パナケイア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パナケイア古希: Πανάκεια, Panakeia)は、ギリシア神話に登場する、癒しを司る女神である。ローマ神話ではパナケアラテン語: Panacea)と呼ばれる。

医術を司る神アポローンの孫で、アスクレーピオスの娘たちの1人である。その名前には「全てを癒す」の意味があり、中世の錬金術師たちがエリクサー賢者の石の材料と考えた霊薬の名ともなった。今日でも「万能薬」(英語: panacea)の意味で使われる。

関連項目[編集]