六神合体ゴッドマーズ

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六神合体ゴッドマーズ
ジャンル ロボットアニメ
アニメ
原作 横山光輝
監督 今沢哲男
シリーズ構成 藤川桂介
キャラクターデザイン 本橋秀之
メカニックデザイン 亀垣一
音楽 若草恵
アニメーション制作 東京ムービー
製作 日本テレビ
トムス・エンタテインメント
放送局 日本テレビ系列
放送期間 1981年10月2日 - 1982年12月24日
映画
監督 今沢哲男
制作 トムス・エンタテインメント
封切日 1982年12月18日
上映時間 95分
テンプレート - ノート 

六神合体ゴッドマーズ』(ろくしんがったいゴッドマーズ)は、日本テレビ系列で放送された東京ムービー新社製作のロボットアニメである。制作局の日本テレビでは、1981年(昭和56年)10月2日から1982年(昭和57年)12月24日まで、前期は毎週金曜日18:00 - 18:30(~第26話)、後期は毎週金曜日17:30 - 18:00(第27話~)に全64話が放送された(第60話のみ金曜日16:30 - 17:00放送)。ナレーターは蟹江栄司

目次

概要 [編集]

前番組の『太陽の使者 鉄人28号』に引き続き、横山光輝漫画マーズ』を原作にすることで企画された。ただし、横山の了解の下、大胆な改編がなされた。主人公側のロボット・ガイヤー(原作ではガイアー)と6神体が戦うという原作に対して、本作ではガイヤーと5神ロボが合体するといったように、根本となる基本設定からして異なるなど、ほぼアニメオリジナル作品と言ってもよい内容となっており、結末も原作の衝撃的なものとは異なっている。共通しているのは一部の固有名詞、ロボットの名称、マーズの意思、またはマーズの死亡によりガイヤーが爆発する設定など。

題名は当初原作にちなんで『六神合体マーズ』とされ、このタイトルでアニメ誌等への発表もなされたが、「マーズ」という名称は関連商品を販売する際に既に商標が登録されていたため「ゴッドマーズ」に変更された[1]。後におもちゃのセールスを前提とせず、原作に忠実なOVA『マーズ』とテレビアニメ『神世紀伝マーズ』が別会社により製作された。

当初は半年の放送予定だったが、おもちゃのセールスが好調だったほか、おもちゃの購買層である低年齢層とは別に、女性ファンを中心にアニメファンの人気が高まり、1年以上放映された。ストーリーは、ギシン星編、マルメロ星編、地球編の三部構成。

スタッフは、前番組の『太陽の使者 鉄人28号』からシフトする形で参加。『マジンガーZ』、『宇宙戦艦ヤマト』などで実績のある藤川桂介シリーズ構成に起用され、ストーリー作りに重要な役割を果たしている。

ロボット同士の合体は『UFO戦士ダイアポロン』、『最強ロボ ダイオージャ』にもあったが、これらは3体合体であっため、ロボット同士での6体合体を起用したアニメは本作が最初である。

スポンサー主導で番組作りが行なわれ、主役ロボット「ゴッドマーズ」は複雑で線が多いデザインになり、玩具がヒットした『闘士ゴーディアン』や『宇宙大帝ゴッドシグマ』と同様の変形プロセスが採り入れられた。そのためアニメで動かすには困難で、売り物であるはずの肝心のロボットの活躍はスポンサーへのサービス的に最後の数分間まとめて行なわれ[2]、ジャンルとしてはロボットアニメではあるがもっぱら人間ドラマに力が注がれた。そうした事情から、原作に登場しない主人公のライバルになる美形キャラクターであるマーグが生み出され、そしてこれが初のキャラクターデザインという本橋秀之が描き、三ツ矢雄二が声をあてたマーグは主人公以上に人気を獲得し、本作が女性ファンを獲得した原動力となる。放送当時のマーグの人気は凄まじく、マーグが死亡すると分かったときは助命嘆願書やカミソリが送られ[3]、実際に本編で死亡した際には『あしたのジョー』の力石徹に倣って、アニメ雑誌アニメディア」の協力で、日本テレビの南館ホールで葬儀を行うイベントが開催されたほどである[4]

