いそうろう

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いそうろう』(Pet Peeve 1954年11月20日)は『トムとジェリー』の作品のひとつ。初めてシネマスコープ(9:5)で制作された作品。未対応の劇場向けに標準サイズ(4:3)でも製作された。


スタッフ[編集]

作品内容[編集]

大喰らいのトムとスパイク。今日も冷蔵庫を漁っては勝手に特大のハムサンドをこしらえ、骨付きハムに丸ごと喰らい付くわ、ミルクをがぶ飲みするわとやりたい放題。一方、リビングでは飼い主夫婦が請求書の山に頭を痛めていた。その内訳は、大半がトムとスパイクのエサ代。困った飼い主はどちらか一方を追放することにする。ドアの後で聞き耳を立てていた2匹は、大慌てて飼い主夫婦に媚を売る。スパイクは犬派の夫にあらゆる忠誠ぶりを見せつけ、トムはネコ派の妻に擦りより、ついでに家事までこなすなどして歓心を買う。

夫婦がそれぞれ意見を戦わせるなか、ついに条件が決定する。「家にこれからも住めるのは、ネズミ=ジェリーを捕まえたもの」。2匹はジェリーを巡って争う。トムがジェリーを捕らえれば、飼い主に変装したスパイクが奪い取り、スパイクがジェリーを捕まえればトムが奪い・・・こうしてドタバタ劇が展開される中、2匹はジェリーをカーペットに巻き込み、それぞれ剣を取ってカーペットを輪切りにする。しかしその際に勢い余って飼い主のスリッパのつま先まで切断。部屋の中を散々荒らしまくった挙句、飼い主は両者とも追放することにする。

結局、「エサ代もかからない」という理由でジェリーが正式なペットとして認められる(その実、ジェリーの巣の中には盗み出された大量の食糧が貯蔵されているのだが)。

一方、追放が決定したトムとスパイクは飼い主から「荷物をまとめて出て行ってくれ」と命じられるが、2匹は食糧のつまった冷蔵庫を担いで飼い主の反対を押し切り、家から逃亡するのであった。

日本でのテレビ放映[編集]

TBS系列及び他系列で、1964年1990年頃まで時折放映された。DVDにも収録(標準サイズ)。カートゥーン ネットワークでは2010年6月1日よりリマスター化され、映像サイズも16:9になった。

映像との比較[編集]

関連事項[編集]