横山光輝 三国志

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横山光輝 三国志』(よこやまみつてる さんごくし)は、横山光輝漫画三国志』を原作にしたテレビアニメ作品。 1991年10月18日から1992年9月25日にかけてテレビ東京系列で放送された。 全47話。

放送時間は毎週金曜日のPM7:30~PM8:00。 製作はテレビ東京、大日本印刷。現在は光プロダクションが版権管理を行っている。

後にキッズステーションでも放映された。

2003年に全話収録のDVD-BOXが発売され、2006年には全12巻の単品DVDが発売されている。

目次

[編集] 原作との異同

ストーリーはほぼ原作に忠実であるものの、孫策の呉郡攻略や寿春における袁術討伐等は完全カットされ、公孫瓚袁術の死や董承曹操暗殺計画などの描写は短いナレーションのみ、物語は原作では中盤にあたる赤壁の戦いで終了している等、全体的に未消化の箇所が多い。逆に、官渡の戦い諸葛亮孔明の若い時のエピソードの追加など、原作を補足している部分もある。 また、キャラクターデザインも原作にほぼ忠実であるが、原作に比べキャラクターの頭身が高く、やや劇画調に描かれている。

原作では時代経過につれて登場人物の甲冑や衣装デザインが変化していくが、本作品では統一されている。(劉備、曹操、趙雲等の例外もある。)

アニメ版オリジナルの人物が何人か登場している。特に、児童層の支持を狙ってのことか、子どものオリジナル登場人物が活躍するケースが目に付く。この子供を登場させることには思わぬ効果があった。例えば、王允は董卓を陥れるために陰謀をめぐらせるが、アニメ版では、董卓の悪政に苦しむ民衆、特に子供を体を張って守るシーンを挿入することにより、彼が董卓を陥れる理由が「罪無き民衆を守る為」であることが強調され、原作にあった陰気な陰謀家というイメージを払拭するのに適役だった。

[編集] 物語

時は西暦180年中国では大規模な飢饉や略奪する山賊や堕落した政治家によって混乱の只中にあった。 そして、民間宗教太平道の教祖張角、その弟張宝張梁後漢打倒を目的とした黄巾の乱を起こした。 だが彼らのやっていることは山賊などと全く変わらず、民たちは略奪、虐殺されていた。

