仲良し同盟

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仲良し同盟』(The Truce Hurts、1948年7月17日)はトムとジェリーシリーズの短編映画作品である。

スタッフ[編集]

作品内容[編集]

壮絶なケンカを繰り広げていたトムとジェリーとスパイク(本作ではブッチと呼ばれている)。そのうちにスパイクが「もうそろそろ仲直りしよう。」と言いひょんなことから三匹はひとつ屋根の下で寝食を共にすることになる。

それから三匹の仲は一変。仲直りをした三匹は互いを労わりあいながら、非常に仲のいい暮らしぶりを見せる。スパイクが朝食の用意をして、それぞれの体の大きさに合わせて、朝食を満喫する三人だった。

朝食後、ジェリーが散歩に出かけようとしていると、トムの悪友ブッチがいつものようにゴミ箱を漁っていた。そこへ、美味そうなネズミのジェリーが目に入り、ジェリーを捕まえ食べようとするブッチ。ところが、トムがジェリーを助け、ブッチを殴り飛ばす。トムがジェリーに優しく接しているのを見たブッチは、これは夢だと言わんばかりに自分の頭を殴っていた。トムが散歩していると、とある家に飼われていた一匹の犬が骨にかぶりついていた。犬は偶然にも歩いているトムを見つけると、さすがに骨は飽きたのでトムを食べることにした。それを見たスパイクはトムを助け、犬を思いっきり殴った。殴られた衝撃で犬の歯はすべて抜け落ちてしまった。トムを助けたスパイクはトムに「何か言ってくれ」と言うが、先ほど犬に咥えられたリンゴのせいでトムは何も言えない。そこでスパイクはリンゴをトムの口の中へ押し込むが、押し込まれたリンゴがのどに詰まって苦しむトム。スパイクは力強くトムを殴ると、ようやく飲み込むことができたが、あまりにも強く殴りすぎたので、トムはそのまま倒れ気絶してしまった。それを見たスパイクは、自分の責任でもかかわらず、きょとんとしていた。

ある日、三匹はそろって散歩に出かけると、そこには泥水たまりが。スパイクが皮を脱いで渡ろうとすると、肉屋のトラックが猛スピードで走って、泥水は三匹の顔にかかり真っ黒(DVD版ではカットされている)。そして、大きなビーフステーキの肉を落としていく。三匹は大喜び。三匹は早速ステーキを分けようとした際に取り合いになりそのうちにステーキはドブに落ちてしまう。結局三匹は再び仲間割れ、そしてスパイクは契約書をビリビリに破って契約を取り消し、元通りの喧嘩になるのだった。

再公開[編集]

この作品は、1955年12月に再公開されており、レオ・ザ・ライオンや、トムとジェリーのタイトルカード、エンドクレジットが変更されている。初公開版では、スタッフクレジットに一部変更がある他、エンドクレジットでは、再公開版では表記されていた、「MADE IN HOLLYWOOD U.S.A.」の表記がない。現在テレビで再放送されているものなどは、再公開版のものが多い。

関連項目[編集]