成海璃子

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なるみ りこ
成海 璃子
本名 塚本 璃子(つかもと りこ)
生年月日 (1992-08-18) 1992年8月18日(31歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県横浜市神奈川区
身長 163cm
血液型 O型
職業 女優ファッションモデル
ジャンル テレビドラマ映画CM
活動期間 1997年 - 現在
事務所 研音
公式サイト 公式サイト
主な作品
テレビドラマ
瑠璃の島』、『1リットルの涙
ハチミツとクローバー』、『咲くやこの花
映画
神童』、『あしたの私のつくり方
罪とか罰とか』『武士道シックスティーン
 
受賞
山路ふみ子映画賞
第31回 新人女優賞
毎日映画コンクール
第62回 スポニチグランプリ新人賞
川崎市 文化賞
第36回 アゼリア輝賞
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成海 璃子(なるみ りこ、1992年8月18日 - )は、日本女優ファッションモデルである。本名及び旧芸名、塚本 璃子(つかもと りこ)。

神奈川県横浜市神奈川区出生、川崎市出身。研音所属。

略歴

1997年にセントラル子供劇団に入団する。

2000年7月、『TRICK』で仲間由紀恵が演じる主人公・山田奈緒子の少女時代役を演じて、ドラマデビュー。2002年の『トリック劇場版』は、ドラマとは別の役(琴美役)で出演。

2004年、芸名を「成海璃子」に改名すると同時に所属事務所を研音に移籍。

2005年4月、『瑠璃の島』でドラマ初主演。

2007年4月、『神童』で映画初主演、この映画と主演2作目である『あしたの私のつくり方』での演技力が評価され、同年11月に第31回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。また9月には川崎市の文化、芸術、福祉、スポーツなどの分野で功績のあった若手に贈呈されるアゼリア輝(かがやき)賞を受賞した。

2008年1月、第62回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞。3月、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(吹き替え版)で声優デビュー。

2009年1月、日本ジュエリーベストドレッサー賞を受賞。8月、プロ野球オリックス・バファローズvs埼玉西武ライオンズ18回戦(京セラドーム大阪)で始球式を務めた。

2010年、『咲くやこの花』で主演を務め、時代劇に初挑戦。

2012年、大河ドラマ平清盛』で平滋子を演じ、大河ドラマに初出演。

人物

  • 家族構成は、両親・弟。堀越学園高等学校卒業[1]
  • 女優の他にモデルとしても活動し、さまざまな[要追加記述]雑誌に出ている。モデル活動に関しては、同世代の女性に対しての「人気取り」だと発言したこともある[2]
  • 椎名林檎のファンで、「カラオケでも林檎さんだけでずっと歌い続けられる」というほどの熱狂的なファンである。また、ニルヴァーナの大ファンでもあり、「寝る前も朝起きたときもニルヴァーナ、という日もあるぐらいニルヴァーナが大好き」という。エレファントカシマシにはまり、「今宵の月のように」を、ラジオ番組で弾き語りをしたこともある[どこ?]。また、『メレンゲの気持ち』での自室紹介では、INU筋肉少女帯村八分猛毒高田渡はっぴいえんどのCDを紹介していた。この番組で出演者の臼田あさ美と好きな音楽の趣味がまったく同じであることが判明し、それ以来、2人でライブに行ったり、ギターを持って旅行に行ったりするなどプライベートで非常に仲が良い。臼田とは仲良くなる前からライブ会場でお互いを見かけたりしていた。2012年8月にゲスト出演した『浜ちゃんが!』(読売テレビ>)では、フォークソングが好きと語り、よく聴くミュージシャンとして西岡恭蔵の名前を挙げている。
  • アパレル・ブランドのヒステリックグラマーを好み、雑誌「Hana*chu→」や「melon」にも、ヒステリックグラマーの私服を着ている写真が掲載されていた[いつ?]
  • 小さい頃は、深海魚が大好きだった。
  • 自宅でトイプードルの「あずき」(メス)を飼っており、休日には多摩川を散歩するなどして、過ごす時間を大切にしている。
  • 趣味は読書。好きな作家は乙一で、特に『ZOO』と『夏と花火と私の死体』が好きだという[3]
  • 特技はピアノ三線ギター
  • 好きな食べ物は、鳥ワサ、なめたけなど[2]。また、『おもいッきりDON!第1部 おもいッきりPON!』では、好きなおやつとして、あたりめエイヒレを紹介していた。
  • 苦手な食べ物は、練り物類。苦手なものは、小さい子供と凄いエネルギーで迫ってくる人[3]
  • ロングヘアをとても気に入っており、髪の長さは腰まである。