それを見かねた劉備玄徳関羽雲長張飛翼徳と義兄弟の契りを交わし、義勇軍を結成して黄巾賊を倒すため立ち上がった。そこから物語は壮大なスケールで展開されていく。

[編集] スタッフ

※キッズステーションでの放映では長らく製作クレジット表示が大日本印刷だけだったが、2008年2月からはテレビ東京も表示されるようになった。

[編集] 登場人物

三国志の各人物についての詳しい記述は、それぞれの独立項目を参照されたい。

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劉備玄徳(りゅうび げんとく)声:中村大樹
このアニメの主人公。貧しい農家の生まれだが中山靖王劉勝の末裔。
母親思いの優しい青年であり、関羽・張飛とは「桃園の誓い」で義兄弟の契りを結んでおり3人の中で長兄に当たる。
アニメ版では「治世と平和を望む黄金の星」と呼ばれる。原作と違い剣を振るうシーンが多い。
関羽雲長(かんう うんちょう)声:辻親八
青龍偃月刀を武器に劉備に付き従う知勇兼備の武将。しばしば暴走する張飛の歯止め役でもある。義兄弟の中では次兄。
アニメ版では、少年期の孫策に武人の心構え、武芸の指南、人間の情操を施すなどのエピソードに代表される、教養豊かな師父的要素の濃い性格に描写されている。
張飛翼徳(ちょうひ よくとく)声:藤原啓治
酒癖が悪く乱暴者だが、情に弱く涙もろい性格で蛇矛を得物に一人で数百人と渡り合える猛将である。義兄弟の中では末弟。
関平と仲が良く、二人で絡む事が多い。
趙雲子龍(ちょううん しりゅう)声:小杉十郎太
当初公孫瓚の客将となる。公孫瓚の援軍に来た劉備の人柄に強く惚れ込んでおり、公孫瓚が袁紹に敗れた後は劉備と合流する。
原作よりもやや大らかな性格だが、眼光鋭い顔つきに描かれている。
諸葛亮孔明(しょかつりょう こうめい)声:速水奨
伏竜と呼ばれ、手にした者は天下を統一できるという稀代の天才軍師。諸国を旅し官渡の戦いを密に見守り許攸が曹操に走るのを見て袁紹の敗北を予見した。その後は晴耕雨読の日々を続けていたが、劉備の三顧の礼に応えて天下三分の計を説いて出盧する。兄は呉の諸葛瑾(孫権の参謀)、弟は諸葛均、そして(アニメ版では一キャラクターとして描かれた)妹が一人いる。
関平(かんぺい)声:辻谷耕史
周倉(声:中多和宏)が率いる山賊団の一員の青年。関羽の赤兎馬を奪おうとするが失敗。後に劉備が袁紹の元から逃れる際に手助けをし、仲間の山賊を倒した趙雲に立ち向かって行った勇気を買われて関羽の養子となる(原作コミックスでは、地方士族・関定の次男という設定。)。
原作とは異なり、やや砕けた性格で関羽を「親父」と呼んでいる。
孫乾(そんかん)声:岡和男
劉備の配下。外交官としての役目を請け負う。張飛からは「優等生」呼ばわりされている。(孫乾は、「そんかん」または「そんけん」と読まれることがある。アニメでは「そんかん」と名乗る。)
徐庶元直(じょしょ げんちょく)声:喜多川拓郎
孔明、龐統とは同門で親友の間柄。荊州で単福(ぜんふく)という偽名で劉備と会い、その軍師となった。南下してきた曹仁率いる数万の曹操軍に対し、見事な計略でこれを打ち破る。後に曹操配下の程昱が作成した母親の偽手紙に騙され、曹操の配下となる。しかし、曹操の配下になった後も、なるべく劉備の都合が良くなる方向に進むように上手く曹操に献策している。原作よりも出番が多い。
龐統士元(ほうとう しげん)声:山口健
孔明と並び称されるほどの智謀を持ち、孔明が『伏竜』と呼ばれたのに対して、『鳳雛』と呼ばれた。赤壁の戦いでは、呉のために曹操に『連環の計』を勧めて、呉軍の火計成功へと導いた。
香蘭(こうらん)声:少女時はこおろぎさとみ、成人時は井上喜久子
アニメ版オリジナルキャラ。劉備の教え子で、後にその夫人となる。長坂にて致命傷を負い、阿斗を趙雲に託した後、息を引き取る。容貌は、張飛曰く「べっぴんさん」。
孔明の妹(仮称)
アニメ版オリジナルキャラ。本名と字(あざな)は不明で、テロップでは「孔明の妹」としか表記されず、劉備たちからは終始「妹御(いもうとご)」と呼ばれていた。
呉で身動きの取れなくなった孔明に代わり、情報収集や劉備たちとの繋ぎ、呉軍の牽制を行っていた。二人の兄に引けをとらない、機知に富んだ女性。
香蘭の侍女(仮称) 声:根谷美智子
アニメ版オリジナルキャラ。本名と字(あざな)は不明で、香蘭に仕えている。香蘭に対してはとても気を配る。関平と仲が良い。
香蘭の死後は出番が無くなる。

