレッド<ref name="Fukuzawa">{{Cite web|url=http://www.redactionclub.com/member/HirofumiFukuzawa.html|title=福沢博文|publisher=株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー|accessdate=2011-04-27}}</ref><ref name="超全集下">{{Harvnb|超全集 下|2007|p=86}}</ref>、ダイタンケン<ref name="Fukuzawa"/> - [[福沢博文]]
* 機動刑事ジバン(アクション)<ref name="東映49p">『東映ヒーローMAX』 Vol.27、辰巳出版、2008年、49項</ref><ref name="宇148" />、マッド・ガルボ<ref name="東映49p"/>:[[横山一敏]]
* ボウケンブラック<ref>{{Cite web|url=http://profile.ameba.jp/imai-yasuhiko/|title=今井靖彦のプロフィール|accessdate=2011-05-04}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=10&SID=234|title=轟轟戦隊ボウケンジャー 第10話|publisher=轟轟戦隊ボウケンジャー 東映公式サイト|accessdate=2011-05-17}}</ref><ref name="超全集下" /> - [[今井靖彦]]
* カメレノイド、機動刑事ジバン(アクション・最終回代役):[[宮崎剛 (俳優)|宮崎剛]]
* ボウケンブルー<ref name="Toei08">{{Cite web|url=http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=8&SID=234|title=轟轟戦隊ボウケンジャー 第8話|publisher=轟轟戦隊ボウケンジャー 東映公式サイト|accessdate=2011-05-17}}</ref><ref name="超全集下" /> - [[竹内康博]]
* バトルマーシャ:[[関誉枝恵]]
* ボウケンイエロー<ref>{{Cite web|url=http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=5&SID=234|title=轟轟戦隊ボウケンジャー 第5話|publisher=轟轟戦隊ボウケンジャー 東映公式サイト|accessdate=2011-05-17}}</ref><ref name="超全集下" /> - [[蜂須賀祐一]]
* バトルカーシャ:[[飯田則子 (女優)|飯田則子]](初期)、[[佐々木和江]]
* ボウケンピンク<ref>{{Cite web|url=http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=25&SID=234|title=轟轟戦隊ボウケンジャー 第25話|publisher=轟轟戦隊ボウケンジャー 東映公式サイト|accessdate=2011-05-17}}</ref><ref>{{Cite web|date=2009-02-16|url=http://ameblo.jp/motokuni55v/entry-10209655116.html|title=そういえば・・・|publisher=「motoブログ」(中川素州公式ブログ)|accessdate=2011-04-29}}</ref><ref name="超全集下" />、カース<ref>{{Cite web|url=http://www.toeihero.net/archive/noa/bouken/interview/28.html|title=BOUKENGER Interview「第28回 菅野莉央」|publisher=東映ヒーローネット|accessdate=2011-05-17}}</ref> - [[中川素州]]
* マスク:[[内田博之]]
* ボウケンシルバー<ref>{{Cite web|url=http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=20&SID=234|title=轟轟戦隊ボウケンジャー 第20話|publisher=轟轟戦隊ボウケンジャー 東映公式サイト|accessdate=2011-05-17}}</ref><ref name="超全集下" />、創造王リュウオーン<ref name="Toei08"/><ref>{{Cite web|date=2009-09-25|url=http://ameblo.jp/motokuni55v/entry-10350580984.html|title=ホッ・・・|publisher=「motoブログ」(中川素州公式ブログ)|accessdate=2011-04-29}}</ref><ref name="超全集下" />、闇のヤイバ<ref name="超全集下" /> - [[日下秀昭]]
* その時:野中博之、[[岡元次郎]]、得居寿、[[神尾直子]]、[[北村隆幸]]、[[岩田時男]]
* 創造王リュウオーン<ref name="超全集下" />、闇のヤイバ<ref name="超全集下" /> - [[岡元次郎]]
* 大剣人ズバーン<ref name="超全集下" />、怒りの鬼神ガイ / クエスター・ガイ<ref name="Toei18">{{Cite web|url=http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=18&SID=234|title=轟轟戦隊ボウケンジャー 第18話|publisher=轟轟戦隊ボウケンジャー 東映公式サイト|accessdate=2011-05-17}}</ref><ref name="超全集下" /> - [[清家利一]]
* 大いなる獣レイ / クエスター・レイ<ref name="Toei18"/><ref name="超全集下" /> - [[大林勝]]
* ニセボウケンイエロー<ref>『東映ヒーローMAX』vol.35、辰巳出版、2010年、57頁</ref> - [[人見早苗]]


== スタッフ ==
== スタッフ ==
前作ではサブライターとして参加していた[[杉村升]]が、本作品ではメインライターを担当。以降『[[特救指令ソルブレイン]]』まで3作連続でメインライターを務めている。サブライターも前作に引き続き[[高久進]]、[[藤井邦夫]]、[[扇澤延男]]などが脇を固める布陣となった。
チーフプロデューサーは前述のとおり[[日笠淳]]が担当。『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』以来3年ぶりの戦隊シリーズ復帰となった。メインライターは『アバレンジャー』などに参加していた[[會川昇]]がシリーズで初めて担当した<ref name="21st32" />{{efn|會川は自身が起用された理由について、日笠の方向性が従来のスーパー戦隊とは異なっていたことからシリーズの経験が浅い方が良かったのではないかと推測している<ref name="21st32" />。}}。サブライターに[[小林靖子]]、[[荒川稔久]]、[[武上純希]]ら、かつて日笠が手掛けた戦隊シリーズでメインライターを務めた面々がそろい踏みしている。


演出面ではメタルヒーローシリーズにも長く携わっていた[[小西通雄]]が初のパイロット演出を担当。劇場版を含め最多のエピソードを演出し、メイン監督としての技量を見せた。前作『ジライヤ』でメイン監督を務めた[[三ツ村鐵治]]は同時期に放映されていた[[東映不思議コメディーシリーズ]]と掛け持ちであったため、演出本数は前作の半分以下に留まっている。中盤からは『RX』と掛け持ちで[[小笠原猛]]も参加し、『RX』終了後はそのまま本作品の演出を専任している。
メイン監督は日笠と長い付き合いである[[諸田敏]]が起用された。諸田は[[パイロット版|パイロット]]編、劇場版、新キャラクター登場編、最終回といった主要回を一手に手掛け、本作品において演出面での中心的役割を果たしている。


また『[[宇宙刑事ギャバン]]』以来[[プロデューサー]]を務めてきた[[吉川進]]、[[折田至]]の同シリーズにおける最後のプロデュース作品となった。中盤からは『RX』が終了したため[[堀長文]]も参加し、堀と替わる形で吉川が途中降板している。ジバンのスーツアクターには当時若手だった[[横山一敏]]を起用し、『[[ブルースワット]]』まで 6年連続でメタルヒーローのスーツアクターを担当することになる<ref name="宇148">{{Harvnb|宇宙船148|2015|pp=110-111|loc=「特別対談 [[横山一敏]]×[[野中剛]]」}}</ref>。
* 制作 - [[テレビ朝日]]、[[東映]]、[[東映エージエンシー]]
* 原作 - [[八手三郎]]
* 連載 - [[テレビマガジン]]、[[てれびくん]]
* プロデュース - [[シュレック・ヘドウィック]]・八木征志(テレビ朝日)、[[日笠淳]]・[[宇都宮孝明]](東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
* 脚本 - [[會川昇]]、[[小林靖子]]、[[大和屋暁]]、[[荒川稔久]]、[[武上純希]]
* 音楽 - [[中川幸太郎]]
* 撮影 - [[松村文雄]]、[[大沢信吾]]
* 計測 - 相葉実、[[岩崎智之]]
** 撮影助手 - 矢頭知美、佐藤圭
* 照明 - 堀直之、竹田勝三、高橋道夫、小野幹雄
** 照明助手 - 本田純一、稲嶺司
* 記録 - 関根秀子、栗原節子、渋谷康子、坂本希代子
* 美術 - [[大谷和正]]
* 装飾 - 神戸信次、山口康孝、山本信毅、塩満義幸([[東京美工]])、[[高津装飾美術]]
** 装飾助手 - 淀名和祐介
* 装置 - 紀和美建
* 美粧 - 奥村弘子、サン・メイク
* 衣裳 - 杉山敦子、東京衣裳
* 録音・選曲 - [[Project.R#宮葉勝行|宮葉勝行]]
* 音響効果 - 阿部作二([[大泉音映]])
* MAオペレーター - 竹田直樹、宮本明子
* 録音協力 - [[オーエイギャザリング]]
* 編集 - 阿部嘉之、[[大畑英亮]]
** 編集助手 - 柳澤和子
* HDコーディネータ - 塩田敏広
* EED - 長澤亮祐([[東映デジタルラボ|TOVIC]])
* 音楽プロデューサー - [[前山寛邦]]
* キャラクターデザイン - [[篠原保]]、[[原田吉朗]]
* イラスト - [[野口竜]]
* 造型 - [[レインボー造型企画]]、[[前澤範]]
* デザイン協力 - [[プレックス]]
* 企画協力 - [[企画者104]]
* 資料担当 - 葛西おと、松井大
* 視覚効果 - 沖満
* デジタル合成
** [[日本映像クリエイティブ]] - 柳原嘉宣、河島一英、武隈樹成、上田茂、鈴木智子、塚田均、吉田忠弘、豊直康、[[國米修市]]、三輪智章、田中良一、吉岡直生、越智裕司、鈴木浩一
** マリンポスト - 田中貴志、道木伸隆、諸星勲、舟橋奨、小高慶人
** キュー・テック - 山本智也、佐藤彩、照井一宏
** 廣田隼也、荒木忠生、千葉英樹、根本輝久
* 助監督 - 息邦夫、[[加藤弘之 (テレビドラマ監督)|加藤弘之]]、荒川史絵、須上和泰、亀原宏誠、田中孝典
* 進行主任 - 喜多智彦、式守修、遠藤聖一、小林智裕
** 進行助手 - 熊倉慎
* 操演 - 寺門勇
* ロケ車輌 - [[昭和興業]]
* カースタント - [[タケシレーシング]]
* モニターワーク - スタジオガラパゴス、小林真吾、遠藤眞一郎
* 宣伝 - 五十嵐恵、中嶋哲也
* インターネット - 木村里織、遠藤亮治(テレビ朝日)
* ダンス指導 - 彩木エリ
* プロデューサー補 - [[大森敬仁]]、泉谷裕
* 仕上担当 - 八木明広
* 制作デスク - 青柳夕子
* 制作担当 - 谷口正洋
* 装飾協力 - [[アキレス]]、[[アジアンウォーカー]]、インテリアクリーン、SAKURA、[[日本光電]]
* 技術協力 - [[東映ラボ・テック]]
* [[特撮研究所]]
** スーパーバイザー - 高橋政千
** 撮影 - 中根伸治、鈴木啓造
** 照明 - 安藤和也、関沢陽介
** 美術 - 松浦芳、杦山弘平
** 操演 - 船越幹雄、中山亨
* VFXスーパーバイザー - 足立亨
* ミニチュア造型 - ミューロン
* VFX - 山本達也、矢島将人(特撮研究所)、渡辺輝重、角田徳秀(THUMBS.UP)
* 特撮監督 - [[佛田洋]]
* アクション監督 - [[石垣広文]]、[[竹田道弘]]([[ジャパンアクションエンタープライズ]])
* 監督 - [[諸田敏]]、[[中澤祥次郎]]、[[竹本昇]]、[[坂本太郎 (テレビドラマ監督)|坂本太郎]]、[[渡辺勝也]]、[[鈴村展弘]]


== 音楽 ==
=== デザイン関連 ===
前作に引き続き、SFXアドバイザー兼キャラクターデザインとして[[雨宮慶太]]が参加し、怪人を中心に独自の雰囲気を醸し出している<ref name="最強98" />。また番組後半にかけては[[篠原保]]を始め、雨宮が代表を務める「クラウド」関係のスタッフもバイオノイドのデザインに係わっており<ref name="奇190193" /><ref name="奇200201">{{Harvnb|奇怪千蛮|2017|pp=200-201|loc=「DESIGNER INTERVIEW 10 篠原保」}}</ref>、当時クラウドに出入りしていた[[寺田克也]]や、高校生だった頃のなかの★陽が原案を手がけたものも中には存在する<ref name="奇200201" />。
; 主題歌

:; オープニングテーマ「[[轟轟戦隊ボウケンジャー/冒険者 ON THE ROAD|轟轟戦隊ボウケンジャー]]」
本作品では雨宮の側から怪人のラインを提案し、モチーフを決めない形でクリーチャーを構築していくという意図があったものの、番組の進行につれてなし崩し的にモチーフありきのデザインが多くなっていった他、演出面でも雨宮の意図が他のスタッフに十分に理解されずに終わることもあったなど、最終的にその意図通りに着地出来た訳ではない旨を後年のインタビューにて述懐している<ref name="奇190193" />。
:: 作詞:[[岩里祐穂]] / 作曲:[[山田信夫 (歌手)|山田信夫]] / 編曲:[[京田誠一]] / 歌:[[山田信夫 (歌手)|NoB]]

:; エンディングテーマ「[[轟轟戦隊ボウケンジャー/冒険者 ON THE ROAD|冒険者 ON THE ROAD]]」
=== 音楽関連 ===
:: 作詞:岩里祐穂 / 作曲:[[サイキックラバー|YOFFY]] / 編曲:サイキックラバー・[[大石憲一郎]] / 歌:[[サイキックラバー]]
本作品の音楽は、当初は前作『[[世界忍者戦ジライヤ|ジライヤ]]』から[[若草恵]]が続投する予定だったが土壇場になってそれが不可能となったため、メタルヒーローシリーズとも縁が深い[[渡辺宙明]]に依頼が行われた。少ない作曲時間にもかかわらず、コロムビアレコードのディレクターからの提案を受け、[[マリンバ]]などにウェイトを置いた力作を書き上げたものの、実際の作品には『[[イナズマン]]』、『[[ジャッカー電撃隊]]』{{efn|『[[バトルフィーバーJ]]』でも一部使用。}}、『[[大鉄人17]]』、『[[スパイダーマン (東映)|スパイダーマン]]』、「[[宇宙刑事シリーズ]]」、『[[巨獣特捜ジャスピオン]]』など、過去に渡辺が担当した東映特撮作品からの流用が主に選曲されるという事態となった。これについては選曲担当の金成謙二の存在が大きいとされ、実際に金成が選曲を手がけた『特警ウインスペクター』や『[[重甲ビーファイター]]』などといった作品でも同様のケースが見られる。
:: 前後作のエンディングに見られるダンスや歌詞字幕は廃され、ロケ中心の映像となっている。最終回ではエピローグをバックに流された。

渡辺宙明は抗議したが結局受け入れられず、関係が大きくこじれたという。本作品以降、劇伴担当者としての渡辺宙明の名は[[2012年]]放映の『[[海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]]』まで22年間、東映実写作品から姿を消すこととなった。当時サントラを購入して楽曲を聴き、実際の作品を見たところの余りにも目立つ過去作品からの劇伴流用に関して、視聴者からのクレームはかなりあったようで、近年発売されたサントラ廉価版における解説でもこのエピソードが公式に、簡潔ではあるが述べられている(ただし渡辺の抗議などには触れられていない)。

* [[プロデューサー]]:宇都宮恭三(テレビ朝日)、[[吉川進]](第1 - 38話)、[[折田至]]、[[堀長文]](第39 - 52話)(東映)
* 原作:[[八手三郎]]
* 連載:[[テレビマガジン]]、[[おともだち]]、[[たのしい幼稚園 (雑誌)|たのしい幼稚園]]、[[テレビランド]]
* 脚本:[[杉村升]]、[[藤井邦夫]]、[[高久進]]、[[扇澤延男]]、[[鷺山京子]]、[[荒木憲一]]
* 音楽:[[渡辺宙明]]
* アクション監督:[[金田治]]、[[山岡淳二]]、[[山田一善]]、[[村上潤]]{{efn|第23話のみ。}}([[ジャパンアクションエンタープライズ|ジャパンアクションクラブ]])
* 監督:[[小西通雄]]、岡本明久、宮坂清彦、[[三ツ村鐵治]]、[[小笠原猛]]
* 撮影:[[瀬尾脩]]、小泉貴一、工藤矩雄、[[松村文雄]]
* 照明:吉岡伝吉、中川勇雄
* 美術:稲野実、河村寅次郎
* 造型:[[前澤範|前沢範]]
* 録音:太田克己
* 編集:[[菅野順吉]]
* 選曲:金成謙二
* 効果:[[大泉音映]]
* 計測:小泉貴一、田中正博、岡部正治、臼木敏博、石山信雄
* 操演:羽鳥博幸、[[國米修市]]
* 記録:栗原節子、深沢いづみ、渡辺由香
* キャラクターデザイン:[[篠原保]]<ref name="奇200201" />、[[寺田克也]]{{efn|第28話登場のゾウノイドを担当、着彩のみ篠原保が手がけている<ref name="奇200201" />。}}、[[指田稔]]{{efn|クラウドにアルバイトとして所属していた時期に参加、第37話登場のカメノイドを担当<ref name="奇200201" />。}}、[[伊藤淳]]{{efn|指田と同じくクラウドのアルバイトとして参加、ウワバミノイドなど終盤登場のバイオノイドを複数担当<ref name="奇200201" />。}}
* イラスト:[[野口竜]]
* 助監督:宮坂清彦、[[石田秀範]]、前嶋守男、[[岩原直樹]]、[[田崎竜太|田﨑竜太]]
* 進行主任:東正信、阿部文仁、大場正弘
* 製作担当:沼尾和典
* 製作デスク:服部栄子、須田啓一
* 企画協力:[[企画者104]]
* 装置:東映美術センター、紀和美建
* 美粧:サン・メイク
* 衣裳:東京衣裳
* 装飾:[[大晃商会]]
* キャラクター製作:[[レインボー造型企画]]
* 合成:[[日本映像クリエイティブ|チャンネル16]]
* 現像:[[東映ラボ・テック|東映化学]]
* ビデオ合成:[[東通ecgシステム]](近藤弘志、前岡良徹、鈴木康夫、大野英樹)
* 車輌協力:[[マツダ|MAZDA]]、[[スズキ (企業)|SUZUKI]]
* 撮影協力:NEW[[MGC (トイガンメーカー)|MGC]]、[[伊豆シャボテン公園]]、光が丘ライフステーションIMA、[[積水ハウス]]
* [[株式会社 (日本)|(株)]][[特撮研究所]]
** 操演:[[鈴木昶]]、[[尾上克郎]]
** 撮影:高橋政千
** 照明:林方谷
** 美術:[[佛田洋]]
* 特撮監督:[[矢島信男]]
* SFXアドバイザー&キャラクターデザイン:[[雨宮慶太]]
* 制作:[[テレビ朝日]]、[[東映]]、[[アサツー ディ・ケイ|ASATSU]]

