トムとジェリーの短編作品一覧
トムとジェリーの短編作品一覧(トムとジェリーのたんぺんさくひんいちらん)は、『トムとジェリー』の短編作品を一覧表記する。
作品一覧
[編集]年代順によって並べられている。表記は、英語原題(日本語サブタイトル、アメリカでの公開日)というようになっている。ただし、劇場公開時に別タイトルになっていた作品も一部あり。
ハンナ=バーベラ期(1940年〜1958年)
[編集]メトロ・ゴールドウィン・メイヤー製作 ※ ◎:アカデミー賞受賞作品、○:アカデミー賞ノミネート作品、△:アニー賞ノミネート作品、●:DVD未収録
作品リスト(1940年 - 1949年)
[編集]番号 | 邦題 | 原題 | 公開日 | 概要 |
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1 | 上には上がある○ | Puss Gets the Boot | 1940年2月10日 | トムはジャスパー、ジェリーはジンクスという名前であった。 トム、ジェリー、お手伝いさんの初登場話である。 トムとジェリーで初のアカデミー賞ノミネート作品。 |
2 | 夜中のつまみ食い | The Midnight Snack | 1941年7月19日 | 今回の作品から「トムとジェリー」になった。 |
3 | メリー・クリスマス○ | The Night Before Christmas | 1941年12月6日 | |
4 | お化け騒動 | Fraidy Cat | 1942年1月17日 | |
5 | 共同作戦 | Dog Trouble | 1942年4月18日 | スパイクの初登場話である。 |
6 | バラ色の人生 | Puss n' Toots | 1942年5月30日 | 雌猫の初登場話である。 |
7 | 楽しいボーリング | The Bowling Alley Cat | 1942年7月17日 | |
8 | にわとり婆さん にわとりのおばさん |
Fine Feathered Friend | 1942年10月10日 | にわとりばあさんの初登場話である。 |
9 | 悪魔のささやき | Sufferin' Cat! | 1943年1月16日 | ミートヘッド(フランキー)の初登場話である。 |
10 | 淋しがりや | The Lonesome Mouse | 1943年5月22日 | |
11 | 勝利は我に◎ | The Yankee Doodle Mouse | 1943年6月26日 | トムとジェリーで初のアカデミー賞受賞作品。 |
12 | 赤ちゃんはいいな | Baby Puss | 1943年12月25日 | ブッチ、トプシーの初登場話である。飼い主の娘(ナンシー)が唯一登場する話である。 |
13 | 素敵なおさがり | The Zoot Cat | 1944年2月26日 | |
14 | 夢と消えた百万ドル | The Million Dollar Cat | 1944年5月6日 | |
15 | 命の恩人 | The Bodyguard | 1944年7月22日 | 一話完結を原則としている本シリーズにおいて珍しく前後編形式をとる作品である。[1] ただし、それぞれの作品を単品で鑑賞しても問題ない作りになっている。 |
16 | 猫はやっぱり猫でした | Puttin' On the Dog | 1944年10月28日 | |
17 | ネズミ取り必勝法◎ | Mouse Trouble | 1944年11月23日 | |
18 | トムのガールフレンド | The Mouse Comes to Dinner | 1945年5月5日 | |
19 | ジェリー街へ行く | Mouse in Manhattan | 1945年7月7日 | トムとジェリーで唯一ジェリーのみが主役となる作品である。 |
20 | 目茶苦茶ゴルフ | Tee for Two | 1945年7月21日 | キツツキの初登場話である。ハチの群れが唯一登場する話である。 |
21 | 可愛い花嫁さん | Flirty Birdy | 1945年9月22日 | ワシが唯一登場する話である。 |
22 | ただいまお昼寝中◎ | Quiet Please! | 1945年12月22日 | |
23 | 春はいたずらもの△ | Springtime for Thomas | 1946年3月30日 | メスネズミ、悪魔のジェリーの初登場話である。 エンドクレジットが通常と異なり、トムとジェリーで初のアニー賞ノミネート作品。 |
24 | 捨てネズミ | The Milky Waif | 1946年5月18日 | ニブルスの初登場話である。 |
25 | 仲間割れ | Trap Happy | 1946年6月29日 | |
26 | 恋ははかなく | Solid Serenade | 1946年9月1日 | |
