ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ

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ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
ビートルズ楽曲
収録アルバム リボルバー
リリース 1966年8月5日
録音 アビー・ロード・スタジオ
1966年4月7日-6月17日
ジャンル R&B[1]
ロック[2]
ソウル[3]
時間 2分27秒(stereo version)
2:35(mono version)
レーベル パーロフォン
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース

ジョージ・マーティン

ビートルズシングル盤 U.S. 年表
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
b/w
フォー・ユー・ブルー
(1970年)
ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
b/w
ヘルター・スケルター
(1976年)
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
b/w
ジュリア
(1976年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
イエスタデイ
b/w
恋する二人
(1976年)
ヘルター・スケルター
b/w
ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
(1976年)
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ
b/w
ア・デイ・イン・ザ・ライフ
(1978年)

リボルバー 収録曲
A面
  1. タックスマン
  2. エリナー・リグビー
  3. アイム・オンリー・スリーピング
  4. ラヴ・ユー・トゥ
  5. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
  6. イエロー・サブマリン
  7. シー・セッド・シー・セッド
B面
  1. グッド・デイ・サンシャイン
  2. アンド・ユア・バード・キャン・シング
  3. フォー・ノー・ワン
  4. ドクター・ロバート
  5. アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
  6. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
  7. トゥモロー・ネバー・ノウズ

ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」 (Got to Get You into My Life) はビートルズの楽曲である。

解説[編集]

本作の作者はレノン=マッカートニー名義となっているが、主にポール・マッカートニーによって書かれたもので[4][5]リード・ボーカルもポール自身によるもの。1966年に発表された6作目のイギリス盤オリジナル・アルバム『リボルバー』に収録。バンドのサウンドにブラスが加えられ、モータウンに影響を受けている[6]。なお、ポールは「Uncut」誌のインタビューにてマリファナに影響を受けた曲である事を告白した[4]

その後、1979年ウイングスによるイギリス国内ツアーや、1989年から1990年のワールドツアーなどで再演されている。

レコーディング[編集]

本作のレコーディングは、アビー・ロード・スタジオ1966年4月7日あら6月17日にかけて行われた[7]

初日となる4月7日に5テイク録音され、この時のテイクではアコースティック・ギターハーモニウムを主体としたアレンジになっており、ポールとジョン・レノンジョージ・ハリスンによるコーラスも含まれており、リリース版にはないアカペラで「I need your love」というフレーズを繰り返すセクションもあった[8]

翌8日よりリメイクが開始され、3テイク録音されたのち、第8テイクが採用された。4月11日ギターのオーバー・ダビングが施された。

5月18日に外部ミュージシャンによるブラス・セクションの録音が行われた[9]。ブラス・セクションは、楽器の近くにマイクを置いて録音し、リミッターがかけられている。なお、ビートルズの楽曲で管楽器が使用されたのは、本作が初となる[10][11]

リリース[編集]

1966年8月5日にイギリスでパーロフォンより発売された6作目のオリジナル・アルバム『リボルバー』のB面6曲目に収録された[12]

1976年、アルバム『ロックン・ロール・ミュージック』のリリース時に、アメリカと日本では「ヘルター・スケルター」とのカップリングでシングル・リリースされている[9]。「ビルボード」誌が発表した、Billboard Hot 100で最高位第7位を獲得し[13]、1976年度年間ランキングでは78位[14]、「キャッシュボックス」誌では、最高位第3位を獲得し[15]、1976年度年間ランキングでは89位だった[16]。アメリカでは50万枚以上のセールスを記録している。

1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』には、本作の第5テイクが収録された。このテイクでは、アコースティック・ギター主体のサウンドとなっており、ジョンとジョージによる、ハーモニーボーカルも入っている。

演奏[編集]

クレジットはイアン・マクドナルドによるもの[17]

カバー[編集]

なお、ビータリカ2007年メタリカの楽曲「トラップド・アンダー・アイス」と掛け合わせて、「Got to Get You Trapped Under Ice」というパロディソングを発表している。