== 主題歌・挿入歌 ==
; オープニングテーマ
:; 「機動刑事ジバン」
:: 作詞:[[山川啓介]] / 作曲:[[鈴木キサブロー]] / 編曲:[[和泉一弥]] / 歌:[[串田アキラ|串田晃(現・串田アキラ)]]
:
:
; エンディングテーマ
; 挿入歌
:; 「未来(あした)予報はいつも晴れ」
:; 「ボウケンジャー GO ON FIGHTING!」(Task.7・29・46)
:: 作詞:桑原永江 / 作曲:山田信夫 / 編曲:岩崎貴文 / 歌:NoB
:: 作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:和泉一弥 / 歌:串田晃
:: Task.13ではインストゥルメンタル版が使用され、Task.48では次回予告後の提供クレジットのBGMとして使用された。
:; 「轟轟合体! ダイボウケン!!」(Task.2・5・6)
:: 作詞:[[八手三郎]] / 作曲・編曲:[[中川幸太郎]] / 歌:[[宮内タカユキ]]
:: Task.9・37ではインストゥルメンタル版が使用された。
:; 「冒険パンチ!」(Task.24)
:: 作詞:[[藤林聖子]] / 作曲:[[田代智一]] / 編曲:[[亀山耕一郎]] / 歌:[[堀江美都子]]
:; 「FLY OUT! ULTIMATE DAIBOUKEN」(Task.16)
:: 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:[[渡辺宙明]] / 歌:[[串田アキラ]]
:: Task.23ではインストゥルメンタル版が使用された。
:; 「GO! GO! GO! GO! ネガティブシンジケート」(Task.39)
:: 作詞:齋藤謙策 / 作曲・編曲:ジャック・伝ヨール / 歌:齋藤謙策
:: 各ネガティブを紹介するシーンで1-4番が全て使用された。
:; 「S.G.S 〜いざ進めサージェス!〜」
:: 作詞・作曲:[[高取ヒデアキ]] / 編曲:[[籠島裕昌]] / 歌:サージェス合唱団
:; 「眩き閃光! ボウケンシルバー」(Task.19・42)
:: 作詞:高取ヒデアキ / 作曲:中川幸太郎 / 編曲:籠島裕昌 / 歌:高取ヒデアキ
:; 「ゴーゴービークル大行進!」
:: 作詞・作曲・編曲・歌:[[岩崎貴文]]
:; 「希望のサイレンビルダー」(Task.20)
:: 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:[[MoJo]]
:; 「Start up! 〜絆〜」(Task.39・48)
:: 作詞・作曲:山田信夫 / 編曲:岩崎貴文 / 歌:NoB
:; 「NEVER ENDING VOYAGE」(Task.34)
:: 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:[[水木一郎]]
:
:
; 挿入歌
; キャラクターソング
:; 「吠えろジバン!」(第11 - 13、16、19、21、27、29、31 - 33、35、38、44、45、47、50話)
:; 「最高のプレシャス」(Task.43)
:: 作詞・作曲:YOFFY / 曲:大石憲一郎 / 明石暁([[高橋光臣]]
:: 作詞:杉村升 / 曲:[[瑞木薫]] / 編曲:[[埜邑紀見男]] / 歌:串田晃
::* 第17話では前奏のみ、第23、26、42話では前後奏のみが使用された。
:; 「Black Drive」
:; 「炸裂パッション」(第33、41、49話)
:: 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:岩崎貴文 / 歌:伊能真墨([[齋藤ヤスカ]])
:: 作詞:[[冬杜花代子]] / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:日下翔平
:; 「BLUE for you」(Task.38)
::* 第36話では前後奏のみが使用された。
:: 作詞・作曲:三上真史 / 編曲:[[大槻啓之]] / 歌:最上蒼太([[三上真史]])
:; 「ひみつらもの
:; 「ポリスウーマンなあこがれ
:: 作詞:中村知世 / 補作詞・作曲編曲:ムラマツテツヤ / 歌:間宮菜月([[中村知世]])
:: 作詞:冬杜花代子 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:榎田路子
::* 第39、41話ではインストゥルメンタル版が使用された。
:; 「さくら」
:; 「GOYOだ!」(第21、23 - 26、28、29、31、36、37、40、42話)
:: 作詞:末永遥 / 作曲・編曲:ムラマツテツヤ / 歌:西堀さくら([[末永遥]])
:: 作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
:; 「銀色の風に吹かれて」(Task.40)
:; 「ジバン3大メカの歌」(第13、14、17、21、23 - 25、47話)
:: 作詞:桑原永江 / 作曲:IMAJO / 編曲:大石憲一郎 / 歌:高丘映士([[出合正幸]])
:: 作詞:[[八手三郎]] / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
::* 第12、15、19、27、29、42、51、52話ではインストゥルメンタル版、第32話ではカラオケ版、第26、28、30、33 - 35、38、39、43、44、46話では前後奏のみが使用された。
:; 「ジバンの秘密」(第24話)
:: 作詞:[[宇都宮恭三]] / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:日下翔平
::* 16、40、42話では前奏のみ、第15、19、23、32、41、44、51、52話では前後奏が使用された。
:; 「バイオロン軍団現わる!」(第42話)
:: 作詞:冬杜花代子 / 作曲:[[根岸孝旨]] / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
::* 第42話ではロックバンド"キングス"の歌う劇中歌として使用されている。また、第47話ではインストゥルメンタル版、第37、40話では前後奏のみが使用された。
:; 「パーフェクトジバン」(第35、37 - 49、51、52話)
:: 作詞:杉村升 / 作曲:根岸孝旨 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
::* 第46話ではインストゥルメンタルと併用され、第50話では前後奏のみが使用された。
:;
: 上記の他、第3話で「[[てんとう虫のサンバ]]」、第6話で「[[アイアイ]]」、「[[おもちゃのチャチャチャ]]」、第38話で「[[故郷 (唱歌)|故郷]]」が使用された。
: また、第5話では『[[巨獣特捜ジャスピオン]]』挿入歌「巨獣たちよ」の前奏部分が流用されている。


== 放送日程 ==
== 放送日程 ==
{| class="wikitable" style="font-size:smaller;"
放送回のカウントは全話通して「Task(任務)」の語句で統一。