27 | 変な魚釣り | Cat Fishin' | 1947年2月22日 | カマス(ワニのような魚)が唯一登場する話である。 |
28 | トラになったトム | Part Time Pal | 1947年3月15日 | |
29 | ピアノ・コンサート◎ | The Cat Concerto | 1947年4月26日 | |
30 | あべこべ物語○ | Dr.Jekyll and Mr.Mouse | 1947年6月14日 | ハエが唯一登場する話である。 |
31 | 海のバカンス | Salt Water Tabby | 1947年7月12日 | カニの初登場話である。 |
32 | こわいお手伝いさん | A Mouse in the house | 1947年8月30日 | |
33 | 透明ネズミ | The Invisible Mouse | 1947年9月27日 | |
34 | なかよし | KItty Foiled | 1948年6月1日 | カナリアの初登場話である。 |
35 | 仲良し同盟 | The Truce Hurts | 1948年7月17日 | |
36 | 強敵あらわる | Old Rockin' Chair Tom | 1948年9月18日 | ライトニング(イナズマ)の初登場話である。 |
37 | やんちゃな生徒 | Professor Tom | 1948年10月30日 | |
38 | お掃除はこうするの | Mouse Cleaning | 1948年12月11日 | ロバが唯一登場する話である。 |
39 | ウソをついたら | Polka-Dot Puss | 1949年2月26日 | この回から[トムとジェリーのテーマ]が演奏される。 |
40 | 台所戦争◎ | The Little Orphan | 1949年4月30日 | 後にシネマスコープでリメイクされる。 |
41 | いたずらきつつき○ | Hatch Up Your Troubles | 1949年5月14日 | 後にシネマスコープでリメイクされる。 |
42 | 天国と地獄 | Heavenly Puss | 1949年7月9日 | 子猫の初登場話である。クーパーが唯一登場する話である。 |
43 | 海の底はすばらしい | The Cat and The Mermouse | 1949年9月3日 | タコの初登場話である。カジキマグロ、タツノオトシゴが唯一登場する話である。 |
44 | ここまでおいで | Love That Pup | 1949年10月1日 | 後にシネマスコープでリメイクされる。タイクの初登場話である。 |
45 | ジェリーの日記 | Jerry's Diary | 1949年10月22日 | トムとジェリーで初の総集編。「目茶苦茶ゴルフ」「ネズミ取り必勝法」 「恋ははかなく」「勝利は我に」の4作のワンシーンが用いられている。 ラドリーおじさん(ラジオ)が唯一登場する話である。 |
46 | テニスなんて楽だね | Tennis Chumps | 1949年12月10日 |
作品リスト(1950年 - 1958年)
[編集]番号 | 邦題 | 原題 | 公開日 | 概要 |
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47 | 母をたずねて | Little Quacker | 1950年1月7日 | アヒル、アヒルの母の初登場話である。 アヒルの父(ヘンリー)が唯一登場する話である。 |
48 | 土曜の夜は | Saturday Evening Puss | 1950年1月14日 | |
49 | 西部の伊達ねずみ | Texas Tom | 1950年3月11日 | タラ、牛の初登場話である。 |
50 | 逃げ出したライオン 逃げて来たライオン |
Jerry and the Lion | 1950年4月8日 | ライオンが唯一登場する話である。 |
51 | 花火はすごいぞ | Safety Second | 1950年7月1日 | |
52 | 星空の音楽会 | Tom and Jerry in the Hollywood Bowl | 1950年9月17日 | ネコのオーケストラが唯一登場する話である。 |
53 | 復讐もほどほどに | The Framed Cat | 1950年10月21日 | |
54 | 玉つきゲームは楽しいね | Cue Ball Cat | 1950年11月25日 | |
55 | 計算ちがい | Casanova Cat | 1951年1月6日 | |
56 | ジェリーと金魚 | Jerry and the Goldfish | 1951年3月3日 | 金魚の初登場話である。 |
