ミート・ザ・ビートルズ

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ミート・ザ・ビートルズ
ビートルズコンピレーション・アルバム
リリース
録音 Abbey Road 1963
ジャンル ロックンロール[1]
時間
レーベル Capitol
T 2047 (monaural)
ST 2047 (stereo)
CDP 7243 8 66875 2 4 (reissue)
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(Billboard 200キャッシュボックス
  • ビートルズ U.S. 年表
    Introducing... The Beatles
    (1963年)
    ミート・ザ・ビートルズ
    (1964年)
    The Beatles With Tony Sheridan And Guests
    (1964年)
    ビートルズ 日本 年表
    レット・イット・ビー
    (1970年)
    ミート・ザ・ビートルズ
    (1970年)
    ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム
    (1970年)
    テンプレートを表示

    『ミート・ザ・ビートルズ』("Meet The Beatles!")は、1964年1月にアメリカ合衆国で発売されたビートルズの2作目のアルバムである。

    解説[編集]

    『ミート・ザ・ビートルズ』は、キャピトル・レコードにおけるファースト・アルバムである。ファースト・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のアメリカにおける発売権はVee-Jay Record が持っていたため、本作は『ウィズ・ザ・ビートルズ』収録曲を中心に編集した。ジャケット写真も同作のものに青みを持たせたものとなっている。

    大ヒットした「抱きしめたい」をオープニングに据えイギリスとは違った編集で発表初期の12曲が収録されている。アメリカでは「ヒットしたシングル曲は直後のアルバムに収録する(アルバムの販売枚数を伸ばすため)」、「アルバムの収録曲は12曲程度である(当時のアメリカでは収録曲が12曲以上になると、加算される税金が増額されていた)」といったアメリカ独自の音楽産業の通例、また「アルバム数を水増させ、その分さらなるセールスを獲得する」という販促方針から、ビートルズのオリジナル・アルバムを独自に編集しリリースし続けた。こうした措置は1966年リリースの『リボルバー』まで続けられた。しかし、ビートルズのメンバーは編集措置に対し不満を持つようになり[注釈 1]、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で初めて英米統一が図られた[注釈 2]

    ビートルズの本格的なアメリカ・デビュー・アルバムとあって、ビートルズ本人たちの意向とは別の意味でアメリカの聴衆にとっては非常に思い入れ深いアルバムであった。『ビルボード』誌アルバム・チャート(Billboard 200)では11週連続第1位を獲得[2]し、1964年度年間ランキングでは第8位、そして、1965年度年間ランキング31位を記録している。また『キャッシュボックス』誌でも11週連続第1位を獲得し、こちらでは1964年度年間ランキング第1位に輝いている。アメリカだけで500万枚以上のセールスを記録しており、アメリカレコード協会によってプラチナ認定されている。ビートルズのイギリスオリジナルアルバムがCD化された際にアメリカ編集盤のアルバムは廃盤になったが、2004年にボックスセットとして発売された『The Capitol Albums Vol.1』においてモノラルとステレオ両方のヴァージョンが初CD化された。

    ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500において59位にランクインしている[3]

    収録曲[編集]

    特筆がないものは、英国盤公式オリジナルアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』からの収録。

    アナログA面
    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    1.抱きしめたい(アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド)[注釈 3]
    I Want to Hold Your Hand
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    2.アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア[注釈 4]
    I Saw Her Standing There
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
    3.ジス・ボーイ[注釈 5]
    This Boy
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    ジョージ・ハリスン
    4.イット・ウォント・ビー・ロング
    It Won't Be Long
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    5.オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ
    All I've Got to Do
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    6.オール・マイ・ラヴィング
    All My Loving
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
    合計時間:
    アナログB面
    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー(特記を除く)。
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    1.ドント・バザー・ミー
    Don't Bother Me(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    2.リトル・チャイルド
    Little Child
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    3.ティル・ゼア・ウォズ・ユー
    Till There Was You(メレディス・ウィルソン[注釈 6])
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    4.ホールド・ミー・タイト
    Hold Me Tight
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    5.アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン[注釈 7]
    I Wanna Be Your Man
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)リンゴ・スター
    6.ナット・ア・セカンド・タイム
    Not a Second Time
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    合計時間:

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ イエスタデイ・アンド・トゥディ』のオリジナル・ジャケット(いわゆる「ブッチャー・カヴァー」(白衣をまとったビートルズに肉片や分解されたキューピー人形をあしらった写真))はビートルズのキャピトル独自編集に対する抗議の意向であったと言われている。
    2. ^ ただしアメリカ盤『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』からは「サージェント・ペパー・インナー・グルーヴ」が削除されているため、厳密には『ザ・ビートルズ』が最初となる。
    3. ^ 既発シングル曲
    4. ^ アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』からの収録であるが、アメリカでは既にシングル曲(「抱きしめたい」のB面曲)及びアルバム"Introducing... The Beatles"においてリリース済みであった。
    5. ^ 英国シングル盤「抱きしめたい」B面曲
    6. ^ ミュージカル『ミュージック・マン』劇中歌のカバー
    7. ^ ローリング・ストーンズのセルフカバー曲

    出典[編集]

    1. ^ Meet the Beatles! - The Beatles - Songs, Reviews, Credits - AllMusic”. AllMusic. 2018年4月13日閲覧。
    2. ^ Keith Caulfield; Gary Trust; Jessica Letkemann (2014年7月2日). “The Beatles' American Chart Invasion: 12 Record-Breaking Hot 100 & Billboard 200 Feats”. Billboard - Music Charts, News, Photos & Video (ビルボード). https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/5901089/the-beatles-american-chart-invasion-12-record-breaking-hot-100 2018年12月27日閲覧。 
    3. ^ The RS 500 Greatest Albums of All Time”. Rolling Stone (2003年11月18日). 2006年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月27日閲覧。

    関連項目[編集]