{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:smaller;"
|-
!放送日!!放送回(Task)!!サブタイトル!!登場ネガティブ!!ゲスト怪人!!登場プレシャス!!脚本!!アクション監督!!監督!!30戦隊大全集
|-
|-
!放送日!!放送回!!サブタイトル!!登場バイオノイド、その他!!脚本!!監督
|align="right"|2006年{{0}}2月19日
|-align="center"
|1||魔神の心臓
|align="left" rowspan="2"|
|align="right"|1989年{{0}}1月29日
|1||僕のかわゆい少女ボス
* ゴードム文明
* ジャリュウ一族
|align="left" rowspan="2"|
* 巨神ゴードム{{efn|裏モチーフは[[秘密戦隊ゴレンジャー#ゴレンジャーの使用マシン・メカ|バリブルーン]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=249}}。}}(Task.1のみ)
* 大邪竜ドルド{{efn|裏モチーフは[[恐竜戦隊ジュウレンジャー#守護獣|キングブラキオン]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=249}}。}}
|align="left"|
|align="left"|
* カメレノイド(人間態:[[岩城力也]])
* ゴードムの心臓
|align="left" rowspan="11"|會川昇
|rowspan="3"|杉村升
|align="left" rowspan="44"|石垣広文
|rowspan="2"|小西通雄
|align="left" rowspan="2"|諸田敏
|-align="center"
|align="right"|2月{{0}}5日
|style="left;" rowspan="2"|---
|2||大好き!ナオトお兄ちゃん
|-
|align="left"|
* ネコノイド(人間態:[[加地健太郎]])
|-align="center"
|align="right"|2月12日
|3||へんな男とおばけ野菜
|align="left"|
* ドロノイド(人間態:[[林家源平]]、声:[[依田英助]])
|rowspan="2"|岡本明久
|-align="center"
|align="right"|2月19日
|4||すてきなバラのプレゼント
|align="left"|
* バラノイド(人間態:[[大木正司]]・[[湯原弘美]])
|藤井邦夫
|-align="center"
|align="right"|2月26日
|align="right"|2月26日
|5||三大メカ出動!アイドルロボを救出せよ!
|2||竜の略奪者
|align="left"|
|align="left"|
* タコノイド(人間態:[[団巌]])
* ゴードムの脳髄
|杉村升
|-
|rowspan="2"|宮坂清彦
|-align="center"
|align="right"|3月{{0}}5日
|align="right"|3月{{0}}5日
|6||割れた恐竜の卵のひみつ
|3||覇者の剣
|align="left"|
|align="left"|
* ハゲタカノイド(人間態:[[上田忠好]]、声:[[山中一徳]])
* ダークシャドウ
|高久進
* ゴードム文明
|align="left"|
|-align="center"
* ツクモガミ・ジョウガミ(声 - [[佐藤正治 (声優)|佐藤正治]]){{efn|裏モチーフは[[忍風戦隊ハリケンジャー#ハリケンジャー|旋風神]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=249}}。}}
|align="left"|
* 三国覇剣
** [[青龍刀]]
** 双股剣
** [[蛇矛]]
|align="left" rowspan="2"|中澤祥次郎
|予告
|-
|align="right"|3月12日
|align="right"|3月12日
|7||恐怖のハクションおじさん!
|4||失われたビークル
|align="left"|
|align="left"|
* カゼノイド(人間態・声:[[平松慎吾]])
* ジャリュウ一族
|藤井邦夫
|align="left"|
|rowspan="2"|小西通雄
* マッドネス・ウェザー怪物態{{efn|裏モチーフは[[爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!#爆竜/爆竜合体|バクレンオー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=250}}。}}
|align="left"|
|-align="center"
* マッドネス・ウェザー
|[[秘密戦隊ゴレンジャー]]
|-
|align="right"|3月19日
|align="right"|3月19日
|8||デコボコ!東京モグラ地図
|5||帝国の真珠
|align="left"|
|align="left"|
* モグラノイド(人間態:[[平野稔]]、声:[[西尾徳]])
* ダークシャドウ
|扇澤延男
|align="left"|
|-align="center"
* ツクモガミ・タクミガミ(声 - [[仮屋昌伸]]){{efn|裏モチーフは[[忍風戦隊ハリケンジャー#ゴウライジャー|轟雷神]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=250}}。}}
** 超巨大戦車ビオパンツァー
|align="left"|
* 帝国の[[真珠]]
|align="left" rowspan="2"|竹本昇
|[[ジャッカー電撃隊]]
|-
|align="right"|3月26日
|align="right"|3月26日
|9||猫になった子犬
|6||呪いの霧
|align="left"|
|align="left"|
* ハイエナノイド(人間態・声:[[江幡高志]])
* ゴードム文明
|高久進
|align="left"|
|rowspan="2"|三ツ村鐵治
* 埴輪武者モガリ{{efn|裏モチーフは[[バトルフィーバーJ#バトルフィーバーロボ|バトルフィーバーロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=250}}。}}
|-align="center"
** 埴輪武者モガリ(本体)
|align="left"|
* {{ruby|縊|くび}}
|[[バトルフィーバーJ]]
|-
|align="right"|4月{{0}}2日
|align="right"|4月{{0}}2日
|10||パパはパパじゃない?!
|7||{{ruby|火竜|サラマンダー}}のウロコ
|align="left"|
|align="left"|
* アクムノイド(人間態・声:[[立原博]])
* ジャリュウ一族
* 夢の中の怪物
|align="left"|
|藤井邦夫
* 邪悪竜ドライケン{{efn|裏モチーフは[[星獣戦隊ギンガマン#星獣|ギンガイオー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=251}}。}}
|align="left"|
|-align="center"
* [[四大精霊#サラマンダー|サラマンダー]]の鱗
|align="left" rowspan="2"|諸田敏
|[[電子戦隊デンジマン]]
|-
|align="right"|4月{{0}}9日
|align="right"|4月{{0}}9日
|11||少女と戦士の心の誓い
|8||アトランティスの秘宝
|align="left"|
|align="left"|
* ウニノイド(声:依田英助)
* ゴードム文明
|杉村升
|align="left"|
|rowspan="2"|岡本明久
* ヴリル
|-align="center"
** ニセボウケンブルー
** ニセダイボウケン
|align="left"|
* ヴリル
|[[太陽戦隊サンバルカン]]
|-
|align="right"|4月16日
|align="right"|4月16日
|12||危うし!洋子先輩
|9||折鶴の忍者
|align="left"|
|align="left"|
* 龍の幻影{{efn|書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称を'''ドラゴン'''と記載している<ref name = "全怪獣461">{{Harvnb|全怪獣怪人 下|1990|p=461}}</ref>。}}
* ダークシャドウ
|高久進
* ゴードム文明
|-align="center"
|align="right"|4月23日
|13||哀しみの少年を救え
|align="left"|
|align="left"|
* スカンクノイド(人間態:[[関根大学]]・西尾徳、声:西尾徳)
* ツクモガミ・カワズガミ(声 - [[龍田直樹]]){{efn|裏モチーフは[[激走戦隊カーレンジャー#巨大ロボ|ビクトレーラー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=251}}。}}
|杉村升
|align="left" rowspan="2"|
|align="left" rowspan="2"|中澤祥次郎
|rowspan="2"|小西通雄
|-align="center"
|[[大戦隊ゴーグルファイブ]]
|-
|align="right"|4月23日
|10||消えたボウケンレッド
|align="left" rowspan="2"|
* ジャリュウ一族
* ゴードム文明
|align="left" rowspan="2"|
* 大邪竜ザルド{{efn|裏モチーフは[[星獣戦隊ギンガマン#鋼星獣|ギガライノス]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=252}}。}}
* 大邪竜ギラド{{efn|裏モチーフは[[星獣戦隊ギンガマン#鋼星獣|ギガフェニックス]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=252}}。}}
|[[科学戦隊ダイナマン]]
|-
|align="right"|4月30日
|align="right"|4月30日
|14||愛の大逆転ゲーム!
|11||孤島の決戦
|align="left"|
|align="left"|
* キラーノイド(声:[[岸野一彦]])
* レオン・ジョルダーナの画帳
|藤井邦夫
|align="left" rowspan="2"|竹本昇
|-align="center"
|[[超電子バイオマン]]
|-
|align="right"|5月{{0}}7日
|align="right"|5月{{0}}7日
|15||オオカミ男はピアノ好き
|12||ハーメルンの笛
|align="left"|
|align="left"|
* オオカミノイド(人間態:[[岡本美登]]、声:[[滝雅也]])
* ダークシャドウ
* オオカミノイド(立原){{efn|書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称を'''分身オオカミノイド'''と記載している<ref name = "全怪獣461" />。}}(人間態:[[吉田淳]]、声:滝雅也)
|align="left"|
|扇澤延男
* ツクモガミ・カナデガミ(声 - [[津久井教生]]){{efn|裏モチーフは[[未来戦隊タイムレンジャー#メカニック|ブイレックスロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=252}}。}}
|rowspan="2"|岡本明久
|align="left"|
|-align="center"
* [[ハーメルンの笛吹き男|ハーメルン]]の笛
|align="left"|小林靖子
|[[電撃戦隊チェンジマン]]
|-
|align="right"|5月14日
|align="right"|5月14日
|16||おれは透明人間だぞ!!
|13||[[竹取物語|かぐや姫]]の宝
|align="left"|
|align="left"|
* クラゲノイド(声:依田英助)
* ジャリュウ一族
|高久進
|align="left"|
|-align="center"
* 邪悪竜リンドム(声 - [[郷里大輔]]){{efn|裏モチーフは[[恐竜戦隊ジュウレンジャー#守護獣|剛龍神]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=252}}。}}
|align="left"|
* 不死の薬
* 月の[[羽衣伝説|羽衣]]
|align="left"|大和屋暁
|align="left" rowspan="2"|坂本太郎
|[[超新星フラッシュマン]]
|-
|align="right"|5月21日
|align="right"|5月21日
|17||誕生!対ジバン必殺兵器
|14||甦る過去
|align="left"|
|align="left"|
* アゲハノイド(人間態、声:[[太地琴恵]])
* ダークシャドウ
|rowspan="4"|杉村升
|align="left"|
|rowspan="2"|小西通雄
* ツクモガミ・ネンドガミ(声 - [[園部啓一]]、人間体 - [[碇由貴子]]){{efn|裏モチーフは[[忍風戦隊ハリケンジャー#カラクリボール|風雷丸]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=252}}。}}
|align="left"|
|-align="center"
* [[天叢雲剣|アメノカナヤマノハガネ]]
|align="left"|荒川稔久
|[[光戦隊マスクマン]]
|-
|align="right"|5月28日
|align="right"|5月28日
|18||母と娘・悲しみの果てに
|15||水の都
|align="left" rowspan="2"|
* ジャリュウ一族
|align="left" rowspan="2"|
* 邪悪竜ナーガ(声 - [[梁田清之]]){{efn|裏モチーフは[[星獣戦隊ギンガマン#重星獣|ブルタウラス]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=252}}。}}
* 大邪竜ゾラド(Task.16のみ)
* 水の民ラギ(演 - [[柴木丈瑠]])
|align="left"|
|align="left"|
* アゲハノイド
|align="left" rowspan="2"|小林靖子
* ヒトデノイド
|align="left" rowspan="2"|渡辺勝也
|-align="center"
|[[超獣戦隊ライブマン]]
|-
|align="right"|6月{{0}}4日
|align="right"|6月{{0}}4日
|19||電子手帳返上!
|16||水のクリスタル
|align="left"|
|align="left"|
* チュウシャノイド(声:[[丸山詠二]])
* アクアクリスタル
|rowspan="2"|岡本明久
|[[高速戦隊ターボレンジャー]]
|-align="center"
|-
|align="right"|6月11日
|align="right"|6月11日
|20||町にお金が降って来た!
|17||アシュの鏡
|align="left"|
|align="left"|
* カネノイド(声:依田英助)
* アシュ
|-align="center"
* ダークシャドウ
|align="left" rowspan="2"|
|align="right"|6月18日
|21||スズ虫・毒虫・ゲリラ虫
* ヒョウガ(声 - [[浜田賢二]]/Task.17のみ){{efn|裏モチーフは[[五星戦隊ダイレンジャー#気伝獣・気伝武人|ダイムゲン]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=255}}。}}
* 怒りの鬼神ガイ{{efn|裏モチーフは[[五星戦隊ダイレンジャー#気伝獣・気伝武人|龍星王]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=248}}。}}
* 大いなる獣レイ{{efn|裏モチーフは[[五星戦隊ダイレンジャー#気伝獣・気伝武人|ウォンタイガー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=248}}。}}
|align="left"|
|align="left"|
* ムシノイド(声:岸野一彦)
* 百鬼鏡
|align="left" rowspan="4"|會川昇
|rowspan="2"|高久進
|align="left" rowspan="2"|中澤祥次郎
|rowspan="2"|三ツ村鐵治
|-align="center"
|[[地球戦隊ファイブマン]]
|align="right"|6月25日
|-
|22||マユミがいた!!
|align="right"|6月25日<br />{{efn|2006年6月18日は「[[全米オープン (ゴルフ)|第106回全米オープンゴルフ選手権大会]]」3日目放送のため休止。}}
|18||生きていた男
|align="left"|
|align="left"|
* ハンターノイド(声:[[森篤夫]])
* アシュ
|-align="center"
* ゴードム文明
|align="right"|7月{{0}}2日
|23||マンガを喰いすぎた怪物
|align="left"|
|align="left"|
* ヤギノイド(声:丸山詠二)
* 兵の弓
|扇澤延男
|[[鳥人戦隊ジェットマン]]
|rowspan="2"|岡本明久
|-
|-align="center"
|align="right"|7月{{0}}9日<br />{{efn|2006年7月2日は「[[全米女子オープン|第64回全米女子オープンゴルフ選手権大会]]」3日目放送のため休止。}}
|align="right"|7月{{0}}9日
|19||眩き冒険者
|24||ようこそ!! 大霊界へ
|align="left"|
|align="left"|
* ジサツノイド(声:[[徳丸完]])
* アシュ⇒クエスター
|高久進
* ゴードム文明
|align="lift"|
|-align="center"
|align="left"|-
|align="left" rowspan="2"|竹本昇
|[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]
|-
|align="right"|7月16日
|align="right"|7月16日
|25||女神サマをぶッとばせ!
|20||新たなる巨人
|align="left"|
|align="left"|
* バクハノイド(人間態:[[高橋利道]]、声:依田英助)
* ゴードム文明
|杉村升
* クエスター
|rowspan="2"|小笠原猛
|align="left"|
|-align="center"
* 巨神ガガドム(クエスターロボ){{efn|裏モチーフは[[超獣戦隊ライブマン#巨大ロボ|ライブロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=255}}。}}
|align="left"|
* 雷砲
|[[五星戦隊ダイレンジャー]]
|-
|align="right"|7月23日
|align="right"|7月23日
|26||竜に釣られたグルメ美女
|21||打出の小槌
|align="left"|
|align="left"|
* ジャリュウ一族
* リュウノイド(声:西尾徳)
|扇澤延男
* ゴードム文明
|align="left"|
|-align="center"
* 超巨大ジャリュウ
|align="left"|
* [[一寸法師|打出の小槌]]
|align="left" rowspan="2"|大和屋暁
|align="left" rowspan="2"|渡辺勝也
|[[忍者戦隊カクレンジャー]]
|-
|align="right"|7月30日
|align="right"|7月30日
|27||愛するわが子は悪魔の子
|22||ソロモンの指輪
|align="left"|
|align="left"|
* ムカデノイド(声:[[新井一典]])
* ダークシャドウ
|rowspan="2"|杉村升
|align="left"|
|rowspan="2"|小西通雄
* ツクモガミ・ズカンガミ(スーツアクター・声 - [[村岡弘之]]){{efn|裏モチーフは[[電磁戦隊メガレンジャー#メガレンジャー(I.N.E.T.)|ギャラクシーメガ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=255}}。}}
|align="left"|
|-align="center"
* [[ソロモン]]の指輪
|[[超力戦隊オーレンジャー]]
|-
|align="right"|8月{{0}}6日
|align="right"|8月{{0}}6日
|28||パパはドクターギバ?!
|23||あぶない相棒
|align="left"|
|align="left"|
* ゾウノイド(人間態:レオ・メンゲティ、声:徳丸完)
* クエスター
|align="left"|
|-align="center"
* クエスターロボ・{{ruby|疾|ターボ}}{{efn|裏モチーフは[[科学戦隊ダイナマン#ダイナロボ|ダイナロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=255}}。}}
|align="left"|-
|align="left" rowspan="2"|小林靖子
|align="left" rowspan="2"|坂本太郎
|[[激走戦隊カーレンジャー]]
|-
|align="right"|8月13日
|align="right"|8月13日
|29||集団見合いで大ドンデン!
|24||初音の鼓
|align="left"|
|align="left"|
* ダブルノイド(人間態:[[ブッチャーブラザーズ]]〈[[ぶっちゃあ (お笑い芸人)|ぶっちゃあ]]、[[リッキー (お笑い芸人)|リッキー]]〉、声:[[神山卓三]](兄)、[[篠田薫]](弟))
|align="left"|
|扇澤延男
* 幻影ネガティブ怪人軍団
|rowspan="2"|岡本明久
|align="left"|
|-align="center"
* 初音の[[鼓]]
|[[電磁戦隊メガレンジャー]]
|-
|align="right"|8月20日
|align="right"|8月20日
|30||美少年小太郎一座の怪人
|25||禁断の果実
|align="left"|
|align="left"|
* カブキノイド(人間態:梅若鈴友、声:依田英助)
* ダークシャドウ
* 怪物人間
* ジャリュウ一族
|鷺山京子
|align="left"|
|-align="center"
* ツクモガミ・アクタガミ(声 - [[坂口候一]]){{efn|裏モチーフは[[救急戦隊ゴーゴーファイブ#メカニック|ライナーボーイ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=256}}。}}
|align="left"|
* [[知恵の樹|知恵の果実]]
|align="left" rowspan="2"|會川昇
|align="left" rowspan="2"|中澤祥次郎
|[[星獣戦隊ギンガマン]]
|-
|align="right"|8月27日
|align="right"|8月27日
|31||真夏の夜のニンジャ合戦
|26||ガラスの靴
|align="left"|
|align="left"|
* シノビノイド(声:依田英助)
* ゴードム文明
* バイオ下忍
|align="left"|
|高久進
* 王子(演 - [[萬雅之]]){{efn|裏モチーフは[[爆竜戦隊アバレンジャー#爆竜合体|キラーオー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=256}}。}}
|rowspan="2"|三ツ村鐵治
|align="left"|
|-align="center"
* [[シンデレラ|ガラスの靴]]
|[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]
|-
|align="right"|9月{{0}}3日
|align="right"|9月{{0}}3日
|32||パールの涙は金色の海に
|27||風水占いの罠
|align="left"|
|align="left"|
* ディストノイド(声:丸山詠二)
* ジャリュウ一族
* 真珠(演:[[吉川理恵子|滝川理恵]])
|align="left"|
|藤井邦夫
* 邪悪竜ターロン(声 - [[島田敏]]){{efn|裏モチーフは[[五星戦隊ダイレンジャー#その他|大神龍]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=256}}。}}
|align="left"|
|-align="center"
* [[風水]]羅盤・竜眼
|align="left" rowspan="2"|大和屋暁
|align="left" rowspan="2"|竹本昇
|[[未来戦隊タイムレンジャー]]
|-
|align="right"|9月10日
|align="right"|9月10日
|33||ガルボに咲いた千年ハス
|28||伝説の鎧
|align="left"|
|align="left"|
* ライギョノイド(声:西尾徳)
* クエスター
* ガルボの化身(演:垣内かおる、金田憲明)
|align="left"|
* 千年ハス
* クエスターロボ{{ruby|将|エリート}}{{efn|裏モチーフは[[地球戦隊ファイブマン#巨大ロボ|ファイブロボ、スーパーファイブロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=256}}。}}
|鷺山京子
|align="left"|
|rowspan="2"|小西通雄
* 伝説の[[鎧]]
|-align="center"
|[[百獣戦隊ガオレンジャー]]
|-
|align="right"|9月17日
|align="right"|9月17日
|34||壮絶!ジバン死す
|29||黄金の剣
|align="left"|
|align="left" rowspan="2"|
* サイノイド(声:依田英助)
* ジャリュウ一族
|rowspan="2"|杉村升
* ゴードム文明
|align="left"|
|-align="center"
* 幻獣{{efn|裏モチーフは[[魔法戦隊マジレンジャーの魔法一覧#魔鳥 / 魔獣 / 魔神|マジレジェンド]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=256}}。}}
|align="left"|
* 黄金の剣
* [[レムリア]]の卵
|align="left" rowspan="2"|會川昇
|align="left" rowspan="2"|諸田敏
|[[忍風戦隊ハリケンジャー]]
|-
|align="right"|9月24日
|align="right"|9月24日
|35||パーフェクトジバンだ!
|30||怒りの黄金魔人
|rowspan="2"|岡本明久
|align="left"|
|-align="center"
* ゴードム文明
|align="left"|
* 改造幻獣ゴードラム{{efn|裏モチーフは[[魔法戦隊マジレンジャーの魔法一覧#合体|マジキング]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=256}}。}}
|align="left"|
* レムリアの卵
|[[爆竜戦隊アバレンジャー]]
|-
|align="right"|10月{{0}}1日
|align="right"|10月{{0}}1日
|36||夢見るチャンバラ怪物!
|31||亡国の炎
|align="left"|
|align="left"|
* チャンバラノイド(人間態・声:高橋利道)
* クエスター
|扇澤延男
|align="left"|
|-align="center"
* クエスターロボ・{{ruby|噴|ブレイズ}}{{efn|裏モチーフは[[太陽戦隊サンバルカン#サンバルカンロボ|サンバルカンロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=259}}。}}
|align="left"|
* 亡国の炎
|align="left" rowspan="2"|小林靖子
|align="left" rowspan="2"|中澤祥次郎
|[[特捜戦隊デカレンジャー]]
|-
|align="right"|10月{{0}}8日
|align="right"|10月{{0}}8日
|37||私は世界一の美女!?{{efn|予告では「私は世界一美女!?」と誤表記されていた。}}
|32||ボウケン学校の秘密
|align="left"|
|align="left"|
* カメノイド(声:新井一典)
* ダークシャドウ
* ゴーレムコスモ
|杉村升
|rowspan="2"|小西通雄
|-align="center"
|align="right"|10月15日
|38||故郷だよ、おっ母さん!
|align="left"|
|align="left"|
* キノコノイド(声:[[神山卓三]])
* ツクモガミ・シルベガミ(スーツアクター・声 - [[大林勝]]){{efn|裏モチーフは[[地球戦隊ファイブマン#巨大ロボ|マックスマグマ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=259}}。}}
|扇澤延男
|-align="center"
|align="right"|10月22日
|39||マユミの指輪爆弾!!
|align="left"|
|align="left"|
* ヤドカリノイド(声:丸山詠二)
* 光の船
|杉村升
|[[魔法戦隊マジレンジャー]]
|rowspan="2"|小笠原猛
|-
|align="right"|10月15日
|-align="center"
|33||レムリアの太陽
|align="left" rowspan="2"|
* クエスター
* ジャリュウ一族
|align="left" rowspan="2"|
* 邪機竜グランド
* 大邪竜ゾラド(Task.33のみ)
|align="left" rowspan="2"|
* レムリアの太陽
|align="left"|會川昇
|align="left" rowspan="2"|渡辺勝也
|轟轟戦隊ボウケンジャー
|-
|align="right"|10月22日
|34||遼かなる記憶
|align="left"|大和屋暁
|スーパー戦隊第1号・ゴレンジャー
|-
|align="right"|10月29日
|align="right"|10月29日
|40||大反乱!! お化け時計
|35||神の頭
|align="left"|
|align="left"|
* パンサーノイド(声:森篤夫)
* ダークシャドウ
|高久進
|-align="center"
|align="right"|{{efn|11月5日は『[[全日本大学駅伝対校選手権大会|第21回全日本大学駅伝]]』放送のため休止。}}11月12日
|41||脱線!じゃじゃ馬婦警
|align="left"|
|align="left"|
* ウワバミノイド(声:依田英助)
* ツクモガミ・マモリガミ(声 - [[沼田祐介]]){{efn|裏モチーフは[[超力戦隊オーレンジャー#巨大ロボ|キングピラミッダー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=259}}。}}
|荒木憲一
|align="left"|
|rowspan="2"|三ツ村鐵治
* 神の頭
|align="left" rowspan="2"|小林靖子
|-align="center"
|align="left" rowspan="2"|諸田敏
|巨大ロボ第1号・バトルフィーバーロボ
|-
|align="right"|11月{{0}}5日
|36||鬼の金棒
|align="left"|
* クエスター
|align="left"|
* クエスターロボ・{{ruby|進|ラジアル}}{{efn|裏モチーフは[[電子戦隊デンジマン#メカニック|ダイデンジン、デンジタイガー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=259}}。}}
|align="left"|
* 山砕きの[[金棒]]
|変形ロボ第1号・ダイデンジン<br>合体ロボ第1号・サンバルカンロボ
|-
|align="right"|11月12日
|37||憧れの芸能界
|align="left"|
* ジャリュウ一族
|align="left"|
* 邪悪竜デンベエ(声 - [[石田彰]]){{efn|裏モチーフは[[爆竜戦隊アバレンジャー#爆竜合体|アバレンオー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=259}}。}}
* 巨大ジャリュウ
|align="left"|
* 繁栄の石
|align="left" rowspan="2"|荒川稔久
|align="left" rowspan="2"|竹本昇
|2号ロボ第1号・タイタンボーイ/グレートタイタン
|-
|align="right"|11月19日
|align="right"|11月19日
|42||怪物ロックンロール!
|38||虹の反物
|align="left"|
|align="left"|
* ナマズノイド(声:[[山口健]])
* ダークシャドウ
* ティラノザウルスノイド
|align="left"|
|扇澤延男
* 風のスーパーシズカ{{efn|裏モチーフは[[忍者戦隊カクレンジャー#三神将|スーパー隠大将軍]]、[[特捜戦隊デカレンジャーの装備・戦力#デカマシン|デカレンジャーロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=246}}。初期デザインに要素が含まれている。}}
|align="left"|
|-align="center"
* 虹の反物
|6人目のヒーロー第1号・X1マスク/ドラゴンレンジャー
|-
|align="right"|11月26日
|align="right"|11月26日
|43||ジバンを刺した洋子‥‥!
|39||プロメテウスの石
|align="left"|
|align="left"|
* コブラノイド(人間態:[[渡部るみ]]、声:西尾徳)
* クエスター
* 宇宙ビールス
* ゴードム文明
|藤井邦夫
|align="left"|
|rowspan="2"|小西通雄
|align="left"|
|-align="center"
* [[プロメーテウス|プロメテウス]]の石(声 - [[真殿光昭]])
|align="left" rowspan="2"|小林靖子
|align="left" rowspan="2"|坂本太郎
|スーパー合体ロボ第1号・スーパーライブロボ
|-
|align="right"|12月{{0}}3日
|align="right"|12月{{0}}3日
|44||子供になった天才科学者
|40||西のアシュ
|align="left" rowspan="3"|
* アシュ(Task.41を除く)
* クエスター
* ゴードム文明
* ジャリュウ一族
* ダークシャドウ
|align="left"|
|align="left"|
* スイトルノイド(声:依田英助)
* オウガ(声 - [[矢尾一樹]]){{efn|裏モチーフは[[百獣戦隊ガオレンジャー#精霊王|ガオハンター]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
* 宇宙蝶
|align="left"|
|鷺山京子
* [[メルクリウス]]の器
|-align="center"
|巨大基地ロボ・ターボビルダー/マックスマグマ
|-
|align="right"|12月10日
|align="right"|12月10日
|45||恐怖の人間スルメ作戦!
|41||メルクリウスの器
|align="left"|
|align="left"|
* イカノイド(人間態、声:川井康弘)
* ホムンクルス{{efn|裏モチーフは[[光戦隊マスクマン#巨大ロボ|ギャラクシーロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
|荒木憲一
* クエスタージェット・{{ruby|奪|オーバー}}
|rowspan="2"|岡本明久
** ホムンクルス(クエスタージェット・奪){{efn|裏モチーフは[[光戦隊マスクマン#巨大ロボ|グレートファイブ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
|align="left"|
|-align="center"
* メルクリウスの器
* [[ケーリュケイオン|カドゥケウスの杖]]
* [[賢者]]の[[ハーブ]]
* [[パラケルスス]]の水銀
|align="left" rowspan="2"|大和屋暁
|align="left" rowspan="2"|諸田敏
|強化プロテクター・ファイブテクター/メガテクター/バトルテクター
|-
|align="right"|12月17日
|align="right"|12月17日
|46||好き!二人のお兄ちゃん
|42||クエスターの時代
|align="left"|
|align="left"|
* 怪物コスモ(クイーンコスモ)(声:[[松本梨香]])
* オウガ(声 - 矢尾一樹)
* 宇宙生命体
* ホムンクルス(クエスタージェット・奪)
|杉村升
|align="left"|-
|-align="center"
|3号ロボ・テトラボーイ/タックルボーイ/ライナーボーイ/タイムシャドウ
|-
|align="right"|12月24日
|align="right"|12月24日
|43||危険な{{ruby|贈物|クリスマスプレゼント}}
|47||激突!クリスマス決戦!!
|align="left"|
|align="left"|
* ユニコーンノイド(声:森篤夫)
* ゴードム文明
|高久進
|align="left" colspan="2"|
|rowspan="2"|小笠原猛
* [[ゴーレム]]{{efn|裏モチーフは[[超力戦隊オーレンジャー#オーレンジャー|ガンマジン]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
|align="left" rowspan="2"|武上純希
|-align="center"
|align="left" rowspan="2"|鈴村展弘
|align="right"|12月31日
|48||年忘れバイオロン退治!
|7体合体・究極大獣神/重甲気殿
|-
|align="right"|2007年{{0}}1月{{0}}7日<br />{{efn|2006年12月31日は「[[やじうまプラス#大晦日・号外版|やじうまプラス号外版]]」放送のため休止。}}
|44||仙人の温泉
|align="left"|
|align="left"|
* ツリガネノイド(声:依田英助)
* ダークシャドウ
|扇澤延男
|-align="center"
|align="right"|1990年{{0}}1月{{0}}7日
|49||あばかれたジバン基地
|align="left"|
|align="left"|
* ニセハハノイド(声及び人間態:太地琴恵)
* 魔鳥{{efn|裏モチーフは[[鳥人戦隊ジェットマン#巨大ロボ|ジェットガルーダ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
|鷺山京子
* 闇のヤイバ
|rowspan="2"|小西通雄
|align="left"|
|-align="center"
* 魔鳥の魔宝玉
|番外ヒーロー・ニンジャマン/シグナルマン/ガンマジン
|-
|align="right"|1月14日
|align="right"|1月14日
|50||二人を結ぶ点と線
|45||最凶の邪悪竜
|align="left"|
|align="left"|
* 偽ジバン(マッド・ガルボ)
* ジャリュウ一族
|荒木憲一
|align="left"|
|-align="center"
* 邪悪竜ダガーギン(声 - [[岸祐二]]){{efn|裏モチーフは[[爆竜戦隊アバレンジャー#爆竜合体|マックスオージャ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
* 闇のヤイバ
|align="left" rowspan="2"|
* 闇の三ッ首竜
|align="left" rowspan="2"|荒川稔久
|align="left" rowspan="5"|竹田道弘
|align="left" rowspan="2"|竹本昇
|悪の戦隊・花のくの一組/邪電戦隊ネジレンジャー/銀河戦隊ギンガマン/暴走戦隊ゾクレンジャー
|-
|align="right"|1月21日
|align="right"|1月21日
|51||幻のマユミを斬れ!
|46||目覚めた闇
|align="left"|
|align="left"|
* マッド・ガルボ
* ダークシャドウ
|杉村升<br/>荒木憲一
* ジャリュウ一族
|rowspan="2"|岡本明久
|align="left"|
|-align="center"
* 闇のヤイバ
|強化変身・獣装甲ギンガマン/アバレンジャーアバレモード/デカレンジャースワットモード/レジェンドマジレンジャー
|-
|align="right"|1月28日
|align="right"|1月28日
|47||絶望
|52||最終決戦!!
|align="left"|
|align="left"|
* ギバノイド(ドクターギバ)
* ジャリュウ一族
* マーシャ、カーシャ
|align="left" rowspan="3"|
|杉村升
* デスペラート(声 - [[塩野勝美]]){{efn|裏モチーフは[[超力戦隊オーレンジャー#巨大ロボ|オーレンジャーロボ]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=261}}。}}
* ガジャドム{{efn|裏モチーフは[[超力戦隊オーレンジャー#巨大ロボ|オーブロッカー]]{{sfn |百化繚乱 下|2012| p=245}}。}}(Last Taskのみ)
|align="left"|
* リュウオーンの兜
* [[パンドラ]]の鍵
* パンドラの函
|align="left" rowspan="3"|會川昇
|align="left" rowspan="3"|諸田敏
|マルチ合体・ガオキング/アバレンオー/天下の浪速ロボスペシャル
|-
|align="right"|2月{{0}}4日
|48||恐怖なる大神官
|align="left"|
* ゴードム文明
* ダークシャドウ
|align="left"|
* ゴードムの心臓
* ゴードムの脳髄
|新戦隊・獣拳戦隊ゲキレンジャー
|-
|align="right"|2月11日
|Last{{efn|最終話のみ「Last Task」と表記。}}||果て無き冒険魂
|align="left"|
* ゴードム文明
* ジャリュウ一族
* ダークシャドウ
|align="left"|
* ゴードムの脳髄
* [[孫悟空]]の[[如意金箍棒]]
|
|-
|}
|}