57 | ごきげんないとこ○ | Jerry's Cousin | 1951年4月7日 | マッスルが唯一登場する話である。 |
58 | トムさんと悪友 | Sleepy-Time Tom | 1951年5月26日 | |
59 | 南の島 | His Mouse Friday | 1951年7月7日 | 原住民が唯一登場する話である。以前の邦題は「南の島には土人がいたよ」 |
60 | パパは強いな | Slicked-up Pup | 1951年9月8日 | 長らくDVD未収録だったが、2013年発売のDVD 『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.2』にて初収録された。 |
61 | ショックで直せ | Nit-witty Kitty | 1951年10月6日 | |
62 | ふんだりけったり | Cat Napping | 1951年12月8日 | アリの群れの初登場話である。カエルが唯一登場する話である。 |
63 | トム君空を飛ぶ | The Flying Cat | 1952年1月12日 | |
64 | おしゃべり子ガモ | The Duck Doctor | 1952年2月16日 | 子ガモが唯一登場する話である。 |
65 | パーティ荒し◎ | The Two Mouseketeers | 1952年3月15日 | |
66 | 恋のとりこ | Smitten Kitten | 1952年4月12日 | 「海のバカンス」「トムのガールフレンド」「西部の伊達ねずみ」 「恋ははかなく」の4作のワンシーンが用いられている。 悪魔のジェリーの最終登場話である。ケイトが唯一登場する話である。 |
67 | 可愛い子猫と思ったら | Tripled Trouble | 1952年4月19日 | |
68 | 可愛い逃亡者 | Little Runaway | 1952年6月14日 | オットセイが唯一登場する作品である。 |
69 | ブルおじさん | Fit to be Tied | 1952年7月26日 | |
70 | 人造ネコ | Push-Botton Kitty | 1952年9月6日 | お手伝いさんの最終登場話である。人造ネコが唯一登場する話である。 |
71 | 夢と消えたバカンス | Cruise Cat | 1952年10月18日 | 「西部の伊達ねずみ」のワンシーンが用いられている。船長の初登場話である。 |
72 | お家はバラバラ | The Dog House | 1952年11月29日 | |
73 | 恐怖の白ネズミ | The Missing Mouse | 1953年1月10日 | 白いネズミが唯一登場する話である。白くなったジェリーの初登場話である。 |
74 | ジェリーとジャンボ | Jerry and Jumbo | 1953年2月21日 | 仔ゾウ(ジャンボ)、ジャンボの母親が唯一登場する話である。 |
75 | ワルツの王様◎ | Johann Mouse | 1953年3月21日 | トムとジェリーで最後のアカデミー賞受賞作品となった。 エンドクレジットが通常と異なる。ジェリーはヨハンという名前である。 ヨハン・シュトラウスが唯一登場する話である。 |
76 | パパの教育 | That's My Pup | 1953年4月25日 | |
77 | おかしなアヒルの子 | Just Ducky | 1953年9月5日 | |
78 | インディアンごっこ | Two Little Indians | 1953年10月17日 | 2013年9月3日(火)に NHK BSプレミアムで放送された際の邦題は『二匹のネズミ』。 また、2014年6月10日(火)に同番組で再び放送されたが同様。 |
79 | トム氏の優雅な生活 | Life with Tom | 1953年11月21日 | ここまでは日本における著作権の保護期間が終了したため、 パブリックドメインDVDが販売されている。「変な魚釣り」 「台所戦争」「なかよし」の3作のワンシーンが用いられてられている。 ミートヘッド(フランキー)、カナリアの最終登場話である。 |
80 | 親切なトム | Puppy Tale | 1954年1月23日 | 六匹の子犬が唯一登場する話である。 |
81 | うらぎり者は去れ | Posse Cat | 1954年1月30日 | 牛の最終登場話である。白人のご主人様が唯一登場する話である。 |
82 | 止まらないシャックリ | Hic-cup Pup | 1954年4月17日 | |
83 | ネズミの学校 | Little School Mouse | 1954年5月29日 | |
84 | 腹ぺこブッチ | Baby Butch | 1954年8月14日 | |
85 | 氷あそび | Mice Follies | 1954年9月4日 | |
