時空戦士スピルバン

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メタルヒーローシリーズ > 時空戦士スピルバン
メタルヒーローシリーズ
通番 題名 放映期間
第4作 巨獣特捜
ジャスピオン
1985年3月
- 1986年3月
第5作 時空戦士
スピルバン
1986年4月
- 1987年3月
第6作 超人機
メタルダー
1987年3月
- 1988年1月
時空戦士スピルバン
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 月曜 19時00分 - 19時30分(30分)
放送期間 1986年4月7日 - 1987年3月9日(全44回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 辻理
原作 八手三郎
脚本 上原正三
プロデューサー 碓氷夕焼(テレビ朝日)
吉川進折田至(東映)
出演者 渡洋史
澄川真琴
森永奈緒美
水木一郎
伊藤克信
曽我町子
音声 モノラル放送
オープニング 「時空戦士スピルバン」
歌:水木一郎
エンディング 「君の仲間だスピルバン」
歌:水木一郎
「結晶だ! スピルバン」
歌:水木一郎

特記事項:
メタルヒーローシリーズ」 第5作
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時空戦士スピルバン』(じくうせんしスピルバン)は、1986年(昭和61年)4月7日から1987年(昭和62年)3月9日までテレビ朝日系で毎週月曜日19時00分から19時30分に全44話が放送された、テレビ朝日・東映製作の特撮テレビ番組

概要[編集]

メタルヒーローシリーズ」の第5弾で、同シリーズで初めて変身するヒロインが登場する作品でもある。

レギュラー出演者に『宇宙刑事シャリバン』で主役シャリバンを演じた渡洋史、『宇宙刑事シャイダー』の女宇宙刑事アニー役の森永奈緒美、多くの特撮番組で魔女や悪女を演じた曽我町子らといった特撮ファンになじみ深いキャスティングとなっている。また、主題歌および挿入歌を担当する水木一郎が主人公の父親役としてゲスト出演するという趣向も行われた。

「スピルバン(SPIELBAN)」の名の由来は映画監督スティーヴン・スピルバーグからだと言われている[注 1]。また、初期案での番組タイトルには『メタルマン』、『大時空戦士スターロン』[1]、『星空児スペルバン』が挙げられていた。

ギャバン』以来メインライターを務めてきた上原正三(脚本家)の、最後のメインライター作品でもある。内容的には『シャリバン』の「奇星伝」と銘打たれた中盤以降の設定[注 2]を下敷きにして、さらに主人公側の人間ドラマを複雑にしたといった趣の内容であった。また、同作では番組終盤で描かれた敵組織内部の確執のドラマも、本作では初期から描かれている。ただし、第1話などのサブタイトルやダイアナの得意技がヒッププレスだったりすることに象徴されるように、『秘密戦隊ゴレンジャー』的なコミカルな要素もある。

2時間ドラマなどの演出で現在も活躍している伊藤寿浩は、本作当時30歳で監督としてデビューを果たしている。また、前作『巨獣特捜ジャスピオン』からモンスターデザイナーとして参加した雨宮慶太が、本作では初めてメインデザイナーに起用された[2]

『ジャスピオン』同様、鍍金質のスーツや主人公側のメカニック、主人公変身時の解説ナレーションなど、基本的なフォーマットは「宇宙刑事シリーズ」からのパターンを踏襲している。

メタルヒーローシリーズとしては初めて変身ヒロインが登場し、高い人気を得た[3][4][注 3]。ダイアナ役の澄川真琴も渡ら同様にJAC所属で、変身前のアクションも多く描かれている[7]

企画書では科学的な説得力を強調することをコンセプトに掲げており、作中で科学技術についての解説が挿入されるなど、視聴者に科学への興味を持たせる試みがなされた[8]。また、「戦闘機械人」という「メタルヒーローシリーズ」からの流れでは初の試みであるロボット怪人が登場しており、機械的なディテール表現に力が入れられている[9]

あらすじ[編集]

地球の真水を奪うべく、ワーラー帝国が侵略を開始した。その野望を阻止するため、スピルバンとダイアナはたった2人で立ち向かう。

2人の故郷であるクリン星は14年前、ワーラー帝国の急襲により滅ぼされてしまった。生き残りの人々は宇宙船で2年間宇宙をさまよったのち、幼いスピルバンとダイアナに希望を込め、クリン星と環境のよく似た地球へと送り出した。到着までの12年間、生命維持装置の中で眠ることとなった2人は、地球の歴史や文化などの予備知識を与えられ、戦士へと成長していった。

2人に与えられた使命は、地球を第二のクリン星にしないことと、ワーラー帝国に捕らわれたスピルバンの父・ベンと姉・ヘレンを救出すること。しかし、スピルバンの目の前には父と姉が敵として現れるという、非情な現実が襲いかかる。肉親の絆を断ち切るワーラー帝国の卑劣な作戦に、故郷と仲間を失ったスピルバンとダイアナは翻弄される。

それでも2人は共に励まし、支え合いながら、与えられた使命を果たすために戦ってゆく。

登場人物[編集]

クリン星の人々[編集]

本編中では主に回想シーンで登場する。さまざまな人種が共存しているということと高度な文明であるということがうかがえる。ワーラーによって滅ぼされてしまうが、スピルバンたちの活躍でワーラーが壊滅したことで歴史改変が起こり、1万年後の地球として復活を果たした。