放映中にファンが映画化希望の署名運動を行い、10万人の署名を集めた[5]。この結果、製作された劇場版はギシン星編を再編集したものでエンディングでは署名運動の中心になったファンがクレジットされている。またこの6年後に出版された藤川桂介による小説『六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』とそのOVA版(1988年)なども製作された。

あらすじ [編集]

全宇宙の支配を狙うギシン星・ズール皇帝がその魔手を地球に伸ばしてきた。コスモクラッシャー隊の一人として活動していた明神タケルは、戦いの中で自らの出生の秘密を知る。タケル=マーズは、彼を守るため造られた「ゴッドマーズ」とともにズールに立ち向かっていくが、それは血を分けた兄・マーグとの悲しい戦いの始まりでもあった…。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物 [編集]

全編共通 [編集]

マーズ/明神 タケル
- 水島裕、少年時代の声 - 佐々木るん
本作品の主人公。17歳。ギシン星人。超能力者。ズールによって、産まれてすぐに拉致された上で地球に送られた。戦闘においては常人を遥かに上回る身体能力に加え、両手首を交差して発生させる衝撃波や髪の毛を針状にして飛ばすという超能力を使用する。
飛鳥 ケンジ
声 - 石丸博也
23歳。主人公が所属するクラッシャー隊のリーダー。冷静沈着。マルメロ星編からは宇宙ステーション「ケレス」のキャプテンを兼任、その終盤からは防衛軍隊長に臨時昇進し、ギロンの本隊と艦隊戦を繰り広げる。
伊集院 ナオト
声 - 鈴置洋孝四宮豪第2次スーパーロボット大戦Z
17歳。クラッシャー隊の射撃担当。口が悪く、当初は何かにつけてタケルに突っかかっていた。
  • キャラクターデザインは明神タケルのボツ稿の流用。
日向 ミカ
声 - 川浪葉子
15歳(劇場版では17歳)。クラッシャー隊の紅一点。レーダー・通信担当。マルメロ星編ではガッシュに一目惚れするも、その想いから突出した事が仇になって捕えられ、結果的にガッシュを死なせる要因を作ってしまい、眼前で彼を喪ったことで悲恋に終わった。
木曽 アキラ
声 - 塩屋翼
16歳。クラッシャー隊の操縦担当。メカに強い。
明石 ナミダ
声 - 山田栄子
タケルに憧れる少年。ギシン星人の初襲来(第1話)の時に両親を亡くしている。後にクラッシャー隊の特別隊員として入隊。小説版においては、微弱ながらも超能力を有し、タケルの後継者としてガイヤーと五神ロボを操れるペンダントを受け継ぐ。
大塚長官
声 - 富田耕生
42歳。クラッシャー隊の所属する地球防衛軍の長官。(『太陽の使者 鉄人28号』における)インターポール捜査官時代の宇宙魔王に関する事件での功績が認められ地球防衛軍長官になったという設定が、放送当時のアニメ雑誌で紹介されていた。
  • 同じ横山光輝原作ということで、スターシステムを取り入れ、前作『太陽の使者 鉄人28号』の大塚警部のキャラクターデザインを流用(といっても、コスチューム変更等に合わせて作画用設定は新規に描かれている)。声優も同じ。
明神 静子
声 - 前田敏子
タケルの育ての母。夫亡き後、大塚長官のとりなしで世話係と言う名目の下、クラッシャー隊基地でタケルと共に生活する。事ある度にタケルやクラッシャー隊員を優しくも厳しく諭し、後にロゼをも諭すなど、メンバーの精神的支えとなる。
ズール皇帝
声 - 納谷悟朗
宇宙支配を目論むギシン星の皇帝であり、恐怖政治を敷き、己に逆らったり、任務に失敗した者を絶対に許さない独裁者。例え僅かでも己に意見した者さえも「反逆者」として一片の慈悲も無く、最も残酷な手段で処断する冷血漢にして、マーズを(強引に拉致して)人間爆弾としてガイヤーと共に地球に送り込んだ張本人。マント状の上衣に身をやつし、手足を見せず、空中や宇宙空間に出現。『愛』を極度に嫌悪する。地球編にてメタール、ボーデ、ナッカ、スナッパ、キッカ、ニードの6つの"ゲシュタルト"の合身体と判明。マルメロ星編、地球編でも黒幕として暗躍。