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曹操孟徳(そうそう もうとく)声:松本保典
劉備最大のライバルにして、もう一方の主人公。「乱世の奸雄」と称せられ、一介の役人から国の丞相に上り詰めた男。情や徳に徹してきた人徳者として描かれる劉備とは対照的に目的のためなら手段を選ばず、覇権を広げるために非情に徹してきた合理主義者として描かれている。しかし、それは全て「国の統一こそがこの世を平和にする手段であり、それを成し遂げるのは自分の宿命」という彼の信条に基づいての行動である。
原作では後半になるにつれ、ほぼ悪役としてしか描かれなくなったが、アニメでは終始劉備と対極を成す英雄として描かれており、原作と異なり、徐庶の母を死に追いやった荀彧と程昱を叱る等、清廉潔白な面も描かれている。独特の真っ赤な甲冑が印象的だが、原作では初期にしか登場しない。
曹洪(そうこう)声:野島汎平
曹操の従弟。董卓軍の軍師・李儒の策略で危機に瀕していた曹操を身を呈して救い出す。
夏侯惇(かこうじゅん)声:目黒裕一
曹操の配下。呂布に追い込まれた劉備の援軍として派遣されるが、片目を矢で射られ負傷する。
気性の激しさで知られる猛将。博望坡で劉備軍を深追いし、孔明の計略の前に敗れてしまう。
原作、アニメ共にかこうじゅんと記述されている。
曹仁(そうじん)声:中嶋聡彦
曹操の従弟。数万を率いて劉備軍が立てこもる新野へと攻め入るが、徐庶の采配にかなわず敗北する。
典韋(てんい)声:安西正弘
曹操の配下。原作よりやや登場が早く、董卓追撃の際に逸る曹操を挑発して諌めたシーンが挿入されている。
李典(りてん)声:掛川裕彦
曹操の配下。曹仁と夏侯淳の副将。
許褚(きょちょ)声:鹿島灘之
曹操の配下の猛将。スマートな美男子として描かれており、孔明を侮る曹仁を諌める等、やや思慮深い性格になっている。
張遼(ちょうりょう)声:西村知道
曹操の配下。徐州で孤立した関羽を説得し、曹操に降らせる
荀彧(じゅんいく)声:江原正士、後に小林通孝
曹操の配下。参謀役。「二虎共食の計」、「駆虎呑狼の計」を用い、劉備と呂布を仲違いさせようとした。
程昱(ていいく)声:島田敏、後に筈見純
曹操の配下。荀彧と同じく、参謀役。偽手紙を用い、劉備の元から徐庶を決別させる。
韋駄天小僧(仮称)
アニメ版オリジナルキャラクター。本名と字(あざな)は明言されず、「韋駄天小僧」と呼ばれる。曹操軍の部将の息子で、父と共に密偵を勤めていたが、呂布に捕らえられる。
その活発さを陳親子(陳珪陳登)や張飛から気に入られており、彼の父が虐殺されたことが、陳親子の呂布に対する怒りを増幅させた。
呂布の死後は登場せず、消息不明。

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孫権仲謀(そんけん ちゅうぼう)声:飛田展男
孫堅の次男。父の孫堅、兄の孫策が相次いで亡くなり、若くして呉の君主となる。
孫堅(そんけん)声:島田敏
孫策と孫権の父。反董卓連合に参加する。洛陽にて玉璽を発見したため、袁紹の手勢に追われる。後に袁術と手を組んで劉表と戦うが、敵の罠にはまり落石の下敷きとなって死亡する。
孫策(そんさく)声:中原茂
孫堅の長男。反董卓連合結成の際に父の孫堅に付き従う。玉璽に執着する孫堅に不信感を抱くが、関羽らに諭されて、最後まで父に付いて行く決意を固める。
孫堅没後、軍勢を率いて呉郡を統一するが、アニメ版ではその部分を省略されてしまった。
程普(ていふ)声:高木渉
孫堅の配下。華雄の副将、胡軫を討ち取る。美術品に詳しく、洛陽で見つけた不審な印璽を玉璽と見抜いた。
周瑜(しゅうゆ)声:石塚運昇
呉の水軍都督。孫策とは義兄弟の間柄であった。孔明の智謀を危険視しており、幾度となく殺害を狙っていた。
魯粛(ろしゅく)声:田原アルノ
孫権の配下。知性は優れているが、お人よしなところがある男。孔明を殺害しようとする周瑜を「今は孔明の頭脳が必要だ」と諌める。
黄蓋(こうがい)声:石森達幸
孫権の配下。「苦肉の計」で自ら鞭打ちの刑を受ける。
甘寧(かんねい)声:掛川裕彦
孫権の配下。
太史慈(たいしじ)声:川津泰彦
孫権の配下。職務に忠実な男。
諸葛瑾(しょかつきん)声:少年時は菊池正美、成人時は林一夫
孫権の配下。孔明の兄。周瑜の依頼で孔明を呉へ引き入れようとするが、逆に孔明に説き伏せられてしまう。