城 洋介(じょう ようすけ) / スピルバン
クリン星の生き残りの青年。20歳。スピルバンが本名で城洋介は地球人としての偽名。「結晶」のコードにより戦闘強化服ハイテククリスタルスーツを身に纏って時空戦士スピルバンとなり、ワーラー帝国と戦いながら、故郷のクリン星に帰るために戦い続ける。5歳の誕生日には父のベンから犬をプレゼントされた。
地球ではオーストラリア、カナダを経て日本で活動するようになる。地球上では職業には就いていないが、第7話でトキオを通じて発明ショップの友人たちから「インターポールの捜査官では?」と言われたことから、表向きはそういうことにしている。地球では赤い三菱・パジェロ(初代)を愛車としている。
幼い頃から長期間、生命維持装置で眠っていたせいか、ときどき言動に幼児性が見受けられる。また、戦闘経験が浅い為、劣勢になりやすい。しかし、怒りによって彼の潜在能力が発揮される[注 4]
ワーラーとの戦いの中、グランナスカが航行不能になったことでクリン星に帰れなくなり、地球を第2の故郷として生きる決意を固めるが、ワーラーを壊滅させたことで歴史改変が起こり、1万年後の地球であるクリン星にダイアナ、ヘレンと共に帰郷。父の万年筆(後述)を手にし、両親たちと再会を果たした。
ダイアナ / ダイアナレディ
スピルバンと同じくクリン星の生き残りで、彼の幼馴染み。18歳。ハイテククリスタルスーツを身に纏ってダイアナレディとなり、主にスピルバンのサポートとして戦う。
活動的な性格で、それが災いして危機を招いてしまうこともあるが、自らを顧みず、苦悩するスピルバンを慰める優しい心を持っている。変身前の得意技は、お尻から敵にのしかかるダイアナヒッププレス。地球では白い三菱・ミラージュを愛車としている。
ヘレン / ヘルバイラ → ヘレンレディ
スピルバンの生き別れの実姉。幼い頃の家族が一緒に写った写真をペンダントに入れている。幼少時のスピルバンとは石を使った暗号で遊んだり、ボールに猫の絵を描いたりと楽しい日々を送っていた。実の父であるドクターバイオによりヘルバイラに改造されてしまい、意に反してスピルバンと戦いを繰り広げることとなる。ワーラーから脱走後、各地を転々として働きながら[注 5]、時にはスピルバンを助ける日々を送るが、第21話で再びワーラーに捕らわれてしまう。
第30話でバイオの手引きによりヘルバイラの呪縛から解放されて、スピルバンと再会を果たす。第31話からは宇宙剣士ティーチャーによる特訓を受け、ハイテククリスタルスーツを身に纏ってヘレンレディとなりスピルバンやダイアナレディと共に戦うようになる。第34話からは赤いバイクを使用するようになった。
ベン博士[注 6]
スピルバンとヘレンの父。生体工学の宇宙的権威で、クリン星暦1万2000年にはバイオテクノロジーの研究で表彰され、年月日が刻み込まれた万年筆を与えられた。その頭脳を狙ったワーラー帝国にさらわれ、ドクターバイオへと洗脳改造されてしまう。第43話で元の姿に戻り、続く第44話ではスピルバンたちのピンチを救うためにパンドラ生命機械人にウイルス菌を注射し、パンドラ生命機械人の攻撃を受けて消滅し生死不明となり、形見の万年筆だけが残された[注 7]。歴史改変により復活を果たし、クリン星でアンナとマリンと共にスピルバンたちと再会を果たす。
アンナ
スピルバンとヘレンの母。幼いスピルバンとダイアナに未来を託し、他の生き残りの人々と共に宇宙空間へと消えてしまう。最終話で復活。
マリン
ダイアナの母。アンナと同じく、他の生き残りの人々と運命を共にする。最終話で復活。
クリン星の生き残りの人々
ワーラーに支配されたクリン星を宇宙船で脱出し、2年間宇宙を彷徨ったが、ついに食糧大人1人分だけになり、「大人1人分の水と食料で子供2人は生き残れる」という判断のもと、幼いスピルバンとダイアナに未来を託し脱出させ、彼らは「平和の歌」を歌いながら、宇宙船を爆発させて宇宙の塵となった。

発明ショップの人々[編集]

ショップの正式名称は「エジソン発明の店」。オーナーの小山大五郎がスピルバンやダイアナと知り合ったことが元で2人と交流を持つようになるが、その為にワーラー帝国の起こす事件に巻き込まれてしまう。洋介のことを「城さん」、ダイアナのことを「ダイアナさん」と呼んでいる。大五郎と美和は第19話、トキオ、健一、勝、のり子は第29話までの登場。最終話では回想シーンに全員が登場した。

小山大五郎(こやま だいごろう)
子供の心を忘れていない自称発明家。自身で製作した発明品を販売しており売れ行きはそれなりらしいが、それに比例して返品も多い[11]。下着はふんどし派。一人称は「吾輩」。ダイアナに気がある。その名の通り、宇宙刑事シリーズの大山小次郎を思わせる行動が多く、何かにつけてトラブルに巻き込まれるか、自分からトラブルを起こしてしまう。ワーラーによって知能指数0と判定されたこともある[12]
小山美和(こやま みわ)
大五郎の妹で助手。19歳[13]。返品ばかりで役に立たない発明しかしない兄の浪費に頭を悩ませながら家計のやりくりをしている。洋介に気がある模様。
トキオ
大五郎を慕い、発明品の製作を手伝う中学生。
健一(けんいち)、勝(まさる)、のり子(のりこ)
発明ショップへ遊びにやって来る小学生3人組。トキオと行動を共にすることが多い。勝は第12話で両親と兄のひろしと姉のゆかりと共にワーラーの罠とも知らずに未来ハウスに引っ越し、家族を堕落させられてしまうが、スピルバンに助けられ、元に戻った家族と共に団地で生活を再開した。健一とのり子は第21話でドクターバイオに誘拐され、スピルバンへの人質にされてしまうが、ダイアナレディに助けられた。また、健一は第28話で父親が登場した。

ワーラー帝国[編集]

守護神ワーラーを頂点とする悪の組織。ワーラーは綺麗な真水の中でしか生きられないため、ワーラーの生存と機械の洗浄に必要な水を狙って幾多の惑星を壊滅に追いやってきた。地球侵略の際、当初は真水が豊富で科学技術や産業が発展しているカナダに基地を建設していたが、第1話の前半でスピルバンたちによってカナダの基地が壊滅させられた後は日本を目標とする。奇城ガメデスを本拠地としている。クリン星以外にもピアス惑星やリリィ星、プラント星、ポーコス星を滅ぼしている。