ギシン星編 [編集]

マーグ
声 - 三ツ矢雄二
17歳。マーズの双子の兄。超能力者。当初、気のふれた振りをして諜報活動をし、その情報をマーズにテレパシーで送っていたが、それがバレた後、ズールに(わざと不完全な状態で)洗脳され、マーズと戦わされることになる。13話でマーズに父の記憶と、母から託されていた六神ロボを操るロケットを渡す。
ロゼ
声 - 鵜飼るみ子
17歳。洗脳改造されたマーグの副官として、第14話から登場した超能力者。実はギシン星人ではなく第四恒星系第八番惑星植民地の出身者。思念によるを手から発して攻撃する。暗示と催眠の力にも長けており、マーグの洗脳を補強したり、対象を操ることも出来る。また、変装術も巧みで、単独による破壊工作も行っている。マーグ亡き後、マーズに一騎打ちの決闘を申し込むが、「復讐は復讐を生むだけ」という名台詞の下、マーズの育ての母・静子に和解を促される。
その後、タケルとの再戦に敗れ、彼に助けられた事で己の使命と生きる意味に心が揺らぎ、第22話で(無意識に)故郷に戻り、妹・ルイと再会。そこで妹やマーズの生き方と強さ、そして己がズールにとって単なる道具であることを知ってルイと和解し、ズールの下から離反した後はマーズと共闘。地球編で再登場し、やがて彼を愛するようになる。
ルイ
声 - 滝沢久美子
ロゼの妹。非超能力者。第21話のロゼの回想から登場。ズールに反対し、レジスタンス活動のリーダーをしている。第22話で偶然にも自星に連行されていた、大塚長官と静子を救出。その際、別働隊に捕えられていたロゼを処刑しようとするも静子に止められたことで姉と和解し、解放作戦を辛くも成功させる。
ワール
声 - 蟹江栄司有本欽隆第2次スーパーロボット大戦Z
ギシン星の作戦司令官。ズールの副官であるが内心では己の野望のために利用しようと考えている。目的のためなら手段を選ばず、部下を平気で見捨てることも厭わない。最後は本心をズールに見破られて粛清される。
サグール
声 - 広瀬正志
ギシン星の諜報長官。ワールの同僚。ズールに心から忠誠を誓っており、部下とは違ってバトルマシンではないと考えている。しかし最後はズールに利用されただけにすぎず、ワールの襲撃を喰らい、タケルの腕の中で息を引き取った。
イデア
声 - 小林勝彦
マーグとマーズの父。ギシン星の科学庁長官であり、六神ロボの開発者。同時に反陽子エネルギーの開発者だったが、それを兵器転用しようと目論むズールに脅迫され、反陽子爆弾を作らされてしまう。ズールによって奪われたマーズを守るため、マーグに己の記憶の全てを移した後にガイヤーを除く五神ロボをゴッドマーズへ合体出来るように密かに改修を加える。そしてそれをマーズの乗ったシャトルと一緒に地球に送り込んだが為に、皇帝達の怒りを買い、拷問の末、銃殺刑にされた。
アイーダ
声 - 平井道子
マーグとマーズの母。マーグが10歳の時、衛兵との諍いによる誤射を受けてしまい、今わの際、マーグに「いつかマーズに・・・」と告げながら、六神ロボを操る為のロケットを託して非業の死を遂げる。
明神博士
声 - 青野武
タケルの育ての父。フルネームは不明。第2話でタケルの出生の秘密を打ち明けるも、ギシン星人の攻撃を受けて死亡。

マルメロ星編 [編集]