[編集] その他の勢力

[編集] 漢王朝

霊帝(れいてい)声:森川智之
後漢の第十二代皇帝。廃帝弁と献帝の父。宦官十常侍たちは霊帝を思いのままに動かしていたため、国は乱れ、黄巾の乱が起こり、漢帝国は滅亡への道をたどった。
廃帝弁(はいてい べん)声:佐藤智恵
霊帝の長子で、何太后(声:安藤ありさ)との間に生まれた。名は弁。霊帝の死後、協皇子を帝位につけようとする十常侍らと、弁皇子を帝位につけようとする何進(声:茶風林)とが争い、蹇碩(声:桜井敏治)が殺されたため、弁が皇帝となった。しかし朝廷に乗り込んだ董卓が協皇子を帝位に据えたために弘農王に格下げされる。後に李儒の手により母の何太后とともに暗殺される。
献帝(けんてい)声:少年時は折笠愛、成人時は緑川光
霊帝と王美人の間に生まれる。名は協。董卓により帝位をつけられ、後漢皇帝となる。董卓の死後、都の混乱ぶりを嘆いて長安を脱出して洛陽へ帰るが、曹操によって許昌遷都させられ、曹操からその名を利用されるだけの皇帝となった。董承(声:辻村真人)に曹操誅殺の密詔を下すが、発覚して忠臣をすべて殺されてしまう。

[編集] 董卓軍

董卓(とうたく)声:大友龍三郎
初登場は第三話「死闘!鉄門峡」。この作品中で最も有名な悪役。盧植(声:有本欽隆)が更迭された後、官軍を率いて黄巾賊と戦い、危機に陥っていたところを劉備に救われるが、劉備が官職を持たぬと聞いて冷たくあしらう。その後、何進が十常侍と争って各地の豪雄を呼び寄せた際、大軍を率いて洛陽に乗り込んで朝廷をおさえ、反対する丁原を彼の部下であった呂布の寝返りによって殺害。策略家の李儒と猛将の呂布相手に逆らうものはいなくなり、少帝を廃して献帝をたてた。暴虐の限りをつくすが、貂蝉の「連環の計」により腹心の呂布との関係が悪化する。その隙に呂布を抱き込んだ王允が偽の勅令で董卓を宮中に呼び寄せて暗殺を謀る。最後は乗っていた車から叩き出され腹心の呂布に助けを請うが、呂布に方天戟で刺し殺された。
他の作品では肥満体に描かれる事が多い董卓だが、この作品の董卓は痩せて描かれている。
なお、原作者の横山は「董卓は大塚周夫バビル2世の悪役・帝王ヨミ役を演じている)のアフレコが似合うと思いますよ」と発言をしていた。
李儒(りじゅ)声:塩屋浩三
初登場は第五話「十常侍の陰謀」。董卓に着き従った参謀。皇帝の地位を追われた少帝とその母・何皇后に毒酒か刀による自殺をせまり二人がそれを拒むと、高楼から突き落とした。反董卓軍が洛陽に迫ると、董卓に遷都をすすめ、町中の財産を没収した。長安へ向かう途中、追撃した曹操を滎陽で待ち伏せ、大敗させる。その後、貂蝉の「連環の計」による董卓と呂布の仲違いを「絶纓の会」の例を用いて貂蝉を呂布に差し出させる事で解決しようとするが、呂布に報告した後に董卓が前言撤回したため、激怒した呂布に叩き伏せられる。そして董卓暗殺直前に王允と呂布に殺害された模様。
華雄(かゆう)声:大山高男
初登場は第九話「豪傑大合戦」。董卓軍では呂布と並ぶ猛将。副将の胡軫(声:荒川太郎)を率いて、汜水関の守りに着いた。討伐軍側の兪渉(声:平野正人)を討ったが、汜水関の戦いで、関羽に一騎打ちにて首を討たれて死亡。アニメでは、関羽との一騎打ちのシーンもあって登場回数も原作よりも増えている。