== 放映ネット局 ==
== 放映ネット局 ==
{|class="wikitable" style="font-size:small;"
{| class="wikitable" style="text-align:center;font-size:smaller"
!対象地域!!放送局!!備考
|-
|-
!放送対象地域
|[[広域放送|関東広域圏]]||[[テレビ朝日]]||'''キーステーション'''
!放送局
!系列
!備考
|-
|-
|[[広域放送|関東広域圏]]
|[[北海道]]||[[北海道テレビ放送|北海道テレビ]]||
|[[テレビ朝日]]
|rowspan="2"|[[All-nippon News Network|テレビ朝日系列]]
|'''制作局'''
|-
|-
|[[北海道]]
|[[青森県]]||[[青森朝日放送]]||
|[[北海道テレビ放送|北海道テレビ]]
|
|-
|-
|[[青森県]]
|[[岩手県]]||[[岩手朝日テレビ]]||
|[[青森放送]]
|[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]
|{{efn|10話以降は、日曜朝9:30の遅れネットに移行した。}}
|-
|-
|[[宮城県]]||[[東日本放送]]||
|[[岩手県]]
|[[IBC岩手放送|岩手放送]]
|[[Japan News Network|TBS系列]]
|
|-
|-
|[[宮城県]]
|[[秋田県]]||[[秋田朝日放送]]||
|[[東日本放送]]
|テレビ朝日系列
|
|-
|-
|[[山形県]]||[[山形テレビ]]||
|[[秋田県]]
|[[秋田放送]]
|日本テレビ系列
|
|-
|-
|[[福島県]]||[[福島放送]]||
|[[福島県]]
|[[福島放送]]
|rowspan="2"|テレビ朝日系列
|
|-
|-
|[[新潟県]]||[[新潟テレビ21]]||
|[[新潟県]]
|[[新潟テレビ21]]
|
|-
|-
|[[長野県]]
|[[富山県]]||[[北日本放送]]||他系列局/16週遅れの火曜15時55分より放送
|[[テレビ信州]]
|日本テレビ系列
|
|-
|-
|[[山梨県]]
|[[石川県]]||[[北陸朝日放送]]||
|[[テレビ山梨]]
|TBS系列
|
|-
|-
|[[静岡県]]
|[[福井県]]||[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]||他系列局
|[[静岡朝日テレビ|静岡けんみんテレビ]]
|テレビ朝日系列
|{{efn|放送時間が日曜8時に移動後は、当該時間帯に自社制作DIY番組『[[エンチョー|住まいの110番]]』を放送していた関係で遅れネットで放送。その関係で、クリスマスを題材にした第47話を第46話に先行して放送した。}}
|-
|-
|[[石川県]]
|[[山梨県]]||[[山梨放送]]||他系列局
|[[石川テレビ放送|石川テレビ]]
|[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]
|
|-
|-
|[[福井県]]
|[[長野県]]||[[長野朝日放送]]||
|[[福井放送]]
|日本テレビ系列<br />テレビ朝日系列
|
|-
|-
|[[広域放送|中京広域圏]]
|[[静岡県]]||[[静岡朝日テレビ]]||
|[[名古屋テレビ放送|名古屋テレビ]]
|rowspan="2"|テレビ朝日系列
|
|-
|-
|[[広域放送|中京広域圏]]||[[名古屋テレビ放送|メ〜テレ]]||
|[[広域放送|近畿広域圏]]
|[[朝日放送テレビ|朝日放送]]
|
|-
|-
|[[島根県]]<br />[[鳥取県]]
|[[広域放送|近畿広域圏]]||[[朝日放送テレビ|朝日放送]]||現 朝日放送テレビ
|[[山陰放送]]
|TBS系列
|
|-
|-
|[[広島県]]
|[[鳥取県|鳥取]]・[[島根県]]||[[山陰中央テレビジョン放送|山陰中央テレビ]]||他系列局
|[[広島ホームテレビ]]
|テレビ朝日系列
|{{efn|放送時間が日曜8時に移動した当初は、以前からこの時間に放送していた自社制作[[ドキュメンタリー番組]]『[[新・ふれあいシリーズ]]』(広島県経済連(現:[[農業協同組合|JAグループ]]広島)の[[一社提供]])の枠移動ができなかった関係で、6日遅れの[[土曜日]]午前7:00に放送したが、同番組が終了した1989年10月から同時ネットに移行した。}}
|-
|-
|[[山口県]]
|[[広島県]]||[[広島ホームテレビ]]||
|[[山口放送]]
|日本テレビ系列
|
|-
|-
|[[山口県]]||[[山口朝日放送]]||
|[[香川県]]<br />[[]]
|[[瀬戸内海放送]]
|テレビ朝日系列
|
|-
|-
|[[愛媛県]]
|[[徳島県]]||[[四国放送]]||他系列局
|[[テレビ愛媛]]
|フジテレビ系列
|
|-
|-
|[[高知県]]
|[[香川県|香川]]・[[岡山県]]||[[瀬戸内海放送]]||
|[[テレビ高知]]
|TBS系列
|
|-
|-
|[[徳島県]]
|[[愛媛県]]||[[愛媛朝日テレビ]]||
|[[四国放送]]
|日本テレビ系列
|
|-
|-
|[[福岡県]]
|[[高知県]]||[[テレビ高知]]||他系列局
|[[九州朝日放送]]
|テレビ朝日系列
|
|-
|-
|rowspan=2|[[熊本県]]
|[[福岡県]]||[[九州朝日放送]]||
|[[テレビ熊本]]
|フジテレビ系列
|[[1989年]][[9月]]まで
|-
|-
|[[長崎県]]||[[長崎文化放送]]||
|[[熊本朝日放送]]
|テレビ朝日系列
|[[1989年]][[10月]]開局から
|-
|-
|[[大分県]]
|[[熊本県]]||[[熊本朝日放送]]||
|[[テレビ大分]]
|フジテレビ系列<br />日本テレビ系列
|
|-
|-
|[[宮崎県]]
|[[大分県]]||[[大分朝日放送]]||
|[[テレビ宮崎]]
|フジテレビ系列<br />日本テレビ系列<br />テレビ朝日系列
|
|-
|-
|[[鹿児島県]]
|[[宮崎県]]||[[宮崎放送]]||他系列局/8週遅れの水曜15時25分より放送
|[[鹿児島放送]]
|-
|テレビ朝日系列
|[[鹿児島県]]||[[鹿児島放送]]||
|-
|
|[[沖縄県]]||[[琉球朝日放送]]||
|-
|colspan="3"|未放送地域:[[佐賀県]]
|}
|}
※ [[長崎県|山形県・長崎県]]・[[沖縄県]]では未放送。

== 30th ANNIVERSARY(30戦隊大全集) ==
本作品で[[スーパー戦隊シリーズ]]30作目となったことを記念し、Task.3よりEDと次回予告との間に「全戦隊大全集」のミニコーナーが設けられた。構成・演出は本作品の演出陣の1人である[[竹本昇]]が担当。

基本的にはテレビシリーズの映像を使用するが、劇場版や[[スーパー戦隊Vシネマ|Vシネマ]]の映像が使用されることもある。また、各戦隊の変身前の映像は一切使われていない。本作品よりハイビジョン制作のため、過去作品の映像は4:3から上下カットの16:9にカットされている{{efn|そのため、『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』や『[[救急戦隊ゴーゴーファイブ]]』『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』のように、ロゴの一部がカットされている作品が存在した。}}。

例年同様、ミニコーナーではメンバーたちも本来の役とは微妙に外れたコミカルかつ意外な一面を見せるが、これについては蒼太役の三上が自身の[[ブログ]]で「戦隊紹介はおまけコーナーであることから結構自由にやっても良いのでアドリブをよく入れている」とコメントしている。DVD、[[東映チャンネル]]、[[YouTube]]などの動画配信ではこのコーナーは収録されていない{{efn|[[テレ朝チャンネル]]や[[瀬戸内海放送|KSB]]で再放送された際はそのまま放送された。}}。

=== 30戦隊大全集 ===
Task.4からTask.33までは、『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』から本作品までの全30作品を1話ずつ作品順にボウケンジャーのメンバーが案内役となり紹介。毎回のBGMにはその回主題となった戦隊のオープニングテーマが流れる。

毎回、戦隊紹介後にその戦隊に因んだ一発芸的な“オチ”を披露し、それが締めとなっている。オチには過去作品のパロディが織り込まれていたり、過去作品のプロップなどが登場することも多い<ref name="宇宙船YB07" />。また、変身前のジャケットが登場する作品の紹介時にはこれを着用することもあるが、メンバーの構成上対応する色がない場合は一部違う色のジャケットを着用するケースもある。

コーナーの舞台はTask.19までは基本的にダイボウケンのコックピットが使用され、Task.20以降はサージェスサロンに移行。また、回によっては各ゴーゴービークルのコックピットが使用されることもある。

=== 30戦隊大全集 スペシャルファイル ===
Task.34より、それまでの「30戦隊大全集」からスーパー戦隊の「史上初」を紹介する「30戦隊大全集 スペシャルファイル」へとリニューアルされた。「史上初」にちなんだ事柄の紹介の後、一発芸的なオチで締めるという基本的な構成は「大全集」とほぼ同じであるが、毎回のBGMにはその回に主題となった戦隊のエンディングテーマや挿入歌が流れるなど一部では変更点も見られる。本コーナーの最終回であるTask.48では後番組『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』を紹介、Last Taskではゲキレンジャーとの[[スーパー戦隊シリーズ#最終回での新旧戦隊バトンタッチ|バトンタッチ]]が本コーナーの代わりに充てられた。