86 | ナポリよいとこ | Neapolitan Mouse | 1954年10月2日 | トーポ、ナポリの犬が唯一登場する話である。 |
87 | オーバーな奴 | Downhearted Duckling | 1954年11月13日 | にわとりばあさんの最終登場話である。 アヒルの女の子が唯一登場する話である。 |
88 | 居候 いそうろう |
Pet Peeve | 1954年11月20日 | シネマスコープ作品。主人(男性・女性)の初登場話である。 |
89 | 武士道はつらい○ | Touché, Pussy Cat! | 1954年12月18日 | シネマスコープ作品。 トムとジェリーで最後のアカデミー賞ノミネート作品となった。 |
90 | 南へ行こう | Southbound Duckling | 1955年3月12日 | シネマスコープ作品。エンドクレジットが通常と異なる。 野ガモたちが唯一登場する話である。 |
91 | ブルさんのピクニック | Pup on a Picnic | 1955年4月30日 | シネマスコープ作品。 |
92 | 白ネズミは人気者 | Mouse for Sale | 1955年5月21日 | 白くなったジェリーの最終登場話である。 |
93 | 失敗は成功のもと | Designs on Jerry | 1955年9月3日 | ネコとネズミの絵が唯一登場する話である。 |
94 | 武士道修行も楽じゃない 武士道修行は楽じゃない |
Tom and Chérie | 1955年9月10日 | シネマスコープ作品。 |
95 | 映画大会 | Smarty Cat | 1955年10月14日 | 「恋ははかなく」「変な魚釣り」「ブルおじさん」 の3作のワンシーンが用いられている。エンドクレジットが通常と異なる。ライトニング(イナズマ)、トプシーの最終登場話である。 |
96 | ひげも使いよう | Pecos Pest | 1955年11月12日 | フレッド・クインビー名義の最終作品。 アンクル・ペコスが唯一登場する話である。 |
97 | 素敵なママ△ | That's My Mommy | 1955年11月19日 | この作品以降は全てシネマスコープ作品。 |
98 | 空飛ぶほうき | The Flying Sorceress | 1956年1月27日 | 魔女が唯一登場する話である。 |
99 | 邦題無し● | The Egg and Jerry | 1956年3月23日 | キツツキの最終登場話である。いたずらきつつきのリメイク作品。 日本では未公開。 |
100 | 赤ちゃんは楽だね● | Busy Buddies | 1956年5月4日 | ジェニー、赤ちゃんの初登場話である。 |
101 | 楽しい浜べ△ | Muscle Beach Tom | 1956年9月7日 | |
102 | ダンスは楽し | Downbeat Bear | 1956年10月21日 | クマが唯一登場する話である。エンドクレジットが通常と異なる。 |
103 | 悲しい悲しい物語 | Blue Cat Blues | 1956年11月16日 | メスネズミの最終登場話である。 |
104 | バーベキュー戦争 | Barbecue Brawl | 1956年12月14日 | 今作から高音質ステレオ音響となった。アリの群れの最終登場話である。 タイクは、この後1957年の「つかまるのはごめん」「名犬チビ」に登場する。 |
105 | 邦題無し● | Tops with Pops | 1957年2月22日 | ここまでおいでのリメイク作品。 日本では未公開。 |
106 | なにがなんだかわからない | Timid Tabby | 1957年4月19日 | ジョージが唯一登場する話である。 |
107 | 邦題無し● | Feedin' the Kiddie | 1957年6月7日 | 台所戦争のリメイク作品。 日本では未公開。 |
108 | 気楽に行こうよ | Mucho Mouse | 1957年9月6日 | ブッチの最終登場話である。また、本作のみライトニング(イナズマ)と同じ赤毛となっている。 |
109 | みーちゃったみーちゃった● | Tom's Photo Finish | 1957年11月1日 | |
110 | おめでたいアヒル | Happy Go Ducky | 1958年1月3日 | |
111 | 王様を起こさないで | Royal Cat Nap | 1958年3月7日 | 王様が唯一登場する話である。 |
112 | 忍法ネコだまし | The Vanishing Duck | 1958年5月2日 | アヒル、主人(男性)の最終登場話である。 |