フローレ
声 - 榊原良子
17歳。マイナス超能力者。マルメロ星編のヒロイン。ギロンのマイナス超能力者狩りによって狙われ、父母を喪いながらも地球に逃げてくるが、実はギロンの娘(第30話で判明)。マイナス超能力者として産まれてしまったため、ギロンに殺されそうになるも母・アーモと法王・シキール達に救われ、赤子の内に養父母に預けられて育った。それ故に自分がギロンの娘であることを、額の紋章(生まれてすぐにギロンに付けられた、後継者であることの印)と母と再会して真実を告げられたことで知ることになった。ガッシュ亡き後、フロンティア号の艦長の座を引き継ぎ、反乱軍の指揮を担うまでになる。
ギロン
声 - 小林修
マルメロ星総統で、フローレの本当の父親。元々は軍の司令官だったが、謎の声による予言に導かれるままにマイナス超能力者狩りを行ない、総統の座を手に入れた。後にマルメロ本星を滅亡に導いたにもかかわらず、残存勢力と共にさっさと逃亡。その途上、謎の声から「地球を奪え」と唆され、マルメロ星の代わりに地球を奪い取るべく、攻撃を仕掛ける。激戦の中、月面でフローレと対決し、タケルの援護で遂に敗れた後、突如降り注いだ謎の光(ズールが放ったもの)によって消滅させられた。
バクトール
声 - 筈見純
ギロンに古くから仕える忠臣であり、現在のマルメロ軍司令官。フローレがギロンの娘である事を部下の中で唯一人知る人物。左目を失明している。
ガッシュ
声 - 野島昭生、43-44話のみ曽我部和恭
ギロンにより死の星へ流刑にされたマイナス超能力者たちのリーダーで、帆船型の戦艦・フロンティア号艦長。初期は海賊行為を行い、タケル達と敵対していた。和解後、ミカと相思相愛になりかけるも、彼女を救出するために重傷を負い、更に追手の銃撃を受けて、ミカに看取られながら志半ばで無念の死を遂げる。なお、遺品となった愛用の銃はミカに引き継がれた。
シキール
声 - 大木民夫
マルメロ星法王。大法堂の主であり、フローレの秘密を知る人物。アーモの入水を引き留め、フローレをフラウス、アッシュ夫妻(後のフローレの養父母)に預け、密かにマイナス超能力者たちへフローレの守護を呼び掛けていた。成長したフローレをアーモに引き合わせた後に大法堂に住む人たちを逃したが捕えられ、自身も危機に陥った所をガッシュに救われる。その後、再びマルメロ星に戻るも決起直後にまたしても捕えられ、ガッシュを誘き出す囮にされ、救出されるも背後の爆風による衝撃と飛んできた破片を背中に受けて致命傷を負い、ガッシュに「マーズを信じよ。お前の心を開け」と言い残して死亡。亡骸は死の星(後に「希望の星」と改められる)に埋葬された。
アーモ
声 - 武藤礼子
フローレの本当の母親。夫であるギロンから娘の殺害を命じられるが、それを拒否して共に入水しようとするもシキールとその配下に止められる。シキールの説得に応じてフローレを彼に託すが、娘の生存をギロンに知られ、監獄の地下に長い間幽閉されていたが、タケルと共にやって来たフローレと念願の再会を果たし、本当の生い立ちを娘に告げた。だが、シキールと共に捕えられ、娘たちの解放を訴えてギロンに発砲した事で、怒り狂った彼の手にかかり、フローレたちに看取られながら息を引き取った。

地球編 [編集]

メタール
声 - 千田光男
ズールの体を司る集合生命体。頭部を構成する。
ボーデ
声 - 石田太郎
ズールの体を司る集合生命体。胴体を構成する。
スナッパー
声 - 小宮和枝
ズールの体を司る集合生命体。右手を構成する。
ナッカー
声 - 幸田直子
ズールの体を司る集合生命体。左手を構成する。
キッカ
声 - 広瀬正志
ズールの体を司る集合生命体。左足を構成する。
ニード
声 - 屋良有作
ズールの体を司る集合生命体。右足を構成する。