[編集] 呂布軍

呂布奉先(りょふ ほうせん)声:矢尾一樹
初登場は第六話「名馬・赤兎馬」。初めは丁原(声:岸野一彦)に仕えたが、李粛(声:喜多川拓郎)の説得で丁原を殺して董卓につき、貂蝉に心を奪われて董卓を殺した。長安李傕郭汜に奪われると各地を放浪し、曹操の遠征中に兗州を攻略する。
しかし、曹操に敗れて徐州の劉備を頼り、様々な状況を経て徐州を乗っ取るが、陳珪陳登父子(声:野本礼三小野健一)の計略(アニメ版では、原作以上に玄徳贔屓に描写されている。)により孤立し、最期は曹操と劉備の連合軍に捕らえられ処刑される。また、原作とは異なり、一徹者として描かれているため、彼の本妻及び妾、娘は登場しない。
原作では捕縛されたうえで斬首されて死ぬが、アニメでは呂布が、「来い!」と曹操軍の兵士に一喝あげて、矢を浴びせられて死亡。その風貌はまるでかの弁慶の仁王立ちを彷彿させるものであった。
陳宮公台(ちんきゅう こうだい)声:鈴置洋孝
初登場は第八話「乱世の奸雄・曹操」。董卓暗殺に失敗した曹操を捕らえるが、曹操の志に打たれて供をする。しかし、呂伯奢(声:徳丸完)を殺害した曹操を見限り、曹操の元を去る。
後に呂布の参謀として曹操を幾度と苦しめる。呂布が曹操に下邳城で囲まれたとき、曹操は疲れ果てているからすぐ出撃すべきだと進言したり、掎角の計で前後から狭撃するようにすすめたりするが、呂布はいずれも用いなかった。
容貌は、初登場時と再度登場した時とは大幅に異なっている。原作では捕らえられた後に他の武将達と一緒くたに斬首されたが、アニメ版では下邳城にて曹操と切り結び、最後まで曹操を否定しながら討ち取られている。
鄧某 声:河合義雄
初登場は第十四話「乱世の美女・前編」。アニメ版のオリジナルキャラ。呂布の家来。関羽の家来とは別人である。
結構出番があり、目立っている。最後は張飛と一騎打ちをして斬られる。
田楽大(仮字)
初登場は第十六話「宿敵!二人の英雄」。アニメ版オリジナルキャラ。呂布軍騎馬隊。田がくだいという名は明かされているが名と名前の字は不明。陳宮の策によってうその密書を曹操の下に届ける。たまに呂布の後ろに控えている。

