レット・イット・ビー...ネイキッド

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レット・イット・ビー...ネイキッド
ビートルズリミックス・アルバム
リリース
録音 1968年2月4日2月8日1969年10月2日アビー・ロード・スタジオ
1969年1月22日 - 31日、アップル・スタジオ
1970年1月3日 - 4日、アビー・ロード・スタジオ
1969年1月2日 - 20日、トゥイッケナム映画スタジオ(ボーナス・ディスク: "Fly on the Wall")
ジャンル ロック
時間
レーベル アップル・レコード
プロデュース ジョージ・マーティン、ザ・ビートルズ、ポール・ヒックス、ガイ・マッセー、アラン・ルース
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(チリメキシコ
  • 2位(オリコンスウェーデン
  • 5位(Billboard 200[1]
  • 7位(UKチャート[2]
  • ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本
  • プラチナ(アメリカ
  • ゴールド(イギリス)
  • ゴールド(ドイツ)
  • ゴールド(オーストラリア)
  • ビートルズ アルバム 年表
    ザ・ビートルズ1
    (2000年)
    レット・イット・ビー...ネイキッド
    (2003年)
    ザ・キャピトル・アルバムス Vol.1
    (2004年)
    テンプレートを表示

    レット・イット・ビー...ネイキッド』(Let It Be... Naked) は、2003年に発表されたビートルズアルバム。CDは2枚組、アナログ盤は30cmLPと17cmEPのセットで発売された。日本盤を含む一部の地域でビートルズ作品としては初めてコピーコントロールCDが使用された一方、イギリス盤、アメリカ盤などは通常のCD-DAで発売された。この結果、音質の劣化が分かりやすい形で出たとされCCCD版(盤)は不評を買った[3]。その後、2010年に日本盤もCD-DAで再発売された。

    概要[編集]

    1969年1月のいわゆる「ゲット・バック・セッション」でレコーディングされた楽曲が、フィル・スペクターのプロデュースによりアルバム『レット・イット・ビー』としてまとめられ、1970年5月にリリースされた。しかし、アレンジがポール・マッカートニーの当初の意向とは異なった物であり、とりわけ「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」のアレンジには強い不満を抱いていた[4][5]

    彼にとって「将来発売される“映画”のサウンドトラックとして、フィルのLPが使われるのは不本意」であり、「映画で聴けるテイクが、“ありのままの音”なのではないか」と思い至ったことから、 『レット・イット・ビー』を楽器パート別に録音されているマルチトラックテープそのものからトラック・ダウンし直し、映画の中で聴ける形に限りなく近くなるように[6]リミックスで再リリースするという計画に対し、リンゴ・スターオノ・ヨーコは同意し、ジョージ・ハリスン2001年の死の前に同意した。

    リミックス盤のリリースはメンバー総意の承認によりなされたが、ミキシングへはほとんど関与しなかった。ミキシングの方針はほとんどアビー・ロード・スタジオのエンジニア達によって決定され、最先端のテクノロジーが駆使された。しかしながら、演奏された楽曲にさらに音をかぶせて厚みを増したりするようなことはなされておらず、本来の「自然なままの」音(=裸、すなわち「ネイキッド」)を生かすことで当時のビートルズが作ろうとしていたアルバムに近づいたことは確かであり、アルバム・タイトルの由来になっている[7]

    収録曲はオリジナルの『レット・イット・ビー』から「ディグ・イット」と「マギー・メイ」が除外[注釈 1]され、ルーフトップ・コンサートで演奏されたもののアルバムには未収録だった「ドント・レット・ミー・ダウン」(シングル盤「ゲット・バック」のB面)が追加された[8]。さらに曲順も変更されている。

    収録曲[編集]

    全作詞・作曲: レノン=マッカートニー(特記を除く)。
    #タイトル作詞作曲・編曲リード・ボーカル時間
    1.ゲット・バック
    Get Back
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    2.ディグ・ア・ポニー
    Dig a Pony
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    3.フォー・ユー・ブルー
    For You Blue
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    4.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
    The Long and Winding Road
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    5.トゥ・オブ・アス
    Two of Us
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    ジョン・レノン
    6.アイヴ・ガッタ・フィーリング
    I've Got a Feeling
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    ジョン・レノン
    7.ワン・アフター・909
    One After 909
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    ポール・マッカートニー
    8.ドント・レット・ミー・ダウン
    Don't Let Me Down
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    9.アイ・ミー・マイン
    I Me Mine(ジョージ・ハリスン)
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョージ・ハリスン
    10.アクロス・ザ・ユニバース
    Across the Universe
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ジョン・レノン
    11.レット・イット・ビー
    Let It Be
    レノン=マッカートニー(特記を除く)レノン=マッカートニー(特記を除く)ポール・マッカートニー
    合計時間:

    ボーナス・ディスク: "Fly on the Wall"[編集]

    各国での販売形態[編集]

    日付 レーベル 販売形態 カタログ番号
    日本 2003年11月14日 EMIミュージック・ジャパン
    (旧・東芝EMI)
    CCCD TOCP-67300(ディスク1)
    TOCP-67301(ディスク2/ボーナス・ディスク)
    2004年1月21日 LP TOJP-60121(ディスク1)
    TOJP-60122(ディスク2/ボーナス・ディスク)
    2010年11月3日 CD TOCP-70895(ディスク1)
    TOCP-70896(ディスク2/ボーナス・ディスク)
    2013年11月6日 USMジャパン TYCP-60029(ディスク1)
    TYCP-60030(ディスク2/ボーナス・ディスク)
    イギリス 2003年11月17日 アップル・レコード CD 595 7132
    LP 595 4380
    EU 2003年11月17日 パーロフォン CCCD 595 7142
    アメリカ合衆国 2003年11月18日 アップル・レコード
    キャピトル・レコード
    CD CDP 7243 5 95227 2 2

    脚注[編集]

    [ヘルプ]

    注釈[編集]

    1. ^ ただし初回限定盤付属のディスク『Fly on the Wall』にセッション音源が収録されている。

    出典[編集]

    1. ^ The Beatles Chart History (Billboard 200)”. Billboard. 2018年11月21日閲覧。
    2. ^ Beatles”. Official Charts. 2018年11月21日閲覧。
    3. ^ コピーコントロールCDを徹底的に総括する asahi.com
    4. ^ The Beatles, Let It Be... Naked”. Pitchfork. 2018年11月17日閲覧。
    5. ^ “Let It Be”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/albumreviews/let-it-be-19700611 201811-17閲覧。 
    6. ^ 2011年10月17日、イギリスの番組出演でマイケル・リンゼイ=ホッグが出したコメント
    7. ^ 出来上がったテープを聴いたリンゴによる「いいね!『裸の"LET IT BE"』って呼ぶ事にするよ!」というコメントが、ブックレットに書かれている。
    8. ^ Let It Be - The Beatles|Songs, Reviews, Credits”. オールミュージック. オール・メディア・ガイド. 2018年11月17日閲覧。

    関連項目[編集]