イット・ウォント・ビー・ロング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
イット・ウォント・ビー・ロング
ビートルズ楽曲
収録アルバム ウィズ・ザ・ビートルズ
リリース 1963年11月22日
録音 1963年6月30日
ジャンル ロック
時間 215 (monaural version)
2分13秒 (stereo version)
レーベル パーロフォン
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン

ウィズ・ザ・ビートルズ 収録曲
A面
  1. イット・ウォント・ビー・ロング
  2. オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ
  3. オール・マイ・ラヴィング
  4. ドント・バザー・ミー
  5. リトル・チャイルド
  6. ティル・ゼア・ウォズ・ユー
  7. プリーズ・ミスター・ポストマン
B面
  1. ロール・オーバー・ベートーヴェン
  2. ホールド・ミー・タイト
  3. ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー
  4. 彼氏になりたい
  5. デヴィル・イン・ハー・ハート
  6. ナット・ア・セカンド・タイム
  7. マネー

イット・ウォント・ビー・ロング」("It Won't Be Long")はイギリスロックバンドビートルズの楽曲である。

解説[編集]

この曲は、1963年11月22日に発売された2作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムウィズ・ザ・ビートルズ』のためにレコーディングされた最初の自作曲[1]レノン=マッカートニー名義の作品で、主にジョン・レノンによって書かれ、ポール・マッカートニーが歌詞とアレンジ面で手伝っている[2]リード・ボーカルはジョン・レノン。

ジョン・レノンは本作に関し「これも僕。二枚目のアルバムに入れました。これは特殊な効果音を使っていて、エンディングは正にクラシックマーラーによるシンフォニーの終わり方なんですよ。でも本当はいったい全体それがどんなことか僕にはわかりませんでしたがね。」[3]と語っている。

本作はもともとシングル用に制作されたが、「失敗するかも」という理由でアルバムに回されたという[注釈 1]。初期のビートルズの楽曲には欠かせない“Yeah! Yeah!”というコーラスとの掛け合いが特徴的な楽曲である。ちなみにこのコーラスはジョージ・ハリスンポール・マッカートニーによるものであり、ジョージがコーラスを歌い損ねている箇所がある。

ジョンの長男ジュリアン・レノンが、1980年代にこの曲をコンサートで歌っていたこともあった。ニール・ヤングが人前ではじめて歌った曲でもある。

レコーディングとリリース[編集]

この曲のレコーディングは、1963年7月30日に2回のセッションで行なわれた。1回目はその日の朝に行なわれて10テイク、2回目はその日の昼に7テイク録音された。最終リリース版はこの日に録音された第17テイクと第21テイクを繋ぎ合わせたもので、この作業は8月21日に行なわれた[5]

イギリスでは1963年11月22日に発売された2作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムウィズ・ザ・ビートルズ』、アメリカでは1964年1月20日に発売された編集盤『ミート・ザ・ビートルズ』に収録された[6]

プレイヤー[編集]

出典は、イアン・マクドナルド英語版の書籍[7]

収録盤[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 但し、当時の西ドイツとオランダではA面で、フランスとフィリピンではB面でシングルカットされている[4]
  2. ^ ダブルトラック処理が施されている。

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Complete Beatles Recording Sessions. London: Hamlyn. p. 34. ISBN 0-600-55798-7. 
  2. ^ Miles, Barry (1998). Paul McCartney: Many Years From Now. London: Vintage. p. 152. ISBN 0-7493-8658-4. 
  3. ^ 『ビートルズの軌跡』、1972年 シンコー・ミュージック(419頁)
  4. ^ beatles it won't be long - 45cat Search, 2019年1月5日閲覧
  5. ^ It Won't Be Long”. The Beatles Bible (2009年). 2019年1月5日閲覧。
  6. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Complete Beatles Recording Sessions. London: Hamlyn. p. 200-201. ISBN 0-600-55798-7. 
  7. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 91. ISBN 1-84413-828-3.