[編集] 袁一門

袁紹(えんしょう)声:沢木郁也
初登場は第五話「十常侍の陰謀」。長身痩躯の男。名門の出身で、宮廷で宦官皆殺しをした後、董卓を恐れて洛陽を脱出。曹操が董卓討伐の兵を挙げたとき、討伐軍の総大将となる。連合軍解散後は文醜(声:青森伸)の計略で韓馥から冀州を乗っ取り、やがて公孫瓚を倒して北方を制圧した。しかし官渡の戦いで曹操に敗れ、その後病没した。
袁術(えんじゅつ)声:徳丸完
初登場は第十九話「幻の和睦」。袁紹の弟。野望家で、孫策から譲り受けた玉璽を使い皇帝を名乗る。
人望を失い、兄を頼って冀州を目指す途中、劉備軍に完膚なきまで叩かれる。
アニメでは、その後の消息は不明である。
紀霊(きれい)声:菅原淳一
初登場は第十九話「幻の和睦」。袁術の武将。『怨将軍』の異名を持っている。劉備を討てとの命令をうけて、大軍を率いて沛城を攻めようとした。しかし、そのとき呂布が間に入り、もし自分の矢が戟に的中したら兵を引けという。矢は見事に戟にあたり、紀霊はやむなく兵を引いた。
原作では、張飛に討たれて死亡するが、アニメ版では消息不明である。

[編集] 荊州

劉表(りゅうひょう)声:岸野一彦
初登場は第三十一話「凶馬 決死の渡河」。荊州の牧。妻は蔡夫人(声:石井直子)。重臣には、蔡瑁(声:橋本晃一)や蒯越(声:岡和男)など。
曹操に追われた劉備を受け入れ、死に臨んで劉備に荊州を譲ろうとしたが、劉備に断られ劉琦に後をつがせようとする。しかし、蔡瑁の謀略によって後を継いだのは劉琦の弟の劉琮となり、彼は戦わずして曹操に降伏した。
蔡夫人(声:石井直子
初登場は第三十一話「凶馬 決死の渡河」。劉表の後妻で、二男・劉琮の生母。蔡瑁の姉。
実子・劉琮を荊州の牧にする野心を抱いており、継子・劉琦を支持する劉備を排斥しようと企む。
原作では「蔡瑁の妹」だったが、本作では「蔡瑁の」へと改められている。そのためか、彼女が劉備を陥れる策を考案し、それを蔡瑁が実行するという役割分担となっている。
本作では、曹操による荊州占領後からは登場しなくなる。ただし、劉琦が「劉琮が謀殺された」と告げる場面があるので、彼女も息子とともに命を落としたと思われる。
蔡瑁(声:橋本晃一
初登場は第三十一話「凶馬 決死の渡河」。荊州の侍大将。蔡夫人の弟。
新参者である劉備が重用されることを嫌い、姉の指示を受けて劉備を排斥しようと画策する。なお、原作では「蔡夫人の兄」だったが、アニメ版では「蔡夫人の」に改められおり、蔡夫人に従属している印象が強い。
曹操による荊州占領後は、水軍の将としての経験を買われ、水軍都督に抜擢される。水軍の将としては有能な部類らしく、周瑜をも唸らせる水上大要塞を建造した。しかし、そのことで周瑜に警戒され、内通者としての濡れ衣を着せられる。曹操が周瑜の謀略に気づいたときには既に処刑された後だという皮肉な最期を遂げた。