守護神ワーラー
ワーラー帝国の支配者。本体は液状の生命体で、真水の中でしか生きられない。ワーラーが使い果たした水にはワーラープランクトンが蔓延してしまい、生命が生きるのに適さない状態になってしまう。作戦が失敗した幹部に対して強烈な制裁を加える。また、ワーラープランクトンには人間を洗脳する効能がある。実はパンドラと同一人物であり[注 8]、スピルバンとの最終決戦の末に敗北した。
女王パンドラ
巫女として守護神ワーラーの意思を解することのできる唯一の存在で、ワーラー帝国を束ねる実質的な最高権力者である。優しい物言いをするが悪趣味な作戦を思いついてはそれを楽しんでいる節がある。戦闘の際には杖を使う。スピルバンのことを「スピルバン坊や」と呼び、侮っている[注 9]
第43話ではパンドラ生命体パンドラ戦闘機械人[注 10]に分離し、スピルバンたちに連携攻撃を仕掛け、アークインパルスを受けても蘇った。最終話では真の姿であるパンドラ生命機械人となって背中の触手による攻撃を行うが、ベンにウイルスを打ち込まれて弱体化したところをスピルバンのアークインパルス二連発により敗れ去る。パンドラ生命機械人の背中にあるヒトデ型の有機部分こそが、ワーラーの真の姿だった。
デスゼロウ将軍
ワーラー帝国機械軍団を率いる機械人間。戦闘機械人たちを製作・指揮し、自らも分離機能を持つ大戦車スカルドンで戦地に赴いたり、スピルバンと剣を交えたりする武人だが、非常に好戦的で、短絡的な思考の持ち主でもある。手持ち武器の剣に加えて左腕に小型ミサイル砲を搭載するほか、デスゼロウ魚雷(別名・デスゼロウ特攻ミサイル)という自らをミサイルに変形させる攻撃技を持つ。最初はギローチンに反発していたが、反逆すれば死刑との宣告を受けワーラーとパンドラの命もあり、ギローチンを認めることになる。第40話では作戦失敗後、必死になって命乞いを行い、第41話では結婚して家庭を持てば自らが強くなり、それでスピルバンを倒せると思い込んだことから、捕らえたダイアナと結婚しようとした[注 11]。第42話では滝に打たれて反省するが(滝に打たれるシーンは描かれず)、パンドラに完全に愛想を尽かされたことから謀反を企み、ドクターバイオに協力を持ちかけるが拒否されてしまい、ポスの密告で謀反を知ったパンドラが態度を改めたふりをしたことで謀反を中止。パンドラに埋め込まれた究極回路でパワーアップして「デスゼロウ大将軍」を名乗るが、パンドラに究極回路を介して操られてしまう。スピルバンとの激闘の末、アークインパルスを受けて戦死。究極回路だけが残された。死後、キンクロンからは敬礼を送られるが、パンドラからは死後も罵られてしまう。
ドクターバイオ
ワーラー帝国バイオ軍団を率いる幹部。侵略した星の人々に人体実験を繰り返し、戦闘生物を作り出す悪魔の科学者。守護神ワーラーと女王パンドラに心酔しており、その忠誠心は厚い。剣と蔦状の鞭が武器。実はスピルバンとヘレンの父・ベン博士の洗脳され変わり果てた姿であり、かつてのベン博士としての記憶はいくらか残っておりスピルバンのことも覚えているが、息子に対する愛情は全て切り捨てられている。だが洗脳完了直前に見たヘレンの姿だけが記憶に焼き付けられたためにヘレンだけを溺愛し、ヘレンのためなら自らの命を捨て去る覚悟でいる。第21話で背信行為が発覚、自らバイオロイドとなってスピルバンに戦いを挑むが剣術の腕は拙く、変身して腹部の目から放つ分身と胸部の触手、ゲル状化能力や手からの光弾、巨大な花に変化しての花粉攻撃でスピルバンを追い詰めた。ワーラーの仕掛けたトラップによってヘルバイラ共々爆炎に消えたが、脳と眼球だけの姿となって辛うじて生き延びる。この状態でもバイオロイドに変身したり、目から他者を転送する光線や当たった対象を消滅させる光線を出すことが可能。第30話以降は生命維持装置に保管されるも、第43話でギローチンがスピルバンたちを追いつめたことから上機嫌なパンドラの確固たる忠誠心に免じた恩赦によってデータカードを介して復活。彼女を助ける一心でコントロールボックスに無暗に触れて暴走させてしまい、それにより生じたワーラー光線を浴びたことでベンの姿と記憶を取り戻す。
リッキー
ワーラー帝国スパイ軍団を率いる女戦士。諜報活動で活躍する。残忍な性格で目的のためなら子供すら利用する。ギローチンによってシャドー・ガシャーが爆弾にされた際には怒りを見せたが、その後は忠誠を誓い、第36話でギローチン皇帝の地位を奪いかねないヨウキが登場した際にはデスゼロウ将軍を唆して作戦を邪魔するが、その事で守護神ワーラーの怒りを受けて、石化ビームによって四つん這い状態で固められ、ヨウキ専用の椅子「リッキーチェア」にされてしまった。ヨウキ亡き後も残されていたが、ワーラー城崩壊と共に消え去った。第42話でデスゼロウはリッキー同様に石化して「デスゼロウデスク」という机に変えるとパンドラから脅された。
シャドー、ガシャー
リッキーの部下たち。シャドーは金色、ガシャーは銀色の衣装を纏っている。第25話でギローチン皇帝に目をかけられ、彼の右腕(大幹部)になれると信じて打倒スピルバンの特訓を行い、アークインパルスでエネルギーを消耗したスピルバンに対し、ギローチン皇帝の命令により不意討ちを仕掛け、ハイテククリスタルスーツの生命維持装置とクリスタルメインコンピュータを破壊しようとするが、残った力を振り絞ったスピルバンのツインブレード(片刃形態)で返り討ちに遭い、直後にギローチンに持たされた爆弾入りの短剣が起爆して2人とも戦死した。その正体はバイオ機械人だった。
