パパは強いな

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パパは強いな』(Slicked-up Pup1951年7月7日)はトムとジェリーの作品のひとつ。

スタッフ[編集]

作品内容[編集]

ある日、スパイクが息子・タイクの体を綺麗に洗っていた。汚れが一つもついていないタイクにスパイクは留守番をするよう言いつけ出かけようとする。

その時、いつものように追いかけっこをしているトムとジェリーが現れる。その騒ぎに巻き込まれてしまったためにタイクは泥水に落ちてしまい、泥まみれ。怒ったスパイクはトムにタイクを綺麗にさせる。そして、スパイクはトムに忠告する。「いいか、俺が出かけている間に息子を見張っていろ。もし、少しでも汚れていたらタダじゃおかないぞ!」。スパイクは忠告を終えるとそのまま行ってしまう。

トムは「なんで見張らなきゃならないんだ」とばかりに座り込むが、そのはずみでタイクがまた泥水に落ちそうになってしまう。慌ててタイクを受け止めたトムは、仕方なくタイクを見張ることにした。

一方、それを聞いたジェリーもタイクに落書きしたり、トマトを投げつけたり、インクをかけようとしたりなど悪戯を始める。ジェリーがあの手この手でタイクを汚そうとしては、トムがそれを阻止する。そんなドタバタ劇が続く中、トムはジェリーからインクを取り上げそれを放り投げる。ところが、トムの投げたインクがどんどん転がっていき、タイクにかかってしまった。慌てたトムは汚れを落とそうとするが、インクの汚れは中々落ちない。そこで、トムは汚れたタイクに白いペンキを塗り、その上にタイクと同じ色のペンキを塗ろうとした。しかし、ジェリーが色とりどりのペンキ缶を乗せた机を動かしてしまったために、トムの目前には見たこともないカラフルな犬が。さらに慌てたトムは水で洗い流そうとするが、ジェリーが蛇口のホースをタールに付け替えてしまい、タイクはタールで真っ黒。

そして、さらに最悪なことにスパイクが帰って来たではないか。そこでトムはタールまみれになったタイクの体に羽毛をつけて、に変装させて誤魔化そうとした。「息子はどこだ」とトムに尋ねるスパイク。タイクは声を出そうとするも、トムが鶏の物真似をしてなんとかスパイクの目を誤魔化すのに成功させた。タイクは怒ってトムの尻尾に噛みついた。その痛みにトムは思わず、悲鳴を上げる。その悲鳴に気づいたスパイクが駆けつける。トムはなんとか隠れて、タイクを洗濯機に入れ汚れを落とそうとするが、結局はタイクの汚れも落とせぬままスパイクに見つかってしまう。

怒ったスパイクはトムを洗濯機に押し込む。洗濯機の中ではトムがクルクル回ったり、壁にぶつかったり、シャワーを浴びせられるという無残な姿があった。その光景を満足そうに眺める、スパイク親子とジェリーだった。

日本でのテレビ放映[編集]

TBS系列及び他系列で、1964年1990年頃まで時折放映された。その後、カートゥーン ネットワークでも放送されていたが、吹き替え版は未放送。

DVDについて[編集]

2013年発売のDVD『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.2』にて初収録された。

声優陣はこれまでのシリーズとほぼ同じだが、スパイク役は宝亀克寿ではなく『トムとジェリー テイルズ』以降で担当した島香裕が担当している(スパイク役の島香が2019年に死去したため、島香がクラシック短編作品でスパイクを担当したのが今作で最初で最後となった)。また、トム役の肝付兼太が2016年に死去したため、クラシック短編作品でトムを担当したのが今作が最後となった。

関連事項[編集]