モノ・マスターズ
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『モノ・マスターズ』 | |
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ビートルズ の コンピレーション・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1962年 - 1970年 |
ジャンル | ロック |
時間 | |
レーベル | |
プロデュース | ジョージ・マーティン |
専門評論家によるレビュー | |
『モノ・マスターズ』(英語: Mono Masters)は、ビートルズのコンピレーション・アルバムで、2009年9月9日に発売されたボックス・セット『ザ・ビートルズ MONO BOX』にコンパイルされた作品の1つ[2]。『パスト・マスターズ』のモノラル盤にあたる作品[3][4][5]で、イギリス盤公式オリジナル・アルバム12作とアメリカ編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録されなかった楽曲のモノラル・ミックスが収録されている。このような特徴から、収録曲も大半は『パスト・マスターズ』と同一だが、D面からモノラル・ミックスが存在しない「ジョンとヨーコのバラード」、「オールド・ブラウン・シュー」、「レット・イット・ビー」が外され、代わりにリアル・モノラル・ミックスが未発表となっていた「オンリー・ア・ノーザン・ソング」、「オール・トゥゲザー・ナウ」、「ヘイ・ブルドッグ」「イッツ・オール・トゥ・マッチ」[注釈 1]が追加された。なお、リアル・ステレオ・ミックスが存在せず、『パスト・マスターズ』にモノラル・ミックスで収録されている「ラヴ・ミー・ドゥ」、「シー・ラヴズ・ユー」、「アイル・ゲット・ユー」、「ユー・ノウ・マイ・ネーム」の4曲は本作と重複している。
2014年9月8日に、本作のアナログ盤が発売された[6]。
収録曲
[編集]特記を除き、作詞作曲はレノン=マッカートニーによるもの。
CD
[編集]# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
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1. | 「ラヴ・ミー・ドゥ (オリジナル・シングル・ヴァージョン)」(Love Me Do (Original Single Version)) | |||
2. | 「フロム・ミー・トゥ・ユー」(From Me To You) |
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3. | 「サンキュー・ガール」(Thank You Girl) |
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4. | 「シー・ラヴズ・ユー」(She Loves You) |
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5. | 「アイル・ゲット・ユー」(I'll Get You) |
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6. | 「抱きしめたい」(I Want To Hold Your Hand) |
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7. | 「ジス・ボーイ」(This Boy) |
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8. | 「抱きしめたい(ドイツ語)」(Komm, Gib Mir Deine Hand) | レノン=マッカートニー=ニコラス=ヘルマー |
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9. | 「シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)」(Sie Liebt Dich) | レノン=マッカートニー=ニコラス=ヘルマー |
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10. | 「ロング・トール・サリー」(Long Tall Sally) |
| ポール・マッカートニー | |
11. | 「アイ・コール・ユア・ネーム」(I Call Your Name) | ジョン・レノン | ||
12. | 「スロウ・ダウン」(Slow Down) | ラリー・ウィリアムズ | ジョン・レノン | |
13. | 「マッチボックス」(Matchbox) | カール・パーキンス | リンゴ・スター | |
14. | 「アイ・フィール・ファイン」(I Feel Fine) | ジョン・レノン | ||
15. | 「シーズ・ア・ウーマン」(She's A Woman) | ポール・マッカートニー | ||
16. | 「バッド・ボーイ」(Bad Boy) | ラリー・ウィリアムス | ジョン・レノン | |
17. | 「イエス・イット・イズ」(Yes It Is) |
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18. | 「アイム・ダウン」(I'm Down) | ポール・マッカートニー | ||
合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
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1. | 「デイ・トリッパー」(Day Tripper) |
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2. | 「恋を抱きしめよう」(We Can Work It Out) | ポール・マッカートニー | ||
3. | 「ペイパーバック・ライター」(Paperback Writer) | ポール・マッカートニー | ||
4. | 「レイン」(Rain) | ジョン・レノン | ||
5. | 「レディ・マドンナ」(Lady Madonna) | ポール・マッカートニー | ||
6. | 「ジ・インナー・ライト」(The Inner Light) | ジョージ・ハリスン | ジョージ・ハリスン | |
7. | 「ヘイ・ジュード」(Hey Jude) | ポール・マッカートニー | ||
8. | 「レボリューション」(Revolution) | ジョン・レノン | ||
9. | 「オンリー・ア・ノーザン・ソング」(Only A Northern Song) | ジョージ・ハリスン | ジョージ・ハリスン | |
10. | 「オール・トゥゲザー・ナウ」(All Together Now) | ポール・マッカートニー | ||
11. | 「ヘイ・ブルドッグ」(Hey Bulldog) |
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12. | 「イッツ・オール・トゥ・マッチ」(It's All To Much) | ジョージ・ハリスン | ジョージ・ハリスン | |
13. | 「ゲット・バック」(Get Back (with Billy Preston)) | ポール・マッカートニー | ||
14. | 「ドント・レット・ミー・ダウン」(Don't Let Me Down (with Billy Preston)) | ジョン・レノン | ||
15. | 「アクロス・ザ・ユニバース」(Across the Universe) | ジョン・レノン | ||
16. | 「ユー・ノウ・マイ・ネーム」(You Know My Name (Look Up the Number)) | ポール・マッカートニー | ||
合計時間: |
LP盤
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脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ いずれもアルバム『イエロー・サブマリン』収録曲。同作のモノラル盤は存在するが、これはステレオ盤をそのままモノラル化したものであるため、リアル・モノラル・ミックスは本作で初作品化となった。なお、「オンリー・ア・ノーザン・ソング」については、同日に発売された『イエロー・サブマリン』のリマスター盤にもリアル・モノラル・ミックスで収録されている。
出典
[編集]- ^ Erlewine, Stephen Thomas. Mono Masters - The Beatles | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月28日閲覧。
- ^ Kozinn, Allan (2009年4月7日). “Original Beatles Albums to Be Reissued”. The New York Times 2018年11月17日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ デジタル・リマスターに加え未CD化曲なども収録のボックスを同時発売!!”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2009年4月9日) 2020年4月13日閲覧。
- ^ “ザ・ビートルズ、遂に待望のデジタル・リマスター登場”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2009年4月8日) 2020年4月13日閲覧。
- ^ “ビートルズのリマスター盤、ボックスの日本語タイトル&価格が決定!”. CDJournal ニュース (株式会社シ―ディージャーナル). (2009年7月16日) 2020年4月13日閲覧。
- ^ “THE BEATLES GET BACK TO MONO”. www.thebeatles.com. 2014年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月7日閲覧。