ギローチン皇帝
第24話から登場。23世紀の未来からやって来た守護神ワーラーの子孫。スピルバンがワーラー帝国を壊滅させた後の未来の東京で落ちぶれた生活を送っていたが、秘められた能力が覚醒し、ワーラーの力で現代にタイムスリップ、帝国の新幹部として君臨した。最初は浮浪者の格好をしていたが、徐々に力が覚醒し、ガメデスにやってきた後ワーラーの手でギローチン皇帝の姿となった。短剣が武器。バイクテクニックも一流である。飄々としているが蛇のような狡猾さを持ち、心攻戦を得意とする。長くこの戦術でスピルバンを苦しめたが、38話でスピルバンに完全に打ち破られ、ヨウキに嘲笑われた後は力押しの作戦にスタイルを変え、スピルバンの打倒を目指した。それも果たせずに終わると時空のクレバスから地獄に行き、そこで得た力で幽鬼となってグランナスカに侵入。幽鬼となったことで一切の攻撃を受け付けず、右腕を毒蛇の頭に変化・分離させてヘレンに噛みつかせ、呪いをかけて幽鬼にしようと目論むが、グランナスカのクリンエネルギータンクから放出されたエネルギーによって消滅した。消滅前に放った蛇による抵抗も失敗。ヘレンは助かるが、グランナスカは航行不能となる。パンドラからの信頼は厚かったため、パンドラはギローチンが消滅した際には嘆いた。ワーラー帝国軍の中で唯一、最強の必殺技アークインパルスが通用しなかった敵でもある(デスゼロウ将軍やパンドラ女王は最終的にアークインパルスを受けて散華しているが彼だけはアークインパルスで倒すことができなかった)。
ポス
ギローチンを20世紀に導いた、言葉を話せるハムスター。以後は常にギローチンの傍らにいて、他の幹部たちに皮肉を言う。噛み付きとそれによる毒を注入する攻撃が得意。正体はバイオ生命体。おしゃべりで尚且つ毒舌。密告魔でもあり、第42話でデスゼロウがパンドラへの反逆をドクターバイオに持ちかけていた所をパンドラに密告し、デスゼロウは粛清されることとなった。最終話でドクターバイオから元の姿に戻ったベンがスピルバンたちを助けるために研究室でウイルス菌を手にした際、ベンに毒を注入するも、ベンにウイルス菌を振りかけられて溶解し、絶命した。
ヨウキ
第36話から登場。第35話ラストで守護神ワーラーの命令でパンドラが地球上に蓄積された人間の怨念から作り上げた新幹部。物腰は柔らかいが無機質で野心家。金と暇を持て余す各界の著名人を操り、「秘密結社無・無・無」を組織し、地球人に対して攻撃できないスピルバンに心理的ダメージを与える。人間に憑依することも可能(第38話)で死亡しても時間はかかるが蘇生することも可能。第39話でワーラー帝国乗っ取りを画策し、パンドラ・幹部連と戦うが、パンドラが杖から発した光線により絶命。亡骸は特殊なカプセルに封印されたことで蘇生できなくなり、カプセルごとワーラー城の地下深くに落とされた。
少女仮面ヘルバイラ
第3話から登場(ヘレン自体は第2話から)。スピルバンの姉ヘレンが、ワーラー帝国に変身装置を埋め込まれ、変身させられた姿。パルス送信リモコンから指令バイオパルスが発せられるとヘレンは自分の意志に関係なく強制的に変身させられてしまう。変身後は変身前の記憶を一時的に失って、冷酷な人格となる。短剣(第29話のみ麻痺毒が塗られ、それを太ももに突き刺したダイアナを戦線離脱に追い込んだ)から光線を放つほか、身体を原子分解して移動する。レーザースナイパーも通じない。だが、変身時間には制限があり、タイムリミットが来ると苦痛と共にヘレンに戻る。ワーラーの仕掛けたトラップで父=ドクターバイオと共に爆発に巻き込まれるが一命は取り留める。第30話で、ドクターバイオがギローチン皇帝からヘレンを催眠状態にかけるよう命じられた際、それに従うふりをして変身装置を除去したため、二度とヘルバイラになることはなくなった。
戦闘機械人
デスゼロウ将軍が作り出すロボット怪人。当初は名前の最初に「メカ」と付いていたが、途中から付かなくなった。メカガンマン、ブロッカー人間体、サータン人間体など一部の戦闘機械人を除いて言語は話さず、機械音を発する。非人間タイプ、あるいは非人間タイプに変形する戦闘機械人もいる。ヨウキがスクラップから妖力で作り出したヨウキ戦闘機械人も存在する。戦闘機械人ドーベラーはスピルバンに倒されはしたが劇中で唯一、使命を果たしている。
戦闘生物
ドクターバイオが作り出す人工生物。名前の最後に「ジャ」と付く。登場数は三体と数は少ないが、いずれも強力。ヘルバイラも戦闘生物である[15]
バイオ機械人
戦闘機械人と戦闘生物を合わせたような存在。シャドーとガシャーもバイオ機械人である。
ニュー戦闘機械人
ギローチン皇帝が作り出した強化型の戦闘機械人。基本能力として言語を話し、戦闘機械人以上の能力を持つ。何体かはギャグとしか思えない者もいるが、悪辣極まる能力を持っていたりその一翼を担っていたりと、戦闘機械人以上に恐ろしい敵である。
キンクロン
ロボット戦闘員。全身の黒装束と吊り上った細い目と不気味に笑う口が描かれた金色の仮面が特徴。武器は短剣やバズーカ、ライフル。頭を外して爆弾とすることも可能で、人間に変身する能力を持つ。稀に表情が緩むことも。戦闘機械人レベルの力を持ち、頭部の形状が異なる強化型や、短剣を二つ持った強化型(第9話に登場した5体組「ゴールデンファイブ」)、巨大な拘束具に変形する個体も作られている。人語を発する際はコンピュータを操作しての人工音声を行う(第8話)。変身中は人語を普通に話しているが、独特の駆動音は完全には消せない。