113 | 我こそ勇者 | Robin Hoodwinked | 1958年6月6日 | ニブルスの最終登場話である。ロビン・フッドが唯一登場する話である。 |
114 | 赤ちゃんは知らん顔 | Tot Watchers | 1958年8月1日 | 主人(女性)、ジェニー、赤ちゃんの最終登場話である。 警察官が唯一登場する話である。 スパイクは、この後2005年の「The Karate Guard」に登場する。 |
ジーン・ダイッチ期(1961年〜1962年)
[編集]通常版のDVDには未収録だが全巻購入者特典で付いてきた「スペシャルDVD」(13作品とも収録) または1コインDVDには一部収録(2作品は未収録)。
作品リスト
[編集]番号 | 邦題 | 原題 | 公開日 | 収録・備考 |
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1 | 猫はワンワン犬はニャーオ | Switchen' Kitten | 1961年9月7日 | 長らくDVD未収録だったが、2013年発売のDVD 『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.1』にて初収録された。 キチガイ博士、動物たちが唯一登場する話である。 |
2 | くたびれもうけの魚釣り | Down and Outing | 1961年10月26日 | クリント・クローバー(短気おやじ)の初登場話である。 |
3 | ギリシャ物語 | It's Greek to Me-ow | 1961年12月7日 | |
4 | 自慢のバーベキュー | High Steaks | 1962年1月1日 | |
5 | ジェリーの宇宙飛行士 | Mouse into Speace | 1962年2月1日 | |
6 | 手ごわい奴 | Landing Stripling | 1962年4月1日 | 黄色の鳥が唯一登場する話である。 |
7 | やきもちやき | Calypso Cat | 1962年6月1日 | 猫のミュージシャンが唯一登場する話である。 |
8 | 白い鯨 白いくじら |
Dicky Moe | 1962年7月1日 | 白いくじら(ディッキー・モー)が唯一登場する話である。 |
9 | お人形新発売 | The Tom and Jerry Cartoon Kit | 1962年8月1日 | |
10 | 西部のあばれもの | Tall in the Trap | 1962年9月1日 | 町の保安官、雑貨屋の主人が唯一登場する話である。 |
11 | 狩りはこりごり | Sorry Safari | 1962年10月1日 | クリント・クローバー(短気おやじ)の最終登場話である。 シドニーが唯一登場する話である。 |
12 | 友達はいいな | Buddies Thicker Than Water | 1962年11月1日 | 長らくDVD未収録だったが、2014年発売のDVD 『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック Vol.5』にて初収録された。 夫人が唯一登場する話である。 |
13 | 新カルメン物語 | Carmen Get it! | 1962年12月1日 | カルメンの指揮者、守衛、お伶さんが唯一登場する話である。 |
チャック・ジョーンズ期(1963年〜1967年)
[編集]日本では1980年から1981年に日本テレビ系・木曜スペシャル枠において、 『おかしなおかしな トムとジェリー 大行進』内で放送されて、1981年から1982年に日本テレビ系「トムとジェリー」として放送。なお、最初回の「お好みサンド」と「ジェリーの親友」はTBS版にて既に放送された為、日本テレビ版では放送されていない。
なお、「仲直りはしたものの」と「必殺ネズミ取り」には、ハンナ=バーベラ第一期を再構成したものである為、チャック・ジョーンズではなく、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの名前が載っている。
作品リスト
[編集]番号 | 邦題 | 原題 | 公開日 | 収録・備考 |
---|---|---|---|---|
1 | お好みサンド | Penthouse Mouse | 1963年6月27日 | エンドクレジットが通常と異なる。 |
2 | オペラ騒動 | The Cat Above and The Mouse Below | 1964年1月1日 | エンドクレジットが通常と異なる。 |
3 | ジェリー博士の超能力 | Is There a Doctor in the Mouse? | 1964年3月22日 | この作品から通常のエンドクレジットが使用される。 |
4 | ジェリーの親友 | Much Ado About Mousing | 1964年5月24日 | ブル公の初登場話である。カニの最終登場話である。 |