[編集] その他

公孫瓚(こうそんさん)声:福田信昭
初登場は第九話「豪傑大合戦」。劉備と同じく盧植門下で劉備の兄弟子にあたる。弟には公孫越(声:飛田展男)がいる。董卓討伐の連合軍に参加後、袁紹と長期にわたって戦い続けるが、敗れて自害する。別名・白馬長史。
王允(おういん)声:石森達幸
初登場は第八話「乱世の奸雄」。誕生日祝いに董卓の暴政を憂えていたところ、曹操が董卓暗殺を名乗り出たので彼に要求された「七星剣」を貸し与えたが、結果的に曹操は失敗した。長安遷都後、養女貂蝉を呂布に婚約させてから董卓に引渡し、その後さも董卓が貂蝉を奪ったかのように工作することによって呂布に董卓を暗殺させる事に成功する。史実では董卓の死後、董卓の残党によって殺されているが、原作共にその場面は描かれていない。
貂蝉(ちょうせん)声:折笠愛
初登場は第十四話「乱世の美女」。養父王允の為に身をなげうち、その美しさを武器として董卓と呂布の心を操る。呂布が董卓を殺すように仕向け、その後自殺する。アニメ版での最期は美しい作画で彼女の悲劇をより引き立てた。
英鈴(えいりん)声:三浦雅子
初登場は第十四話「乱世の美女」。アニメ版オリジナルキャラ。一族である張温を董卓によって殺害され、呂布に追われているところを貂蝉に助けられる。その後王允に引き取られ貂蝉を姉のように慕う。貂蝉の死後は登場せず、消息不明。尚、王允が彼女に優しく接する場面を表現することにより、「董卓を陥れようとする」王允が、実は民衆に対しては誠実で慈悲深い性格である事を示すことに成功している。

[編集] ナレーション

[編集] 放送リスト

  1. 桃園の誓い
  2. 激闘!義勇軍
  3. 死闘!鉄門峡
  4. 勅使の罠
  5. 十常侍の陰謀
  6. 名馬・赤兎馬
  7. 暴虐将軍・董卓
  8. 乱世の奸雄・曹操
  9. 豪傑大合戦
  10. 蘇る野望
  11. 王璽の魔力
  12. 白馬の若武者
  13. 激動の獅子たち
  14. 乱世の美女・前編
  15. 乱世の美女・後編
  16. 宿敵!二人の英雄
  17. 二つの計略
  18. 酔虎・号泣
  19. 幻の和睦
  20. 陳親子の陰謀
  21. 月夜の同士討ち
  22. 呂布・雪原に散る
  23. 放たれた虎
  24. 張飛の兵法
  25. 孤立の猛将
  26. 乱世の伏竜・孔明
  27. 引き裂かれた主従
  28. 決死の千里行
  29. 玄徳軍・大結集
  30. 官渡の戦い
  31. 凶馬決死の渡河
  32. 浪士・単福
  33. 徐庶の母
  34. 三顧の礼
  35. 孔明・初陣
  36. 孔明大手柄
  37. 曹操怒りの逆襲
  38. 大暴れ!子守り剣士
  39. 孔明大舌戦
  40. 美丈夫・周瑜
  41. 周瑜の殺意
  42. 秘策!水上大要塞
  43. 十万本の矢
  44. 黄蓋・苦肉の策
  45. 鳳雛・連環の計
  46. 赤壁の戦い・前編
  47. 赤壁の戦い・後編

[編集] 音楽

[編集] 主題歌

オープニングテーマ
  1. 「時の河」 歌:FENCE OF DEFENSE
  2. 「DON'T LOOK BACK」 歌:FENCE OF DEFENSE
エンディングテーマ
  1. 「空」 歌:遊佐未森
  2. 「STANDING ALONE」 歌:FENCE OF DEFENSE

[編集] オリジナルサウンドトラックについて

音楽監督の西村は、原作全巻を読破した上で作業に向かった。その結果、ありきたりな「中国風BGM」ではなく、横山光輝の世界観を重視し、登場人物の人間関係や感情の描写に焦点を当てた、中国的な音階や楽器の使用を最小限に留めた内容となった(当時の西村インタビュー記事より[要出典])。オリジナルサウンドトラックは全2枚が発売された。 FENCE OF DEFENSEでの演奏以外にも、山川恵子ハープ)、土岐英史サックス)、本田雅人(サックス、当時T-SQUARE)らが起用されている。特に本田は諸葛亮孔明のテーマBGM(『オリジナル・サウンドトラック2』収録「諸葛亮孔明的主題音楽」)という重要どころでの起用となった。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

テレビ東京 金曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
金曜大自然特集
※19:00 - 20:00
横山光輝 三国志