ジス・ボーイ

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ジス・ボーイ
ビートルズ楽曲
リリース
  • イギリスの旗 1963年11月29日 (1963-11-29)
  • カナダの旗 1964年 (1964)
規格 7インチシングル
録音
ジャンル
時間 2分15秒
レーベル パーロフォン
作詞者 レノン=マッカートニー
作曲者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン

ビートルズ シングル U.K. 年表
ビートルズ シングル 日本 年表
パスト・マスターズ Vol.1 収録曲
抱きしめたい
(A-6)
ジス・ボーイ
(A-7)
抱きしめたい(ドイツ語)
(A-8)
ミュージックビデオ
「This Boy」 - YouTube
リンゴのテーマ
ジョージ・マーティン&ヒズ・オーケストラの楽曲
収録アルバム A Hard Day's Night (United Artists)
リリース アメリカ合衆国の旗 1964年7月1日 (1964-07-01)
規格 7インチシングル
時間 3分8秒
レーベル ユナイテッド・アーティスツ・レコード
作曲者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン

ジョージ・マーティン&ヒズ・オーケストラ シングル 年表

ジス・ボーイ」(英語: This Boy)は、ビートルズの楽曲。レノン=マッカートニー名義となっているが、ジョン・レノンによって書かれた楽曲[3][4]。イギリスでは1963年11月に発売された5枚目のオリジナル・シングル抱きしめたい』のB面に収録されて発売された。アメリカでは1964年1月に発売されたキャピトル編集盤『ミート・ザ・ビートルズ』のA面3曲目に、カナダでは1964年に発売されたシングル盤『オール・マイ・ラヴィング』のB面に収録されて発売された。シングル盤発売当時の邦題は「こいつ」。

本作は、1964年2月16日に放送された『エド・サリヴァン・ショー』に出演した際に演奏された。

曲の構成[編集]

本作はレノンがスモーキー・ロビンソンのスタイルに触発されて書いた楽曲で[5]ドゥーワップのようなコード変更やメロディー、アレンジが取り入れられている。なお、アレンジはボビー・フリーマンの「You Don't Understand Me」[6]テディ・ベアーズ英語版の「逢った途端にひとめぼれ」に影響を受けている[4]。本作はレノン、ポール・マッカートニージョージ・ハリスンの3声コーラスが特徴となっており、後に発表された「イエス・イット・イズ」や「ビコーズ」でもこのコーラス・アレンジが取り入れられた。当初ミドルエイトにはギターソロが当てられていたが、レコーディング中に変更された[7]

映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』の中でリンゴ・スターが川辺を歩くシーンで「ジス・ボーイ」のジョージ・マーティンによるオーケストラ・アレンジ版が演奏された。このヴァージョンは、「リンゴのテーマ」(英語: Ringo's Theme)という名でアメリカのサウンドトラック盤『A Hard Day's Night (United Artists)』 に収録された。また、サウンドトラック盤が発売された同年8月に発売されたシングル盤『アンド・アイ・ラヴ・ハー (オーケストラ・アレンジ版)』のB面に収録され、アメリカの音楽チャートで最高位53位を獲得した[8]

レコーディング[編集]

本作は1963年10月17日に「抱きしめたい」とともにレコーディングされた。15テイク録音されたのち、2回オーバー・ダビングが施された。10月21日にミキシングが行われ、2つのテイクを結合して最終マスターを作成した後にミドルエイトの最後のヴァースを切り貼りし、曲の最後がフェード・アウトするように編集された[4]

なお、シングル盤『フリー・アズ・ア・バード』にこの曲のテイク12と13が収録されているが、ここでジョンは“Thas(=Tha(t)+(Thi)s) Boy”と歌詞を間違えて歌っている。

ステレオ・ヴァージョン[編集]

「ジス・ボーイ」のリアル・ステレオ・ヴァージョンはビートルズの活動中にはリリースされなかった。解散後、英国では1981年12月リリースの『ザ・ビートルズ EPコレクション』収録の『ザ・ビートルズ』のB面2曲目に収録された。ただし、オーストラリアではシングル盤 "I Want To Hold Your Hand" のB面に収録されていた。CDでは、1988年3月にリリースされたアルバム『パスト・マスターズ Vol.1』に収録された[注釈 1]

演奏[編集]

収録アルバム/シングル[編集]

カバー・バージョン[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ リアル・ステレオ・ミックスは1966年発売のコンピレーション・アルバム『オールディーズ』のためのミキシング・セッションにてEMIスタッフの連絡ミスにより「バッド・ボーイ」と「ジス・ボーイ」を取り違えて作られたものと判明している。

出典[編集]

  1. ^ Pedler, Dominic (2010). The Songwriting Secrets Of The Beatles. Omnibus Press. pp. 81–82. ISBN 9780857123466. https://books.google.com/books?id=O8w1cyT65ZIC&pg=PT81 
  2. ^ Past Masters - The Beatles|Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年4月26日閲覧。
  3. ^ Harry 1992, p. 650.
  4. ^ a b c MacDonald 1998, p. 92.
  5. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying. New York: St. Martin's Griffin. p. 193. ISBN 0-312-25464-4 
  6. ^ All Together Now, the ABC of the Beatles songs and albums, David Rowley (2013), page 183–84
  7. ^ Lewisohn 1988, p. 36.
  8. ^ The Beatles U.K. Singles/Parlophone original#2”. The Beatles Record Collection (2011年). 2020年4月26日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]