なお、ズールが彼ら6人の集合体であることは、最終回で彼ら自身が語るまでは明言されていなかったが、それ以前もズールが「わしの命たちよ」と彼ら(の内の一人)に語りかけるシーンは地球編においては毎回の様に流されていた。

バラの騎士
声 - 三ツ矢雄二(?)
マーズが危機に陥ると助けに来る謎の騎士。

ゴッドマーズ [編集]

マーズの脳波で操られるロボット・ガイヤーをコアとして、スフィンクス、ウラヌス、タイタン、シン、ラーの5体のロボットが六神合体した巨大ロボット。マーズの実の父であるイデアが彼を守る為に建造した。身長50m、体重1050t。ガイヤーに内蔵されている反陽子爆弾のエネルギーや五神の複合エネルギーを吸収することで動く。初合体は第2話。
とにかく動くカットが少ないことが特筆される合体ロボットであり、直立不動か止め絵演出で必殺技を出していることが多い。『スーパーロボット大戦』シリーズでは「動かないこと」が戦闘デモ演出で再現されており、ほとんどの場合、直立不動で動かない[6]
武装は以下のとおり。
  • ゴッドファイヤー:腰のエンブレムから照射される「G」の字に似た光線。命中すると敵の装甲をエンブレムと同じ形に刳り抜いて貫通する。登場当初の数話は決め技となった。
  • マーズフラッシュ:腰の「M」の字に似たエンブレムから光が発せられると同時に呼び出される剣。
  • ファイナルゴッドマーズ:必殺技。ゴッドファイヤーを当てて敵の動きを止めた後、マーズフラッシュを大きく振りかぶり、「ファイナル・ゴッドマーズ!」の掛け声と同時に上段から真っ二つに斬る。この技の正式な名前が出たのは第7話。
その他の武装(ゲームで拡大解釈あるいは創作されたもの)
  • ダブルマーズフラッシュ、ダブルファイナルゴッドマーズ:GBAソフト『スーパーロボット大戦D』において追加された武装。マーグの乗るOVA版ゴッドマーズ(後述)と共にマーズフラッシュあるいはファイナルゴッドマーズを放つ技。
  • スーパーファイナルゴッドマーズ:PSPソフト『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』において追加された武装。アニメ最終話での金色化状態(金色化の際にはアニメ同様の鳴り響く鐘のイメージが入る)からファイナルゴッドマーズを放つ。「スーパーファイナルゴッドマーズ」という名称は武装欄で便宜的に用いられる名称で、タケルが叫ぶのは「ファイナルゴッドマーズ」のまま。なお、アニメ最終回で金色化した際にはマーズフラッシュを投擲したのみでファイナルゴッドマーズは未使用である。

ガイヤー [編集]

  • 身長15m
  • 体重250t

タケルを収容し、ゴッドマーズのコアになる1号機。合体時はスフィンクスに完全に格納され、全く露出しない。ただし、顔だけはゴッドマーズ頭部のバイザーにまでせり上がるため、その奥からうっすらと透けて見える。

普段は太平洋上の明神礁の石像の中に隠れている。有事の際にはタケルからのテレパシーを受信し、タケルの元へと飛んでいく。

タケルとは脳波で連動しており、タケルが死ぬと機体の動力源でもある反陽子爆弾が爆発し地球を滅ぼす仕掛けになっている(但しギシン星編の最終決戦で反陽子エネルギーがズールへと送り込まれたため、マルメロ星編以後は爆発の危険性は一応なくなっているが、動力源としては機能している)。また通常の戦闘ではタケルの超能力を増幅し、組んだ両手から衝撃波を発する。

名前の由来はギリシャ神話の大地の女神ガイア(なお原作での名称は「ガイアー」。DX超合金やプラデラといった玩具のパッケージでは「ゴッドガイヤー」と記述され、他の五神ロボの商品名は各々の名称の前に「マジン」が付く)。

乗員は2名。一度だけではあるが、負傷した(あるいは既に死亡していた)マーグを回収した事がある。その時にはタケルの後席にマーグは座っていた。

スフィンクス [編集]