5 | 冬の夜ばなし | Snowbody Loves Me | 1964年9月2日 | |
6 | ジェリーと子猫 | The Unshrinkable Jerry Mouse | 1964年12月6日 | 子猫の最終登場話である。 |
7 | 追いつ追われつ | Ah, Sweet Mouse-Story of Life | 1965年1月21日 | |
8 | 逃げろや逃げろ | Tom-ic Energy | 1965年3月7日 | 野良猫が唯一登場する話である。 |
9 | まるでツイてない日 | Bad Day At Cat Rock | 1965年4月24日 | エンドクレジットが通常と異なる。 |
10 | とんだ災難 | The Brothers Carry-Mouse-Off | 1965年5月15日 | エンドクレジットが通常と異なる。 |
11 | 魔術師ネズミ | Haunted Mouse | 1965年5月30日 | マーリンが唯一登場する話である。エンドクレジットが通常と異なる。 |
12 | 油断大敵 | I'm Just Wild About Jerry | 1965年6月14日 | |
13 | ジェリーの仕返し | Of Feline Bondage | 1965年8月2日 | 妖精のネズミが唯一登場する話である。 |
14 | ジェリーのいたずら作戦 | The Year of the Mouse | 1965年8月30日 | ニパオ(ボニー)が唯一登場する話である。 |
15 | 忠犬ブル公 | The Cat's Me-Ouch | 1965年9月15日 | 「逃げろや逃げろ」のワンシーンが用いられている。 |
16 | 果てしなき決闘 | Duel Personality | 1966年2月6日 | |
17 | ジェリーの夢遊病 | Jerry, Jerry, Quite Contrary | 1966年2月28日 | |
18 | 象さんはジェリーの味方 | Jerry-Go-Round | 1966年3月6日 | 象が唯一登場する話である。エンドクレジットが通常と異なる。 |
19 | プレゼント騒動 | Love Me, Love My Mouse | 1966年3月21日 | 雌猫の最終登場話である。 |
20 | 水兵さんも楽じゃない | Puss 'n' Boats | 1966年4月4日 | サメの初登場話である。船長の最終登場話である。 |
21 | カワイコ金魚ちゃん | Filet Meow | 1966年4月18日 | 金魚の最終登場話である。 |
22 | 仲直りはしたものの | Matinee Mouse | 1966年5月9日 | 「ここまでおいで」「トム君空を飛ぶ」「やんちゃな生徒」 「恐怖の白ネズミ」「逃げてきたライオン」「空飛ぶほうき」 「ジェリーの日記」「仲良し同盟」の8作のワンシーンが用いられている。 映画館のおじさんが唯一登場する話である。 |
23 | 銀世界の追跡 | The A-Tom-Inable Snowman | 1966年6月20日 | セント・バーナードが唯一登場する話である。エンドクレジットが通常と異なる。 |
24 | 1+1は敵の数 | Catty-Cornered | 1966年9月21日 | 黄色の猫が唯一登場する話である。 |
25 | サンタルチアの夜 | Cat and Dupli-Cat | 1967年1月1日 | 茶色の猫が唯一登場する話である。エンドクレジットが通常と異なる。 |
26 | トムとジェリーウォーズ | O-Solar Meow | 1967年1月26日 | ネコ型メカの初登場話である。 |
27 | 未来戦争 | Guided Mouse-Ille | 1967年1月29日 | ネズミ型メカの初登場話である。エンドクレジットが通常と異なる。 |
28 | ロックンロール騒動 | Rock 'n' Rodent | 1967年3月15日 | ネズミのバーテンダーが唯一登場する話である。 |
29 | ジョーズの追跡 | Cannery Rodent | 1967年4月30日 | |
30 | 001/7 チーズに愛をこめて | The Mouse from H.U.N.G.E.R. | 1967年5月7日 | |
31 | サーフィンに挑戦 | Surf-Bored Cat | 1967年6月4日 | サメ、タコの最終登場話である。 |
32 | 必殺ネズミ取り | Shutter Bugged Cat | 1967年7月16日 | 長らくDVD未収録だったが、2013年発売のDVD 『トムとジェリー どどーんと32話 てんこもりパック vol.3』にて初収録された。 トムとジェリーで最後の総集編。「トラになったトム」「ショックで直せ」 「ワルツの王様」「勝利は我に」「天国と地獄」「失敗は成功のもと」 の6作のワンシーンが用いられている。 |