スピルバンの戦力[編集]

ハイテククリスタルスーツ[編集]

当時のTV放送並びYouTube公式再放送の解説通りでは、『グランナスカのマザーコンピューターが、伝装指令をキャッチする。結晶システムが作動し、クリンメタルを超微粒子に分解・伝装する。伝装されたクリンメタルは、城洋介(ダイアナ、ヘレンを含む)の体で結晶し、ハイテク・クリスタルスーツが完成する。』 ハイテククリスタルスーツを結晶した3人はそれぞれ時空戦士スピルバン、ダイアナレディ、ヘレンレディと呼ばれる。ハイテククリスタルスーツの頭部には戦闘マニュアルコンピュータが内蔵されている。

結晶は誰でも行えるものではなく、グランナスカのコンピュータから課される厳しい戦闘訓練に合格する必要がある。また結晶のポーズはそれぞれ自身の名前の頭文字(S、D、H)を象っている。

ダイアナレディとヘレンレディのスーツの基本デザインは同一である。唯一の違いは、ダイアナレディには右腰にレディスナイパーを収めるホルスターが付いているが、ヘレンレディはスナイパーを持たないため、ホルスターはない(ヘレンカッターは常に手に持っている)。デザイン当初はダイアナレディやヘルバイラの色違いバージョンデザインも検討されていたが、結果的にはダイアナレディと同一で武器のみが異なる形となっている[16]

ダイアナレディとヘレンレディの戦い方と能力の違いは、ダイアナレディは、援護保護戦法型や射銃撃戦法型でヘレンレディは、アクティブ戦法型と格闘戦法型と接近戦法型と剣劇戦法型や分析型となっている。

結晶時のスピルバンの能力
  • ジャンプ力:200m
  • パンチ力:1.4トン。硬い巨岩を一撃で粉砕する。
  • キック力:3.4トン。厚さ350ミリの鉄板を蹴破る。
  • 走力:100mを2.5秒
結晶時のダイアナの能力
  • ジャンプ力:100m
  • パンチ力:厚さ90mmの鉄板を打ち抜く。
  • キック力:直径100mmの鉄棒をへし折る。

装備[編集]

ツインブレード
スピルバンの必殺武器。柄の両側から刃を出す事が可能だが、普段は片方の刃のみを出して使用する。もう片方の刃を出し、エネルギーを注入する事でレーザー剣に変え、必殺技アークインパルスを繰り出す。刀身は伸縮自在。後にDVDソフト化に際しての演出スタッフらの座談会において新作『スター・ウォーズ』に「この両刃の光剣のアイデアとカッコよさはさりげなく盗まれてしまって悔しい」「たぶんルーカスはスピルバンを見たんだろう」とコメントされている。
レーザースナイパー
スピルバンが持つ小型光線銃。結晶前にも使用している。100万度のクリンレーザーを発射する。厚さ60cmの鉄壁を瞬時に貫通する。破壊ビーム、融解ビーム、ショックビーム(36話)、メディカルビーム(冷凍された人々や催眠状態になった人々を元に戻す)と使い分けが可能。内蔵された電子スコープを用いることで、狙撃用ライフル以上の命中精度を誇り、5km先からの狙撃でも戦車を破壊可能。ワーラー戦闘機やナバロン砲をも破壊可能。
サーチアナライザー
スピルバンの眼部に内蔵された高性能の透視・解析スコープ。赤外線・X線などありとあらゆる波長の光をキャッチし、即、記憶・分析することに加え、様々な物質を透視・分析する。しかし、透視対策が施されたアンドロイドヘレンは透視できなかった。
クリスタルノイズ
スピルバンの耳部からアンテナを伸ばし、高周波のノイズ信号を発して、相手の電波を攪乱する。グジャの触角から発せられるパルスを乱して変化能力を封じた。
バイパススリップ発生装置
スピルバンのハイテククリスタルスーツに装備された空間転移装置。腹部にスイッチがある。市民や街を戦いから守るため、物質移動波を放って戦場を一時的に移動させるスピルバン・バイパススリップを発動する。なおバイパススリップ発動による戦況の優劣の変化は特に見られない模様。
レディスナイパー
ダイアナレディが持つ小型光線銃。ビームサーチャーで標的を的確に捕捉し、厚さ40cmの鉄板を瞬時に貫通させるクリンレーザーを発射する。催眠効果を消し去るメディカルビームも発射可能。レーザースナイパーと同時発射するダブルスナイパーは、通常の3倍の威力がある。
エネルギーチャージシステム
ダイアナレディのハイテククリスタルスーツに装備された、エネルギー補充システム。スピルバンと両手を合わせることで、ダイアナレディのエネルギーをスピルバンのスーツへ転送させる。第7話・第24話で使用。
ヘレンカッター
ヘレンレディが持つ、2本の刃が付いた投擲武器。ブーメランとして使用する他、直接斬りつける事もある。
ワーラープランクトン探査装置
海や川の水にワーラープランクトンがいるかどうかを調べる装置。
時限爆弾
第1話でワーラー帝国の秘密基地爆破に使おうとした時限爆弾。
妨害波発生装置
子供の夢を食べるユメパックンの夢センサーを妨害し、引き寄せる装置。スピルバンが設計し、ヘレンが作成。

必殺技[編集]

アークインパルス
スピルバンの必殺技。エネルギーを注入したツインブレードの片方を伸ばして敵を貫き、刃を縮めて敵との間合いを詰めて抜き、ブレードを高速回転させて、Xの字を描くように斬る。しかし使用するとエネルギーを失ってしまうという欠点もある。初期は斬った後にスピルバン主観のカットで技を決めるというリプレイシーンが挿入されていた。ホバリアンに乗りながら使用することもあるがその際は近くまで接近し、すれ違いつつ立って横斬りを決める。最終話では2連続で決めた。
スピルバンフルパワーパンチ
身体を青いオーラバリアに包んで放つ、怒りを込めたパンチ。11話で対スピルバン用バリアも打ち破った。
ダブルスナイパー
スピルバン、ダイアナレディの2人での一斉射撃。
トリプルボンバー
スピルバン、ダイアナレディ、ヘレンレディの3人で敵を囲み、連続でパンチを浴びせる攻撃。

