おもちゃのチャチャチャ

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おもちゃのチャチャチャ」は、野坂昭如作詞、吉岡治補作詞、越部信義作曲の日本の童謡である。曲名は、「おもちゃ」と「チャチャチャ」をかけている[1]2007年(平成19年)に日本の歌百選に選出されている。

来歴[編集]

  • 本作は元々は1959年(昭和34年)、フジテレビで放送されていた大人向けの音楽バラエティー『ヤマハ・タイム』で、おもちゃをテーマにした回でコントの合間に使用される挿入歌として三木鶏郎の企画により野坂昭如の作詞・越部信義の作曲で作られた曲である[2]。『ヤマハ・タイム』では、番組内で1度使用されるためだけに制作される曲が多数あって、「おもちゃのチャチャチャ」もそうした楽曲の中のひとつであった。
  • その後、1960年(昭和35年)にニッポン放送のラジオ番組『トリロー・サンドイッチ』でダークダックスが再度採り上げた。このときの音源は2009年発売の2枚組CD『ダークダックス大全』にてCD化されており、こんにちオリジナル版・野坂昭如作詞の「おもちゃのチャチャチャ」が聴かれることはほとんどないため、このCDは数少ない資料のひとつとなっている。
  • 後に野坂の制作した歌詞の「おもちゃが夜会を開く」というテーマをもとにして、吉岡治が子ども向け用に全面的に歌詞をリメイクし、越部が旋律を一部削除・改変を加えたものを1962年(昭和37年)8月にNHK総合テレビの幼児音楽番組『うたのえほん』で「今月の歌」として真理ヨシコ中野慶子が1週間交代で毎日歌った。真理が歌うレコードは、1か月に4万枚を売るヒットとなり[3]1963年(昭和38年)には第5回日本レコード大賞童謡賞を受賞した。
  • その後も歌詞はごく一部分が変更されて現在に至っている(理由は不明であるが3番の歌詞は省略されることが多い)。2016年現在、作詞の野坂昭如、補作詞の吉岡治、作曲の越部信義はいずれも没後50年未経過のため著作権は有効である。

録音した歌手[編集]

童画[編集]

  • 童画家・イラストレーターの徳治昭によって、本曲をモチーフとした童画「おもちゃのチャチャチャ」が描かれた。原画の一枚目は童謡の「おもちゃのチャチャチャ」作曲者の越部信義にプレゼントされた[5]

脚注[編集]

  1. ^ 読売新聞文化部『唱歌・童謡ものがたり』岩波書店、1999年、59頁。ISBN 4000233408
  2. ^ 『唱歌・童謡ものがたり』63頁。
  3. ^ 『唱歌・童謡ものがたり』65頁。
  4. ^ たまひよが「ママ向け無料コンサート」を北九州市、長崎市で実施 コンサート前の調査で“子どもにきかせたい曲No.1”となった「おもちゃのチャチャチャ」など、 当日は母子で楽しめる曲を演奏します、新商品FINDER(提供:PR TIMES)、2010年4月16日。
  5. ^ ほっこりブログ おもちゃのチャチャチャ 童画 イラスト解説、徳治昭、2008年12月12日。

関連項目[編集]