== 他媒体展開 ==
== 他媒体展開 ==
=== 映像ソフト化 ===
=== 映像ソフト化 ===
* ビデオ([[VHS]]、セル・レンタル共通)は劇場版が[[1990年]][[1月]]に[[東映ビデオ]]よりリリースされている。
* 2006年8月4日 - 2007年7月21日にテレビシリーズのDVDが発売。全12巻で各巻4話(最終巻のみ5話)収録。DVDの急速な普及に伴い、本作品よりVHSビデオでのソフト販売を終了し、DVDのみの展開に一本化された。
* 本作品を始め、当時までに放送されたメタルヒーローシリーズ(ジライヤは除く)を再編集したHEROクラブのビデオ「ジバン誕生!メタルヒーロー大集合」がリリースされている。平成になってから最初のメタルヒーローシリーズということでリリースされた。
* テレビシリーズを再編集したヒーロークラブのDVDが2006年5月21日から7月21日に発売(全2巻)。
* 本作品の第51・52話と次作『ウインスペクター』の第1・2話を再編集したHEROクラブのビデオ「ウインスペクター&ジバン!緊急出動・スーパー刑事!」がリリースされている。内容はジバンからウインスペクターへの引き継ぎを兼ねたものとなっている。
* [[2009年]][[6月21日]] - 10月21日にかけて、テレビシリーズ全話の初ソフト化となる[[DVD]]が東映ビデオより発売。全5巻の各2枚組で各巻10話(Vol.3・Vol.4は11話)収録。5巻には、次作『特警ウインスペクター』の予告も収録されている。


=== 他テレビシリーズ ===
=== 映画作品 ===
; 機動刑事ジバン([[1989年]][[7月15日]]公開)
; 『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』
: 脚本:杉村升 監督:小西通雄
: 第21話に明石、リュウオーン、ジャリュウが登場。
: 登場バイオノイド:アンモブロック、コウモリブロック、スパイダーブロック、ダイギバノイド(声:[[依田英助]])
; 『[[4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!]]』
: 本作品の映画作品で、[[東映まんがまつり]]の一編として上映。タイトルロゴがテレビ版と異なる。
: スーパー戦隊シリーズ初のオリジナルストーリーテレビスペシャル。高丘映士 / ボウケンシルバーが出演。他の5人も、変身後の姿のみ登場。
: 副題として「大爆発!!恐怖の怪物工場」が用いられる場合もある。
=== 劇場版 ===
: [[2007年]][[12月7日]]に発売された『東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX』や、[[2009年]][[10月21日]]に発売された『機動刑事ジバン Vol.5』及び、同年11月21日発売の『東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.6』に収録されている。
; 『[[轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス]]』
:
: 本作品の単独作品。
; [[ゴーカジャ ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大戦]]
; [[仮面ラ×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z]]([[2013年]][[4月27日]]公開)
: 海賊戦隊ゴーカイジャー』と『[[天装戦隊ジャー]]』をメインしたクロスオーー作品。明石、ダイボウケンが登場。
: [[仮面ライダーシリーズ]]と[[スーパー戦隊シリーズ]]とメタルヒーローシリーズの映画。[[海賊戦隊ゴーカイジャー|ーカシルバー]]の二段変身いう形でジバンが登場。
; 『[[海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船]]』
: 『海賊戦隊ゴーカイジャー』の単独作品。カースが登場。
; 『[[海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE]]』
: 『海賊戦隊ゴーカイジャー』と『[[宇宙刑事ギャバン]]』をメインとした作品。幻のゲッコウ、風のシズカが登場。
; 『[[仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦]]』
: 『スーパー戦隊シリーズ』と『[[仮面ライダーシリーズ]]』のクロスオーバー作品。初期メンバー、闇のヤイバ、クエスターが登場。
; 『[[特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE]]』
: 『[[特命戦隊ゴーバスターズ]]』と『海賊戦隊ゴーカイジャー』をメインとした作品。ダイボウケンが登場。
; 『[[仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z]]』
: 『スーパー戦隊シリーズ』と『仮面ライダーシリーズ』と『[[メタルヒーローシリーズ]]』のクロスオーバー作品。初期メンバー、クエスターが登場。
; 『[[仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦]]』
: 『スーパー戦隊シリーズ』と『[[仮面ライダーシリーズ]]』のクロスオーバー作品。ボウケンピンクが登場。


=== Vシ ===
=== ネットムービー ===
; [[仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z#ネットムービー|ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!〜Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!]]
; 『[[轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊]]』
: 前述の『スーパーヒーロー大戦Z』のスピンオフ作品で、東映特撮BBや[[テレ朝動画]]などで配信。「スーパーヒーローのお悩み」の一篇にジバンが登場。
: 本作品のスーパー戦隊Vシネマ作品。
; 『[[獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー]]』
: 本作品と『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』のスーパー戦隊Vシネマ作品。


== CS放送・ネット配信 ==
== CS放送・ネット配信 ==
; CS放送
; CS放送
* [[東映チャンネル]]…[[2005年]][[5月]] - [[11月]](「GO! GO! ヒーローズ」枠)、[[2016年]][[4月]] - [[10月]]、[[2018年]][[2月]] - [[8月]](いずれも「メタルヒーロータイム」枠)
* [[テレ朝チャンネル#テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ|テレ朝チャンネル1]]…[[2009年]][[11月]] - [[2010年]][[5月]]
* [[東映チャンネル]]…[[2015年]][[5月]] - [[10月]]、[[2017年]][[3月]] - [[8月]](「スーパー戦隊ワールド」枠)
; ネット配信
; ネット配信
* 東映特撮 [[YouTube]] Official…[[2012年]][[72日]] - [[1216日]]、[[2017年]][[929日]] - [[2018年]][[316日]]
* 東映特撮 [[YouTube]] Official…[[2011年]][[81日]] - [[2012年]][[129日]]、[[2014年]][[331日]] - [[9月28日]]、2016[[6月9日]] - [[128日]]
* 東映特撮[[ニコニコ動画|ニコニコ]]おふぃしゃる…2012年[[3月26日]] - [[2013年]][[3月6日]]

== 関連項目 ==
* [[地球市民かながわプラザ]] - ボウケンジャーの基地「サージェスミュージアム」のロケ地・外観として使用された。
* [[パワーレンジャー・オペレーション・オーバードライブ]] - [[パワーレンジャーシリーズ]]第13作。本作品をベースとする。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
{{notelist}}

=== 出典 ===
=== 出典 ===
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |date=2006-9-1|title=轟轟戦隊ボウケンジャー[[]]|series = [[てれびくん]]デラックス 愛蔵版|publisher=[[小学館]]|volume = 巻|isbn=4-09-105109-X|ref={{SfnRef| |2006}}}}
* {{Cite book|和書 |date = 1990-11-30 |title = [[全怪獣怪人]] |publisher = [[勁文社]] |volume = |id= C0676 |isbn = 4-7669-1209-8 |ref = {{SfnRef|全怪獣怪人 |1990}}}}
* {{Cite book |和書|date=2007-3-21|title=轟轟戦隊ボウケンジャー超全集|series = てれびくんデラックス 愛蔵版|publisher=小学館|volume = 下巻|isbn=978-4-09-105111-0|ref={{SfnRef|超全集 下|2007}}}}
* {{Cite book|和書 |others=[監修][[東映]] |date = 2014-11-09 |title = メタルヒーロー最強戦士列伝 |publisher = [[双葉社]] |isbn = 978-4-575-30779-5 |ref = {{SfnRef|最強戦士列伝|2014}}}}
* [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]([[ホビージャパン]])
* {{Cite book|和書 |date = 2007-04-20 |title = [[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]YEAR BOOK 2007 |series = ソノラマMOOK |publisher = [[朝日ソノラマ]] |isbn = 978-4-257-13096-3 |ref = {{SfnRef|宇宙船YB|2007}} }}
* {{Cite book |和書|date=2012-10-16|title=東映スーパー戦隊35作品記念公式図録 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995-2012|publisher=グライドメディア|isbn=978-4-8130-2180-3|ref={{SfnRef|百化繚乱 下|2012}}}}
** {{Cite journal |和書 |date=2015-04-01 |journal=宇宙船 |volume=Vol.148 |issue=(SPRING 2015.春)|publisher=ホビージャパン |isbn=978-4-7986-1002-3 |ref={{SfnRef|宇宙船148|2015}} }}
** {{Cite journal |和書 |date=2015-07-01 |journal=宇宙船 |volume=Vol.149 |issue=(SUMMER 2015.夏)|publisher=ホビージャパン |isbn=978-4-7986-1049-8 |ref={{SfnRef|宇宙船149|2015}} }}
*『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀』講談社〈講談社シリーズMOOK〉
** {{Cite book|和書|date=2017-03-25|title=Vol.3 [[爆竜戦隊アバレンジャー]]|isbn=978-4-06-509514-0|ref={{SfnRef|21st 3|2017}}}}
** {{Cite journal |和書 |date=2017-04-01 |journal=宇宙船 |volume=vol.156 |issue=(SPRING 2017.春)|publisher=ホビージャパン |isbn=978-4-7986-1434-2|ref={{SfnRef|宇宙船156|2017}}}}
** {{Cite book|和書|date=2017-08-09|title=Vol.6 轟轟戦隊ボウケンジャ|isbn=978-4-06-509517-1|ref={{SfnRef|21st 6|2017}}}}
** {{Cite journal|和書|date=2017-09-30|journal=宇宙船|volume=vol.158|issue=(AUTUMN 2017.秋)|publisher=ホビージャパン|isbn=978-4-7986-1548-6|ref={{SfnRef|宇宙船158|2017}}}}
* {{Cite book|和書|date = 2017-09-30|title = メタルヒーローシリーズデザイン大鑑 奇怪千蛮|publisher = ホビージャパン|isbn = 978-4-7986-1540-0|ref = {{SfnRef|奇怪千蛮|2017}}}}

== 外部リンク ==
* [https://web.archive.org/web/20131016143158/http://www.tv-asahi.co.jp/bouken/ テレビ朝日公式サイト](2013年10月16日アーカイブ分)
* [https://web.archive.org/web/20131218183923/http://tvarc.toei.co.jp/tv/boukenger/ 東映公式サイト](2013年12月18日アーカイブ分)
* [http://www.toei-video.co.jp/DVD/bouken.html DVD 轟轟戦隊ボウケンジャー特集](東映ビデオ内にあるサイト)


{{前後番組
{{前後番組
|放送局=[[テレビ朝日]][[オールニッポン・ニュースネットワーク|列]]
|放送局= [[テレビ朝日]]系
|放送枠=日曜7:30 - 8:00<br />([[スーパーヒーロータイム]]第1枠)
|放送枠= 日曜9:30 - 10:00
|前番組=[[魔法隊マジレンャー]]<br />(2005213日 - 2006212日)
|前番組= [[世界忍者戦ジライヤ]]<br />(1988124日 - 1989122日)
|番組名=轟轟戦隊ボウケンャー<br />(2006219日 - 2007年211日)
|番組名= 機動刑事バン<br />(1989129日 - 326日)<br />※本番組まで[[メタルヒーローシリーズ]]|
|次番組=[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]<br />(2007218日 - 2008210日)
|次番組= [[住めば地球]]<br />(198942日 - 1991331日)<br />※日曜10:00 - 10:30より移動、<br/>同番組より[[朝日放送|ABC]]制作|
|2放送局= テレビ朝日系
|2放送枠= 日曜8:00 - 8:30
|2番組名= 機動刑事ジバン<br />(1989年4月2日 - 1990年1月28日)<br/>※本番組よりメタルヒーローシリーズ
|2前番組= [[がまかつ 日本列島釣りある記]]<br />(1985年10月6日 - 1989年3月26日)
|2次番組= [[特警ウインスペクター]]<br />(1990年2月4日 - 1991年1月13日)<br/>※同番組より[[レスキューポリスシリーズ]]
}}
}}


{{スーパー戦隊シリーズ}}


{{メタルヒーローシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:こおこおせんたいほうけんしやあ}}

[[Category:轟轟戦隊ボウケンジャー|*]]
{{DEFAULTSORT:きとうけいししはん}}
[[Category:スーパー戦隊シリーズ]]
[[Category:2006年のテレビドラマ]]
[[Category:サイボーグを題材としたテレビドラマ]]
[[Category:冒険作品]]
[[Category:メタルヒーローシリーズ]]
[[Category:超古代文明を題材としたテレビドラマ]]
[[Category:テレビ朝日の特撮刑事ドラマ]]
[[Category:携帯電話を題材とした作品]]
[[Category:1989年のテレビドラマ]]
[[Category:めばえ]]
[[Category:サイボーグを主人公にした作品]]
<!--[[Category:パワードスーツ・プロテクターを題材とした作品]]-->
[[Category:いたずら・ぶっく]]
[[Category:おともだち]]
[[Category:たのしい幼稚園]]
[[Category:テレビマガジン]]

2019年5月16日 (木) 08:25時点における版

メタルヒーローシリーズ > 機動刑事ジバン
メタルヒーローシリーズ
通番 題名 放映期間
第7作 世界忍者戦
ジライヤ
1988年1月
- 1989年1月
第8作 機動刑事
ジバン
1989年1月
- 1990年1月
第9作 特警
ウインスペクター
1990年2月
- 1991年1月
機動刑事ジバン
ジャンル 特撮テレビドラマ
原作 八手三郎
脚本 杉村升
監督 小西通雄
出演者 日下翔平
間下このみ
榎田路子
小西邦夫
渡辺マリ
伊豆肇
レオ・メンゲティ
石濱朗
ナレーター 大平透
オープニング 「機動刑事ジバン」
歌:串田晃
エンディング 「未来(あした)予報はいつも晴れ」
歌:串田晃
製作
プロデューサー 宇都宮恭三(テレビ朝日)
吉川進折田至堀長文(東映)
制作 テレビ朝日
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1989年1月29日 - 1990年1月28日
放送時間日曜 9:30 - 10:00( - 第9話)
日曜 8:00 - 8:30(第10話 - )
放送分30分
回数全52

特記事項:
メタルヒーローシリーズ」 第8作
テンプレートを表示

機動刑事ジバン』(きどうけいじジバン)は、1989年平成元年)1月29日から1990年(平成2年)1月28日まで、テレビ朝日系で全52話が放送された、東映制作の特撮テレビ番組、および作中に登場するヒーローの名称。放送時間は当初毎週日曜9:30 - 10:00であったが、1989年4月2日放送分(第10話)より同8:00 - 8:30(いずれもJST)へと変更された。

メタルヒーローシリーズ」の第8作目に当たると共に、年号が平成になってから最初の作品でもある[1]

概要

特徴

本作品は、『超人機メタルダー』以来となるロボットヒーロー物として制作されている[注釈 1]。また、主人公が表の顔は刑事で、事件が起これば人目につかないようにジバンになるため、変身のシーンはほとんど描写されないがホログラムのような光に包まれて人間態の姿に戻る場合はある[3]

これは1987年に公開された映画『ロボコップ』の影響を受けたものであり[4][3][5]、その影響はこれ以外にもジバンの機械的な動作や、各種メカニックの描写などにも大きく現れている[1][注釈 2][注釈 3]。また、随所に『エイトマン』へのオマージュも含まれている。一方で、電子警察手帳を構えて対バイオロン法を読み上げるなど、時代劇に通じるケレン味のある演出も特徴である[1]。また、バンダイの担当者であった野中剛は、当時流行していたテレビドラマ『あぶない刑事』の雰囲気も目指していたと述べている[5]

これ以外に特筆すべき点としては、本シリーズの主人公としては初めて、地球の公的機関に所属している設定となっている点や、後半にパーフェクトジバンが登場したことにより投入された大型火器の登場[3]が挙げられる。また、それまでヒーローが使用する車両は国産メーカーのものが中心だったが、本作品にてGMの車両が初めて使用された。これらの要素は以降の同シリーズ作品にも多く取り入れられている。

他に本作品で特筆すべき点は「なりきりアイテム」の好調である[7]。メタルヒーローはこれまで巨大変形メカの超合金や等身大キャラのフィギュアなどが主力だったが、本作品の「DX電子ポリス手帳」の売上が好調だったことにより、これ以降は登場キャラの持っている小道具が主力になる[8][7]。また、大型武器「オートデリンガー」の売上もクリスマスシーズンに好調となり、以後のシリーズでも中盤での大型武器の登場が恒例となった[9][7][注釈 4]

初期案のネーミングは「未来刑事デッカー」、「デッカル」でどちらも放送直前の児童誌[要文献特定詳細情報]に載ったことがある。

放映時間の変更

前述の通り、本作品では放送期間中に放送時間が変更されている。これは1989年春の改編において、報道・政治討論番組『サンデープロジェクト』が立ち上げられたことに伴う編成枠の見直しが実施されたもので、それまで10:30 - 11:00に設定されていたABC制作ドキュメント枠が1時間前倒しされ、それに押し出される形で本作品も8:00 - 8:30へと放送時間が変更された。結果、それまで『題名のない音楽会』を挟んで分断されていた8:30より放送のABC制作アニメ枠(同時期に『新ビックリマン』へ移行)とは放送時間が連続し、テレビ朝日系では日曜8時台が子供向けの時間帯、9時台以降は大人向けの時間帯と明確に確立された。