メカニック[編集]

超時空戦闘母艦グランナスカ
生き残ったクリン星の人々が脱出に使った宇宙船に搭載されていた宇宙戦艦で、スピルバンとダイアナの地球での活動拠点となる。自動操縦で12年の月日をかけて地球へやってきた。その建造には、クリン星の科学の粋が集められている。内部には実体を持ったホログラフ・宇宙剣士ティーチャーを相手に訓練が可能な訓練室等がある。最高速度はマッハ13。ナスカ・アクセレーションによりワープ8のワープ航法が可能で、カナダから日本へ瞬時に到着可能。クリンエネルギーを失うと飛行できなくなるが、マザーコンピュータが無事なら結晶は可能。ナスカロケッターとナスカミサイルが武器。巨大ロボット形態のコンバットフォーメーション[注 12]、2連装エネルギー砲形態カノンフォーメーションに変形できる。コンバットフォーメーション時の武器は、両手のアームレーザー、目から放つエクセルビームと凍結シャワーとメディカルシャワー(被災したものを元通りに戻す光線で、第42話では家屋の火災鎮火と復元を兼ねて使用)、パンチ攻撃のナックルボンバー、敵を踏み潰し、蹴り飛ばすナスカハイパークラッシュ。カノンフォーメーション時の必殺技はビッグバン・カノン
超時空マシン・ホバリアン
グランナスカに搭載されているスピルバン専用バイク。クリンスターエネルギーで動く。電子頭脳を搭載しており、自我を持つようにもなった。主翼を展開して飛行も可能。最高速度を出すホバリアンダッシュにより青いバリアを発生させる。最高速度は地上では時速850km、空中ではマッハ5。武器はホバリアンレーザー。第14話でワーラーにクリンスターエネルギーを狙われ、鹵獲されて解体されかけるも、自我を持つようになったことで脱出。エピローグでは洋介にワインをかけてもらった。
超時空大戦車ガイオス
グランナスカに搭載されている戦車。右側のガイオスロケッターとガイオスミサイル、2門のガイオスビームが武器。最高速度は地上では時速540km、空中ではマッハ2.8。上下2機に分離可能で、最高速度マッハ10.4のX翼戦闘機ジェットガイオス、地上最高時速540km、地中最高時速50kmのドリル戦車ドリルガイオスとなる。分離時の武器はどちらもガイオスレーザー。

ワーラー帝国のメカニック[編集]

スカルドン
デスゼロウ将軍専用の大戦車で、強力な主砲と機関砲、回転ノコギリを持つ。回転ノコギリ付き戦闘機スカルドンジェットと戦車スカルドンカッターに分離できる。
スカルジョーズ
ワーラー帝国の戦闘母艦で、ワーラー戦闘機やワーラー戦車を格納できる。
ワーラー戦闘機
ワーラー帝国の戦闘機で、奇城ガメデスやスカルジョーズに格納されている。
ワーラー戦車
ワーラー帝国の戦車。

キャスト[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

声の出演[編集]

スーツアクター[編集]

ゲスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌・挿入歌[編集]

オープニングテーマ
「時空戦士スピルバン」
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
エンディングテーマ
「君の仲間だスピルバン」(第1 - 10話)
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎 / コーラス:ヤング・フレッシュ
「結晶だ! スピルバン」(第11 - 44話 ※挿入歌から昇格)
作詞:上原正三 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
挿入歌
「無敵の王者」
作詞:上原正三 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
「チェイス! スピルバン」
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
「ワーラーのテーマ」
作詞:冬杜花代子 / 作曲:美野春樹 / 歌:Dr.JOE
「ダイアナ・アクション」
作詞:冬杜花代子 / 作曲:田中公平 / 編曲:美野春樹 / 歌:澄川真琴
「悲しみのヘレン」
作詞:園部和範 / 作曲:美野春樹 / 歌:森永奈緒美
「光の惑星(ほし)・水の惑星(ほし)」
作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 歌:渡洋史
「俺の怒りに手を出すな!」
作詞:園部和範 / 作曲:渡辺宙明 / 歌:水木一郎
劇中歌
「FREE WAY」
作詞:藤公之介 / 作曲:小田裕一郎 / 編曲:久石譲 / 歌:BEEHIVE

第22話にゲストキャラクターとして登場した悪魔党が歌っている設定で使用。悪魔党はオリジナルソングも歌っているが、ソフト化はされていない。

放送リスト[編集]

