ハロー・グッドバイ
| 「ハロー・グッドバイ」 | ||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビートルズ の シングル | ||||||||||||||||||||||
| B面 | アイ・アム・ザ・ウォルラス | |||||||||||||||||||||
| リリース | ||||||||||||||||||||||
| 録音 | アビー・ロード・スタジオ (1967年10月2日 - 11月2日) | |||||||||||||||||||||
| ジャンル | ポップ[1] | |||||||||||||||||||||
| 時間 | ||||||||||||||||||||||
| レーベル |
パーロフォン(イギリス) キャピトル・レコード(アメリカ) オデオン(日本) | |||||||||||||||||||||
| プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||||||||||||||||
| チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||
「ハロー・グッドバイ」(Hello, Goodbye)は、1967年11月にビートルズが発表した16枚目のオリジナル・シングル曲である。
解説[編集]
レノン=マッカートニーの作品だが、実質的にはポール・マッカートニーの作った楽曲である[2]。リードヴォーカルはポール。コーラスはジョン・レノンとジョージ・ハリスン。後期のビートルズ作品としては、とてもシンプルで、歌詞、メロディとも覚え易い。メンバー4人以外にヴィオラが加わっている。曲のエンディングでは遊び心あふれるアドリブ演奏が聴ける。
ジョンは、「アイ・アム・ザ・ウォルラス」がこの曲によってシングルB面に追いやられたせいもあり、この曲を評価していない[3]。
この曲はテレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の先行シングル曲として発表されたが、実際テレビ映画ではエンディングの部分(ヘラ・ヘヴァ・アロハ)が使用されたのみだった。
2002年にポールが来日公演した時の1曲目にこの曲が演奏された。
日本ではTHE SQUAREが1983年にカヴァーし、スクェアの7枚目のアルバム『うち水にRainbow』に収録された。また、Yellow Magic Orchestraも2009年のライブイベント、ワールド・ハピネスでカヴァーしている(こちらはBSジャパン「NIKKEI×BS LIVE 7PM」オープニングテーマ)。また、フジテレビ「ボクらの時代」のオープニングテーマとして使用されている。さらに、教材にも使われており、TOTAL ENGLISHの1年生では、英語の歌として使われている。
ステレオ・ヴァージョン[編集]
「ハロー・グッドバイ」のリアル・ステレオ・ヴァージョンはビートルズの活動中にはリリースされなかった。ただしアメリカでは1967年11月にリリースされたアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』ステレオ盤に収録された。英国では1973年4月リリースの『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』が最初となる。CDでは1987年8月にリリースされたアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録された。
シングル盤[編集]
全英・全米1位を獲得。ビルボード(Billboard)誌では、1967年12月30日に週間ランキング第1位を獲得。1967年ビルボード誌年間ランキングでは第17位。『キャッシュボックス』誌では2週連続第1位を獲得。B面は「アイ・アム・ザ・ウォルラス」『ビルボード』誌では最高位56位、『キャッシュボックス』誌では最高位46位を記録している。アメリカでは100万枚以上のセールスを記録し、イギリスでは80万枚以上のセールスを記録している。
プロモーション・フィルム[編集]
この曲のプロモーション・ビデオがポール自身の監督によって製作されており、いくつかのバージョンが存在する。
- 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットの衣装を着たメンバーがサイケデリックな雰囲気でバンド演奏しているもの[4]。リンゴ・スターのドラムセットが場面によって大きくなったり、小さくなったりする。
- 普段着で通常のドラムがセットされたもの[5]。1993年の『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』CD化の際、新たにステレオ・ミックスの音声に差し替えたものがプロモーション用に配布された。画面に青色の外枠が付いている。
- 両バージョンのオフショットを交えた映像[5]。後半で何故かジョンが曲調に似合わずゴー・ゴーを踊ったりしている。
リリース当時のイギリスではミュージシャンズ・ユニオンの規定でテレビ番組での口パクが禁じられており、ステージにマイク・スタンドがないことなどの不備により口パクが明白となって、演奏シーンのプロモ映像は当時の英国のテレビ局では全く放送されなかった[6][注釈 1]。いずれのバージョンも2015年11月6日に発売された『ザ・ビートルズ1』のDVD・Blu-rayに収録されている[注釈 2]。このミュージック・ビデオのためにヴィオラをカットしたミックスも存在しているが、現在までに音源化されたことはない。
演奏[編集]
クレジットはイアン・マクドナルドによるもの[7]。
- ポール・マッカートニー:リード・ボーカル[注釈 3]、コーラス、ピアノ、ベース、ボンゴ、コンガ
- ジョン・レノン:コーラス、リードギター、ハモンドオルガン
- ジョージ・ハリスン:コーラス、リードギター
- リンゴ・スター:ドラム、マラカス、タンバリン、コーラス
- ケネス・エセックス:ヴィオラ
- レオ・バーンバウム:ヴィオラ
収録アルバム[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 口パク規定のなかったアメリカでは「エド・サリバン・ショー」などの番組で問題なく放送された
- ^ 普段着ver.と複合版はボーナス・ビデオ『1+』に収録。
- ^ ダブルトラック処理されている。
出典[編集]
- ^ Spignesi, Stephen; Lewis, Michael (2009). 100 Best Beatles Songs: A Passionate Fan's Guide. New York, NY: Black Dog & Leventhal. ISBN 978-1-57912-842-5.
- ^ Womack, Kenneth (2014). The Beatles Encyclopedia: Everything Fab Four. Santa Barbara, CA: ABC-CLIO. ISBN 978-0-313-39171-2.
- ^ Schaffner, Nicholas (1978). The Beatles Forever. New York, NY: McGraw-Hill. ISBN 0-07-055087-5.
- ^ Sounes, Howard (2010). Fab: An Intimate Life of Paul McCartney. London: HarperCollins. ISBN 978-0-00-723705-0.
- ^ a b Winn, John C. (2009). That Magic Feeling: The Beatles' Recorded Legacy, Volume Two, 1966–1970. New York, NY: Three Rivers Press. ISBN 978-0-307-45239-9.
- ^ Hill, Tim (2007). John, Paul, George, and Ringo: The Definitive Illustrated Chronicle of the Beatles, 1960–1970. New York, NY: Sterling Publishing. ISBN 978-1-4027-4223-1.
- ^ MacDonald, Ian (1998). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (1st rev. edn). London: Pimlico. ISBN 0-7126-6697-4.
関連項目[編集]
| ||||||||||||||||||||||