ただし、クロスネット局であった青森放送(RAB)とテレビ大分(TOS)の2局では放送時間の変更は行われず、この体制はRABでは『ソルブレイン』放映時の青森朝日放送(ABA)開局前まで、TOSでは『ジャンパーソン』放映時の大分朝日放送(OAB)開局まで続いた。またフルネット局でも広島ホームテレビなどのように、地元スポンサーなどの関係で既存のローカル番組を移動できず、同様に遅れネットとなった局も一部にあった。これら遅れネットで放送した局では時間移動後もスポンサーは同じだったが、クレジットはクロスネット局・遅れネット局から出していた。

ABCでは夏の高校野球の中継時期を迎えると、そちらを優先しなければならないため、前作『世界忍者戦ジライヤ』以降平成仮面ライダーシリーズに至るまで、日曜日に4試合が行われる週は放送休止を余儀なくされている。しかも当時は別時間帯での振替放送という救済措置が行われておらず、休止された回はそのまま飛ばされていた。

あらすじ

セントラルシティ署の青年刑事・田村直人は、犯罪組織バイオロンに襲われた五十嵐博士、孫のまゆみを救うために命を落とした。だが彼は、“ジバンプロジェクト”の被験者に選ばれ、サイボーグとして蘇った。普段は同僚たちと共に平刑事を装って捜査にあたっている直人は、ひとたびバイオロンの悪事を嗅ぎつけるや、銀色のボディに包まれた機動刑事ジバンに姿を変え、バイオロンと戦うこととなる。

登場人物

セントラルシティ署

田村直人たむら なおと / 機動刑事ジバン
主人公1965年9月2日生まれの24歳。本籍は長崎県長崎市[注釈 5]。一人称は「僕」[注釈 6]。セントラルシティ署に勤務する刑事で、正義感が人一倍強い性格からバイオロンに襲われていた五十嵐博士とその孫まゆみを助けようとしてウニノイドに生身で挑み、命を落とす。瀕死の五十嵐博士が施した改造手術により機動刑事ジバンとして蘇ったが、完成直後に五十嵐博士が亡くなってしまったために満足な調整を受けていない。よって、いつ機能停止に陥るかも分からないが、それでも彼は消える事の無い正義の心から警視庁秘密捜査官警視正としてバイオロンと戦うことを誓った。普段の刑事としての彼は、捜査に支障が生じない範疇でドジを起こし、昼行灯を装う面がある。非番の時には子供たちの野球のコーチを引き受けるなど、地域からの評判も高い好青年。洋子の誕生日プレゼントを用意することなどから、彼女に気がないわけでもないようである。両親を殺された後、行方不明の妹を捜して警察官の道を選んだが、信じていた柳田に妹が五十嵐博士の孫として生きていたことを隠匿されていた事実にショックを受ける。
バイオロン壊滅後、散っていった仲間たちの墓参りを済ませ、平和を守るための旅に出る。
片桐 洋子かたぎり ようこ
セントラルシティ署における直人の先輩刑事。直人より年下である。かなりの行動派であり、愛銃はコルトガバメント。拳銃の腕は確かなもので、清志郎曰く「セントラルシティ署でも随一」。マスク程度なら難なく倒せる上、愛銃以外の銃器の扱いにも長けている。車(白のマツダRX-7)の運転はかなり乱暴。ポニーテールミニスカートあるいはボディコンの格好であることが多く、ピストルを撃つ際に少しスカートを捲り上げる(腰を低くするため)[注釈 7]。直人がジバンであることは知らないが、自らが危機に陥った場合には直人を呼ぶほど彼を頼りにしている。最終話で実兄だと知った後のまゆみが"お兄ちゃん"と呼んでジバンに抱きついたことで直人がジバンだと気がついた[注釈 8]
村松清志郎むらまつ きよしろう
捜査課長代理。自称エリートでシティボーイだが、実は地方(秋田)出身。直人に先輩風を吹かせているが、かなりのおっちょこちょいな上調子に乗りやすく、バイオロン側は「ダメ刑事」と呼んでいる。第24話ではバイオロンとの戦いで負傷した膝をジバンから秘密裏に治療された[注釈 9]ことから、自分がジバンであると勘違いした。洋子に好意を寄せているが相手にされていない。大抵、ドジを踏んで敵に捕まったり、頓珍漢な意見を披露したりする役がお決まりではあるが、どうしようもないダメ刑事というわけではなく、敢然と悪と戦う場面も存在する。ジバンに絶対の信頼を置いている。妹(アコ)がおり、劇中に登場する。趣味は釣りで、出張先にまで釣り道具を持っていくほど。
坂東武子ばんどう たけこ
捜査課長。規律正しい話し方が特徴。初期のみの出演。
松本美智代まつもと みちよ
捜査課事務員。直人に気がある模様。

ジバンを取り巻く人々

五十嵐健三いがらし けんぞう
ジバンの開発者。1924年生まれの65歳。対バイオロン用兵器製造計画「JIBAN PROJECT」を密かに進めていた。しかし、その兵器すなわちジバンはサイボーグであり、非人道的と感じた彼は、仮に志願者が現れたとしても中止するつもりでいた。だが、バイオロンに襲われた時に自分と大切な孫娘のまゆみを守るために命を落とした青年を死なせたくないという思いから、自らも重傷の身である中で直人に手術を行うが、その後間も無く力尽き、ジバンの活動する姿を見ることは無かった。また、国立科学アカデミーバイオ研究所の所長でもあり、その施設においてドクターギバ(ギバノイド)を誕生させてしまう。結果論であるが、ジバンとドクターギバの両方の誕生に深い係わりを持つ人物であり、その意味ではこの物語のキーパーソンであると言える。実はまゆみは養子であり、血の繋がりは無い。
五十嵐まゆみいがらし まゆみ
直人がジバンだという秘密を知る少女。五十嵐博士の孫娘でジバン誕生に立ち会った。手術が成功し完成したにも関わらず初起動に失敗したジバンだったが、最後は彼女の一筋の涙がジバンを稼動に導いた。また、破壊されたジバンを甦らせるための「鍵」を持つ。序盤においてジバンの助手的な役割を担っていたが、第17話・第18話でバイオロンの作戦によって失踪、記憶を失う。以降は直人とは離れ離れとなり、早川良との逃避行を経てバイオロンに捕らわれてしまう。また第50話において、行方不明になっていた直人の妹であることが明らかになる。しかし、その事実を知る唯一の存在になった柳田が隠していたことで危うく兄妹だと知らぬまま別れそうになってしまう。
柳田誠一やなぎだ せいいち
第11話より登場。1935年生まれの54歳。警視庁秘密調査室統括責任者であり、五十嵐博士の助手としてジバン計画にも携わっていた。最初は直人をジバンにすることに反対したが、五十嵐博士の熱意に負けてサポートを行いジバンを誕生させる。直人にいつまで生きられるかわからないことを告げつつ、五十嵐博士の遺志を継ぎバイオロンと戦うことを諭し、直人に警視正の階級を与えた。その後も立場上常時ではないもののジバンをサポートし、ジバン及び直人の良き補佐役である一方、19話ではバイオロンの元となる生命体が入った瓶と引き換えに少女をマッドガルボに人質にされた際も、それを渡せばバイオロンの謎を解明できないと瓶を渡さないなど非情な一面もある。第51話でジバン基地を犠牲にしてバイオロンの本拠地を突き止めた後基地の崩壊に巻き込まれ、直人に後を託して息絶える。
直人が両親亡き後の唯一の肉親である妹を捜していることを、そして五十嵐まゆみが直人の妹だと知りながら養父母である五十嵐夫妻の心情のみを優先したため、いつ絶命するかもしれない直人に妹のことを隠匿していた。五十嵐夫妻の心を思い遣れと直人の苦しみを無視した発言をしたが、一方で長く妹を捜し続けていた彼の心を踏み躙ったことを後悔していたため、死に際に兄妹を引き裂きかけた罪を謝罪した。
ボーイ
ジバン基地全般を管理する第6世代コンピュータ。後にハリーの体に移植されハリーボーイとなる。
ハリー
後のハリーボーイ。ハリーは板倉博士が開発した第6世代コンピュータ内蔵で、世界60カ国語以上を話すマスコットロボット。初登場は第5話。平和主義な性格で戦いによる解決を全面否定していたが、バイオロンに捕らえられた板倉博士を救出するために電気ショックで戦い一度は機能停止するも、メモリーチップが無事であったために修理されて再登場。再び機能停止に追い込まれた後ボーイと合体してハリーボーイとなり、失踪したまゆみに代わって助手的な役割も担うことになった。だが第51話で、柳田同様ジバン基地と運命を共にした。

犯罪組織バイオロン

ドクター・ギバ率いる犯罪組織で、日本征服のために様々な犯罪を行っている。劇中の台詞から日本各地に支部を持っていることが分かる他、世界各国の犯罪組織とも繋がりを持っている。

ドクター・ギバ
数々のバイオノイドを作り出して犯罪を起こす、犯罪組織バイオロンの首領。普段はコーカソイド系の中年男性のような姿をしているが、首は360度回転し取り外すことが可能で、その下には白い異形の頭部が隠されておりナメクジと似ている。後述のギバノイドの姿では首領だけあって戦闘能力はやはり高く、ジバンの3大メカを次々と大破させ、オートデリンガーの直撃にも耐えるだけの強靭さも見せ付けた。
その正体は、五十嵐博士が所長を務めていた国立科学アカデミーバイオ研究所の廃液処理場から発生した何らかの物質などが意志を持ち誕生したギバノイドで、いわば全てのバイオノイドたちの始祖に当たる。ショック波を伝播させる蔦と触手を伸ばす。頭部の広がった部分とその上の目からは光線を放つ。またこの時の姿は骸骨を思わせるようなフォルムとなっており、上記の人間態の頭部を外した状態とは異なったデザインとなっている(どちらが本当の姿かは最後まで不明)。いささか激情家で、『自分という存在を産み出しながら無責任である』という理由で人間に対して異常なまでの憎悪を抱き、生命の価値を認めず、人間に味方するバイオノイドにも容赦しないが、時たま自分が招いた失策を認められず部下に八つ当たりするなど、人間臭い一面やユーモラスな部分を見せることがある。基本的には文明を破壊せずに征服することを好むが、まれに破壊活動を含む作戦を実行することもある。最終話では「バイオロン帝国」を築き上げ、人類を抹殺する野望を語った。まゆみを人質に取り、基地を自爆させて飛行船で脱出しミサイルで全世界を攻撃しようとするも、ジバンに阻止された末飛行船の墜落と共に死亡した。
ギバ、ギバノイドとも雨宮慶太がデザインを担当[10][注釈 10]。ギバも含め、バイオロンの主要なキャラクターは意図的に逆を狙う形で、本来ヒーローや正義側に用いられることの多い「白」を基調としたカラーリングで統一されている[11]。また廃棄物から誕生した生命体という怪人のコンセプトは、後に雨宮が監督として携わった『仮面ライダーZO』のドラス及びネオ生命体にもそのまま受け継がれている。
マーシャ
女性型の人工生物。ドクター・ギバの側近であり、普段は白と赤を基調とした服を着用した、若い女性の姿で諜報活動に従事する。明るくミーハーな性格で、パリコレの洋服を好む一面も垣間見せるが、人間に対しては非情な態度を見せる。バトルマーシャと呼ばれる、白とオレンジを基調とした戦闘形態にも変身でき鋭い爪とビーム鞭を武器とする。最終話で、マッドガルボと運命を共にするように命令されたにもかかわらずカーシャと共に逃げ帰ったため、怒りを買い殺される。
人間態の衣装、バトルマーシャとも雨宮慶太がデザインを担当[12]
カーシャ
女性型の人工生物。マーシャと同様に普段は諜報活動に従事し、バトルカーシャと呼ばれる戦闘形態にも変身できるが、人間態の衣装は白と緑基調、バトルカーシャ時の体色は白と青といった差異も見られる。ティファニーの宝石を好むなどミーハーな性格もマーシャに近いが、バイオロンに対する忠誠はマーシャよりやや薄いらしく、クイーンコスモの夢見る女だけの帝国の話を聞いた時は憧れを示した。最期はマーシャと共に、ドクター・ギバに始末された。
人間態の衣装、バトルカーシャとも雨宮慶太がデザインを担当[12]
ブビ
ドクター・ギバに作られた人工生物。木の切り株のような姿をしており、巨大化能力を持つ。バイオロン基地でのカーシャとマーシャのおしゃべりを煙たがっており、「うるさい、うるさい」が口癖。捕虜となったまゆみとの交流を経て改心し、バイオロン壊滅後はムクと共に五十嵐家で暮らすようになる。
デザインは雨宮慶太が担当[13]
ムク
ブビと同じく人工生物。毛むくじゃらで鳥の雛のような身体に鋭いくちばし、ネズミのような手とカタツムリのような触角を有している。3匹が一組で行動し、ブビの後に続いてしゃべることが多い。ブビ同様にまゆみとの交流を経て改心し、バイオロン壊滅後は五十嵐家で暮らすようになる。
デザインは雨宮慶太が担当[13]
マッド・ガルボ
第17話より登場。ジバンに敗退を重ねたドクター・ギバが、対ジバン用として生み出したジバンキラーで、ジバンと同等もしくはそれ以上の能力を有する「バイボーグ」と呼ばれる無機生物である。その開発思想を反映してか、全体的なシルエットやフォルムもジバンに近似したものとなっている。見かけは男性を思わせる姿だが、備わっている人格や声は女性のものであり、第33話で人間に化けた際も女性の姿を取っている。
鋭い水晶状の刃を持つ剣やダイダロスファイヤーをも防ぐ盾、肩に内蔵されたバイオバズーカや胸部より伸びるガルボアンカーなど、様々な武器を装備しているほか、黒牙くろきば呼ばれるバイカンと同性能のサイドカーを所有している。その身体は80%が金属、20%が有機物質から形成されており、唯一ジバンエンドをまともに受けても倒れず、一度はジバンを瀕死状態に追い込んだこともあるなど、尋常ではない耐久度や戦闘能力を発揮する。
基本的には任務を何よりも優先して遂行する生真面目な性格であるが、完全に戦闘特化型として作られた故に情に欠け非常に冷酷で、かつ執念深い性質の持ち主でありジバンを抹殺するために様々な策を巡らす。また人間という生物自体を見下しており、ジバンに対しても「体のほかの部分は完全にメカに改造されているが、脳だけはもとの田村直人だ。考えること感じることやること全てが、下らん人間と同じ」と激しく憎悪している。
第34話にて宇宙生物の力でパワーアップし、最終的には盗み出したジバン計画の設計図を元に、自身の体表を機械で覆うことでジバンと瓜二つな姿と、全てにおいてジバンを上回る性能を持つ同型のサイボーグに変貌を遂げる。最終決戦ではジバンに仲間たちの幻影を見せ油断を誘おうとするも、心を鬼にした彼の前では無力であり幻影ごと叩き切られ目論みは失敗。それでもなおマクシミリアンソードにも耐え抜くタフさを見せるが、最後はパーフェクトジバンのファイナルキャノンの前に敗北した。
デザインは雨宮慶太が担当[14][注釈 11]。雨宮によればマッドガルボが女声であることは彼自身の意図によるものではなく、もう少し正統派の悪にして欲しかったと後に語っている[11]
バイオノイド
ドクター・ギバの作り出す怪物群。海底工場で『怪物の元』を生成し、それを持ち帰りギバの研究所でバイオ怪物を作るという工程が採られている[15]が、研究所のゴミ捨て場から偶然誕生した者もいる。後に、第48話で所在地を突きとめたジバンにより海底工場は爆破されている。
非常に生物的な外見を有するが、何らかの道具を改造して作られたり、兵器を装備もしくは融合させるなど、機械的・無機的な要素も含んだ個体も存在する。またモチーフとなるものは動植物を始め多岐にわたるが、物語初期に登場した個体を中心に、必ずしもモチーフをそのままに反映した訳ではない外見の個体も散見される。人間、特に子供の肉が好物である他、黒焦げのパンを気にせず食べる者もいた。
殆どの個体は人間に化ける能力をもち、人間社会に潜伏して工作活動や諜報活動に従事する場合もあり、中には物語の始まる5年前から活動していた個体も存在する。しかし、汗をかかなかったり指紋がないなど、普通の人間と異なる特徴を持つ。性格や知能に関しては個体差があり、時には強烈な個性を持つ個体や、生体材料に含まれた因子の影響などが原因で良心に目覚めて悪事を躊躇する個体もいる。
マスク
戦闘員。黒いズボンにジャンパー、それにマスクと全身黒づくめの出で立ちが特徴で、拳銃やライフルで武装し軍用車両を駆ることもある。言葉を話し人間の姿に化けることもできるが、並みの制服警官こそ圧倒するものの清志郎には負けるなど、その戦闘能力は必ずしも高くはない。
デザインは雨宮慶太が担当[13]

