イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜

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イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜
ザ・ビートルズコンピレーション・アルバム / サウンドトラック
リリース
録音 1965年 - 1968年アビー・ロード・スタジオ
ジャンル サイケデリック・ロック
ロック
時間
レーベル Apple, EMI, 東芝EMI, キャピトル・レコード
プロデュース ピーター・コビンリミックス
ジョージ・マーティン(オリジナル)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 8位(イギリス[1]
  • 15位(Billboard 200[2]
  • 6位(オリコン[3]
  • ザ・ビートルズ アルバム 年表
    ザ・ビートルズ・アンソロジー3
    (1996年)
    イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜
    (1999年)
    ザ・ビートルズ1
    (2000年)
    テンプレートを表示

    イエロー・サブマリン〜ソングトラック〜 (Yellow Submarine Songtrack)は、ビートルズコンピレーション・アルバム。ビートルズを主人公にしたアニメ映画『イエロー・サブマリン』のサウンドトラックアルバム。1999年9月13日にリリースされた。

    解説[編集]

    1969年にリリースされた同映画のサウンドトラック・アルバム『イエロー・サブマリン』に収録されたビートルズの楽曲全てと、映画で使われたその他の曲が収録されている。なおジョージ・マーティンによるオーケストラの楽曲は収録されていないため、タイトルが示すとおりサウンドトラックではなくソングトラックである。同時発売のLPは初版のみイエロー・ヴィニール仕様。なお、映画で使用されたビートルズの楽曲の中で、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」は未収録となった[注釈 1]

    プロデューサーアビー・ロード・スタジオのエンジニアでもあり5.1chについての知識もあるピーター・コビンが抜擢された。

    全曲でリミックスが行われている。ダビング以前のマスター・テープまでさかのぼり各トラックを同期させることにより、今まで1つのトラックに入っていた各パートの音を分離させ位相や音量等を自由に制御可能になり、音の分離もよくなった。また、特殊なノイズを取り除くプログラムでのコンピュータ処理によって音のノイズも減った。

    リミックス作業の効果は音質改善のみならず、サウンドデザインの変更にも及んでいる。顕著な例としては、以下の楽曲が挙げられる。

    • エリナー・リグビー
      ストリングスはまとめてモノラル・ミックスされていたが、ここでは弦楽四部がそれぞれ別に定位したステレオミックスに変わっている。また、1966年のミックスで、最初のコーラスが終わった後の歌いだしの「Ele...」まで左に定位してしまうというミスが生じていたが、本作ではボーカルが中央に定位している。本作以降に収録された同曲は、本作のミックスが採用されている。
    • サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
      ボーカル・トラックがオリジナルでは右チャンネルに固定されていたものが、本アルバムでは中央に変更されている。
    • オンリー・ア・ノーザン・ソング
      従来の作品では、特殊事情により擬似ステレオでの収録だったが、本作ではリアル・ステレオ化されている。

    CD発売と前後して、映画『イエロー・サブマリン』もサウンドの5.1ch化および楽曲等のリミックスや画質の補正などを行い、DVDとしてリリースされた。

    曲目[編集]

    アナログ盤は「ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マン」以降がB面である。

    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー(特記を除く)。
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    1.イエロー・サブマリン
    Yellow Submarine
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)リンゴ・スター
    2.ヘイ・ブルドッグ
    Hey Bulldog
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    3.エリナー・リグビー
    Eleanor Rigby
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    4.ラヴ・ユー・トゥ
    Love You To(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    5.オール・トゥゲザー・ナウ
    All Together Now
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    ジョン・レノン(一部)
    6.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
    Lucy in the Sky with Diamonds
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    7.嘘つき女
    Think for Yourself(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    8.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
    Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    ジョン・レノン
    ジョージ・ハリスン
    9.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
    With a Little Help from My Friends
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)リンゴ・スター
    10.ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン
    Baby, You're a Rich Man
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    11.オンリー・ア・ノーザン・ソング
    Only a Northern Song(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    12.愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)
    All You Need Is Love
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    13.ホエン・アイム・シックスティー・フォー
    When I'm Sixty-Four
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    14.ひとりぼっちのあいつ
    Nowhere Man
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    ジョージ・ハリスン
    15.イッツ・オール・トゥ・マッチ
    It's All Too Much(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    合計時間:

    脚注[編集]

    注釈[編集]

    1. ^ メンバーがイエロー・サブマリンに乗り込み、出発するシーンで「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のオーケストラのクレッシェンド部分が使用されていた。

    出典[編集]

    1. ^ The Beatles > Artists > Official Charts”. UK Albums Chart. 2018年12月20日閲覧。
    2. ^ allmusic ((( Yellow Submarine Songtrack > Charts & Awards > Billboard Albums )))”. allmusic.com. 2018年12月20日閲覧。
    3. ^ イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜/ザ・ビートルズ-リリース-ORICON STYLE-ミュージック” [Highest position and charting weeks of Yellow Submarine Songtrack by The Beatles] (Japanese). oricon.co.jp. Oricon Style. 2018年12月20日閲覧。