33 | アベコベ時代 | Advance and Be Mechanized | 1967年8月29日 | ネコ型メカ、ネズミ型メカの最終登場話である。 「未来戦争」のワンシーンが用いられている。 |
34 | 夢よもう一度 | Purr-Chance to Dream | 1967年9月26日 | MGM劇場用作品の最終回。ブル公の最終登場話である。 トム、ジェリーは、この後2005年の「The Karate Guard」に登場する。 |
テレビアニメ
[編集]The Tom and Jerry Showを参照。日本ではテレビ朝日が放送。ハンナ・バーベラ・プロダクション制作。DVDは未発売。
トムとジェリー大行進(1980年)
[編集]The Tom and Jerry Comedy Showを参照。日本では1980年から1981年に日本テレビ系・木曜スペシャル枠において、 『トムとジェリー大行進』内で放送されて、1981年から1982年に日本テレビ系「トムとジェリーとドルーピー」として放送した。DVDは未発売。
トムとジェリーキッズ(1990年 - 1993年)
[編集]Tom and Jerry Kids Showを参照。日本ではカートゥーン ネットワークが放送。VHSは発売されたがDVDは未発売。
トムとジェリー テイルズ(2006年 - 2008年)
[編集]Tom and Jerry Talesを参照。日本ではカートゥーン ネットワークが放送。DVDが発売中。
トムとジェリー ショー(2014年 - 2021年)
[編集]The Tom and Jerry Showを参照。日本ではカートゥーン ネットワークが放送。DVDが発売中。
単発短編
[編集]- The Mansion Cat(2001年4月8日)
特番として放送。DVD未収録。
- The Karate Guard(2005年9月27日)
ジョセフ・バーベラが原作・監督など制作に参加。ワーナー・ブラザース・アニメーション制作。
TBS版で挿入されたアニメ作品
[編集]TBS版「トムとジェリー」では、30分番組のうち「トムとジェリー」を2作品放送。その間に他のキャラクターを主人公としたアニメーション(主にテックス・アヴェリー作品)が1作品挿入されて放送された。
下記のリスト表記は1990年に日本の地上波で再放送された時の放送順、英語原題(日本語サブタイトル、アメリカでの公開日)というようになっている。なお、初回放送時(1964年)とは順番が違う可能性もあり、各地方放送局によって違っているようである。※これは基準となる並び
トムとジェリー通常版DVDに特典として1作ずつ収録された(()内は収録巻数)。
一部のドルーピー作品は現在、ワーナー・ホーム・ビデオからワンコインDVDで発売中。
- NORTHWEST HOUNDED POLICE(迷探偵ドルーピーの大追跡 1946年8月3日)(4)(迷探偵ドルーピーの大追跡 編)
- WILD AND WOLFY(迷探偵ドルーピー西部の早射ち 1945年3月3日)(2)(迷探偵ドルーピーの大追跡 編)
- HALF-PINT PIGMY(デカ吉チビ助のアフリカ探検 1948年8月17日)
- RED HOT RANGERS(デカ吉チビ助の消防士 1947年5月31日)
- HENPECKED HOBOES(デカ吉チビ助のニワトリ狩り 1946年10月26日)
- HOUND HUNTERS(デカ吉チビ助の野良犬狩り 1947年4月12日)
- DEPUTY DROOPY(呼べど叫べど 1955年10月28日)
- ONE DROOPY KNIGHT(竜退治 1957年12月6日)
- OUT-FOXED(いかさま狐狩り 1949年11月5日)(6)(ドルーピー君サーカスへ行く 編)
- SHEEP WRECKED(まぬけなオオカミ 1958年2月7日)
- GRIN AND SHARE IT(お金と友情 1957年5月17日)
- CABALLERO DROOPY(メキシコよいとこ 1952年9月27日)
- WAGS TO RICHES(財産を狙え 1949年8月13日)
- DROOPY'S GOOD DEED(最優秀ボーイスカウト 1951年5月5日)
- THE CHUMP CHAMP(スポーツの王様 1950年11月4日)(7)(ドルーピー君サーカスへ行く 編)
- DROOPY'S DOUBLE TROUBLE(双児騒動 1951年11月17日)(10)(ドルーピー君サーカスへ行く 編)
- HOMESTEADER DROOPY(西部開拓史 1954年7月10日)
- DROOPY LEPRECHAUN(幸福を呼ぶ小人 1958年7月4日)
- DRAG-A-LONG DROOPY(西部の大決闘 1954年1月30日)