女優として

  • 各雑誌・映画の公式サイト等で外見・性格ともに「大人びている」と評価されることが多く、実年齢より年上の役を演じる事も多い。『1リットルの涙 特別編〜追憶〜』では、撮影当時14歳でありながら23歳の看護師役を演じた。また、『ハチミツとクローバー』では、撮影当時15歳でありながら、18歳(初登場時)の大学生役を演じた。
  • 演技を「キャッチボール」と捉え、「私の唯一の表現」と語っている。役に自分を重ね合わせることはない。
  • 将来は「幅広い演技の出来る女優」を目指しており、「映画では海外の作品にも出たい」「舞台やコメディもやってみたい」などと、幅広い方向に興味を示している。演じたい役もひとつにしぼれないほどあるという。
  • 台本は活字を追って読むのではなく、話の流れとその役の心情を体のどこかに入れるつもりで読むことを心がけている。曰く「そうすれば、言い回しが台本と違っていても、間違ったことは言わない」[3]
  • ピアノが上手く[4][5]、幼い頃から習っていた。しかし、『神童』では「小学生の時に辞めてしまったので、勘を取り戻すのには苦労した」と語っている。三線はドラマ『瑠璃の島』への出演がきっかけで習い憶え、2007年の『瑠璃の島 SPECIAL 2007』では、三線を弾きながら歌うシーンが見られるほど上達した。
  • NTTドコモのCMに出演していたが、携帯電話は、連絡の手段として所持しているだけで、それ以外では自分にとっては必要ないものだと語った[3]
  • 映画『イキガミ』のインタビューで「死ぬ気でチャレンジした経験」を訊かれ、「いまかもしれない。芝居もそうだし、芝居じゃないところでも」と答えている[6]

主な出演

主な作品のみを記載

テレビドラマ

映画

吹き替え

CM

ミュージックビデオ

ゲーム

CDジャケット

ドキュメンタリー

その他の番組

ラジオ

モデル

  • Hana*chu→専属モデル(2005年10月 - 2009年3月号で卒業)
  • melon専属モデル
  • パンテーンイメージキャラクター
  • 夏休みキャンペーン 「学校って、なに? 〜みんなの学校〜」(2007年7月 - 8月、日本テレビ) - 志田未来と共にパーソナリティ
  • ヒューマンアカデミー、ワンデーフリーマガジントリコット5号のイメージキャラクター

書籍

  • 共著
    • 平間至『ナルミカメラ』(2012年3月24日、角川メディアハウス〈角川グループパブリッシング〉)ISBN 978-4048949378

写真集

関連書籍

脚注

  1. ^ “成海璃子が堀越卒業式「露天風呂思い出」”. 日刊スポーツ. (2011年2月18日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20110218-738498.html 
  2. ^ a b 「『明日のスーパースター100』(8)成海璃子 中学1年生で「瑠璃の島」主演、大人びたルックスと演技力の持ち主」『日経エンタテインメント!』第10巻第6号、日経BP社、2006年4月、50頁。 
  3. ^ a b c d 「『U-19女優図鑑』成海璃子 “自分らしい演技”を追い求める「ハチクロ」主演の15歳」『日経エンタテインメント!』第12巻第5号、日経BP社、2008年4月、52-53頁。 
  4. ^ デイリースポーツ. (2007年4月20日) 
  5. ^ 松山ケンイチと成海璃子が『神童』でクラシック音楽と格闘!”. シネマトゥデイ (2006年12月12日). 2013年5月27日閲覧。
  6. ^ goo映画 (2008年). “『イキガミ』成海璃子 単独インタビュー”. 2008年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月1日閲覧。
  7. ^ 成海璃子、海に飛び込むシーンで泣きそうに 藤原竜也「女優さんたくましい」”. ORICON STYLE (2016年2月1日). 2016年2月1日閲覧。
  8. ^ 成海璃子、体当たりの演技で新境地開拓!池松壮亮&斎藤工と「無伴奏」でタッグ”. 映画.com (2015年7月24日). 2015年7月24日閲覧。

外部リンク