滝沢久美子

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たきざわ くみこ
滝沢 久美子
プロフィール
本名 滝沢 久美子[1]
性別 女性
出生地 日本の旗 日本東京都[2]
生年月日 (1952-08-21) 1952年8月21日(71歳)
血液型 B型[3]
身長 155 cm[3]
職業 声優
事務所 81プロデュース[2]
活動
活動期間 1977年[3] -
デビュー作王様と私
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

滝沢 久美子(たきざわ くみこ、1952年8月21日[4] - )は、日本女性声優81プロデュース所属[2]東京都出身。

来歴

芝居好きの両親のもと、3人兄妹の末っ子として育つ[5]。滝沢自身も芝居が好きで、新国劇松竹新喜劇が東京に来たときは、欠かさず見に行っていた[5]。女優の宮城まり子が出演した舞台を観劇し、当時小学校低学年だったにもかかわらず、その演技の素晴らしさに感動して泣いた[5]

性格は周囲に心配されるほどの引っ込み思案だったが、中学生の頃に「自分を変えたい」と演劇部に入部する[5]。最初は道具作りの進行報告すらできなかったが、舞台で脇役を演じるようになり、高校ではシェークスピア劇などの出演を経て、「人前で堂々とスピーチをして、校内の評議会委員長に選出されてしまうほど」になったという[5]

品川高等学校(現:品川女子学院高等部[6]を卒業後、専門学校に通っていたが東放学園の声優募集を見つけ、「演劇部の延長のような気持ち」で応募した[5]。1年間学んだ後、先生の紹介で劇団ぐるーぷえいとに所属する。芝居をたたき込まれて、舞台に立つようになる。ぐるーぷえいとには7年近く在籍した[5]。同時に声優業も行い、『風船少女テンプルちゃん』では主演を務めたが、その時点ではまだ声優になるつもりはなかった。しかし続けていくうちに、「声の仕事の奥深さ」に気づいたという[5]

その後、ぷろだくしょんバオバブ[1]を経て、81プロデュース所属となった[2]

人物

本人の弁によれば声優デビュー作は「タイムボカンシリーズ」だといい、複数のシリーズでのゲスト出演に加えて善玉を演じた事もあった、後年出演した『ふしぎの海のナディア』のグランティスについては三悪の女リーダーのパロディキャラという立ち位置だった事もあり「是非とも演じたい役」だったという[7]

声種ソプラノ[8]

特技は料理絵画[3]。趣味は旅行ガーデニング[3]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1977年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1995年
1996年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2017年
2018年

劇場アニメ

1980年
1982年
1983年
1986年
1989年
1991年
1994年

OVA

1984年
1985年
  • エリア88(ジュリオラ)
  • 銀河漂流バイファム 消えた12人(ルチーナ・プレシェット、ケイト・ハザウェイ)
  • 銀河漂流バイファム“ケイトの記憶”涙の奪回作戦!!(ルチーナ・プレシェット、ケイト・ハザウェイ)
  • ドリームハンター麗夢(美雪の母)
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1993年
1994年
1995年
1997年

Webアニメ

ゲーム

1992年
1993年
1995年
1997年
2000年
2008年
2012年
2018年

ラジオ

CD

吹き替え

担当女優

レネ・ルッソ

映画

ドラマ

アニメ

テレビ番組

  • おかあさんといっしょ(ワクワク)
  • ホテル時間旅行 クラシックホテル憧憬 ルレ ブルゴンディシュ クライス ベルギー(タペストリーの声)

人形劇

ナレーション

ボイスオーバー

舞台

  • ぐるーぷえいと公演
    • 誘拐(第二回公演・1975年)- 妹
    • ホテル・ボルティモア(第三回公演・1976年)- 女
    • 手毬の里の物語(第四回公演・1976年)- 春枝
    • わが町(第五回公演・1977年)- エミリー
    • にしん場(第六回公演・1977年)- 水江
    • 騎兵たち(第七回公演・1978年)- コジマ
    • 鼬(いたち)(第八回公演・1978年)- 村人
    • 女たちの招魂祭(第十回公演・1979年)- 若い妻

その他

出典

  1. ^ a b 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、449頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d 滝沢久美子 - 81プロデュースの公式サイト
  3. ^ a b c d e 滝沢久美子のプロフィール - goo ニュース
  4. ^ 滝沢久美子(たきざわくみこ)の解説”. goo人名事典. 2020年1月15日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h アニメージュ12月号増刊 ボイスアニメージュ』VOL.5、徳間書店、1995年、50頁。 
  6. ^ 『日本タレント名鑑(2005年版)』VIPタイムズ社、2005年4月1日、590頁。ISBN 978-4-9901242-3-6 
  7. ^ 株式会社インプレス (2020年12月16日). “「ふしぎの海のナディア」BD BOX再販。鷹森淑乃らがコメント”. AV Watch. 2020年12月19日閲覧。
  8. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、90頁。 
  9. ^ タイムボカンシリーズ ゼンダマン”. メディア芸術データベース. 2017年1月22日閲覧。
  10. ^ 宇宙大帝ゴッドシグマ”. メディア芸術データベース. 2016年11月27日閲覧。
  11. ^ 鉄人28号”. トムス・エンタテインメント. 2016年6月1日閲覧。
  12. ^ フウムーン”. 手塚治虫公式サイト. 2016年5月20日閲覧。
  13. ^ 牧場の少女カトリ”. 日本アニメーション. 2016年6月22日閲覧。
  14. ^ 宇宙船サジタリウス”. 日本アニメーション. 2016年6月7日閲覧。
  15. ^ キャストリスト”. ふしぎの海のナディア. 2016年6月27日閲覧。
  16. ^ 魔法のエンジェルスイートミント”. KING AMUSEMENT CREATIVE. 2016年7月2日閲覧。
  17. ^ おれは直角”. ぴえろ公式サイト. 2016年6月9日閲覧。
  18. ^ 丸出だめ夫”. ぴえろ公式サイト. 2016年6月9日閲覧。
  19. ^ “アベンジャーズ/エンドゲーム”. ふきカエル大作戦!!. (2019年5月9日). https://www.fukikaeru.com/?p=11706 2019年5月9日閲覧。 

外部リンク