その他

クイーンコスモ
第28話よりバイオロンとは別の敵対勢力として登場。月にて誕生した謎の女性型生命体で、ドクター・ギバと同様に人間を嫌悪している。また、自分を世界一の美女と自負しており、服や宝石などの美しい物に異常に執着する一面も持っている。
固有の能力として、強力な「ムーンパワー」を使う。ムーンパワーは直接的な破壊力を発揮する以外にも物体を宙に浮かせ移動させたり、人間に触れて生気を吸い取り、花を枯れさせたり、人間の心を洗脳し凶暴性を高め襲わせたり、さらには騎士のような分身・ゴーレムコスモを作り出せるなど、かなり万能な能力として描写されている。初登場時はマッドガルボのビームすら平然と防ぎ、直後の反撃で撤退せしめた。
その正体は月に投棄された廃棄物から誕生した怪物コスモとよばれる生命体で、マクシミリアンソードをも弾く岩石状の強固な身体を持ち、常に浮遊している。破壊光線や溶解液を武器とするほか、ジバンの電子機器(特に視覚)を狂わせる虫も用いる。
当初はカガワ博士が採取した宇宙生物を取り戻しに地球に現れ、この宇宙生物を巡ってジバンだけでなくバイオロンとも敵対していたが、やがてジバン打倒のために手を組む。最終的には再度バイオロンと袂を分かち、地球にて自分の仲間とともに「女だけの帝国」を建国しようと画策。最後は、怪物コスモとなってジバンと戦うも、パーフェクトジバンの前に倒された。
デザインは篠原保が担当[13]
早川 良はやかわ りょう
第20話より登場。26歳[16]
北海道美術大学の大学院生だったが、半年前にバクハノイドが起こした美術品爆破事件の現場に偶然居合わせたことから、容疑者として追われている。自身の無実を証明するため、警察の目から逃れると同時に犯人を追い掛けていた。その途上で記憶喪失になったまゆみを助けたことから、彼女と行動を共にするようになった。
元美大院生ということもあって芸術品や美術品に関する思い入れは大変強い。特に愛着して止まないのはモナリザで、「僕の女神だ」と劇中で言い切っている。特殊な戦闘能力を持たない一般人の身でありながらそれらを傷つけようとする者を許さず、相手がバイオロンでも立ち向かう勇気を持つ。
前述の理由から生活は苦しく金銭的にも不自由で、車中泊を繰り返すことで日々を凌いでいた。そんな暮らしの中でもまゆみには精一杯優しく接し、思慕を置かれる間柄となる。第46話にてクイーンコスモに捕われたまゆみを救うために命を賭け、壮絶な最期を遂げる。遺体は直人の手によって河原に埋葬された。

機動刑事ジバン

セントラルシティ署の刑事・田村直人がサイボーグ化された警視庁秘密捜査官。階級は警視正。サイボーグではあるが比較的、人間の時と大差ない生活ができるようである[注釈 12]

そのボディはジバンファイバー製で、並大抵の火器などではまるで歯が立たない。力は鉄骨も持ち上げ、スピードはサラブレッド並み。動力は電気エネルギーであり、長時間の戦闘には不向きで、エネルギー切れに陥りそうになったこともある。また、射撃に関しては秀でているが、剣術に関しては秀でてるとは言い難い。

普段は直人として生活しており、必要に応じて自在にジバンに変身する。この変身プロセスの詳細には作中殆ど触れられておらず、全編通しての明確な変身シーン自体も、第11話でジバンとして初起動してから直人の姿に戻る際と、第51話にてマスクの襲撃に立ち向かいながら青白い光に包まれて変身した際のみに留まっており、大抵の場合は直人の姿で物陰に隠れたのち、ジバンとして出てくるという描写がなされる程度である。

洋子、清志郎などの署内関係者はもとより、敵組織のバイオロンにも正体を知られないようにしていたため、ジバンとして活動する際には直人自ら行方をくらましたり、敵の襲撃に遭って生死不明となったのち、ジバンとして敵の前に登場することが多かった[注釈 13]。また第25話では、ロダン考える人の銅像になり済まし、その身体を破って敵の前に現れるイレギュラーな登場も果たした。

造形
それまでのメタルヒーローシリーズでは部分的に用いられていたFRPが、ジバンでは全身に使われている[17][18]。これにより全体的な見栄えが良くなった[18]一方、パーツが大型化し、手足が長くないと全体のバランスが悪くなるという問題があったが、本作品でメインを演じた横山一敏は長身のためバランスが良く、バンダイで玩具開発を担当していた野中剛は手応えを感じたという[17]
またパーツをピン留めする必要があるため着脱には時間がかかり、アクションもしづらいものとなっている[17][18]

基本武装

下記の武装の他、左胸の「☆」マークが表示されているパネルから様々な光線を発することができ、被害者の身体に付着した薬剤を熱線で蒸発させたり、バイオノイドの触手を分解・消滅させて拘束を解いたりといった用途に用いられている。なお、この部分はジバンの心臓部でもあり、第34話でマッドガルボがジバンを倒した際にはこの部分に剣を突き刺してパネルを破壊し、とどめを刺している。

マクシミリアン TYPE-3
ジバンの右腿に収納されている3種類に変形する武器。オープニング映像でのみ、左手首の甲を右の拳でスタンプのように叩くと飛び出すシークエンスが描写されている。
マクシミリアンスティック
マクシミリアン TYPE-3 の基本形態である十手。高圧電流のディスクローズショックを放つ。通常はこの状態で収納されている。
マクシミリアンガン
マクシミリアン TYPE-3 が変形した光線銃。通常の破壊光線の他、人間に化けたバイオノイドの正体を暴くサーチバスター、マクシミリアンの全エネルギーを放出して大ダメージを与えるラストシューティングという光線も発射可能。
マクシミリアンソード
マクシミリアン TYPE-3 が変形した剣。エネルギーを集めることで光り輝く必殺武器になる。敵に突進してすれ違いざまに斬りつけ、振り向きざまに縦斬りを決めるジバンエンド(序盤ではすれ違いざまに胴切りのみ)、ジャンプして降下しながら剣を振り下ろすジバンハーケンクラッシュ、ダイダロスで飛行しながら敵を斬るジバンフライングクラッシュという必殺技があり、ジバンエンドが最も多用された。
電子手帳
ジバンの腹部に収納されている電子手帳。ジバンの身分証明書であり、名乗りを上げる際に提示する他、1から9までの3桁の暗証番号の入力により専用マシンやダイダロスを呼ぶ(「1→5→3」のコードでたいていのメカを呼び寄せる[注釈 14])。
元々は単独での玩具化の予定はなかったため、固有名称が存在しない[7]。しかし、劇中で印象的な演出がなされたことで電子手帳を含めた廉価版玩具「機動刑事セット」が予想以上の売上となり、その後『DX電子ポリス手帳』として単独商品化された[7]。そのため、初期装備でありながら玩具発売は番組中盤の7月であった[7]
マルチワーカー
ジバンの右腕に内蔵されており、使用時にせり出してくるドリル。大型の針・ニードリルやハイパービームを発射可能。バイオノイドとの格闘戦の際、一種の暗器として威力を発揮した。パーフェクトジバンに強化改造後は使用されていない。
グリップガン
ジバンの左腕に内蔵されているワイヤー付き手錠。作中未使用。
高機動システムウェポン ダイダロス
第12話から登場した新兵器であり、空を飛ぶ事が出来る新ユニット。普段はレゾンのトランクに格納されており、電子手帳で呼び出すことでジバンの元に飛んでくる新装備。背中に装着する飛行ユニットと2連装ビーム砲の2種類の使い方が可能であり、ビーム砲モードのダイダロスボンバードは、ビルのワンフロアも一撃で破壊する必殺光線ダイダロスファイヤーを発射する。飛行ユニットは、宇宙遊泳に使われる有人機動ユニット(MMU)を連想させるフォルムである。第34話でダイダロスファイヤーをサイノイドに破られ、35話でパーフェクトジバンに強化された後は、専ら飛行ユニットとして用いられることが多くなった。

パーフェクトジバン

第34話でマッドガルボとサイノイドに敗れ完全に破壊され機能停止したジバンが、3つの新兵器を得て強化復活を果たした姿。これらの武器は、いずれも使用時にジバンの元に自動的に転送されて装備される。これらの要素によりノーマルのジバンと比較して50%のパワーアップを果たしている。それ以外に外見の変化は無いが、装甲も強化されたらしく、当初は強化されたサイノイドの攻撃にもびくともしなかった[注釈 15]

パーフェクトジバンになってからも強化武装の一つであるダイダロスは使用でき、第42話において4つの武器をフル装備した状態で戦ったことがある。

DVD第4巻の同梱パンフレットには、作中未登場だったパーフェクトジバンの強化系に当たる「ストロングジバン」が記載されている。ストロングジバンは、次作品『特警ウインスペクター』のファイヤーのマックスキャリバーとウォルターのディスライダー、肩バルカン砲を装備している。

オートデリンガー
ジバン最強の大型火器。弾丸を高速連射し、敵の掃討に威力を発揮するサブマシンガンモードと、ダイダロスの30倍以上の破壊力を誇る最強必殺技ファイナルキャノンモードの2種類のモードがある。最終話で破壊されている。プロップは後にグレーのペイントを施され、東映Vシネマ作品『女バトルコップ』の「ニュートロンマグナム」に流用された。
ニードリッカー
右腕に装着する大型ドリル。先端から光線を照射したりする事も可能。ジバンが一度敗北を喫したサイノイドの角を容易く破壊するほどの硬度を持つ。最終話前で取り外された。
パワーブレーカー
左腕に装着する大型シールド。先端に強力なパワーハンドが付いている。パワーハンドで敵を捕獲し、万力のように絞め上げたり、遠方へ投げ飛ばしたり出来る。こちらも最終話前で取り外された。

メカニック

どのメカもスケルトンブラックカラーを基調とし、非常に多くの電飾が施されているのが特徴である。3機とも第6世代のコンピューターを搭載されており、機械間では信号音で会話を使うが、人間と同じく会話までこなし、感情もある。またこれらは、ジバンと意識がシンクロしており、ジバンが機能停止すると、これらのメカも機能停止してしまう。実際にジバンが破壊された直後、ジバン基地に格納されていた3機とも動かなくなったという描写がなされている(第35話)。 最終話で3機とも破壊される。

レゾン
全長:4950mm / 全幅:1840mm / 全高:1550mm / 最高速度:800km/h
ジバンが事件現場に向かう際、最も頻繁に使用される専用パトカー。その装備は「防御」に重点が置かれている。
ストラチオガリクソンマークIIターボチャージャーエンジンを搭載した左ハンドル車として設計されており、右側のシートにはジバンを収容するための緊急避難装置が配備され、第34話ではマッドガルボに破壊されたジバンを回収し車内に収容している。武装として、バンパーにレーザーレールガンを内蔵している他、ジバンがパーフェクトジバンに強化されてからは、オートデリンガーをドアの上に装備できるようにもなった。
作中では暴力禁止を訴えるハリーに捜査の協力を拒否され、さらに機内に花火を投げかけられて見失った際、怒りを露わに仕事を投げ出そうとした一幕も見られた。
撮影用車両のベース車はGMポンティアック・トランザム[7]。ボンネット部分にはLEDが使用された[7]
バイカン
ジバン専用のオートバイで、その装備は「攻撃」に重点が置かれている。
車より小回りが利く特性上、状況によってレゾンと使い分けされるのだが、大抵はレゾンが使用されるため影が薄い。ノーズ部分にバルーガ砲を装備している。
スパイラス
飛行型のバイオノイドを追撃する際に使用される、最高速度マッハ0.8で飛行するステルスVTOL戦闘機。レーザーバルカンが武器。

その他のメカニック

ジバン蘇生装置  
第35話に登場。基地の位置が暴かれ破壊された際のリスクを考慮し、メインコンピュータの中に蘇生方法は記されておらず、五十嵐博士の墓標に仕込まれた隠しスイッチに、まゆみが持つペンダントを差し込むことで隠し扉が開くようになっている。扉の内部には五十嵐博士が作り上げた成長型コンピュータが収められている。劇中では、破壊されたジバンの切断された左腕を瞬く間に再生・接合し、同時に致命傷となった心臓部の傷も修復した。

対バイオロン法

犯罪組織バイオロンを取り締まるために「国家上層部」が取り決めた法。ジバンはバイオロンと戦う際、電子警察手帳を見せて、対バイオロン法を抵抗するバイオロンに対し、第1条から第2条補足までの条文を読み上げ抹殺するのが毎回のパターンである。ジバン1個人に著しく強大な権力を与える法律である。

第1条
機動刑事ジバンはいかなる場合でも、令状なしに犯人逮捕することができる
第2条
機動刑事ジバンは相手がバイオロンと認めた場合、自らの判断で犯人を処罰することができる
(補則)場合によっては抹殺することも許される
第3条
機動刑事ジバンは人間の生命を最優先とし、これを顧みない、あらゆる命令を排除することができる
第5条
人間の信じる心を利用し、悪のために操るバイオロンと認めた場合、自らの判断で処罰することができる
第6条
子どもの夢を奪い、その心を傷つけた罪は特に重い
第9条
機動刑事ジバンはあらゆる生命体の平和を破壊する者を、自らの判断で抹殺することができる

キャスト

レギュラー・準レギュラー

声の出演

主なゲスト出演者

スーツアクター

スタッフ

前作ではサブライターとして参加していた杉村升が、本作品ではメインライターを担当。以降『特救指令ソルブレイン』まで3作連続でメインライターを務めている。サブライターも前作に引き続き高久進藤井邦夫扇澤延男などが脇を固める布陣となった。

演出面ではメタルヒーローシリーズにも長く携わっていた小西通雄が初のパイロット演出を担当。劇場版を含め最多のエピソードを演出し、メイン監督としての技量を見せた。前作『ジライヤ』でメイン監督を務めた三ツ村鐵治は同時期に放映されていた東映不思議コメディーシリーズと掛け持ちであったため、演出本数は前作の半分以下に留まっている。中盤からは『RX』と掛け持ちで小笠原猛も参加し、『RX』終了後はそのまま本作品の演出を専任している。

また『宇宙刑事ギャバン』以来プロデューサーを務めてきた吉川進折田至の同シリーズにおける最後のプロデュース作品となった。中盤からは『RX』が終了したため堀長文も参加し、堀と替わる形で吉川が途中降板している。ジバンのスーツアクターには当時若手だった横山一敏を起用し、『ブルースワット』まで 6年連続でメタルヒーローのスーツアクターを担当することになる[17]

デザイン関連

前作に引き続き、SFXアドバイザー兼キャラクターデザインとして雨宮慶太が参加し、怪人を中心に独自の雰囲気を醸し出している[1]。また番組後半にかけては篠原保を始め、雨宮が代表を務める「クラウド」関係のスタッフもバイオノイドのデザインに係わっており[11][20]、当時クラウドに出入りしていた寺田克也や、高校生だった頃のなかの★陽が原案を手がけたものも中には存在する[20]

本作品では雨宮の側から怪人のラインを提案し、モチーフを決めない形でクリーチャーを構築していくという意図があったものの、番組の進行につれてなし崩し的にモチーフありきのデザインが多くなっていった他、演出面でも雨宮の意図が他のスタッフに十分に理解されずに終わることもあったなど、最終的にその意図通りに着地出来た訳ではない旨を後年のインタビューにて述懐している[11]

音楽関連

本作品の音楽は、当初は前作『ジライヤ』から若草恵が続投する予定だったが土壇場になってそれが不可能となったため、メタルヒーローシリーズとも縁が深い渡辺宙明に依頼が行われた。少ない作曲時間にもかかわらず、コロムビアレコードのディレクターからの提案を受け、マリンバなどにウェイトを置いた力作を書き上げたものの、実際の作品には『イナズマン』、『ジャッカー電撃隊[注釈 16]、『大鉄人17』、『スパイダーマン』、「宇宙刑事シリーズ」、『巨獣特捜ジャスピオン』など、過去に渡辺が担当した東映特撮作品からの流用が主に選曲されるという事態となった。これについては選曲担当の金成謙二の存在が大きいとされ、実際に金成が選曲を手がけた『特警ウインスペクター』や『重甲ビーファイター』などといった作品でも同様のケースが見られる。

渡辺宙明は抗議したが結局受け入れられず、関係が大きくこじれたという。本作品以降、劇伴担当者としての渡辺宙明の名は2012年放映の『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』まで22年間、東映実写作品から姿を消すこととなった。当時サントラを購入して楽曲を聴き、実際の作品を見たところの余りにも目立つ過去作品からの劇伴流用に関して、視聴者からのクレームはかなりあったようで、近年発売されたサントラ廉価版における解説でもこのエピソードが公式に、簡潔ではあるが述べられている(ただし渡辺の抗議などには触れられていない)。

