ヘイ・ジュード (アルバム)

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ヘイ・ジュード
ビートルズコンピレーション・アルバム
リリース
録音 Abbey Road 1964年-69年
Pathé Marconi 1964年
ジャンル ロック
時間
レーベル Apple
Capitol SW 385 (US)
Parlophone PCS 7184 (UK)
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(ケント・ミュージック・レポート[2]、レコード・ワールド)
  • 2位(Billboard 200[3][4]キャッシュボックス
  • 5位(オリコン
  • ビートルズ U.K. 年表
    レアリティーズ
    (1978年)
    ヘイ・ジュード
    (1979年)
    ビートルズ バラード・ベスト20
    (1980年)
    ビートルズ U.S. 日本 年表
    アビイ・ロード
    (1969年)
    ヘイ・ジュード
    (1970年)
    レット・イット・ビー
    (1970年)
    テンプレートを表示

    『ヘイ・ジュード』("Hey Jude")は、1970年2月にアメリカ合衆国で発売されたビートルズコンピレーション・アルバム。アメリカでは同グループの18作目となる。

    解説[編集]

    1967年リリースの『マジカル・ミステリー・ツアー』以来、約3年ぶりに米キャピトル・レコードが企画し、発売延期を繰り返していたアルバム"Get Back"[注釈 1]発売前の穴埋めとして発売された。イギリスでも輸入盤として流通し、当時のEMIの輸入盤史上、最高の売り上げを記録するヒットとなった。

    レイン」、「レディ・マドンナ」、「ヘイ・ジュード」、「レボリューション」の4曲はそれまでモノラルでしか聴けなかったが、このアルバムのためにステレオ・ミックスが急遽作られたため、初めてステレオで聴けるようになった。また、「キャント・バイ・ミー・ラヴ」「恋する二人」については、アメリカにおける初のリアル・ステレオ・バージョンでの発売となった。初期のこの曲が収録された理由は、キャピトル・リリースのアルバムには未収録だったため。

    アメリカではアルバム『ザ・ビートルズ』以降すべてステレオ盤のみの発売となったため、本アルバムのモノラル盤はリリースされていない。

    ビルボード』誌アルバム・チャートでは、4週連続第2位を獲得し、1970年度年間ランキング第49位。『キャッシュボックス』誌では、6週連続第2位を獲得し、1970年度年間ランキング第22位だった。アメリカだけで300万枚以上のセールスを記録している。本作はCRIAからゴールド[5]RIAAからプラチナ認定[6]を受けている。

    ジャケット写真は、ビートルズ最後のフォト・セッションとなった1969年8月22日に、ジョン・レノンの新居で撮影されたもの。2007年に敢行された元ビートルズのロードマネージャーだったニール・アスピナルとのインタビューによると、元々はフロントジャケットに使われた写真がバックジャケットに、バックジャケットの写真がフロントジャケットに使われる予定だったが、当時ポール・マッカトニー以外のメンバー3人のマネージャーだったアラン・クラインのミスにより、逆になったままで発売されてしまった経緯がある[7]

    ジャケット裏面に書かれた曲目はセールスを考慮し、新曲および人気曲を前にデザインされており、収録順は発売時期とジョン・レノンとポール・マッカートニーの人気を考慮して組まれた。

    当初アルバム・タイトルは"The Beatles Again"とされる予定で、1stプレスではジャケット・タイトル"Hey Jude"、および"SW 385"のレコードNo.はそのままに、レーベル面には"The Beatles Again"のタイトルが印刷されている。

    ビートルズのイギリスオリジナルアルバムがCD化された時にアメリカ編集盤のアルバムは廃盤になったが、2014年にボックスセットとして発売された『The U.S. Albums』で初CD化された[8]

    収録曲[編集]

    アナログA面
    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    1.キャント・バイ・ミー・ラヴ
    Can't Buy Me Love
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
    2.恋する二人(アイ・シュッド・ハヴ・ノウン・ベター)
    I Should Have Known Better
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    3.ペイパーバック・ライター
    Paperback Writer
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
    4.レイン
    Rain
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    5.レディ・マドンナ
    Lady Madonna
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニーポール・マッカートニー
    6.レボリューション
    Revolution
    レノン=マッカートニーレノン=マッカートニージョン・レノン
    アナログB面
    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー(特記を除く)。
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    7.ヘイ・ジュード
    Hey Jude
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    8.オールド・ブラウン・シュー
    Old Brown Shoe(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    9.ドント・レット・ミー・ダウン
    Don't Let Me Down
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    10.ジョンとヨーコのバラード(ザ・バラード・オブ・ジョン・アンド・ヨーコ)
    The Ballad of John and Yoko
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン

    脚注[編集]

    [ヘルプ]

    注釈[編集]

    1. ^ 後にフィル・スペクターによる編集が加わり、『レット・イット・ビー』として発売された。

    出典[編集]

    1. ^ https://www.allmusic.com/album/r1526
    2. ^ Kent, David (2005). Australian Chart Book (1940–1969). Turramurra: Australian Chart Book. ISBN 0-646-44439-5. 
    3. ^ The Beatles - Chart history”. Billboard. 2019年1月2日閲覧。
    4. ^ Wallgren, Mark (1982). The Beatles on Record. New York: Simon & Schuster. p. 177. ISBN 0-671-45682-2. 
    5. ^ Gold/Platinum - Music Canada”. Music Canada. 2019年1月2日閲覧。
    6. ^ Gold & Platinum - RIAA”. Recording Industry Association of America. 2019年1月2日閲覧。
    7. ^ "Beatles Ready for Legal Downloading Soon" Friedman, Roger. Fox News, 2019年1月2日閲覧
    8. ^ Ladies and Gentlemen, The Beatles TheBeatles.com, 2019年1月2日閲覧