ビータリカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビータリカ
Beatallica 2006 small.JPG
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ウィスコンシン州ミルウォーキー
ジャンル
活動期間 2001年 -
レーベル オリオ・レコード英語版
公式サイト beatallica.org
メンバー Jaymz Lennfield
Grg Hammetson
Kliff McBurtney
Ringo Larz
旧メンバー Krk Hammetson

ビータリカ (Beatallica) は、ビートルズの楽曲とメタリカの楽曲を組み合わせて作った楽曲を演奏するマッシュアップバンドである[2]

来歴[編集]

ビータリカは、2001年にヴォーカルJaymz LennfieldとギタリストKrk Hammetsonが冗談で結成[2]。この年に開催されたコンサートの出演記念にミニアルバム『A Garage Dayz Nite』を2〜30枚製作し、彼らの知人に配ったのが最初である。この内の一枚が渡り渡ってミルウォーキー在住のDavid Dixonの手に渡り、楽曲に感銘を受けた彼はこのバンドを「ビータリカ」と名付け、勝手にウェブサイトを作成し楽曲を公開した。

これらの楽曲は世界中で評判になり、ファンレターが多く寄せられるようになった。しかし、当の「ビータリカ」のメンバーは2002年の夏にDavid Dixonと面会するまで、ウェブサイトの存在を知らなかった。

ビータリカはこのウェブサイトを公認し、2004年にはフルアルバム"Beatallica"をウェブ上で発表した。また、ベーシストにKliff McBurtney、ドラマーにRingo Larzをメンバーに加え、各地でライブ活動を開始した。

版権問題[編集]

ビータリカの楽曲はウェブ上で自由にダウンロード出来る状態(タブ譜も存在した)にあったが、ビータリカのメンバー自身は法的リスク回避のため匿名で活動していた(ただし、いくつかのインタビュー記事で本名が明らかになっており、本項においても本名を明示している)。メタリカはビータリカの存在に気づいてはいたが、メタリカ自身はビータリカに対して法的措置を講じなかった。それどころか、メタリカのメンバーであるラーズ・ウルリッヒジェームズ・ヘットフィールドカーク・ハメットはビータリカのファンを公言すらしている[3]

一方で、ビートルズの楽曲の版権の多くを保有するソニーATVミュージックパブリッシングは、2005年2月17日、ビータリカのウェブサイトに掲載された内容、特に楽曲についてビートルズの著作権を侵害しており、ウェブサイトを閉鎖しなければ法的措置に訴えるとの通告書を通知した。

この事に対し、ビータリカのファンたちからはこの措置を撤回するよう求める多数の抗議文が同社へ寄せられた。また、メタリカのラーズ・ウルリッヒはメタリカの顧問弁護士を仲介役に立て、問題の回避に努めた。最終的には同社は将来的な法的措置の行使は留保しつつも、ビータリカの活動を「黙認」するに至った。

メンバー[編集]

※出典[4]

メンバー
元メンバー

タイムライン[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル
  • オール・ユー・ニード・イズ・ブラッド(血こそすべて)All You Need Is Blood) (2008)
フル・アルバム
  • サージェント・ヘットフィールズ・モーターブレス・パブ・バンドSgt. Hetfield's Motorbreath Pub Band) (2008)
  • アビ〜ロードAbbey Load) (2013)
  • The Devolver Album (2021)
EP
  • ア・ガレージ・デイズ・ナイトA Garage Dayz Nite) (2001)
  • ビータリカBeatallica) (2004)
  • Winter Plunderband (2009)
  • マスターフル・ミステリー・ツアーMasterful Mystery Tour) (2009)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ a b c Deming, Mark. Beatallica Biography, Songs & Albums - オールミュージック. 2021年10月9日閲覧。
  2. ^ a b Jaymz Lennfield of Beatallica Interview. (インタビュー). Guitarhoo.com. (2006年7月15日). Guitarhoo!.. オリジナルの2014年5月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140508222759/http://www.guitarhoo.com/interviews/jaymz-lennfield-218 2014年5月8日閲覧。 
  3. ^ Beatallica: James Hetfield And Lars Ulrich Have Been Nothing But Cool To Us - Blabbermouth.net”. BLABBERMOUTH.NET. 2018年11月17日閲覧。
  4. ^ プロフィール | ビータリカ”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2021年10月9日閲覧。

外部リンク[編集]