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ Brackett, Nathan; Hoard, Christian (2 November 2004). The New Rolling Stone Album Guide (4th ed.). Simon & Schuster. p. 53. ISBN 0-7432-0169-8. https://books.google.com/books?id=t9eocwUfoSoC&pg=PA53#v=onepage&q&f=false. 
  2. ^ Kenneth Womack, Todd F. Davis (2006). Reading the Beatles: Cultural Studies, Literary Criticism, And the Fab Four. SUNY Press. p. 119. ISBN 0-7914-6716-3. https://books.google.com/books?id=Y_u7ymU5FwYC&pg=PA118#v=onepage&q&f=false. 
  3. ^ James Sullivan (2013年6月14日). “15 Songs You Didn’t Know Were About Drugs”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/music-lists/15-songs-you-didnt-know-were-about-drugs-46810/the-beatles-got-to-get-you-into-my-life-92025/ 2019年6月9日閲覧。 
  4. ^ a b Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt and Company. p. 190. ISBN 0-8050-5249-6. 
  5. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying: The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. p. 181. ISBN 0-312-25464-4. 
  6. ^ DeRogatis, Jim (2003). Turn on Your Mind: Four Decades of Great Psychedelic Rock. Hal Leonard Corporation. p. 45. ISBN 0-634-05548-8. https://books.google.com/books?id=U7cQmRsLgN8C&pg=PA45#v=onepage&q&f=false. 
  7. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. p. 72-83. ISBN 0-517-57066-1. 
  8. ^ Everett, Walter (1999). The Beatles as Musicians: Revolver Through the Anthology. New York, NY: Oxford University Press. p. 38. ISBN 978-0-19-512941-0. https://books.google.com/books?id=eTkHAldi4bEC&dq. 
  9. ^ a b Everett, Walter (1999). The Beatles as Musicians: Revolver Through the Anthology. New York, NY: Oxford University Press. p. 39. ISBN 978-0-19-512941-0. https://books.google.com/books?id=eTkHAldi4bEC&dq. 
  10. ^ Sheffield, Rob (2016-08-05). “Celebrating 'Revolver': Beatles' First On-Purpose Masterpiece”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/features/celebrating-revolver-beatles-first-on-purpose-masterpiece-w432935 2019年6月9日閲覧。. 
  11. ^ Rodriguez, Robert (2012). Revolver: How the Beatles Reimagined Rock 'n' Roll. Milwaukee, WI: Backbeat Books. p. 12. ISBN 978-1-61713-009-0. https://books.google.com/books?id=farlJScWrTMC&dq. 
  12. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. p. 84. ISBN 0-517-57066-1. 
  13. ^ Whitburn, Joel (1993). Top Adult Contemporary: 1961–1993. Record Research. p. 25. 
  14. ^ Musicoutfitters.com
  15. ^ Hoffmann, Frank (1983). The Cash Box Singles Charts, 1950-1981. Metuchen, NJ & London: The Scarecrow Press, Inc. pp. 32–34. 
  16. ^ http://tropicalglen.com/Archives/70s_files/1976YESP.html
  17. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 193. ISBN 1-84413-828-3. 
  18. ^ Winn, John C. (2009). That Magic Feeling: The Beatles' Recorded Legacy, Volume Two, 1966-1970. Potter/TenSpeed/Harmony. p. 38. https://books.google.com/books?id=LdsMqbAQJWgC&pg=PA38&dq=%22cliff+bennett%22+%22where+it+reached+number+6%22&hl=en&sa=X&ved=0ahUKEwj4nMyFj_LQAhXJwFQKHVILA0gQ6AEIJTAA#v=onepage&q=%22cliff%20bennett%22%20%22where%20it%20reached%20number%206%22&f=false. 
  19. ^ Diana Ross & The Supremes* And The Temptations - Joined Together: The Complete Studio Duets”. Discogs. 2016年4月28日閲覧。