- SENOR DROOPY(チャンピオン誕生 1949年4月9日)(5)(迷探偵ドルーピーの大追跡 編)
- DIXIELAND DROOPY(デキシーランド犬 1954年12月4日)(8)(ドルーピー君サーカスへ行く 編)
- MUTTS ABOUT RACING(スピード狂 1958年4月4日)
- THREE LITTLE PUPS(勝利はいただき 1953年12月26日)
- BLACKBOARD JUMBLE(いたずら教室 1957年10月4日)
- DAREDEVIL DROOPY(ドルーピー君サーカスへ行く 1951年3月31日)(9)(ドルーピー君サーカスへ行く 編)
- COCK-A-DOODLE DOG(ブルさんはおねむ 1951年2月10日)
- SCAT CATS(名犬チビ 1957年7月26日)
- DUMB HOUNDED(つかまるのはごめん 1943年3月20日)(1)(迷探偵ドルーピーの大追跡 編)
- GIVE AND TYKE (つかまるのはごめん 1957年3月29日)※初期のみ放映
- CELLBOUND(逃げてはみたけど 1955年11月25日)
- GARDEN GOPHER(いたずらモグラ 1950年9月30日)
- ROCK-A-BYE BEAR(冬眠中はお静かに 1952年7月26日)
- BAD LUCK BLACKIE(呪いの黒猫 1949年1月22日)
- LITTLE WISE QUACKER(かしこい子がも 1952年11月8日)
- SLEEPY TIME SQUIRREL(只今静養中 1954年6月19日)
- GOGGLE FISHING BEAR(海中探検 1949年1月15日)
- COBS AND ROBBERS(かかしに御用心 1953年3月14日)
- BUSYBODY BEAR(親切好き 1952年12月20日)
- HEIR BEAR(宝さがし 1953年5月30日)
- WEE WILLIE WILDCAT(良い子のしつけ方 1953年6月20日)
- BARNEY'S HUNGRY COUSIN(なんでもいただき 1953年1月31日)
- IMPOSSIBLE POSSUM(どちらが賢いか 1954年3月28日)
- BIRD-BRAIN BIRD DOG(小鳥が好き 1954年7月30日)
- HALF-PINT PALOMINO(めんこい子馬 1953年9月26日)
- MAGICAL MAESTRO(へんてこなオペラ 1952年2月9日)
- THE FIRST BAD MAN(悪人の誕生 1955年9月30日)
- LUCKY DUCKY(ウルトラ子がも 1948年10月9日)
- SYMPHONY IN SLANG(へんな体験記 1951年6月6日)
- LITTLE JOHNNY JET(ぼくはジェット機 1953年4月18日)
- THE FLEA CIRCUS(ノミのサーカス 1954年11月6日)
- HOUSE OF TOMORROW(こんなお家は 1949年6月11日)
- DOGGONE TIRED(ねむいウサギ狩り 1949年7月30日)
- THE CUCKOO CLOCK(恐怖よサラバ 1950年6月10日)
- VENTRILOQUIST CAT(腹話術は楽し 1950年5月27日)
- FARM OF TOMORROW(楽しい農場 1954年9月18日)
- THE CAT THAT HATED PEOPLE(月へ行った猫 1948年11月20日)
- LITTLE RURAL RIDING HOOD(田舎狼と都会狼 1949年9月17日)
- THE COUNTERFEIT CAT(腹ペコ野良猫 1949年12月24日)
- BILLY BOY(何でもウメェー 1954年5月8日)
- ONE CAB'S FAMILY(ボクはスポーツカー 1952年5月15日)
- CAR OF TOMORROW(ステキな自動車 1951年9月22日)
- THE PEACHY COBBLER(森の小さな靴屋さん 1950年12月9日)
- FIELD AND SCREAM(善人エド 1955年4月30日)
- T.V. OF TOMORROW(うらやましいテレビ 1953年6月6日)
- SHOOTING OF DAN MCGOO(アラスカの拳銃使い 1945年4月14日)(未放送)(3)(迷探偵ドルーピーの大追跡 編)
脚注
[編集]- ^ 前編にあたる、「The Bodyguard」(命の恩人)の最後で、スパイクが連れていかれるが、その連れていかれた先は、後編にあたる、「Puttin' On the Dog」(猫はやっぱり猫でした)で明かされ、さらに、「Puttin' On the Dog」(猫はやっぱり猫でした)でスパイクが解放される、というストーリーになっている。