  • 身長25m
  • 体重300t

ゴッドマーズの頭部・胴体に変形し、ガイヤーを体内に収容する2号機。普段はエジプトの石像の中に隠れている。

武器はスフィンクス・アタック(体当たり)。他の五体とは異なり、光線の様な武装は持たない。その代わりとしてガイヤー(タケル)の能力を増幅させる機能を持つ。

名前の由来はエジプト神話の怪獣スフィンクス

ウラヌス [編集]

  • 身長15m
  • 体重100t

ゴッドマーズの右腕に変形する3号機。普段は北極の氷山の中に隠れている。

武器はウラヌス・フリーザー(冷凍光線)。なおガイヤー、スフィンクスを除く四体は、主武装であるそれぞれの光線を胸部から発する。

名前の由来はギリシャ神話の天空の神ウラヌス

タイタン [編集]

  • 身長15m
  • 体重100t

ゴッドマーズの左腕に変形する4号機。普段はインド洋の海底の石像に潜んでいる。

武器はタイタン・サイクロン(反重力光線)。

名前の由来はローマ神話の巨神タイタン

シン [編集]

  • 身長25m
  • 体重150t

ゴッドマーズの右脚に変形する5号機。普段はアンコール遺跡の中に隠れている。

武器はシン・フレアー(熱線)。

名前の由来はメソポタミアの月の神シン

ラー [編集]

  • 身長25m
  • 体重150t

ゴッドマーズの左脚に変形する6号機。普段はイースター島の石像の中に隠れている。

武器はラー・パルサー(切断型の光線)。

名前の由来はエジプト神話の太陽神ラー

ゴッドマーズ(OVA版)&ガイヤー(OVA版) [編集]

OVA『十七歳の伝説』に登場したゴッドマーズとガイヤー。基本能力・武装はTVアニメ版と同じだが、双方とも新規デザインされた姿になっている。特にゴッドマーズはTVと異なり「どうみても分離・合体できない」デザインに変更されており、作中でも合体シーンは披露されていない。

GBAソフト『スーパーロボット大戦D』にも登場した。同作品では条件を満たすことでマーグを生存させ仲間にすることができ、その際マーグが搭乗する味方ユニットである。本来の設定ではタケルのゴッドマーズと同一個体だが、ゲーム中ではマーグ専用の「もう一つのゴッドマーズ」として扱われ、二体のゴッドマーズの共演も可能である。

クラッシャー隊 [編集]

「地球防衛軍」の下部組織で、地球上の不測の事態に対応。大塚長官の指揮の下、タケルやナオトらが所属。3機の戦闘機に分離する大型宇宙戦闘機コスモクラッシャーを駆り、ゴッドマーズと共に戦う。

コスモクラッシャー
クラッシャー隊所属のクラッシャー1号・2号が合体した大型戦闘機。大気圏内だけではなく宇宙航行も可能。また内部にクラッシャー3号を搭載している。
クラッシャー1号
コスモクラッシャーの胴体および機首部分となる高速戦闘機。機首は上下可変式。武器はレーザー。
クラッシャー2号
コスモクラッシャーの後部および主翼となる戦闘機。武器はレーザー。
クラッシャー3号
コスモクラッシャー内部に搭載されている垂直離着陸可能の小型戦闘機。乗員2名。武器はレーザー。
マリンクラッシャー
クラッシャー隊所属の日本海溝最深部でも行動できる水中探査艇。乗員1名。

スタッフ [編集]

主題歌 [編集]