主題歌・挿入歌

オープニングテーマ
「機動刑事ジバン」
作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:和泉一弥 / 歌:串田晃(現・串田アキラ)
エンディングテーマ
「未来(あした)予報はいつも晴れ」
作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:和泉一弥 / 歌:串田晃
挿入歌
「吠えろジバン!」(第11 - 13、16、19、21、27、29、31 - 33、35、38、44、45、47、50話)
作詞:杉村升 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
  • 第17話では前奏のみ、第23、26、42話では前後奏のみが使用された。
「炸裂パッション」(第33、41、49話)
作詞:冬杜花代子 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:日下翔平
  • 第36話では前後奏のみが使用された。
「ポリスウーマンの秘かなあこがれ」
作詞:冬杜花代子 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:榎田路子
  • 第39、41話ではインストゥルメンタル版が使用された。
「GOYOだ!」(第21、23 - 26、28、29、31、36、37、40、42話)
作詞:山川啓介 / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
「ジバン3大メカの歌」(第13、14、17、21、23 - 25、47話)
作詞:八手三郎 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
  • 第12、15、19、27、29、42、51、52話ではインストゥルメンタル版、第32話ではカラオケ版、第26、28、30、33 - 35、38、39、43、44、46話では前後奏のみが使用された。
「ジバンの秘密」(第24話)
作詞:宇都宮恭三 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:日下翔平
  • 16、40、42話では前奏のみ、第15、19、23、32、41、44、51、52話では前後奏が使用された。
「バイオロン軍団現わる!」(第42話)
作詞:冬杜花代子 / 作曲:根岸孝旨 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
  • 第42話ではロックバンド"キングス"の歌う劇中歌として使用されている。また、第47話ではインストゥルメンタル版、第37、40話では前後奏のみが使用された。
「パーフェクトジバン」(第35、37 - 49、51、52話)
作詞:杉村升 / 作曲:根岸孝旨 / 編曲:埜邑紀見男 / 歌:串田晃
  • 第46話ではインストゥルメンタルと併用され、第50話では前後奏のみが使用された。
上記の他、第3話で「てんとう虫のサンバ」、第6話で「アイアイ」、「おもちゃのチャチャチャ」、第38話で「故郷」が使用された。
また、第5話では『巨獣特捜ジャスピオン』挿入歌「巨獣たちよ」の前奏部分が流用されている。

放送日程

放送日 放送回 サブタイトル 登場バイオノイド、その他 脚本 監督
1989年01月29日 1 僕のかわゆい少女ボス 杉村升 小西通雄
2月05日 2 大好き!ナオトお兄ちゃん
2月12日 3 へんな男とおばけ野菜 岡本明久
2月19日 4 すてきなバラのプレゼント 藤井邦夫
2月26日 5 三大メカ出動!アイドルロボを救出せよ!
  • タコノイド(人間態:団巌
杉村升 宮坂清彦
3月05日 6 割れた恐竜の卵のひみつ 高久進
3月12日 7 恐怖のハクションおじさん! 藤井邦夫 小西通雄
3月19日 8 デコボコ!東京モグラ地図 扇澤延男
3月26日 9 猫になった子犬 高久進 三ツ村鐵治
4月02日 10 パパはパパじゃない?!
  • アクムノイド(人間態・声:立原博
  • 夢の中の怪物
藤井邦夫
4月09日 11 少女と戦士の心の誓い
  • ウニノイド(声:依田英助)
杉村升 岡本明久
4月16日 12 危うし!洋子先輩 高久進
4月23日 13 哀しみの少年を救え
  • スカンクノイド(人間態:関根大学・西尾徳、声:西尾徳)
杉村升 小西通雄
4月30日 14 愛の大逆転ゲーム! 藤井邦夫
5月07日 15 オオカミ男はピアノ好き 扇澤延男 岡本明久
5月14日 16 おれは透明人間だぞ!!
  • クラゲノイド(声:依田英助)
高久進
5月21日 17 誕生!対ジバン必殺兵器 杉村升 小西通雄
5月28日 18 母と娘・悲しみの果てに
  • アゲハノイド
  • ヒトデノイド
6月04日 19 電子手帳返上! 岡本明久
6月11日 20 町にお金が降って来た!
  • カネノイド(声:依田英助)
6月18日 21 スズ虫・毒虫・ゲリラ虫
  • ムシノイド(声:岸野一彦)
高久進 三ツ村鐵治
6月25日 22 マユミがいた!!
7月02日 23 マンガを喰いすぎた怪物
  • ヤギノイド(声:丸山詠二)
扇澤延男 岡本明久
7月09日 24 ようこそ!! 大霊界へ 高久進
7月16日 25 女神サマをぶッとばせ!
  • バクハノイド(人間態:高橋利道、声:依田英助)
杉村升 小笠原猛
7月23日 26 竜に釣られたグルメ美女
  • リュウノイド(声:西尾徳)
扇澤延男
7月30日 27 愛するわが子は悪魔の子 杉村升 小西通雄
8月06日 28 パパはドクターギバ?!
  • ゾウノイド(人間態:レオ・メンゲティ、声:徳丸完)
8月13日 29 集団見合いで大ドンデン! 扇澤延男 岡本明久
8月20日 30 美少年小太郎一座の怪人
  • カブキノイド(人間態:梅若鈴友、声:依田英助)
  • 怪物人間
鷺山京子
8月27日 31 真夏の夜のニンジャ合戦
  • シノビノイド(声:依田英助)
  • バイオ下忍
高久進 三ツ村鐵治
9月03日 32 パールの涙は金色の海に
  • ディストノイド(声:丸山詠二)
  • 真珠(演:滝川理恵
藤井邦夫
9月10日 33 ガルボに咲いた千年ハス
  • ライギョノイド(声:西尾徳)
  • ガルボの化身(演:垣内かおる、金田憲明)
  • 千年ハス
鷺山京子 小西通雄
9月17日 34 壮絶!ジバン死す
  • サイノイド(声:依田英助)
杉村升
9月24日 35 パーフェクトジバンだ! 岡本明久
10月01日 36 夢見るチャンバラ怪物!
  • チャンバラノイド(人間態・声:高橋利道)
扇澤延男
10月08日 37 私は世界一の美女!?[注釈 23]
  • カメノイド(声:新井一典)
  • ゴーレムコスモ
杉村升 小西通雄
10月15日 38 故郷だよ、おっ母さん! 扇澤延男
10月22日 39 マユミの指輪爆弾!!
  • ヤドカリノイド(声:丸山詠二)
杉村升 小笠原猛
10月29日 40 大反乱!! お化け時計
  • パンサーノイド(声:森篤夫)
高久進
[注釈 24]11月12日 41 脱線!じゃじゃ馬婦警
  • ウワバミノイド(声:依田英助)
荒木憲一 三ツ村鐵治
11月19日 42 怪物ロックンロール!
  • ナマズノイド(声:山口健
  • ティラノザウルスノイド
扇澤延男
11月26日 43 ジバンを刺した洋子‥‥!
  • コブラノイド(人間態:渡部るみ、声:西尾徳)
  • 宇宙ビールス
藤井邦夫 小西通雄
12月03日 44 子供になった天才科学者
  • スイトルノイド(声:依田英助)
  • 宇宙蝶
鷺山京子
12月10日 45 恐怖の人間スルメ作戦!
  • イカノイド(人間態、声:川井康弘)
荒木憲一 岡本明久
12月17日 46 好き!二人のお兄ちゃん
  • 怪物コスモ(クイーンコスモ)(声:松本梨香
  • 宇宙生命体
杉村升
12月24日 47 激突!クリスマス決戦!!
  • ユニコーンノイド(声:森篤夫)
高久進 小笠原猛
12月31日 48 年忘れバイオロン退治!
  • ツリガネノイド(声:依田英助)
扇澤延男
1990年01月07日 49 あばかれたジバン基地
  • ニセハハノイド(声及び人間態:太地琴恵)
鷺山京子 小西通雄
1月14日 50 二人を結ぶ点と線
  • 偽ジバン(マッド・ガルボ)
荒木憲一
1月21日 51 幻のマユミを斬れ!
  • マッド・ガルボ
杉村升
荒木憲一
岡本明久
1月28日 52 愛の最終決戦!!
  • ギバノイド(ドクターギバ)
  • マーシャ、カーシャ
杉村升

放映ネット局

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 制作局
北海道 北海道テレビ
青森県 青森放送 日本テレビ系列 [注釈 25]
岩手県 岩手放送 TBS系列
宮城県 東日本放送 テレビ朝日系列
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列
福島県 福島放送 テレビ朝日系列
新潟県 新潟テレビ21
長野県 テレビ信州 日本テレビ系列
山梨県 テレビ山梨 TBS系列
静岡県 静岡けんみんテレビ テレビ朝日系列 [注釈 26]
石川県 石川テレビ フジテレビ系列
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列
近畿広域圏 朝日放送
島根県
鳥取県
山陰放送 TBS系列
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列 [注釈 27]
山口県 山口放送 日本テレビ系列
香川県
岡山県
瀬戸内海放送 テレビ朝日系列
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列
高知県 テレビ高知 TBS系列
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列 1989年9月まで
熊本朝日放送 テレビ朝日系列 1989年10月開局から
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
鹿児島県 鹿児島放送 テレビ朝日系列

山形県・長崎県沖縄県では未放送。

他媒体展開

映像ソフト化

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は劇場版が1990年1月東映ビデオよりリリースされている。
  • 本作品を始め、当時までに放送されたメタルヒーローシリーズ(ジライヤは除く)を再編集したHEROクラブのビデオ「ジバン誕生!メタルヒーロー大集合」がリリースされている。平成になってから最初のメタルヒーローシリーズということでリリースされた。
  • 本作品の第51・52話と次作『ウインスペクター』の第1・2話を再編集したHEROクラブのビデオ「ウインスペクター&ジバン!緊急出動・スーパー刑事!」がリリースされている。内容はジバンからウインスペクターへの引き継ぎを兼ねたものとなっている。
  • 2009年6月21日 - 10月21日にかけて、テレビシリーズ全話の初ソフト化となるDVDが東映ビデオより発売。全5巻の各2枚組で各巻10話(Vol.3・Vol.4は11話)収録。5巻には、次作『特警ウインスペクター』の予告も収録されている。

映画作品

機動刑事ジバン(1989年7月15日公開)
脚本:杉村升 監督:小西通雄
登場バイオノイド:アンモブロック、コウモリブロック、スパイダーブロック、ダイギバノイド(声:依田英助
本作品の映画作品で、東映まんがまつりの一編として上映。タイトルロゴがテレビ版と異なる。
副題として「大爆発!!恐怖の怪物工場」が用いられる場合もある。
2007年12月7日に発売された『東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX』や、2009年10月21日に発売された『機動刑事ジバン Vol.5』及び、同年11月21日発売の『東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.6』に収録されている。
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z2013年4月27日公開)
仮面ライダーシリーズスーパー戦隊シリーズとメタルヒーローシリーズの映画。ゴーカイシルバーの二段変身という形でジバンが登場。

ネットムービー

ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!〜Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!
前述の『スーパーヒーロー大戦Z』のスピンオフ作品で、東映特撮BBやテレ朝動画などで配信。「スーパーヒーローのお悩み」の一篇にジバンが登場。

CS放送・ネット配信

CS放送
ネット配信

脚注

注釈

  1. ^ ただし、『メタルダー』や後年の『特捜ロボ ジャンパーソン』のような完全なロボットとは異なり、主人公であるジバンは厳密にはロボットではなく、定義としてはサイボーグの範疇である[2][3]。しかし本作品の挿入歌である『パーフェクトジバン』では「僕らのロボットポリス」と表現されている。
  2. ^ 『ロボコップ』には『宇宙刑事ギャバン』のデザインも反映されている。東映を通して『ロボコップ』の監督、ポール・バーホーベンからバンダイの村上克司にギャバンのデザイン引用の許可を求める手紙が送られており、村上も快諾していた[6]。村上とともに本作品を担当した野中剛は、村上が『ロボコップ』から大きな影響を受けていたことを証言している[7]
  3. ^ 『全怪獣怪人 下巻』では、前年の『電脳警察サイバーコップ』への対抗や『仮面ライダーBLACK RX』との差別化も指摘している[4]
  4. ^ 野中は、後にタカラが『電光超人グリッドマン』のドラゴニックキャノンを発売するなど他社への影響もあったと述べている[7]。一方、可動フィギュア「マルチフォームジバン」は、タカラが前年に発売した『電脳警察サイバーコップ』の「サイバービットシリーズ」の影響があったとされる[7]
  5. ^ 11話にて直人の警察手帳にそのように明記されている。
  6. ^ ただし、51話のマッドガルボ戦と、最終話のドクターギバ戦では「俺」になっていた。
  7. ^ その際流れるテーマ曲らしきものは、『巨獣特捜ジャスピオン』の挿入歌「いつの日平和が」の伴奏部分を編集したものとなっている。
  8. ^ 12話でも直人がジバンでないかと疑ったが、この時は思い過ごしだと思っている。
  9. ^ ジバンのボディにも使われているスーパーセラミック製の人工関節を移植された。
  10. ^ 人間態時の異形の頭部のみ、篠原保がデザインを担当[10]
  11. ^ 各種武装のデザインは篠原保が担当[14]
  12. ^ 例えば、劇中においてまゆみとアイスを食べるシーンがあり、また麻酔ガスを噴きかけられて意識を失うなど。
  13. ^ 他には、洋子や清志郎が敵の襲撃で気絶したのを見計らって姿を消し、ジバンとなって現れることがあった(第42話など)。
  14. ^ 玩具「DX電子ポリス手帳」では「1→5→3」でレゾン、「4→2→6」でバイカン、「4→5→3」でスパイラスを呼ぶことができるとされている。
  15. ^ 36話ではパワーアップしたにもかかわらずゴーレムコスモに極端に苦戦しており、他のバイオノイドとマッドガルボの攻撃に相変わらず苦戦している。
  16. ^ バトルフィーバーJ』でも一部使用。
  17. ^ 第23話のみ。
  18. ^ 第28話登場のゾウノイドを担当、着彩のみ篠原保が手がけている[20]
  19. ^ クラウドにアルバイトとして所属していた時期に参加、第37話登場のカメノイドを担当[20]
  20. ^ 指田と同じくクラウドのアルバイトとして参加、ウワバミノイドなど終盤登場のバイオノイドを複数担当[20]
  21. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をドラゴンと記載している[21]
  22. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称を分身オオカミノイドと記載している[21]
  23. ^ 予告では「私は世界一美女!?」と誤表記されていた。
  24. ^ 11月5日は『第21回全日本大学駅伝』放送のため休止。
  25. ^ 10話以降は、日曜朝9:30の遅れネットに移行した。
  26. ^ 放送時間が日曜8時に移動後は、当該時間帯に自社制作DIY番組『住まいの110番』を放送していた関係で遅れネットで放送。その関係で、クリスマスを題材にした第47話を第46話に先行して放送した。
  27. ^ 放送時間が日曜8時に移動した当初は、以前からこの時間に放送していた自社制作ドキュメンタリー番組新・ふれあいシリーズ』(広島県経済連(現:JAグループ広島)の一社提供)の枠移動ができなかった関係で、6日遅れの土曜日午前7:00に放送したが、同番組が終了した1989年10月から同時ネットに移行した。

出典

  1. ^ a b c d 最強戦士列伝 2014, pp. 98–99, 「総論『ジバン』とは何だったのか?」
  2. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 457.
  3. ^ a b c d 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、195頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。 
  4. ^ a b 全怪獣怪人 下 1990, p. 456.
  5. ^ a b 宇宙船158 2017, pp. 110–111, 野中剛「SUPER MODE OF TOEI METAL SPIRIT」
  6. ^ 小野塚謙太「12 メタルヒーローの誕生 「俺が"ギャバン"だ!」」『超合金の男-村上克司伝-』アスキー・メディアワークス〈アスキー新書105〉、177頁。ISBN 978-4-04-867798-1 
  7. ^ a b c d e f g h i j k 宇宙船158 2017, pp. 112–113, 「[インタビュー]野中剛
  8. ^ 『宇宙刑事年代記』徳間書店、2004年3月。ISBN 4-1973-0103-0 
  9. ^ 宇宙船156 2017, pp. 134–135, 「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第10回」.
  10. ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 165
  11. ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, pp. 190–193, 「DESIGNER INTERVIEW 06 雨宮慶太」
  12. ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 166
  13. ^ a b c d 奇怪千蛮 2017, p. 168
  14. ^ a b 奇怪千蛮 2017, p. 167
  15. ^ ケイブンシャの大百科385『機動刑事ジバン』より引用[要ページ番号]
  16. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 462.
  17. ^ a b c d e f 宇宙船148 2015, pp. 110–111, 「特別対談 横山一敏×野中剛
  18. ^ a b c 宇宙船149 2015, pp. 124–125, 「特別対談 小松義人×前澤範×野中剛」
  19. ^ a b 『東映ヒーローMAX』 Vol.27、辰巳出版、2008年、49項
  20. ^ a b c d e f 奇怪千蛮 2017, pp. 200–201, 「DESIGNER INTERVIEW 10 篠原保」
  21. ^ a b 全怪獣怪人 下 1990, p. 461

参考文献

テレビ朝日 日曜9:30 - 10:00
前番組 番組名 次番組
世界忍者戦ジライヤ
(1988年1月24日 - 1989年1月22日)
機動刑事ジバン
(1989年1月29日 - 3月26日)
※本番組までメタルヒーローシリーズ
住めば地球
(1989年4月2日 - 1991年3月31日)
※日曜10:00 - 10:30より移動、
同番組よりABC制作
テレビ朝日系 日曜8:00 - 8:30
がまかつ 日本列島釣りある記
(1985年10月6日 - 1989年3月26日)
機動刑事ジバン
(1989年4月2日 - 1990年1月28日)
※本番組よりメタルヒーローシリーズ
特警ウインスペクター
(1990年2月4日 - 1991年1月13日)
※同番組よりレスキューポリスシリーズ