特番などによる放送休止は以下の通り。

放送日 話数 サブタイトル 登場戦闘機械人
戦闘生物
ニュー戦闘機械人
その他
脚本 監督
1986年
4月7日
1 ペアでドッキリ! コンビで結晶
  • 戦闘機械人メカショルダー
  • 戦闘機械人メカバンダー
上原正三 辻理
4月14日 2 グッバイ・ママ! 二人はハイテクヒーロー
  • 戦闘機械人メカバンダー
  • 戦闘機械人メカジョーカー[注 13]
4月21日 3 ハロー・地球 青い海のアダムとイブ
  • 戦闘機械人メカジョーカー
小笠原猛
4月28日 4 エンゼル? 悪魔? 少女仮面ヘルバイラ
  • 強化型キンクロン
  • 戦闘機械人メカピューター
5月5日 5 惑星よりも遠い…姉・そして弟
  • 戦闘機械人メカピューター
  • 戦闘生物グジャ
辻理
5月19日 6 戦闘生物のふしぎ細胞
  • 戦闘生物グジャ
  • 戦闘機械人メカノーチラ
5月26日 7 キンクロンも踊りだす人魚島
  • 戦闘機械人メカノーチラ
小笠原猛
6月2日 8 ダイアナの怒り・涙・ほほえみ
  • 戦闘機械人メカマジン
6月9日 9 ヘレンが……?! おれの怒りは爆発寸前
  • ゴールデンファイブ
小西通雄
6月16日 10 ドッキリゴックン・ビジョジョロボット
  • 戦闘機械人メカロボター
  • 戦闘機械人メカガンマン
6月23日 11 へんてこりんなロボットガンマン 小笠原猛
6月30日 12 未来ハウスのかなしい子犬たち
  • 戦闘機械人メカフリーザー
7月7日 13 パパがんばれ! ちびっ子ママの目玉焼き
  • 戦闘生物ワタジャ
  • 村田教授の製作した戦闘生物
小西通雄
7月14日 14 あの星がおれたちのあしたの地図だよ
  • 戦闘機械人ドリルハンダー
7月21日 15 海だ! 太陽ギラギラ ウインクゴックン
  • 戦闘生物ウミジャ
小笠原猛
7月28日 16 ワーラーがひそむブクブク地底湖
  • 戦闘機械人ボスコング
8月4日 17 迷宮のゲームゾーン
  • 戦闘機械人ブロッカー(演:益岡徹
  • ゲームゾーンの兵士
小林義明
8月11日 18 コップの中に光る虹の橋
  • 戦闘機械人ドーベラー
上原正三
小林義明
8月18日 19 ハッとする危険回路のかくしワザ
  • 戦闘機械人デンジラー
  • 人造人間サムソン
  • 大野所長製作のロボットたち
    (太郎、花子、三郎、テッちゃん 他)[注 14]
上原正三 小西通雄
8月25日 20 愛と哀しみの人造人間
  • 戦闘機械人シャリンダー
9月1日 21 女王が歌う悪魔のヘ短調
  • バイオロイド・バイオ
小笠原猛
9月8日 22 黒ミサはカゲキなビートで
  • 戦闘機械人サータン(演:石川武
9月15日 23 兄と妹が鬼伝説の山を走る
  • 戦闘機械人ゴドラー
会川昇 小西通雄
9月22日 24 2201年から来たギローチン皇帝 - 上原正三
10月13日 25 皇帝製のニュー機械人がギリギリに迫る
  • ニュー戦闘機械人パンチャー(声:西尾徳
小笠原猛
10月20日 26 二人ヘレンが愛の心を引きちぎる
  • ニュー戦闘機械人メドー(声:森永奈緒美)
  • アンドロイド・ヘレン[注 15]
10月27日 27 美しき逃亡者を急襲する吸血毒牙
  • ニュー戦闘機械人カーミラー
滝沢一穂 小西通雄
11月3日 28 赤ちゃんこんにちは・23世紀レッスン
  • ニュー戦闘機械人ディスク
上原正三
11月17日 29 1+1=5? ダイアナつぶし作戦
  • ニュー戦闘機械人オフサイド
小笠原猛
11月24日 30 涙の再会、そしてドクターバイオは…
  • ニュー戦闘機械人クルマン
  • バイオロイド・バイオ
12月1日 31 東京が沈む! 三人結晶ヘレンレディ
  • ニュー戦闘機械人アントム
小西通雄
12月8日 32 ママをもどして! 恐怖の緑パニック
  • ニュー戦闘機械人ツターラ
市川靖
12月15日 33 止まらない! 爆走する破壊バイク部隊
  • ニュー戦闘機械人バイカー
上原正三 小笠原猛
12月22日 34 まんぷくりん・夢をパックンしないでね
  • ニュー戦闘機械人ユメパックン(声:増岡弘
1987年
1月5日
35 ワーラーのお年玉・美人になるカガミ
  • ニュー戦闘機械人シシドン(声:神山卓三
冨田義治
1月12日 36 ムムム! ワーラー新戦力=ヨウキ?
  • ニュー戦闘機械人ワルサー
1月19日 37 どろどろん! ヨウキに踊ろう悪魔ダンス - 小笠原猛
1月26日 38 君は倒せるか?! パパママ機械人の逆襲! 杉村升
2月2日 39 ウラワザ どんでん女王がえし
  • ニュー戦闘機械人バキューマー
  • ヨウキ戦闘機械人
上原正三 冨田義治
2月9日 40 少女は見た! 光線剣VS伝説魔剣の決闘
  • ニュー戦闘機械人クマソン(声:丸山詠二
杉村升
2月16日 41 主役は誰だ?! 仕組まれた夢工場
  • ニュー戦闘機械人ムーブマン
伊藤寿浩
2月23日 42 大将軍の突撃! 100万ボルトの究極回路
  • デスゼロウ将軍
  • ニュー戦闘機械人ブリザー
上原正三
3月2日 43 決戦! ワーラー城突入!
  • 幽鬼ギローチン
  • パンドラ戦闘機械人
  • パンドラ生命体
小西通雄
3月9日 44 いま君は知る! クリン星の秘密
  • パンドラ戦闘機械人
  • パンドラ生命体
  • パンドラ生命機械人

視聴率[編集]

  • 平均視聴率:11.2%(メタルヒーローシリーズ歴代7位)
  • 最高視聴率:16.6%(メタルヒーローシリーズ歴代4位)

ビデオリサーチ調べ、関東地区

レコード[編集]

LPレコードが発売されていた。登場する戦闘機械人は、戦闘機械人マンモス。ギローチン皇帝が登場する前の話と考えられる。

音響効果[編集]

それまで『宇宙刑事ギャバン』からのSE大泉音映の阿部作二担当)のものではなく、この時期はアニメで多く手がけるフィズサウンドクリエイションによるSEを使用した。同社のSEはシリーズ中では本作のみである。なお、次作『超人機メタルダー』では再び大泉音映に戻り、『メタルダー』以降は大野義彦担当によるSE(爆発音など)を使用されている。

放映ネット局[編集]

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 制作局
北海道 北海道テレビ
青森県 青森放送 日本テレビ系列
岩手県 岩手放送 TBS系列 [注 16]
宮城県 東日本放送 テレビ朝日系列
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列
山形県 山形放送
福島県 福島放送 テレビ朝日系列
新潟県 新潟テレビ21
長野県 テレビ信州 日本テレビ系列
山梨県 テレビ山梨 TBS系列
静岡県 静岡けんみんテレビ テレビ朝日系列 [注 17]
石川県 石川テレビ フジテレビ系列
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列
近畿広域圏 朝日放送
島根県
鳥取県
山陰放送 TBS系列
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列
山口県 山口放送 日本テレビ系列
香川県
岡山県
瀬戸内海放送 テレビ朝日系列
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列
高知県 テレビ高知 TBS系列
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
鹿児島県 鹿児島放送 テレビ朝日系列
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 [注 18]