オープニングテーマ - 『宇宙の王者! ゴッドマーズ』
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 小田裕一郎 / 編曲 - 若草恵 / 歌 - 樋浦一帆
エンディングテーマ
『愛の金字塔』
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 小田裕一郎 / 編曲 - 若草恵 / 歌 - 樋浦一帆
『十七歳の伝説』(最終回)
歌 - 三ツ矢雄二
挿入歌 - 『銀河に一人』
歌 - 水島裕
劇場版
オープニングテーマ - 『BIRTHDAY CITY』
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 小田裕一郎 / 編曲 - 若草恵 / 歌 - 川原田新一
エンディングテーマ - 『愛のストーリィ』
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 小田裕一郎 / 編曲 - 若草恵 / 歌 - 川原田新一
補足
主題歌の歌詞はなかなか決まらず、レコーディング当日になって完成させた。
オープニング映像は第41話から一新。(「ゴッドマーズ!」と叫ぶ)最初の叫び声の際のシーンと一部の合体シークエンス映像だけは、そのまま残された。
オープニングでの叫び声は長年ファンの間で明神タケルの声を担当した水島裕によるものだと思われていたが、2011年に行われた30周年記念イベントで、主題歌を歌っていた樋浦一帆が担当したことが判明する。また、水島本人も誰が担当していたかわからなかったと答えている。
上記主題歌・挿入歌を収録したEPレコードは、いずれもキングレコードから発売された。日本コロムビアから発売するときには水木一郎によるカヴァー版が発売された。

各話リスト [編集]

話数 サブタイトル 脚本 コンテ 演出
1 オレはだれだ!? 藤川桂介 今沢哲男
2 でた! 脅威の六神合体 山吉康夫
3 おそるべき秘密 城山昇 広川和之
4 孤独な超人タケル 田口成光 今沢哲男
5 さらば! 愛する地球よ 生家三毛造 出崎哲
6 六神合体ができない!? 藤川桂介 山吉康夫
7 冥王星は地獄の星! 広川和之
8 爆破犯人はタケル!? 今沢哲男
9 SOS! 東京沈没 田口成光 西村純二
10 宇宙からきた少女! 広川和之
11 謎の声はだれだ!? 藤川桂介 山吉康夫
12 対決! マーズとマーグ 今沢哲男
13 皇帝ズールをたおせ! 西村純二
14 悲しき戦士・マーグ 生家三毛造 今沢哲男
15 六神合体がくずれる! 広川和之
16 あやつり人形ミカ! 城山昇 山吉康夫
17 アキラの恋人は女戦士 田口成光 今沢哲男
18 南極はタケルの墓場だ! 藤川桂介 西村純二
19 マーグ・地球に死す! 広川和之
20 復しゅうに燃えろ! 城山昇 生家三毛造 今沢哲男
21 どれい惑星の対決! 藤川桂介 山吉康夫
22 うらぎり者ロゼ! 西村純二
23 卑劣な皇帝ズール!! 城山昇 今沢哲男
24 反陽子爆弾・バクハツ!? 田口成光 青木悠三
25 新たな絆・別れ・出発! 藤川桂介 山吉康夫
26 危機を招く脱走者 今沢哲男
27 プラス対マイナスの運命 城山昇 広川和之
28 謎の宇宙海賊船 田口成光 西村純二
29 フローレの危険な仲間 藤川桂介 山吉康夫
30 一人ぼっちのフローレ 城山昇 青木悠三
31 宣戦布告 田口成光 藤原良二 今沢哲男
32 略奪されたフローレ 藤川桂介
33 タケル対ガッシュ! 西村純二
34 マーズ、死ぬのは早い! 山吉康夫
35 とらえられたタケル 城山昇 広川和之
36 宇宙の墓場 藤川桂介 西村純二
37 母と娘のめぐりあい 今沢哲男
38 父、ギロンとの出会い 西村純二
39 悲劇のタケル 田口成光 山吉康夫
40 よみがえったマーグ 藤川桂介 広川和之
41 宇宙にかける友情 青木悠三
42 屍を越えて行け! 田口成光 西村純二
43 ガッシュの誤算 城山昇 山吉康夫
44 ガッシュ、安らかに眠れ 今沢哲男
45 ゴッドマーズが危ない! 藤川桂介 広川和之
46 地獄のマルメロ星 青木悠三
47 宿命! 親子の対決 西村純二
48 危機せまるマルメロ星! 田口成光 山吉康夫
49 ギロン、地球を狙う 城山昇 鍋島修 今沢哲男
50 迫る運命の対決! 藤川桂介 広川和之
51 ズール現る! 西村純二
52 タケルの命がない?! 今沢哲男
53 限られた命 城山昇 山吉康夫
54 別離! タケルとロゼ 田口成光 青木悠三
55 炎の中にマーグを見た 城山昇 鍋島修 今沢哲男
56 心の中の敵をくだけ! 田口成光 西村純二
57 バラの騎士君は…!? 藤川桂介 越智一裕
58 心のやすらぎは…いつに 城山昇 山吉康夫
59 ノアの反乱 田口成光 西村純二
60 タケル・愛の奇蹟 城山昇 青木悠三
61 タケル最後の誕生日? 田口成光 越智一裕 今沢哲男
62 運命のバラの騎士 藤川桂介 西村純二
63 生きた愛した戦った 山吉康夫
64 銀河へはじめての笑顔を!! 今沢哲男

ネット局・放送枠(1982年1月現在) [編集]

スカパー・ケーブルテレビ枠(2012年10月現在) [編集]

  • 日テレプラス…2012年1月11日(水)18:00~18:55/1月15日(日)25:00~25:55(2話連続)[8]
2012年10月 7日(日)15:30~24:40 (1~22話)
2012年10月14日(日)15:30~24:40 (23~44話)
2012年10月21日(日)15:30~23:50 (45~64話)

関連項目 [編集]

スーパーロボット大戦シリーズ
シミュレーションRPGテレビゲームソフトシリーズ。1999年作品『スーパーロボット大戦64』(NINTENDO64)で参戦作品として登場[9]。本作に登場するキャラクター、並びにロボットが登場し、幾つかのストーリーエッセンスもゲームシナリオに組み込まれている。
その後、2003年作品『スーパーロボット大戦D』(ゲームボーイアドバンス)、『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇』(PSP。前編『破界篇』2011年4月14日発売、後編『再世篇』2012年4月5日発売)にも登場する。『第2次Z』では参戦シリーズでは初めて出演声優のボイス収録が行なわれた他、『再世篇』では「太陽の使者 鉄人28号」との共演も実現する。
SDガンダム外伝 機甲神伝説
ストーリー、キャラクターなど本作をモデルとしている。

脚注 [編集]

  1. ^ 藤川桂介『アニメ・特撮 ヒーロー誕生のとき』157頁。
  2. ^ 藤川桂介『アニメ・特撮 ヒーロー誕生のとき』161頁。
  3. ^ 藤川桂介『アニメ・特撮 ヒーロー誕生のとき』178頁。
  4. ^ 藤川桂介『アニメ・特撮 ヒーロー誕生のとき』166頁。
  5. ^ 80年代アニメ大全
  6. ^ 『破界篇』における、『天元突破グレンラガン』の敵ザコパイロットである獣人のゴッドマーズ専用戦闘台詞で「ただ突っ立ってるだけだろうが!」とツッコミを入れられたほど。
  7. ^ ちなみに、前番組である『太陽の使者 鉄人28号』は土曜18時台前半に時差ネットというかたちで放送していた。
  8. ^ 六神合体ゴッドマーズ30thアニバーサリーの一環によるアンコール放映
  9. ^ 厳密にはこの作品の28日前に発売された『スーパーロボット大戦リンクバトラー』(ゲームボーイ)で登場している。

参考文献 [編集]

  • 「六神合体ゴッドマーズ 原作からの飛躍」(藤川桂介『アニメ・特撮 ヒーロー誕生のとき ウルトラマン、宇宙戦艦ヤマトから六神合体ゴッドマーズまで』ネスコ/文藝春秋、1998年 ISBN 4-89036-979-1、156-189頁。)

外部リンク [編集]

日本テレビ 金曜18時台前半(1981年10月~1982年4月)
前番組 番組名 次番組
六神合体ゴッドマーズ
6時です!4チャンネル
※ローカル枠
日本テレビ 金曜17時台後半(1982年4月~1982年12月)
お笑いマンガ道場
※17:00へ移動
六神合体ゴッドマーズ
忍者マン一平(再放送)