映像ソフト化[編集]

CS放送・ネット配信[編集]

  • 2002年5月から10月まで、東映チャンネルの「GO!GO!ヒーローズ」枠にて放送が行われた。
  • 2009年8月から2010年1月まで、同局の「GO!GO!ヒーローズ」枠にてニューマスター版の放送が行われた。
  • 2012年2月から7月まで、同局の「メタルヒーロータイム」枠にて放送が行われた。
  • 2013年5月から10月まで、Youtubeの「東映特撮 YouTube Official」にて配信が行われたほか、2015年2月から7月まで再配信が行われた。

漫画版[編集]

関連項目[編集]

『時空戦士スピルバン』の映像を流用したアメリカ特撮ヒーロー番組。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 後に発売されたサウンドトラック『復活! 栄光の東映ヒーローVol.2』付属ブックレットの19頁にて、宇宙刑事シリーズギャバンシャイダーがそれぞれ俳優のジャン・ギャバンロイ・シャイダーに由来するネーミングであったことをあげ、それを踏襲してのことと説明されている。
  2. ^ 主人公が故郷を敵に滅ぼされている宇宙人という設定など。
  3. ^ 変身ヒロインの登場は『宇宙刑事シャイダー』のアニーの時からファンの間で望まれていたと言われる[5][6]
  4. ^ 物語初期はスピルバンが窮地に陥った際、自身の辛い過去やワーラーに襲われた人々のことを思い、心を奮い立たせて逆襲という演出が行われていた。ヘレンの初結晶時も同様。また中盤からは主題歌の歌詞を用いて、「俺の怒りは、爆発寸前!」(最終回のみ「俺の怒りは、今、爆発!」)の台詞と共に必殺技に入るパターンが定着した。
  5. ^ 第5話ではエンゼル牧場、第6話ではさくら幼稚園、第7話・第8話では高原のペンション、第13話ではブティック、第15話ではゴルフ場のインストラクター、第21話ではスポーツ用品店。
  6. ^ 『全怪獣怪人 下巻』では、名称を「ドクトル・ベン」と記載している[10]
  7. ^ パンドラ生命機械人の残骸からヘレンレディが発見し、スピルバンに手渡した。その直後、奇城ガメデスが崩壊し始める。
  8. ^ ただし、第16話ではワーラーが地底湖でくつろいでいる間、パンドラが奇城ガメデスにいるという描写がある。この為、パンドラはワーラーの分身と思われる。
  9. ^ スピルバンへの攻撃の際に、「スピルバン坊やをペンペンしなさい!」と、お仕置きをする様な口調で命令する。
  10. ^ 『全怪獣怪人 下巻』では、名称を「パンドーラ生命体」「パンドーラ戦闘機械人」と記載している[14]
  11. ^ スピルバンを倒すための人質としても利用し、結晶のエネルギーにも反応する爆弾を彼女の傍に置いた。爆弾はヘレンの手で解体された
  12. ^ エンディングでは当初より登場していたが、本編での初登場は第28話。着ぐるみは用意されず、操演のみで動かされた[17]
  13. ^ 書籍によっては、名称を「メカジョーカ」と記載している[19][9]
  14. ^ 大阪万博の「フジパン・ロボット館」にも展示された相澤次郎(1903-1996 財団法人日本児童文化研究所初代理事長。通称「ロボット博士」)の製作したロボットが、そのまま撮影に使用された[20]。画面上では、巨人ロボット九郎(手と胸の形状が大阪万博の時と若干異なっている)、カメラマンロボット太郎、モデルロボット五郎、スタンプロボットテッちゃん(スタンプを押すところが映像におさめられている)、ガイドロボット一郎などが確認できる。
  15. ^ 『全怪獣怪人 下巻』では、名称を「にせヘレン」と記載している[21]
  16. ^ 現社名は『IBC岩手放送』。
  17. ^ 1993年9月までの社名は『静岡県民放送』(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
  18. ^ 当局における本シリーズの放送はこれが最後となった。その後1995年10月に琉球朝日放送が開局するまで実に8年半もの間、沖縄県では本シリーズは遅れネットも含めて一切放送されなかった。

出典[編集]

  1. ^ 『メーキング・オブ・東映ヒーロー3 メカニカルヒーローの世界』(1987年・講談社)p.67.
  2. ^ 公式読本 2012, p. 105.
  3. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 419、446-447.
  4. ^ 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、181頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  5. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 419.
  6. ^ 公式読本 2012, p. 104.
  7. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 419、447.
  8. ^ 公式読本 2012, pp. 104、111.
  9. ^ a b 公式読本 2012, p. 110.
  10. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 448 - 449.
  11. ^ 第2話での健一・勝・のり子からの指摘から。
  12. ^ 第7話。ワーラーの知能テストでは計りようがなかったため。女王パンドラは「得体の知れない男」、デスゼロウ将軍は「超天才か超低能」と評している。
  13. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 448.
  14. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 455.
  15. ^ 第4話における、ドクターバイオの説明より。
  16. ^ 公式読本 2012, p. 106.
  17. ^ 『メーキング・オブ・東映ヒーロー3 メカニカルヒーローの世界』(1987年・講談社)p.72.
  18. ^ a b 『創刊15周年記念/テレビマガジン特別編集 テレビマガジンヒーロー大全集』 講談社1987年1月15日、142頁。ISBN 4-06-178403-X
  19. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 451.
  20. ^ 公式読本 2012, p. 112.
  21. ^ 全怪獣怪人 下 1990, p. 453.

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日 月曜19時台前半枠
前番組 番組名 次番組
巨獣特捜ジャスピオン
(1986年1月6日 - 1986年3月24日)
時空戦士スピルバン
超人機メタルダー
(1987年3月16日 - 1987年9月14日)